新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 ソウル第3日目、最後の日のずいぶんとお寒い話です
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 ソウルは朝と昼間はなんとか天気が続いてくれました。

今朝は新村(シンチョン)という学生街の駅ビルにあるシネコンにクリント・イーストウッドの俳優引退作となりそうな「グラン・トリノ」を観に行きました。奥さんに先立たれた朝鮮戦争のベテランが隣に越してきたアジアの少数民族の移民の家族とひょんなきっかけで交流するようになり、次第にお互いが心を開いていくというヒューマンドラマでしたが、あまりにも面白くないので驚いてしまいました。

理由はイーストウッドが痛々しすぎるのと脚本やテンポの悪さ、さらにキーワードであるグラン・トリノという車が魅力的に見えないところなどでしょう。さらにアジア人俳優たちにも感情移入できませんでしたが、おそらく映画配給会社や周りのスタッフも「監督は映画の主人公と同じで頑固だから何を言っても同じだろう…」と見放していたのでしょう。この映画を観終えて寒?い気分になったのですが、4000ウォン(約285円)を返してほしいとは思いませんでした。ただ俳優だけじゃなく監督業も引退して欲しいと思いましたよ。



ktxtobusan

 新村からソウル駅まで1駅分を歩いて行きました。

明日の大田と釜山行きのKTXのチケットを買うためでしたが、日本語がある程度理解できる窓口もあって簡単にクレジットカードで支払うことができました。先日のフェリー料金もそうでしたが、キャッシュのみだった中国とは当たり前ですが違いますね。

博多から最終地の熊本までの高速バスのチケットは持っていますので、これで手持ちのほとんどの円やウォンを使い果たしたとしても帰ることができます。昨年の11月に両替した時の残りのウォンが残り少なくなってきましたので、観光客が多い南大門方面で最後の両替をすることにしたのですが、昨年は1万円が156000ウォンくらいだったのに、中川外務大臣の失態の影響もあり139000ウォンに下落していました。差額で映画を4本観ることができますので、かなり悔しいですよ。(笑)



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 南大門の市場で野菜入りの揚げパンを試しました。

おじさんがその場で包んだものを揚げておばさんが販売してる夫婦善哉屋台ですが、まだ1000ウォン(約70円)の価格で頑張っていました。屋台の中には1000ウォンから1500ウォンに値上げしてるところもありましたが、そうすると客数は減るみたいですね。やはりキリが良い価格だから衝動買いするというのは大きいと思います。

この他にホットクという餡入りのお焼きを平たくつぶしたようなヤツや、楕円形の型にホットケーキ風の材料を入れて焼き、最後に玉子を落とすようなおやつ、そしてアイスクリームをワッフルでサンドしたデザートなど1000ウォングルメを堪能しました。しかしずっと屋外を歩き回っていましたので体は冷え切ってしまいましたが。



bankobkorea

 それで近くに博物館があることを思い出し逃げ込みました。

新世界デパート前の重厚な建築の韓国銀行の博物館は日本橋や小樽の貨幣博物館などと似ていて、無料で古銭から現代に至るお金に関することを知ることができる施設でした。中の展示は私には退屈なものでしたが、コレクターの皆さんにとってはここがソウル観光の最大のテーマだったりするのでしょう。

展示を5分ほどで見終えてトイレに行ってみたら、久しぶりにウォシュレットタイプのものがありましたので嬉しくなりました。今回の旅行では上海の森ビルに続いて2回目の温水体験でしたが、ここのは韓国製でしたので、少しばかり機能が落ちるようでした。温水便座は韓国でも日本人宿泊客が多いホテルや新しい商業施設などでは導入され始められているようですが、まだまだ少ないのが現実なのです。



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 その後にまた今日も明洞エリアを歩き回りました。

朝の映画の口直しに「おくりびと」が5000ウォン(約355円)でやってたのを思い出して劇場に行ってみたのですが、その時間帯は別の韓国映画を上映していて、20時以降の遅い時間しか観ることができないということで断念しました。まあさほど観たい映画ではなく、歩き疲れの休憩と寒風から逃れるためでしたので問題はありませんでしたが。

それでもうすぐ赤ちゃんが生まれる友人のお祝いなど物色していたのですが、明洞の裏道でこんな店がオープンしていたのを見かけました。ここはつい最近まで工事用の保護幕で覆われていたのですが、徹夜の工事で本日開店に間に合ったようでした。看板に「今日わオープン 多いおみやげがただです」とちょっと笑える日本語がありました。



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 夕食は宿の近くの高層ビルの地下で済ませました。

そのビルの隣の路地に安い定食屋があるという情報を聞いて行ってみたのですが、誰もお客さんがいない状態でしたので入るのがためらわれたのです。その周辺の店はどこもビジネスマンたちが酒を酌み交わしながら鍋などをつつくような店ばかりでしたので、ビルの地下のフードコートを思い出して行ってみたのです。

たくさんある中からジャジャ麺と炒飯、そして豚の天ぷらの料理が乗った5900ウォン(約420円)のものを選んだのでうが、見本の蝋細工より見た目が3割ほど少ないものが出てきました。豚の天ぷらの料理はかなり美味しかったのですが、ジャジャ麺は期待ハズレでした。ここのも挽肉が入っていませんでしたが、もしかしたらそれが韓国風なのかも知れません。



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(2009/03/31(火) 22:00)

 ソウル第2日目、おバカな旅行中毒者の告白を少しばかり…
shopaholic

 朝晩は寒いソウルにも春の兆しが現れています。

種類はわかりませんが桜が開花し始めていましたが、東京より遅く北海道より遅いわけですから仙台あたりと同じくらいかもしれません。近日中に釜山方面に南下してゆく予定ですが、そのあたりだと3部咲きくらいになっているかもです。さて今日も安く映画を観るために最初の回に間に合うように宿を出たのですが、選んだのはオーストラリア出身のアイラ・フィッシャー主演の「Confessions of a Shopaholic」という軽いタッチの都会派コメディでした。

これは「レベッカのお買いもの日記(The Secret Dreamworld of a Shopaholic)」というイギリスのベストセラー小説をアメリカを舞台を変えて映画化されたもので、日本では「お買いもの中毒な私!」という変なタイトルで5月30日から公開予定ということです。「プラダを着た悪魔」に似た雰囲気の軽?い映画で、現代アメリカ人の貯蓄をしない病的な消費者心理を笑うかのような作品でしたが、私は中国で重度の買い物依存症の人々やカジノ中毒者たちを見てきたばかりですので単なるコメディと笑うことはできませんでした。まあ私もこれまで数千万の金を旅行に費やしていますので、精神分析の専門医からしてみると「旅行中毒」とか「異文化体験中毒」と診察されてもおかしくないかもですから似たようなものかもしれませんね。(笑)



visitseoulnet

 映画の後で明洞の観光案内所に出かけました。

日本へ帰国するフェリーのチケットの入手法などを聞きに行ったのですが、日本の大学に留学経験のある親切なスタッフがネットでサクサクと調べてくれて電話で予約してくれました。日本語担当者が電話してる間はヒマでしたので、英語担当のスタッフに「韓国料理は大好きなんだけど、今日はグラタンなどクリーミーな料理が食べたい」と相談したら中国語担当者と韓国語で相談しながら調べてくれました。旅行者に満足してもらって多く消費してもらったり、リピーターとなってもらうことが彼女たちの使命ではあるのでしょうが、たいして韓国経済に貢献していない私が3人も同時に独占しちゃいましたので申し訳ない気分でした。日々のちょっとした疑問なども日本人のメンタリティを理解している担当者に日本語で質問できましたし、お礼を言って帰ろうとしたらまたストラップのお土産もくれました。

