新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップしてゆきます。ヨロシクです。

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 シンガポール第5日目、どうしてももう一度食べたかった庶民の味は…
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 シンガポール滞在中にもう一度食べたかったものがあります。

それは「キャロットケーキ」という庶民的な一皿だったのですが、ニンジンのケーキでは無いのです。広東語でキャロットとはホワイトキャロット、つまり大根を意味するらしいのですが、おそらく摩り下ろした大根を練り込んだボンレスハムくらいの大きさの塊を包丁で太めに切って炒めた料理なのですが、シンガポールとマレーシア以外では見かけたことがないのです。一度マレーシアのフードコートで試した時は何か違う感じがしましたので、本場でのリベンジを目論んでいたというわけです。

学生さんとチャイナタウンの外れのホーカーエリアに行ったら、そのキャロットケーキを出してる店がありましたので嬉しくなりました。しかも店主のオリジナルのトマトと玉子を加えたスペシャルがありましたので、3シンガポールドル(約190円)と少し高かったのですが注文してみました。シンプルなキャロットケーキも良いのですが、ここではトマトと玉子が良い相乗効果を出していて美味しゅうございました。使い捨ての皿じゃ無ければ満点をあげたいくらいでしたよ。



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 私がチャイナタウンにやってきた目的はコレでした。

シンガポール政府機関の開発部門の「アーバン・リデベロップメント・オーソリティ」という組織が一般市民向けにオープンしている展示施設があり、私はシンガポールに来る度に最新情報をチェックさせてもらっているのです。今回の最大の関心事はやはりカジノを中心としたマリーナベイの周辺がどのような計画になっているかでしたが、なんと高速道路を挟んで都市公園が整備されるということでした。

シンガポール・フライヤーの対面には2つの温室みたいな建物が配置されていましたが、逆の発想で室温を下げて南国のシンガポールでは育ちにくい寒冷地の植物を鑑賞できる施設となるんじゃないかと思います。その都市公園の先には広大な未利用地が残っているようで、そこに関しては「検討中」ということでしたが、このままの経済成長が続けばドバイのような1000m級のシンボリックな高層タワーでも作るんじゃないかなという気がします。もしそれが完成したとすると、展望フロアからの眺めはこの画像のようになるわけですが、観覧車のトップでいちゃつくカップルやカジノの屋上庭園のプールで泳ぐ美女を見下ろすことができるというわけです。(笑)



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(都合により続きは後ほど…)



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(2010/02/09(火) 23:59)

 シンガポール第4日目、100円以下の庶民的なB級グルメの味は…
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 さすがに大都会ですから1万円分は底をつきました。

それで旅行者の方から教えていただいたインド人街の両替屋でもう5000円ほどシンガポールドルに替えておくことにしたのですが、たしかに初日の時より少しだけ両替率は高めでした。日本円にしてみると100円以下の差なのですが、シンガポールではその差額で食べることができる庶民の味というべきB級グルメがあるのです。

この薄餅というのは薄く焼いた皮の上に野菜やピーナッツなどの具材を乗せて巻いた春巻のようなものなのですが、中国各地の屋台で食べることができるものより少し甘くて上品な感じがしました。英語があまり得意ではないおじいさんでしたが、占領下に日本語を覚えることを強要されたためなのか、日本語の単語をいくつか喋っていました。少し前なら1シンガポールドル(約63円)だったのでしょうが、新しそうな「$1.20」の切り文字が貼ってありました。九州や北海道などより個人所得が多そうな経済成長を続けるシンガポールですから、そのわずかな値上げは仕方が無いのでしょうね。



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 それからオーチャード方面を歩いてみました。

昨年の11月に日本大使館の近くにオープンしたという「ジャパン・クリエイティブ・センター」という文化施設に行ってみようと考えて歩いていたのですが、お昼を過ぎて空腹になってきたので、いろんなビルのフードコートをチェックしてまわったのです。以前に2シンガポールドルで食べた野菜を練り込んだキャロットケーキという炒麺をもう一度食べたいと探していたのですが、見つからないので5シンガポールドル(320円)のビビンバで妥協することにしました。