チケットの予約を終えて安心して教えてもらったレストランへと行くために観光案内所から出たら、そこにも赤いiマークのベストを着たお姉さん方が肌寒い中で立っていらっしゃいました。これは1月末から7月末までの「動く観光案内所」というものらしいのですが、明洞は日本人観光客が多いエリアですから日本語ができるスタッフが選ばれているようでした。「これからお土産を買いに行くから、あんたら付いてきて韓国語で値切って?な?」なんて理不尽な観光客もいそうですが、それは無理としても一般的な常識の範疇でベストを尽くしてくれることでしょう。これらは日本からやってきた旅行者には普通のことかもしれませんが、オリンピックをやったり万博開催直前というのにサービス精神が欠如していた中国の後だけに韓国のホスピタリビリティには感動的でさえありました。(笑)



pizzamall9900w

 期待していたグラタンやキッシュはありませんでした。

韓国に上陸してから「オーブンから出てきたばかりのクリーミーな料理を食べたい!」と思い続けていて、飲食店が多い明洞なら簡単にグラタンを出す店が見つかるだろうと考えていたのですが甘かったようです。ピザやパスタを出す店はたくさんあったのですが、グラタンは意外とポピュラーじゃないみたいでしたしキッシュは食料品が溢れてるロッテデパートの地下にも無いみたいでした。教えていただいたイタリアンは入り口でカップル客がテーブルが開くのを待つほどの人気でしたので、空腹の私はその対面のピザ屋のランチセットのバナーを見て妥協してしまいました。韓国語だけで詳細はわかりませんでしたが、そこにはピザの横にグラタン風な料理があったのです!

2階に上がって少し英語ができるお姉さんに聞いてみたらパスタの上にチーズを乗せてオーブンで焼くということでした。期待ハズレでしたが空腹には勝てそうになかったので、9900ウォン(約700円)のピザとコーラとのセットを注文したのですが、焼き上がる10分ほどの時間がえらく長いものに感じました。コーラが2杯付いていたので周りのテーブルを見渡してみたら、どうやらカップルがシェアして食べるためのセットのようでした。ピザは普通に美味しかったものの、パスタにチーズを乗せたものは私の胃袋が要求してたものとは似て非なるものでしたから「う?ん」と眉をしかめるような感じでした。でもかなりの量はありましたので満腹にはなりましたけどね。



nipponia

 食後にフェリーのチケットを購入しました。

その足でソウル駅に行って釜山行きのKTXという韓国版新幹線のチケットを買おうかと思いましたが、観光案内所で教えていただいた明日の映画館が同じ方向だったのでやめておきました。それでギャラリーや個性的なレストランが点在してるというエリアへ向かって歩き出したのですが、その途中に日本政府が韓国人向けにオープンしている文化施設がありましたので休憩させてもらいました。

この地味な感じの文化施設にはまあまあの量の蔵書があるみたいでしたが、雑誌などは古いものばかりでしたし、新しい日付の新聞は日本占領下時代に読み書きを習わされた韓国人のおじいさんたちに「占領?」されていました。まあもうすぐ帰国しますし、ニュースはネットのものだけで充分ですから施設から出ようとしたら「にっぽにあ」という小冊子がありましたのでいただいてきました。ハングルでしたから内容はわかりませんが秋葉原の特集でした。



oldnewkoreanstylecafe

 それから北村(プッチョン)界隈を散歩してみました。

壁にへばりつくように建っていた観光案内所で詳細な地図をいただき、韓国の伝統的な家が残る街並みをチェックしてみたのですが、坂が多くて疲れてしまいました。久しぶりに路地を散歩中の猫を見かけましたし、1000万都市のソウルにもこんな一面があったのかと驚かされました。さらに北村の西側の三清洞(サムチョンドン)という通りには良い雰囲気のカフェやギャラリーがありましたが、この画像のレストランのように伝統家屋を生かしたものは少数派でした。

日本でも京都などの古都を除けば古い建物をどんどん壊して新しいものに変えていますが、ちょっともったいない感じですね。このあたりにはまだ再開発で取り壊されるような様子はありませんでしたが、近くに現代グループの本社がありましたから、景気回復後に油断してると狙われちゃいそうな感じでした。



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 一度宿に戻ってコーヒーを飲んでのんびりしました。

先日の日曜は映画と市場だけで充分に足を休めたつもりでしたが、1ヶ月以上歩き続けていましたので1日の休息では不十分だったみたいでした。まあソウルは近いですし、今後もウォン安傾向が続くとしたら魅力的な渡航先ですから、また出直してくれば良いと夕方以降の予定をキャンセルしました。夕食は近くの安食堂でも良かったのですが、三清洞からの帰り道に日本のホカ弁屋とそっくりな店があったのを思い出しましたので試してみることにしました。

日本並みにたくさんの選択肢があったのですが、まず最低価格帯の水準をチェックしてみるために1700ウォン(約120円)の海苔弁当みたいなのを注文してみました。宿に持ち帰ってインスタントのみそ汁と共にいただいたのですが、おかずもキムチも普通に美味しいものでした。弁当屋のカウンターで立って食べてる学生さんもいましたが、時給400円クラスの苦学生なのかなと想像して心の中で「頑張って韓国経済を立て直してくれよ?」とエールを送りました。その学生さんが貯蓄して、ガールフレンドと9900ウォンのピザセットをシェアする日も近いかもですね。(笑)



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(2009/03/30(月) 23:59)

 ソウル第1日目、映画と洗濯と郊外の市場巡りの日曜日
kittyshop

 ソウルは今日も晴れて、比較的に暖かくなりました。

中国との時差は1時間あるのですが、何とか自然に早起きできましたので映画館に出かけることにしました。昨年の11月にもソウルで映画を見に行ったのですが、朝一番の回だけ8000ウォン(約580円)の料金が半額になるので狙い目なのです。朝食を食べてメールチェックを済ませてから明洞の映画館に急いだのですが、その途中で世界的に有名な猫のキャラクターショップがありました。

この店の前は昼間しか通ったことがなかったので気がつかなかったのですが、シャッターの柄はキャラクターとは無関係でした。せっかくなら顔を描いておけばというのは日本人の感覚で、韓国では閉店後のことなんて知ったことではないということなんでしょうか。余計なものにコストをかけないということなのかもですが、このキャラクターのファンにとっては大事なことなんじゃないかなと思えるのですが…



slumdog

 なんとか10時前の上映時間に間に合いました。

日本じゃ高くて観れませんから韓国では可能な限り映画を観たいと考えているのですが、最初の作品に選んだのは第81回アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか8部門を獲ったという日本では4月18日から公開予定の「スラムドッグ$ミリオネア」でした。この作品については多少の予備知識があったので期待していたのですが、それを裏切られることはありませんでした。最初は「こんな地味な主人公で大丈夫かな?」とか「時間軸が交錯し過ぎて意味不明になるのでは…」とか不安になったのですが、途中からどっぷりと映画の世界に引きずり込まれて心はインドに連れていかれてしまいました。

インド人俳優の訛りが強い英語とヒンドゥー語の時の英語字幕が早過ぎること、さらにその英語字幕の上に韓国語の字幕が乗っかることがあり、台詞の意味が理解できない部分もあったのですが、作品を楽しむ上では何も問題がありませんでした。今回はたまたまソウルで観ることになったのですが、「この作品をインドのムンバイで観たらどうだったろう…?」と考えてしまいました。ずいぶん長い間インドには足を踏み入れていないのですが、またこの映画のような混沌とした迷宮に飛び込んで行きたくなりましたよ。(笑)



myondonkyoukai

 映画の後で丘の上の教会の前を通りました。

日曜のミサが終わったのか、多くのクリスチャンの皆さんが坂を降りてきていました。フィリピンを別格とすると韓国はアジアの中ではクリスチャンの人口が多い国ですが、こういった光景を目の当たりにすると「やっぱりそうなのか…」と再認識させられちゃいます。

教会に集う人たちは基本的に善人ばかりだとは思うのですが、私は熱心に教会に通う人々を見る度に「神への依存心が強過ぎることが悪い方へ作用するのでは…?」とついつい余計なことを考えてしまいます。「スラムドッグ$ミリオネア」を観たばかりだったせいなのか、彼らのように自分たちの未来は自分たちの手で切り開いていかなければダメなんじゃないかなという思いを強くしたのです。この世に神様なんていないはずですからね。(笑)



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 3匹1000ウォン(約72円)のタイヤキを購入しました。

今日は午後2時頃から宿で知り合った長期旅行者の方に同行してソウル郊外のディープな市場を探検する予定でしたが、空きっ腹にアルコールを入れるとヤバそうでしたので軽いものを胃袋に入れておこうと思ったのです。普通のヤツとミニサイズの中間くらいのタイヤキでしたから、3匹でちょうど良い感じでした。

タイヤキはバンコクのヤツよりも日本のものに近く、中身の餡も甘過ぎることなく美味しくいただくことができました。ただ3匹で1000ウォンなのですから、中身もカスタードや抹茶など3種類にしておいてくれたら嬉しかったのですが。1匹あたりだと24円ほどですから文句を言う筋合いじゃないとは思うのですけどね。(笑)



kawazoinokoushin

 宿に向かう途中でこんな行列を見かけました。

ソウルのわりと新しい観光名所である清渓川(チョンゲチョン)のことは昨年の11月にこのブログで詳しく書きましたが、その横を歴史的なコスチュームを着た人たちが楽器を演奏しながら行進していたのです。おそらくかつての日本総督府があった光化門(クァンファムン)の前からソウル支庁に近い別の観光地である徳寿宮(トクスグン)まで移動していたのでしょうが、私を含めて観光客にとっては予期せぬ嬉しいサプライズだったことでしょう。

多少は戻したもののウォン安傾向は続いていますので観光客はかなり多いですし、その観光客に満足してお金をたくさん使ってもらうことが韓国経済を立ち直らせる唯一の方法じゃないかなと思いますしね。もちろん韓国人の誰かが外貨を稼ぐことができる大発明をしたり、映画や音楽などの分野で大活躍したりすれば話は別なのですが、人口が日本の半分ほどあるというのに期待薄なのです。もうそろそろ若い韓国人の中から世界的なキーマンが生まれてもおかしくない頃だと思うのですが、まだ予兆すら感じられないのです。



moran

 シャワーと洗濯の後で郊外の市場に出かけました。

地下鉄で1300ウォンの距離でしたから、乗り換えも含めて1時間以上もかかる遠いところに目的地のモラン市場はあったのですが、駅に着いたあたりから雰囲気はかなりディープでした。4と9が付く日に開催される市場ということでしたが、今日は日曜と重なったために普段よりお客さんが多かったのでしょう。これから大勢のお客さんたちの胃袋に入るであろう犬を含めた様々な食材が売られてる風景は映画でしか観たことがない戦後日本の闇市のようで、先ほどの「スラムドッグ$ミリオネア」の世界にも負けていないものでした。

まずは粟で作ったという珍しいマッコリが年季が入ったヤカンで出てきたのですが、これが飲みやすくて最高でした。無料のキムチも美味しく、煮貝やホルモン、蒸した白魚などと良く合いました。この屋台で勘定する時にここのマッコリをお持ち帰り用に2リットルのペットボトルに入れてもらって別の屋台に行ってハマグリみたいな貝を焼いて食べたのですが、それもかなり美味しかったですよ。全部で22000ウォンくらい使ってしまいましたが、日本円にすると1600円弱で珍しい体験ができたので大満足でした。このモラン市場は英語は通じそうに無いエリアでしたし、値段表示が一切無い屋台街でしたので、1人で行ったとしたら途方に暮れていたでしょうからね。



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(2009/03/29(日) 23:59)

 仁川に上陸、半日観光後に懐かしのソウルに向けて出発
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 青島からのフェリーはかなり快適でした。

もちろん船の定員の8割ほどが乗船してるみたいな感じでしたので賑やかではあったのですが、黄海は内海のためか波が静かで揺れが少なかったのです。映画の「エレファントマン」みたいな鼓動を全身で受けながらいつしか深い眠りについて目覚めてみたら韓国の島々が見える領域でした。建設中の仁川大橋をくぐり、イミグレーションを簡単に抜け最後の韓国に入国したのですが、文化が近いためか帰国したような感じでした。

フェリーターミナルの観光案内所には日本語のパンフレット類も充実していて、それを見ていたらソウルに直行するのを止めて仁川を観光してみようという気になりました。まず1,5kmほど先の仁川駅まで歩いてみたのですが、そこにも観光案内所がありましたので荷物を預かってもらってランチに出かけたのですが、海に近いですからアサリのチゲを選びました。テーブルの上にこれだけ並んで5000ウォン(約360円)でしたが、中国に比べると高いものの、充分に満足することができました。



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 食後に仁川の新しいエリアを見学に行きました。

親切な観光案内所のスタッフが1500ウォン(約110円)で乗り放題のシティバスに乗ることを提案してくれたのですが、街の主要な部分を車窓から眺めることができましたので楽でした。30分ほどで干潟を埋め立てて作った広大なエリア内の「干潟タワー」というビルに到着したのですが、その21階にある展望フロアに昇ってみることにしました。

そこには外国人投資家向けに作られた未来の仁川の模型が並んでいたのですが、どれも世界不況になる前のものですからピカピカの高層ビルが林立してるタイプのものでした。日本語を選んで解説を聞いてみたら、バイオ研究エリアだとかファイナンシャルセンターだとか現実とは少し乖離しちゃった話をナレーターが自信ありげに喋っていました。まだ高層ビルは5本程度しか建っていませんでしたが、ドバイみたいに工事が止まってるわけじゃないみたいでした。今後はアメリカの景気回復次第なのでしょうが、おそらくかなりの方向修正を余儀なくされることになるんじゃないでしょうか。