満腹になっていくつかのビルの中を探検していたら、「AJIMAN」というラーメン屋を発見しました。これは10年以上前にブギス・ジャンクションのオープン時にシンガポールに上陸して、順調に支店数を増やしている「味千ラーメン」のパクリで、「千の上を行く」ということでのネーミングなのかもしれません。中国の北京でも味千ラーメンにそっくりな店を見たことがありますが、知的所有権の意識が高そうなシンガポールでのことでしたから意外でした。もしかしたらこの店のオーナーは大陸でバブルを享受している中国人かもしれませんね。(笑)



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 日本の文化を紹介する施設はなぜか休みでした。

営業時間は公式ウェブサイトには「月曜から金曜 9:15〜5:15」と書いてあったのですが、施錠された門には何の情報も貼られていませんでした。またこれで日本で税金を払いたくない理由がひとつ増えたのですが、炎天下を歩いてやってくるシンガポールやマレーシアのオタクたちも少なからずいるでしょうから、こんなことはいいかげんにしてもらいたいものです。

これはMRTのダービー・ゴート駅で見かけたものですが、鳩山政権は小泉政権時から始まった「YOKOSO! JAPAN」キャンペーンを継続しているようでした。シンガポールの富裕層は日本にも気軽に遊びに行けるほど生活に余裕がありますので、我々の貴重な税金をこのようなキャンペーンに使うこと自体には反対しないのですが、ジャパン・クリエイティブ・センターも含めて、そのデザイン面に対しては大いに不満があります。ゴミ問題の原因となるのでシンガポールでは売ってないガムに日本観光を呼びかけるメッセージを印刷して配ったら宣伝効果がありそうですが。(笑)



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 ダービー・ゴート駅から近くの丘を目指しました。

近道のためにフォート・カニングの横を通ってヒル・ストリート沿いに2年前くらいに日本のパルコが計画に参加してオープンした「セントラル」というモールへ行こうと考えたのですが、途中でナショナル・ミュージアムがあったので、中を通り抜けることにしたのです。周辺には美術館や博物館などが多いエリアでしたが、丘を降りた一角にモダンなデザインの建物が建設されていました。

わりと大きな建物で窓の開き方が銀座2丁目のMIKIMOTOのビルに似ていましたので、もしかすると著名な日本人建築家による新しい美術館かなと思ったのですが、これはどうやらモダンなデザインの教会になるようでした。来る度に新しい建物ができているシンガポールですが、この建物は工事が最終段階でしたから確実にオープンしていることでしょう。



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 夕方にまたカジノの建設現場の近くに行ってみました。

このカジノの裏側がどうなっているのかを知りたくて歩き回ってみたのですが、工事用のフェンスに阻まれて真横くらいまでしか行くことができませんでした。カジノの裏側には高速道路が走っていますので、タクシーに乗りさえすれば裏側の様子をうかがうことができるのですが、そんな金があったらビールを飲みたい気分でしたので止めておきました。

徒労感を覚えてマリーナベイ沿いに歩いてマー・ライオンの所で休憩していたら、水陸両用のダックツアーの観光船がやってきました。これならマー・ライオンだけでなくカジノの近くまで行きますし、もしかしたらカジノの裏の方までまわるかもと考えたのですが、タクシーより高いはずですから却下することにしました。医者から「あなたは余命半年の命です…」と宣告されたら貸し切ってギリギリまで寄ってもらうのですが。(笑)



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 日暮れ時にカルフールで買い物をしてきました。

せっかく海の近くに来ているので100g99セントのエビを料理して食べたいと昨日から考えていたのですが、シンプルにスープ系のビーフン仕立てにしようかなと乾麺の売り場に行ってみたら、見慣れないインスタント食品があったのです。隣にいた上品なマダムに「これは米の麺ですか?」と聞いてみたら、パッケージの写真を指差して「こんな白い米で作ったものよ」と教えてくれました。写真じゃ内容はよくわからなかったのですが、エビとの相性は悪く無さそうでしたので5袋入りで3.50シンガポールドルのインスタント食品とエビを200gほど購入しておきました。

パッケージの中には具がないワンタンみたいな薄い四角い麺とスープとかやく、そして調味油が入っていましたので、下準備をしたエビと共にお湯に入れて電子レンジで3分ほど加熱してみました。あまり期待していなかったせいもあるかもですが、材料費が160円ほどとは思えない水準の料理が簡単に作れてしまいました。これならホーカーで2,50シンガポールドルで出せますよ。でも2.50シンガポールドルってちょうど160円くらいですが…(笑)



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(2010/02/08(月) 23:59)

 シンガポール第3日目、早起きしたのに間に合わなかった朝食とは…
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 シンガポール3日目の朝はなぜか早く目覚めました。

宿で朝食をいただきながらブログの更新を済ませて、バスに乗って出かけた先は郊外のイケアでした。昨年の1月28日にはタンピネスのイケアに行きましたので、今日はもうひとつのアレキサンドラ店を試してみることにしたのです。私のブログの常連さんには説明不要ですが、イケアの朝食マニアの私としては1.80シンガポールドルの朝食も試さないわけにはいかなかったので、わざわざ1.40シンガポールドルを支払ってバスに乗って行ったのですが、10:30分までの時間に間に合わなかったのです。

宿を出たのが10時少し前と遅かったのが悪かったのですが、日曜ということでバスの本数が少なかった上に、乗り降りする人がやたらと多かったので時間がかかってしまったのです。10時40分頃にイケアに到着して、念のために2階のレストランに行ったら朝食メニューは既に降ろされていました。「私は世界のイケアの朝食を食べ歩いている者ですが、今日の午後に日本に帰るので試させてくれませんか?」とウソを言おうかなと考えたのですが、やたらと混んでいましたので止めておきました。

せっかく来たのでコーヒーだけでも飲んで行こうと1階のカフェに行ってみたら、コーヒーもホットドッグも1シンガポールドル(約63円)だけれども、2つを頼めば1.70シンガポールドル(約110円)と少しだけ安くなるということでしたので、セットを注文しました。ホットドッグのサイズはオーストラリアとは違って世界標準サイズに戻りましたが、55円と考えれば文句はありませんでした。しかしコーヒーがレギュラーだけしか選択できなかったのにはガッカリでした。クリーマーも粉末状のインスタントでしたしね。美味しくなかったので3杯しかお代わりしませんでしたよ。(笑)



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 それからイケアの対面の商業施設をチェックしてみました。

アンカーポイントという小規模なものでしたが、地下と1階だけという中途半端な規模でした。せっかくイケアとは空中廊下で結ばれているというのに、2階はテナントじゃ無かったので繋げられていなかったのです。イケアから次の目的地のセントサ島の入り口の「VIVOCITY」まで2kmほど歩こうかと考えていたら、目の前に無料のシャトルバスがやってきましたので、とりあえず乗ってみました。行き先はちょうど進行方向の〜だったので好都合でした。その上にMRTの駅の上には小型の商業施設があり、WiFiも拾うことができました。

小雨も降ってきたので1時間ほどネットをしていたのですが、1時を過ぎていましたので少し空腹になってきました。それで何か軽い食事は無いかなと歩き回ったら今の私にピッタリのものを見つけちゃいました。それはモスバーガーのうなぎのライスバーガーでしたが、値段は3.75シンガポールドル(約240円)と手頃でした。サイズは小さかったのですが、ミニうな丼を食べているかのようで満足しました。1月6日に成田を発ってから初めての和風の外食でしたが、そのせいもあって美味しさも2ランクほどアップしたのでしょう。



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 そこから「VIVOCITY」までは20分ほどでした。

空には雲があったので暑くもなく、楽に辿り着くことができました。この巨大なモールは昨年の中国正月の元日に行ったことがあるのですが、その時と較べて客の入りは4〜5倍に増えている感じでした。元日には閉まっていた店などをチェックしてセントサ島へのモノレールが発着する3階に向かっていたら、そこには懐かしい「DAISO」の5文字がありました。その店頭には誇らしげに「25カ国、3080店」という情報が掲示されていたのですが、私が行ったことがあるアジアや中東以外にもモーリシャスやニューカレドニアなどにも店舗があるというので驚いてしまいました。