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 夕方に地下鉄で仁川からソウルへと移動しました。

日本とそっくりのチケットでしたが、値段は1時間以上の距離なのに1600ウォン(約115円)と嬉しいものでした。始発の仁川ではガラガラでしたが、ソウルに近づくにしたがって次第に混み始めて、都心に向かってることを感じさせました。郊外部分は地上を走るために街並みも眺めることができたのですが、どの駅の周辺にも東京と似たようなマンション群が建設されていて、表記がハングルじゃなきゃ帰国したような錯覚に陥ったことでしょう。

電車内のソウルの若い人の服も東京と大差ない感じでしたが、「HARAJYUKU」と大きくかかれたバッグを見て、やっぱり外国なんだなと感じたりしました。さすがに日本じゃそんな恥ずかしいバッグを持ち歩く人はいないでしょうからね。(笑)



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 宿にチェックインして、夕食に出かけることにしました。

今日までロッテマートのフードコートが半額という噂を聞いてソウル駅横の店に行ってみたのですが、そこの店じゃやってないということでしたのでガッカリでした。それで明洞の屋台をハシゴすることにしたのですが、まだ1000ウォン(約72円)でいろんなものを味わうことができました。

最後に食べるのに苦労しそうなサイズのシュークリームを買ったのですが、これも1000ウォンだったので笑ってしまいました。もちろん中はスカスカで、カスタードクリームの味も安っぽいものでしたが、日本円のしてみると70円ちょいですから文句はありませんでした。



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 満腹になったところで明洞のMプラザに行きました。

先週オープンしたばかりという観光案内所に行ってみたのですが、広々としていて資料も充実していましたし、日本語と英語と中国語をそれぞれ担当するスタッフが座っていたので便利でした。昨年11月にソウルへ来た時に早朝の回だけ映画が半額になることを知りましたので、映画館に関する情報などを教えていただいてお礼を言って帰ろうとしたら、新規オープン記念のお土産をくれました。

中身は韓国の伝統的なデザインの携帯ストラップでガッカリでしたが、多少でも観光客にサービスしようという心意気には感心させられました。昨年からのウォン安で日本を筆頭に観光客が激増していて、それこそが現在の韓国経済の生命線を握ってるようですから当然なのかもしれませんけどね。



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 28日夜のソウルはどことなく暗い感じでした。

世界自然保護基金の呼びかけで「アース・アワー2009」という企画がソウルでも行われたそうで、1時間消灯して地球温暖化防止の重要性をアピールしたということです。この画像は新世界デパートの前から撮影したものですが、昨年はクリスマスのイルミネーションでキラキラしていましたので、余計に寂しげな感じがしました。

ソウルは国の人口の4分の1ほどが集中する大都会ですから、賑やかで活気に満ちていたのですが、それでも不況の波はじわじわと忍び寄ってるみたいでした。明洞から宿に向かう途中に地下道を通ったのですが、そこで寒い夜を耐えるためにダンボールを抱えたおじさんたちが集まっているところでした。聞いた話によりますと税金を投入してシェルターを作るより現実的だと政府も黙認してるようで、遅い時間になると昼間はあちこちに分散していたおじさんたちが地下に集うということでした。電気をほとんど使わないおじさんたちには「アース・アワー2009」は無関係かもですね。(笑)



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(2009/03/28(土) 23:59)

 青島に到着、半日観光後に韓国の仁川に向けて出航
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 北京からの夜汽車は早朝に青島駅に到着しました。

まだ観光案内所が開いてない時間でしたから、駅前のレストランで朝食を食べることにしました。以前に比べて店が倍以上に増えているみたいでしたからいろいろと選択肢はあったのですが、ガラス越しに客席のお客さんが白いホットミルクのようなものを美味しそうに飲んでるのが見えたもので台湾風味の店を試してみることにしました。

漢字だけのメニューじゃ料理の名前がわからなかったので、近くのテーブルを指差して「あれと同じものを…」とジェスチャーで伝えたのですが、しばらく待っても玉子の薄焼きが乗ってるお好み焼き風の料理が運ばれてこないので心配になりました。待ちきれずに油条を1本食べたところにやっと運ばれてきたのですが、そのせいで写真がちょっと寂しげになってしまいました。油条は普通はお粥と共に食べますが、この店ではほとんどのお客さんが温められた豆乳に浸して口に運んでいました。これで10,5元(約155円)でしたが、中国での最後の朝食で面白いものを味わうことができて良かったですよ。



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 9時を過ぎても観光案内所は開きませんでした。

それでネットの情報を頼りに仁川行きのフェリーターミナルまで歩いて行くことにしたのですが、海と線路を目印になんとか迷うことなく30分ほどで見つけることができました。韓国の会社が運営するフェリーでしたが、2009年なのにクレジットカードが使えないということでしたので近くの銀行で1万円を両替しました。今日のレートでは668元でしたが、フェリー代の660元には足りたものの、出国税60元とターミナル使用税30元の不足分は財布から出しました。はるばる香港からやってきて、やっとチケットを手に入れることがでたのですが、ウォン安で韓国人観光客が少ないだろうと予測していたのに飛行機からフェリーにシフトしているためか割と多いみたいでした。

フェリーターミナルで荷物を5元(約75円)で預けて出発時間まで街を歩くことにしたのですが、海岸に近いエリアに新しい高層ビルがたくさん建っていたものの、内陸側はさほど変化していないようでした。アジア大会を控えた広州や万博開催までまで400日を切った上海、そしてオリンピックを開催した北京などの大都市とはちょっと雰囲気が変わってホッとさせられる落ち着いた街のままでした。



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 青島はかつてドイツの植民地だったそうです。

そのためか街の造りがヨーロッパ的ですし、あちこちに当時を偲ばせるような古い建物が今も残っています。重厚な建築は高級レストランにピッタリですから内部をリノベーションされて店に変わってる住宅を見かけることがあるのですが、このレストランはちょっとやり過ぎていて街の雰囲気を壊していると思います。

こんなファサードのレストランはショッピングモールの中にでも出すべきだと思うのですが、成金のオーナーがマカオにでも観光に行って思いついたりしてるんじゃないでしょうか。日本でもバブル時代には奇抜なデザインの店がいくつもオープンしましたが、それらはすべて泡と共に消えてしまいました。このレストランも次に青島に来た時には消え去っているんじゃないでしょうか。(笑)



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 植民地の名残りが海岸に残っていました。

ドイツの熟練した技を持つマイスターが中国人にビールの製法を叩き込んだようで、青島といえばいちばんに連想するものとなっています。スーパーでは他のメーカーのものより割高ですので、まだ今回の旅行では青島ビールを飲んだことがないのですが、フェリーターミナルでの出国検査後に韓国人旅行者が24缶入りの箱を競い合うように買い求めていましたので私もつられて購入しちゃいました。1箱が80元でしたから日本円にすると約1200円で、1缶あたりだと50円ですから安く感じるのですが、スーパーでは1缶3,4元で売ってましたから箱で買うからといって安いわけじゃないのです。

まあせっかく青島まで来たわけですし、フェリーまではシャトルバスで送ってくれましたし、仁川に着いてからもソウルまでアクセスが良いのでさほど歩かなくて良いみたいですから問題ないですが。半分ほどを昨年ソウルでお世話なった宿へのお土産にして、残り半分は韓国滞在中に飲んでしまうことにしますよ。