シンガポール内にはここも含めて5店舗あるようでしたが、すべての商品が2ドル(約136円)と日本より少しだけ割高でした。それでも日本製の食品が1.3倍ほどで購入できるというのは魅力的でしたから、エビせんべいと羊羹を2個購入しておきました。嵩張るエビせんべいはシンガポール滞在中に食べてしまい、羊羹はいざという時の非常食としてキープしておくつもりです。たいして荷物にはなりませんので、ここで買っておいて正解じゃないかなと思ったのです。



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 今日はセントサ島に渡るのはあきらめました。

モノレールが意外と高く、片道3シンガポールドル(約190円)もしたからでしたが、まだ島内はあちこちで工事中のようでしたから、すべてが完成してからでいいやと思えたのです。それで近くのバスターミナルから95番のバスでオーチャードまで行くことにしたのですが、眺めが良い2階建てバスで料金は1,20シンガポールドル(約76円)と距離の割に割安感がありました。ラッキープラザ前の停留所で降りて、観光案内所でいくつかの質問をしてカルフールへ向かったのですが、その手前の大統領官邸に人垣ができていましたので、野次馬根性を発揮して見学していくことにしました。

18時頃から始まったのは白い凛々しい制服を着た音楽隊による演奏と、それに合わせてバトン・トワラーみたいに銃を器用に振り回すMPたちの共演でした。3曲目あたりがなぜか沢田研二の「勝手にしやがれ」のメロディーだったのですが、昨年のマカオのステージで聞いた中国語版の「モニカ」並みに違和感がありました。おそらく日本の歌謡曲だとは知らない若いMPたちは真剣な表情で銃を振り回していましたが、ユーチューブあたりで沢田研二が熱唱してるところを見せてやったら、どんな反応をするか試してみたいものでした。(笑)



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 今日はオーチャードでいろんなものをいただきました。

まずは観光案内所で「福」と書かれた開運の封筒とシンガポールのロゴが入ったネームタグ、そしてこの竹馬を履いたヒゲのコスチュームの人から開運に関係がありそうな紙製のバッグ、そしてカルフールが入居するプラザ・シンガポールの靴屋での綿菓子などでした。13日の中国正月の大晦日に向けて街は盛り上がりつつあるのですが、今日は直前の日曜日ということで、皆さんが趣向を凝らした結果なのでしょう。昨年のこの時期にカルフールでこんな赤いコスチュームのおじさんにキャンディーをもらいましたが、おそらく福をばらまいてくれる有名なキャラクターなのでしょう。しかしこのキャラを演じるには赤道直下で暑苦しい格好をしなければならないので高そうです。

今晩は学生さんが遠くに出かけていたので、外食はせずに1個だけ残っていた辛ラーメンを食べてしまうことにしたのですが、それだけじゃ物足りないので何かないかと探してみたのです。100gが99セントで安売りされていたエビでも入れてみようかと思ったのですが、辛ラーメンに負けてしまいそうでしたから却下。それで6.80シンガポールドルが5.80シンガポールドルに値下げされていた寿司のパックを購入してみたのですが、1月5日に築地で食べてから今年2度目の寿司となりました。今日はうなぎに寿司と豪華な感じがしますが、両方で600円ほどですからかわいいものでしたが。(笑)



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 宿への帰り道でこんな風変わりな建築物を見かけました。

「ラサール・アートスクール」という表示がありましたが、日本の東京モード学園みたいな感覚の学長が経営しているのかもしれません。私はこの建物を日本の建築雑誌か何かで見た記憶があるのですが、たしか日本人の建築家による設計で、何かの建築の賞も取った建築だと思います。この建物は外側は窓が不規則に開いている黒い箱みたいな感じで、そこに亀裂が入ったような斬新なデザインに仕上がっているのです。

その亀裂の内側が不規則なガラスで不安定な雰囲気を醸し出しているのですが、外壁と内部のアンバランスさがこの建物の最大のウリじゃないかなと思います。この近所のリトルインディアには景観を邪魔する10階建てくらいのモダンなデザインの集合住宅棟が建ち並んでいたのですが、この建物はそれほど高くないですし、概観はシンプルですからマシだと思います。もちろん好みの問題ではありますが…



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(2010/02/07(日) 23:59)

 シンガポール第2日目、寒過ぎる朝と暑過ぎる昼の温度差は…
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 今朝は宿の室温が低過ぎて早く起きてしまいました。

クーラーの調整ができなかったからですが、これじゃ南国で風邪を引いてしまうかもと宿を変更することにしました。先日はフルだったいつもの宿にも空きがありましたので、10時過ぎにチェックインしたのですが、いつもの2階の部屋は空いていなくて、4階でガマンすることにしました。荷物を整理して学生さんと1,60シンガポールドル(約100円)のMRTで出かけた先はバイオポリスという新時代のシンガポールの研究開発拠点でした。ここはNHKの「沸騰都市」シリーズでも取り上げられていましたが、シンガポール政府が厚待遇で世界中から優秀な研究者を集めて、バイオメディカル関係での特許を数多く取得して資源無き国の基盤のひとつとしようとしている試みなのですが、人口500万人の島国としては信じられない規模でした。

広大な敷地内には真新しい研究棟がいくつも建ち並び、そのビルの入り口には現代アートがさりげなく置いてあったり、研究者たちがリラックスできるように洒落たカフェなども作られていました。残念ながら土曜日でしたので、その研究者たちはあまり見かけることができませんでしたが、良い研究結果を残してる研究者はリゾートにでも遊びに行っていて、逆にまだ芳しい結果に到着できていない研究者は建物内に泊り込んでいて表にはあまり出てこないのでしょう。日本でもバイオや医療などの先端分野の開発拠点を整備しようという動きは各地でありますが、日本の港湾や空港の問題と同じで「集中と選択」という理想とはかけ離れていると思います。つまり地方の声が大きな政治家がろくに内容もわからない研究施設を公共工事がしたいために誘致合戦を繰り返した結果、全国に分散してしまうという構図です。本来なら景気が良かった時代に国家戦略で東京と大阪をリニアで結び、そのライン上にアジアのハブとなるような巨大な空港や国際的な頭脳を集める研究施設などを配置するべきだったと思うのですが、シンガポール政府はその日本の失敗例を反面教師として着実に成果を上げつつあるみたいです。

これは「フェーズ3」という建設中の研究棟でしたが、「将来に外貨を稼いでくれる研究に対しては金は惜しまない」という方針のようですから、これからも広大な敷地内には新しいビルが次々に建築され続けることでしょう。ちょうどお昼のサイレンが鳴り、インド系と推測されるワーカーたちが昼休みに向かっていましたが、我々も空腹になってきましたので、先を急ぐことにしました。



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 ランチはシンガポール大学の学食を試す予定でした。

しかし炎天下にあちこちに寄り道していたのでバテてしまいましたので、バイオポリスに隣接していた古い中層住宅の1階のホーカーエリアでランチを食べて休憩することにしたのです。学生さんはインド料理を、私は2.50シンガポールドル(約160円)の平たい麺の鶏のつくね入りのものを注文したのですが、あっさりしていて美味しゅうございました。しかし麺が乾麺だったのはちょっと残念でしたが。

食後に試してみたのが台湾でお馴染みのタピオカ入りドリンクでしたが、この店ではヨーグルトを混ぜたシェイクが人気のようでしたので、私も1.50シンガポールドル(約95円)のパッションフルーツを注文してみました。中の氷の粒の喉ごしが最高に良くて、もう1杯お代わりしたいくらいでした。なぜかこの店には私を含めて男性ばかりが並んでいたのですが、たまたまそうだったのでしょうね。