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 韓国に渡る前に髪を切ることにしました。

マニラで切ってから1ヶ月も経たないのでそれほど必要性は無かったのですが、昨年の11月にソウルで切った時に韓国での底値がわかりましたので、10元(約150円)ほどで切ることができる中国で済ませておこうと思ったのです。青島の街を歩き回って疲れた頃に上手い具合に狭い路地で5元(約75円)の表示の店を見つけましたので嬉しくなりました。高級なカフェではコーヒー1杯が25元とかする時代にこんな値段で大丈夫なのかと心配になりましたが、理髪店はあまり経費がかからないのでやっていけるのでしょう。

店主らしいホスト風なお兄ちゃんは英語はまったく通じませんでしたが、手際が抜群に良かったので安心して任せることができました去年のプノンペンほどじゃありませんが、かなり短く仕上がってしまいましたのでしばらくは髪を切らなくて済みそうです。次はどこの国で切ることになるかは不明ですが、割高感がある日本じゃないことだけは確かです!(笑)



goodbychina

 フェリーは5時過ぎに青島から離岸しました。

これから1晩かけて海を横切ることになるのですが、北朝鮮さえ通ることができれば列車で安く旅行できるのにと今回も考えてしまいました。前回は仁川から煙台までフェリーに乗ったのですが、今回の船の方が設備が整っているようです。まあ時代が変わっていますので、今では煙台航路だって負けてはいないかもですが。

今回は中国ビザを取らないという選択をしたので、15日以内に中国の旅を終える必要がありましたので駆け足旅行とななったために疲れてしまいました。週に一度くらいはあまり歩かない日を作って体を休めることが大事なのですが、今回はとても余裕がなくて連日のように歩き回っていましたからね。夜行移動も今回のフェリーを入れると4回ですし、ちょっと無理をしちゃった感じです。まあ韓国の後はしばらく日本でのんびりできるので大丈夫なのですが、まだ九州の桜は残っているのかな…?



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(2009/03/27(金) 23:59)

 北京最終日、ついに時間切れで旅立つことになりました
26march2009lunch

 なんとか最終日まで天気が崩れずにすみました。

今日の夜の列車に乗るので、朝はゆっくりと過して昼前にチェックアウトをしました。宿とカードの支払いの件で少し時間がかかったのですが、かなりしつこくカウンターで粘っていたら最後には折れてくれました。以前の北京なら絶対に無理だったでしょうが、これもオリンピックのおかげでしょうか。(笑)

なんとかランチ前に面倒なことが片付いて良かったと思ったら急にお腹が空いてきましたので、宿の近くにあった「美国加州牛肉面大王」という偉そうな名前のファストフード店を試すことにしました。写真付きのメニューから見た目で28元(約420円)の飲み物付きのセット選んだのですが、これが値段の割にはたいしたことがなかったのです。メインの挽肉を乗せたライスはまともだったのですが、サラダやフルーツはかなり貧相でした。また飲み物はオレンジジュースということでしたから店名からしてみて100パーセントのものが出てくるものと期待していたらほとんど味がしないくらいに薄めてあるものでした。北京のテレビ局のドッキリカメラかなと疑ったほどでしたよ。



gomisouji

 食後に王府井までのんびりと歩いて行きました。

最終日はあまり疲れないように近場だけにしておくことにして、故宮の北側の景山公園との間の道を通り抜けて、その後は西単の商店街をぶらぶらする予定でした。「ランチはハズしたけど、カードの支払いの件が解決したからいいか…」などと考えつつ歩いていたら、バイクでゴミをひとつひとつ拾ってるおじさんを見かけました。中国では電動バイクがかなり普及してるのですが、このゴミ拾いのためのバイクも普通のヤツに手を加えたものでした。

後ろからスーッと走ってきて、道にゴミを見つけると停まってマジックハンドみたいなヤツを器用に使って掃除してるのです。北京は世界の大都市の中でもかなりキレイな方ですが、それは市民のマナーが良いためじゃありません。けっこう市民は近くにゴミ箱があっても足元に捨てていたりするのですが、このおじさんみたいな人が頑張っているからキレイなのです。



beijingnoshingekijyo

 古都北京のど真ん中にこんなのが出来ていました。

故宮の北側の道路を通った時に中湖越しにこれが見えたので西単の後で近くにまで行ってみたのですが、カメラのフレームには収まりきれないほどの巨大な建築物でした。これは国の劇場らしいのですが、中に入るには地下からのアプローチしかないみたいでしたから断念しました。外から見てこれだけデカいのですから、中も無駄に広いに違いありませんからね。

しかしこの建物も本格的にバブルが崩壊したら無駄遣いの象徴のような扱いで紹介されることになるのでしょうね。それだけならまだ良いのですが、天安門に近い重厚なエリアに突然に宇宙船が舞い降りたような感じですから景観論争も起きそうです。もちろん今でも影では悪口を言ってる人は多いのでしょうが、表立って政府に異を唱える人は国内にはいないと思いますが。(笑)



beijingnopublictoilet

 これはその劇場の近くにあった公衆トイレです。

北京はオリンピックを開催する時に旅行者から評判が悪かったトイレを大幅に改善したみたいで、最近では無料のところばかりですし、隣との壁やドアが無いのもほとんど見かけなくなりました。公衆トイレがキレイになるのは大歓迎なのですが、それに土産物屋を組み込むのはいかがなものかなと思いました。この場所は毛沢東記念堂の目の前ですのでこんな感じになったようですが、ちょっとやりすぎだと思いますよ。

このあたりまで来たところで行こうかどうか迷っていた郊外の北京大学近くの「北京の秋葉原」と言われる中関村に行くバスを発見しました。地下鉄だと2回の乗り換えがある上に外の景色が見えないので悩んでいたのですが、バスで楽に移動できるなら乗らない手は無いと思って飛び乗りました。料金も1元(約15円)と地下鉄よりも安かったので、偶然にバスを発見できてラッキーでした。



beijingnoakiba

 バスは混んだ道を走るので少し時間がかかりました。

それでも地下鉄で乗り換えに必要な時間を考えれば大差ないでしょうし、なによりも夕暮れの北京の街を眺めながらのドライブは心地良いものでした。中関村の北側の北京大学の近くで降りてPCショップなどが入居してる電脳ビルを見て回ったのですが、セールスがしつこいのでイライラさせられました。

これはエリアの中心部の公園の地下にあるモールの入り口なのですが、中のショップは顔ぶれは違うのですが香港並みのレベルのものでした。カルフールもこの中に支店を出していたのですが、これから出発で何も買うものが無いのでスルーしました。この界隈のPC関係の仕事の人たちは中国内でもかなり特殊な層じゃないかなと思います。時間があればもう少し見て回りたかったのですが、日が暮れて寒くなってきましたので2元(約30円)支払って地下鉄で北京駅へと向かうことにしました。



xiabuxiabu32

 今日の夕食は火鍋のチェーン店を試してみました。

店名は「XIABXIABU」というみたいですから、日本のしゃぶしゃぶチェーン店のビジネスモデルをパクったものだと思います。あちこちのモールに支店があり、この北京駅前の店も奥まったわかりにくい場所にあるのに5分ほど待たされるほど繁盛していました。吉野家みたいな長いカウンターに一人用の鍋の穴が空いていて、1人でも火鍋が楽しめるように工夫されていました。