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 食後に近くの大学病院まで歩いて行ってみました。

なんと病院の入り口にオープンカフェ風のフードコートがあるカジュアルな雰囲気の病院でしたが、南国のシンガポールにはマッチしていると思いました。クーラーが効いた病院内を散策して、受付で目的地のシンガポール大学への行き方を聞いてみたら無料のシャトルバスがあるということでしたので、その話に飛びつきました。バイオポリスとシンガポール大学は高速道路を挟んで隣り合っていましたので遠くは無かったのですが、炎天下を歩くことは予想以上に体力の消耗が大きいのです。

大学行きのバスは5分ほどでやってきて、クーラーが程よく効いたバスでの移動は楽ちんでした。そのバスが信号待ちしていた時に見慣れたデザインの広告を施したラッピングバスがやってきたのですが、昨年末に日本からは撤退したウェンディーズのものでした。たしかシンガポールには最近になって再上陸した飲食チェーンということですが、ウェンディーズのことを知らない若い世代に向けてのアピールなのでしょう。こちらでは景気の良さからの再上陸なのでしょうが、日本で再上陸するかは疑問です。民主党がシンガポールのように自民党がやってきたことを反面教師にして大胆な改革を行えば景気が回復してウェンディーズの再上陸なんてことがあり得るかもですが、総理の背後に居座り続ける小沢は日本の将来のことなんてまったく考えていないみたいですから無理でしょう。



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 名門のシンガポール大学は意外と質素でした。

考えてみたら1965年の8月9日にマレーシアより分離・独立したばかりの新しい国ですから、大学の建物が重厚な格式が無くても当然なのですが、シンガポールの街中にはイギリス統治時代の古い建築物が点在していますので、大学内にもそういった歴史を感じさせる建物があるのではと勝手に想像していたのです。大学は海に向かって下ってゆく傾斜地にありましたので、その建物の多くは階段状の構造になっているようでしたが、我々が歩いた範囲ではエレベーターを見かけませんでした。若い学生さんにとっては問題ないのでしょうが、高齢の教授やハンディキャップを持つ学生さんたちに対しては配慮がされていないようでした。

最後にまだ新しい大学の美術館や音楽ホールに行ってみたのですが、ここもさほど特色があるものではありませんでした。シンガポールは東インド会社が貿易の拠点として着目するまでは単なる椰子の木が生い茂る未開の島だったでしょうから、島内には歴史的に価値がある古いものは無いのでしょうが、もう少しシンガポールに相応しい内容の展示というのはあり得たと思いますので残念でした。シンガポール人研究者による発掘調査の成果かもしれませんが、ここでカンボジアの遺跡からの出土品を見せられてもねぇ…(笑)



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 上手い具合に大学からはバスで宿まで帰ることができました。

現金だと1.60シンガポールドル(約100円)で、専用のICカードを持ってると3割ほど安いようでした。それで宿に戻ってシャワーで汗を落として、サッパリしてから夕方のインド人街へと散歩に出かけることにしたのです。私の前々回のシンガポール滞在の記憶では、インド人街の週末は閑散とした雰囲気だったのですが、意外にも多くの店が盛業中でしたし、歩いている人もたくさんいたのです。

昨年はこのエリアには足を踏み入れなかったので知らなかったのですが、かつては2階建てのタウンハウスが並んでいた通りの裏側には10階建てくらいの集合住宅が次々と建設されていましたので、独特の都市景観を台無しにしていました。子だくさんのインド系市民の要望にシンガポール政府が応えた結果なのでしょうが、私はそれはMRTの新線開業の先の新興住宅地に用意すべきものだったのではないかと思います。必ずシンガポールの観光ガイドブックに載ってるヒンドゥー寺院の裏にも巨大なビルが建設中でしたが、狭い国土の中で人口増を受け止める難しさは理解できるのですが、クレバーなシンガポリアンなら違う手法を考え付いたはずなのにと残念でした。