地元の人はアラカルトで頼んでいたようですが、私は28元の牛肉のセットを頼んでみました。タレや鍋の味をいくつか選べるようになっていましたので日本には無いようなスパイシーなものを頼んだらえらいことになりました。スープもタレも辛いので、素材の味を楽しむどころでは無かったのです。おまけに辛いので汗がたくさん出てきて困りました。無難に胡麻ダレにしておけば良かったですよ。(笑)



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(2009/03/26(木) 23:59)

 北京第4日目、中国の現代アートブームの行方は…?
beijingstation

 北京は今日も晴れて気温も上がってくれました。

それでいつもより早く宿を出て、まず北京駅からフェリーが出る青島までの列車のチケットを買うことにしました。先日の午後に北京南駅のタイムテーブルを見て、青島行きは1日に何本もあるから大丈夫だろうと思っていたら、希望していた軟座が売り切れで硬座しか残っていませんでした。中国人の生活レベルが上がって高い席から売り切れるようになってるみたいですが、まあ直前まで日程を決めなかった自分の責任ですからあきらめるしかありません。

しかし腹が立ったのは駅の外国人窓口が時間通りに開かなかったことです。案内係に聞いたら11時からだということでしたので時間をつぶして待っていたのですが、11時を過ぎてもまったく開く気配がありませんでした。それで仕方なく一般の列に15分ほど並んで購入したのですが、帰り際に外国人窓口の前を通ったら今頃になって開いていました。北京はオリンピックをやって変わった部分が多いのですが、駅員のレージーさは昔と変わらないようですね。(笑)



beijingokonomiyaki3

 チケットを入手できて安心して観光に出かけました。

今日は北京の現代アートのギャラリーエリアとして有名な「大山子798」という郊外の工場跡に行くことにしたのですが、調べてみたら北京駅の北側から乗ることができる1元(約15円)の403番のバスで簡単に行けることがわかりました。30分ほど走ってお昼時に到着したのですが、アートエリアに入っちゃったらいろんなものが割高になると予想できたので、バスを降りたあたりで食べておくことにしました。

「順番からだと今日は麺かな…」と思いつつ歩いていたら、広州でも屋台で食べたお好み焼き風の軽食の専門店がありましたので即決しました。屋台のは2元(約30円)でしたが、この店のは3元(約45円)と割高だったのですが、中国を離れる前にもう一度だけ味わってみたかったので黒米タイプのヤツを注文しちゃいました。この画像では色が悪くて美味しそうに見えないかもですが、これが今まで食べた中で最高に美味しかったのです。「大山子798」を検索して私のブログにやってきて、これから北京でギャラリー巡りをしようと考えていらっしゃる方には強くオススメできますよ。もしもお気に召さない場合は私が料金をお返ししても良いくらいです!(笑)



art798

 天気も良くてギャラリー巡りには最適な1日でした。

「大山子798」はレンガ造りの南側に採光屋根が開いた独特の工場の跡を上手く再利用してあるものが多いのですが、ギャラリーのオーナーの好みによりリノベーションされていて、私は展示されている作品以上に楽しむことができました。中には外国人旅行者に媚びた、あきらかにギャラリーの利益を追求しているような姑息なものも目に付いたのですが、全体的なレベルはかなり高いと思います。中国は人口が多いので人材が豊富な上に、わずかな制作費で大きな利益を生むアートシーンの現場にはネットの噂もあって意欲的な人が集まりやすいのでしょう。また北京市もオリンピック後の新たな観光名所として影でバックアップしてるような感じでもありました。さらに中国で現代アート製作が盛んになった要因としては長く続いた抑圧的な体制と、その後の急速な経済成長で生まれた市民レベルではどうしようもない格差などもあると思います。

アメリカ発の経済不況の影響で中国の現代アートブームも終焉に向かうという見方もあるようですが、私は今後も裾野が広がって芸術熱は冷めないんじゃないかなと思いました。もちろん周辺には高層住宅の開発が進んでいましたから、「大山子798」の敷地が地上げされてしまうということはあり得るのでしょうが。まあもうしばらくは落ち着いた環境でのアートの迷路散策を楽しむことができるはずですから、北京観光の際には1日余分に日程を組まれることをオススメします。なにより私が「大山子798」を気に入ったのは、敷地内では一度も自動車にクラクションを鳴らされなかったことです。自動車優先の北京市内では人間はクラクションで追い立てられるような感じなのですが、ここではそぞろ歩きする歩行者が「主役」ですからね。3時間ほどのアート散策を終えて敷地を出た瞬間にクラクションの洗礼を受けてしまいましたが、またアートの迷宮に逃げ帰りたくなりましたよ。(笑)



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 その後にバスに乗ってイケアに行ってみました。

「大山子798」に行く途中の窓からイケアが見えたので帰りに寄ってみることにしたのですが、3階建てで中国では最大規模の店だと思います。「大山子798」のカフェではコーヒー1杯が25元(約375円)とか法外な値段でしたが、イケアなら何杯お代わりしても6元(約90円)の世界です。まずは1階で1元(約15円)のソフトクリームを買って、食べながら店内を回ることにしました。

まだ中国の後に韓国旅行が控えていますので荷物は増やしたくなかったのですが、軽い小物と中国オリジナルのエコバッグを購入しました。支払いを済ませた後にまた1階で5元(約75円)のホットドッグとドリンクのセットをいただいたのですが、世界共通のいつもの味でした。ここのイケアには最寄の駅までの無料のシャトルバスが無かったので、1、5キロほど先の日系企業も多く集まっているルフトハンザセンターの周辺エリアまで歩くことにしました。



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 ルフトハンザセンターに行く途中で夕食をいただきました。

上海の食堂の前で器用な手付きで麺を削ってる職人さんを見てから刀削麺を食べたいと思っていたのですが、これまでなかなかタイミングが合わなかったのです。新しい高層住宅が建ち並ぶエリアの谷間に残っていた安食堂の奥でお兄さんが小麦粉の塊を練っていましたので、ちょっと早い時間だったのですが迷わず注文しちゃいました。

5分ほどで運ばれてきた刀削麺は6元(約90円)しかしないのに肉も香草もちゃんと入っていましたし、なによりもチンゲンサイが入っていたのが嬉しかったですよ。日本の刀削麺はもう少し具材は豊富でしょうが、値段は700円くらいすると思いますから最後に食べることができて良かったですよ。これで中華圏で食べておきたいものは食べ終えたという感じでしたが、明日の最終日には急速に店舗拡大してそうなしゃぶしゃぶのチェーン店を試してみようと考えています。



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 食事を終えて普段なら地下鉄に乗るところでした。

しかし日暮れ時になっても気温が下がる気配がありませんでしたから4キロほどの距離を歩いて帰ることにしました。私は基本的に外の景色が楽しめない地下鉄は好みじゃありませんし、乗り換えが面倒なのもあったのです。宿の近くまで行くバスが見つかれば乗るつもりでしたが、見つかりませんでしたし帰宅ラッシュで混んでいましたしね。ルフトハンザセンター周辺をざっと見た後で環状線を南下していたらハードロックカフェがありました。北京の店らしく玄関にはパンダの絵が描いてありましたが、意外に地味な店だなと感じました。ハードロックカフェはマカオには派手なホテルを建設中でしたが、やはり共産党のお膝元ということで自主規制した結果でしょうか。(笑)