インド人街では珍しい行列ができていましたので、興味を持って行列の先を辿ってみたら国際チェーンの銀行でした。私も海外でお金を無くした時にお世話になったことがあるウエスタン・ユニオンの支店でしたが、19時を過ぎていたのに営業中だったのです。おそらく母国に送金したい出稼ぎの人の要望に応えるための長時間の営業なのでしょうが、シンガポールの重要な一面を見たような感じがしました。2年前のドバイでも街でインド系ワーカーをずいぶんと見かけましたが、里帰りする彼らと一緒にエアアジアに乗ってみたくなりました。シンガポールからは飛んでいないので、クアラルンプールからなのですが、片道10000円以下で飛べるのですがビザが必要なので躊躇してしまうのです。



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 今日の夕食は豪華に韓国飯にしてみました。

学生さんはインド人街の余韻を楽しむかのようにチキンカレーをチョイスしていましたが、私は本場に飛ぶかもしれないのでコーリアンのイカの炒め物定食にしてみたのです。これで6.50シンガポールドルでしたから、400円ちょいと高かったのですが、クーラーが効いた新しいフードコートでしたので仕方が無いかもしれません。見本の写真に較べてもやしの量が3分の1ほどだったのは残念でしたが、2010年になってから初めての韓国飯でしたので大満足でした。キムチの量や味は日本から飛んできたら文句を言いたくなるレベルでしたが、インフレのオーストラリアの後ですから寛容になっていましたので問題ありませんでした。

アグレッシブに寺院を見に行くという学生さんと別れて私は宿への帰路についたのですが、その途中で口直しに1シンガポールドル(約63円)のマンゴー味のアイスクリームと同額のジャックフルーツのドリンク、そして80セントのクリスピーな薄いホットケーキみたいなのを食べました。宿の近くのコンビニで最後にあんまんでも考えたのですが、売り切れでした。ドリンクコーナーに行ってみたらシンガポール製のアンカービールが1.95シンガポールドルで売っていましたので手に取ったのですが、冷蔵庫に戻しました。日本円にしてみると125円くらいですから許容範囲でしたが、アジアに入ってからは外食ばかりでお腹のまわりが許容範囲じゃ無くなってきていたからでした。(笑)



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(2010/02/06(土) 23:59)

 シンガポール第1日目、朝はやっぱり名物のカヤ・トーストで…

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 シンガポールの朝といったら名物のカヤ・トーストでしょう。

それで4.20シンガポールドル(約265円)のカヤ・トーストのセットを頼んでみたのですが、サクサクの食感や苦味の中に広がるコンデンスミルクの甘さのハーモニーなど懐かしいものでした。半熟の玉子も2個付いてきましたし、テーブルの上の醤油を垂らして口に入れたら、「アジアに帰って来たんだな〜」と実感させてくれました。前回はマレーシアにしばらく滞在後にシンガポールに降りてきたので、カヤ・トーストは割高に感じたのです。しかし今回はインフレのオーストラリアの後ですから、逆に割安感がありました。

ちなみにシンガポールのカヤ・トーストのチェーン店が日本にも上陸したという話を何かで読んだ記憶があります。シンガポールに行ったことや住んだことがある日本人も少なくないので日本でも確実にウケるとは思うのですが、私は一度も日本では見かけたことはありません。偶然に店の前を通りかかったとしても、このセットなら500円以上はするでしょうから試さないと思います。



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 今回のシンガポール旅行の楽しみはコレでした。

オーチャードとパターソン通りの角に建設されていた「ION」という松本零児のマンガに出てきそうな未来チックなショッピングモールでしたが、バンコクのパラゴン並みに欧米の有名ブランドがズラリと軒を並べていました。この建物は上部に駐車場を配置して、地下を深く掘り下げて飲食店などの店舗にしていましたが、空調の効率面からも妥当なのでしょう。また地下は道路の下で他のテナントビルとつなぐことにより、相乗効果もあるみたいですし。

その地下の部分なのですが、いつの間にか「ION」の敷地外に出ていたのには驚きました。地上に出てみたらパターソン通りを超えて、この角度で「ION」を眺めることができる場所まで来ていたのですが、不思議な感じがしました。また次回にでも商業施設の境界を特定する散策にチャレンジしてみたいと思います。