ちなみにこの店から2キロほどの東に行った所にはHOOTERSも店を構えていました。金髪に染めたグラマラスな東欧系のお姉さんを揃えているのかなと想像したのですが、ある無料の情報誌に載っていた宣伝の写真は小柄な中国系のお姉さんでした。店内がどんな感じなのか入ってみたい気はするのですが、値段はアメリカ並みでしょうからやめておきますよ。店の女の子に日本人だとわかったら変に期待されちゃいそうな気もしますしね。



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(2009/03/25(水) 23:51)

 北京第3日目、人民政府に不可能なことは無い!?
chinchindensha

 北京は今日もスッキリと晴れてくれました。

今朝も窓の外を行き交う人の服を見たら気温が低そうでしたから11時頃まで宿でネットなどしていました。太陽光線が強くなってから天安門広場の南側に開発された昔の北京を再現したという前門エリアに行ってみたのですが、天安門に近いあたりはそれなりに人も多くて賑やかな雰囲気でした。通りを単純に往復するだけの昔風の路面電車には誰も乗ってはいませんでしたが。

それは風が強かったのと、この通りは天安門から遠ざかるにしたがってテナントの入居が少なくなっていましたので、ほとんどの観光客の皆さんは最初の部分だけでUターンするか、脇道にそれていたせいもあるみたいでした。おそらくこのストリートは2008年の北京オリンピックの時期にすべてを完成させる予定で整備が始まったのでしょうが、建材や資金の不足などから遅れてしまっているのでしょう。ストリートがすべて完成してテナントが埋まってしまえばそれなりに流行る観光地になるかもですが、不況が深刻化すればテナントが決まらないこともあり得ます。また夏はクソ暑く、冬はメチャ寒い北京ですべてオープンモールというのも不安材料だと思います。私は今朝の時点で天気が悪ければここには来なかったでしょうからね。(笑)



impossibleisnothing

 次の目的地の途中で面白いものを見ました。

これから取り壊されそうな古いビルの前の塀にオリンピック関連の壁画が描かれていたのですが、その中のひとつがちょっと笑えるものだったのです。オリンピックスタジアムのイラストをバックに「没有不可能」とあったのですが、「不可能なことは何も無い」といったような強気なメッセージだったのです。

確かに開催前に小さなイザコザはあったにせよ、北京オリンピックは無事に終了して中国選手は多くのメダルを手にしました。また先ほど北京のフリーペーパーで読んだところによりますと、トータルの収支も黒字だったそうです。その明るい話題の部分だけ見ると「不可能なことは何も無い」ということを納得できるかもですが、その影でこのおじさんのように道で寝る人たちを多く生んでいるのも現実でしょう。共産主義の理想は福祉が充実してることが基本だと思うのですが、残念ながら現代の北京では拝金主義が横行していて弱者が見捨てられているようです。



beijingsouthstation

 アジア最大規模という北京南駅に行ってみました。

前門エリアを見た後に公園で昨晩のローストチキンの残りを食べて、南に向かって歩き出したら上手い具合に南駅に行くバスが見つかったのです。1元(約15円)を払って乗ったのですが、3kmほどありましたのでバスに乗って正解でした。しかし終点で降りて目の前の駅舎に歩き出したのですが、北京南駅の正面玄関付近はこの画像のように未だにブルトーザーが走り回っているような状態でしたので、えらく遠回りすることを余儀なくされてしまいました。しかも北京南駅の東側の道路からは自動車専用道路しかなく、臨時の乗り場からシャトルバスに乗らなければなりませんでした。日本なら臨時の歩道を作るとか、行き方を詳しく説明した案内板を立てたりするところでしょうが、北京南駅の関係者たちは「地下鉄が開通すればすべて解決するから無問題だ…」とか「北京南駅を利用する客層はタクシーで来るだろうから無問題だ…」とでも考えているので庶民感覚の持ち主は切り捨てられるのでしょう。

シャトルバスで迷路のようなアクセス道を走り、ようやく北京南駅の2階のエントランスに到着して、X線のセキュリティチェックを抜けて中に入ってみると意外に狭いので拍子抜けしました。天井高が高い空港の待合室のような雰囲気の大空間にはパームツリーが植えてあったり、グランドピアノや広州ホンダのソナタという車が置いてあったり、両側にはショップやレストランが配置されていたりとまずまずの完成度でした。しかし外観やグーグルマップの衛星画像からのアホらしいくらいに巨大な印象とは違うのです。その理由は円形の建物の中央部分だけに駅の機能が集中していて、その両側はプラットフォーム上の乗客を雨から守るための単なる屋根でしかなかったのです。よっぽど東京駅の方が大きいんじゃないかなと思ったのですが、屋根の面積ではアジア最大なのでしょう。少しばかり期待ハズレでしたが、この駅は近い将来に南京や上海と新幹線のような高速鉄道で結ばれば北京の重要な玄関口となるはずです。そうなると駅の周辺に大型のモールなども開発されるでしょうから、次回はそれをチェックしに来ることになりそうです。



torinosu

 北京南駅前からいくつかのバスが発着していました。

上手い具合に環状道路の3号線を走ってオリンピックスタジアム方面に走る2階建てバスがありましたので、観光客らしく2階の最前席に座って景色を楽しみながら移動することにしました。30分ほどでオリンピックスタジアムの南側に到着してそこから歩いたのですが、そのエリアはアホみたいに広くていささかうんざりさせられました。ようやく有名なメインスタジアムの「鳥の巣」に到着したのですが、未だに地方からやってくるお揃いの帽子を被った団体さんが多いのにビックリしました。まあ考えてみれば中国は人口が多いわけですから、しばらくは混雑が続くのも納得できるのですけどね。

メインスタジアムは近くで見ると迫力がありましたが、まだ完成してから1年も経たないというのに汚れが目立っていたのが意外でした。一部では塗装が剥げ落ちていたりしてる部分もありましたが、全体的に工事が粗いという印象でした。マイケル・フェルプスが数々の記録を塗り変えた水泳競技場も近くで見ると外皮の半透明シートがたわんでいたりしていましたし、日本のゼネコンさんが見たら「あ?、日本だったら再工事だな…」といったレベルでした。



amurohon

 スタジアム見学後にスーパーで買い物をしました。

今日も歩き疲れたので、明日の朝食用のパンと共に惣菜売り場でチマキや春巻風のものをいくつか購入して帰ることにしたのですが、雑誌コーナーで安室奈美恵が表紙になっているのを発見しました。街中で耳にする日本の歌は中島美嘉の「冬の華」が多いのですが、本人のじゃなくて中国人歌手のバージョンなのです。次に多いのが安室奈美恵なんですが、こちらは本人のものしか聞いたことがありません。ちょっと洋風の顔立ちが中国でも人気の理由かもしれませんが、子育てをしながらの歌手生活というのも中国人女性の共感を呼んでいるのかもしれません。