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 ランチはオーチャードの雑居ビルで簡単に済ませました。

シンガポール旅行が初めてという学生さんと一緒でしたので、久しぶりにニュートンサーカスにでも行ってみようかなと思ったのですが、食後に観光案内所や両替に行くことを考えると面倒でしたので止めました。ランチタイムで混雑する中で、先日ちょっとハズしてしまったドライヌードル系のメニューをリベンジしてみたのですが、3シンガポールドル(約190円)と先日の9.90リンギ(約260円)より安かったのに味はマシでしたし、スープも付いていましたので大満足でした。

やはりシンガポールの食はその質と安さにおいて他を寄せ付けない強さがあります。もちろんインドネシアなども安さではシンガポールより数段の安さなのですが、国民の収入レベルが日本を抜いてアジアで1番になった優等国のシンガポールで庶民的な料理をまだまだ安く食べることができるところが注目に値するポイントだと思うのです。



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 午後もオーチャードの新しい商業施設を見てまわりました。

堅調な経済成長下でのシンガポールの若い世代の消費意欲に応えるべく、オーチャードには新しいテナントビルが2つ並ぶようにオープンしていたのですが、内容的にはさほど面白いものではありませんでした。しかし地下のフードコートのパン屋で日本にもありそうな細長いスティック状のパンに切れ目を入れて、そこにチョコクリームを入れたものが1.40シンガポールドルでしたので、キャンペーン中で50セントと安かったアイスティーと共にいただきました。ふたつで120円くらいだったわけですが、オーストラリアでは考えられない値段でしょう。

それから8階くらいにあった大戸屋のメニューを確認して屋上庭園に上がってみたら、こんなポップなオブジェが置いてありました。作者は水玉模様の芸術作品などでお馴染みの草間彌生さんでしたが、ここのは作風が少し変わっていると思います。シンガポールの現地に来てみて、何か大きな心境の変化があったのかもしれませんが、もしかしたら今後はこのラインで行くのかもしれませんね。



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 夕方にクラーク・キー方面に散歩に出かけました。

川沿いに建ち並ぶ飲食店では勤め帰りの欧米人がネクタイをはずしてビールを飲みながら和んでいましたが、店員以外のアジア人は見かけませんでしたので、まるでオーストラリアに戻ったかのようでした。しかしそこからしばらく歩くとアジア人だらけの普通のホーカーが残っていましたので、そこで夕食を済ませることにしました。

同行の学生さんに私が注文しようと考えていた3シンガポールドルの海鮮炒飯を取られてしまいましたので、私は白米の上におかずを少量づつ乗せるタイプのものにしてみました。豚の角煮や野菜の炒め物などをいろいろ乗っけて2.90シンガポールドルという安さでしたが、味も文句なしでした。どちらも200円以下ですから、もし不味くても文句は言わないでしょうが。(笑)



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 シンボルのマーライオンは相変わらずの人気でした。

学生さんのリクエストで掌の上にマーライオンが乗ってる風に記念撮影したりして夕暮れをのんびりと過ごして、大観覧車のシンガポール・フライヤー方面に歩いて行きました。私の今回のシンガポール訪問の目的のひとつはマーライオンの対面に建設中のカジノを見学するためだったのですが、その工事はかなり遅れているようでした。

最初の1月オープンという予定が4月に延期になったという話は何かで読んだことがあるのですが、これじゃとても4月には間に合わないんじゃないかなと思えました。もちろん金をばら撒いて大陸から中国人の労働者を大量に呼び寄せれば突貫工事で間に合わせることも可能でしょうが、私はオープン月をもう一度遅らせるんじゃないかなという気がします。しかし夜だというのに工事の明かりがたくさん灯っていましたが、出稼ぎのインド人たちが2交代制で働いているのでしょう。カジノの周辺はどんな感じになっているのか見に行ってみたかったのですが、まだ橋が完成していないので無理でした。もう渡れそうな雰囲気でしたが、関係者以外は通行禁止だったのです。



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(2010/02/05(金) 23:59)

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