この雑誌にはオマケで月末に発行される新雑誌のダイジェストみたいなものが付いていたのですが、その表紙はジローラモさんでした。どうやら日本の「LEON」と提携したもののようですが、中国では無名なはずのイタリア人が表紙だなんて変な感じがしましたよ。もちろん昔とは違いますからジローラモさんには中国版でのギャラも支払われるのでしょうが、予想していなかった副収入でしょうから嬉しいでしょうね。それで気を良くして中国のメディアで活躍しようと中国語を猛勉強中だったりして。次に中国に再訪した時にテレビでジローラモさんが中国語をペラペラ喋って出演していたら大笑いですよね。(笑)



toumorokoshi

 地下鉄に乗る前にトウモロコシを買いました。

最近はどこでも1本2元(約30円)するみたいですが、昔と違って見た目が良くなりました。話によると日本で品種交配されたものが中国全土に広まってるようで、ふっくらと柔らかいタイプが市場を席巻してるようでした。フィリピンなどでも似たような傾向があるのですが、私は昔のように歯ごたえがあるのを食べてみたいのですが、それは今ではよほど奥地にでも行かないと無理なようです。

日暮れ時で冷え込んできていましたので、熱々のトウモロコシはありがたいものだったのですが、ここのヤツはもち米と共に茹でてあったみたいでした。表面にもち米がくっついていて、食べてみたらトウモロコシももちもちとした食感でした。おそらく焼いたら札幌の大通公園で売ってるような普通のトウモロコシだと思うのですが、もち米で煮ることにより煮汁がなんらかの作用を及ぼすのではないでしょうか。初めての食感でしたが、なかなか面白かったですよ。



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(2009/03/24(火) 23:26)

 北京第2日目、中国初のリンゴの中は謎でした…
baijingfreepaper

 北京は今日も良く晴れてくれました。

しかし気温が上がるには少しタイムラグがありますので11時頃まで宿でネットで情報収集を行い、外気温が上がってきたところで近くの日系のホテルに向けて歩き出しました。これはニューオータニ系列の長富宮飯店という高級ホテルですが、日本語のフリーペーパーを貰うために立ち寄ったのです。今日は3種類ほどが入手できたのですが、上海よりも質も量も少ない感じでした。

筆文字で「梅」と書いてあるのは長富宮飯店の春のカタログでしたが、かなり立派な装丁のものでした。美味しそうな料理がいろいろと載っているのですが、とても手が届かない金額のものばかりでした。もちろん日本の感覚ではそれほどでもないのですが、中国の庶民感覚に慣れた身からしてみるととんでもない金額に思えるのです。



23march2009lunch

 本日のランチは変わったものをいただきました。

ある中華のファストフードの店に入ってみたら、日本の蕎麦みたいな麺の料理がありましたので白菜のサラダ風のものと一緒にオーダーしてみました。麺の正体は日本のコンニャク麺に近いもので、お酢が効いた辛いタレがかかっていました。白菜の方は刻んだ後にボウルの中で軽くピーナッツや鷹の爪や調味料と和えてあるような感じのもので、さっぱりとしていて美味しくいただくことができました。

麺の方は辛いので完食できるかなと心配だったのですが、テーブルに置いてあった唐辛子が入ったゴマ油をかけてみたらマイルドになってくれましたので、こちらも残さずにすみました。ちなみに白菜の方は4元(約60円)で、コンニャク麺風のものは5元(約75円)と長富宮飯店なら飲み物1杯も買えないような値段でした。両方の料理にピーナッツがたくさん入っていたのですが、越後製菓の柿ピー6パックなら3?4袋分ほど入っていたと思います。もうしばらくはピーナッツは要らないなといった気分になっちゃいましたよ。(笑)
 


baijingminicar

 食後に三里屯に向けて北上してゆきました。

三里屯路はいろんな国の大使館が建ち並ぶ、東京で言えば代官山みたいなストリートで、さまざまな人種が行き交うなかで大使館の旗と漢字名と英語表記を見比べながら歩くのも楽しいものでした。交差点で信号待ちをしていると赤い小さな車がやってきました。北京の経済発展は凄まじいものですが、メルセデスのような高級車に混じってまだこんなかわいい車も現役で頑張っていたので嬉しくなりました。

オートバイに風防を付けただけのような簡単な造りのもので、お客さんは後ろ向きに2人が座るように考えられているようでしたが、男性2人だと厳しそうな雰囲気でした。フィリピン人のメイドさんが「小皇帝」と呼ばれる甘やかされた子供を学校に送る時に乗るのに向いていそうな乗り物でしたが、横風に弱そうですから強風の日は敬遠されてしまいそうですよね。(笑)



baijingkitty

 3時過ぎに目的の三里屯ビレッジに到着しました。

日本人建築家の隈研吾氏が関わってる低層の集合店舗で、コーナーにあったカラフルな外観のビルにはユニクロが入居していました。その隣はアディダス、エスプリと有名ブランドの大型店が続き、いちばん東側には香港の宝石チェーンである「周先先」がこれまで私が見た中で最大規模の店舗を構えていました。

私は宝飾品には興味が無いのですが、そのショーウィンドーに飾られていた黄金のキティちゃんは中国のバブルエコノミーを象徴するような気がしてちょっと欲しくなりました。三里屯ビレッジではこのキティのように「中国で誰が買うの…?」と不思議に思うようなものがたくさん販売されているのですが、なかなか意欲的な構成の集合店舗でしたから楽しめました。南側にも巨大なモールらしきものが建設中でしたので、また近いうちに再訪することになりそうです。しかしバブルが崩壊しちゃったら三里屯ビレッジのテナントが入れ替わった後の姿を見ることになるかもです。「周先先」が撤退した後には安い家賃でロシア製品を扱う雑貨店が入居して、この黄金のキティが置かれていた場所にはマトリョーシカが並んでることになるかもですよ。(笑)



beijingapplestore

 北京のアップルストアも三里屯ビレッジ内にありました。

私は日本みたいに単独店だと予想していたのですが、三里屯ビレッジの広場前の一等地に店を構えていました。「さすがに中国1号店だけあって気合が入ったデカい店だな?」と感心して店内に入ってみたら、意外に狭い店でガッカリさせられました。広場から見ると銀座店並みに大きなビルに見えるのですが、この画像で言うとファサードのガラス3枚分ほどしかないのです。それでも1階と2階がありますので、まあまあの規模ではあるのですが、バブルのわりには地味だなと感じてしまいました。

私は巨大なアップルサインが入ったシルバーの箱の中はシアターにでもなっていて、PC業界の要人が北京入りした時に講演会でもやったりするのかなと勝手に推測していたのですが、中身がどうなっているのか不明です。店内にはエレベーターがありましたので、それで3?4階に行くことができるのかもしれませんが何も表示が無かったのです。シルバーの箱には西側のブロックのテラスとつながる出入り口がありましたから、中は一般向けでないパーティスペースのようなものがあるのかもです。営業時間が終わった後にでも北京の業界人たちがシャンパンでも飲んでるのかもしれませんが、中身は単なる倉庫や空調機器置き場なのかもです。気になってしまいますので、どなたか詳細をご存知の方はコメントで教えてくださいませ?。(笑)



baijingcarrefour

 三里屯の後は最新の現代美術を見に行く予定でした。

郊外の「大山子798」というかつての工業地帯がニューヨークのSOHOみたいにギャラリーエリアに変化しているということで、ネットの情報を頼りにバスを探したのですが乗り場や路線が変わっていたみたいですから次回にすることにしました。それで予定を変更して中国最大規模だというカルフールの支店まで歩くことにしたのですが、その途中でもバブリーな高層住宅をいくつも見かけました。カルフールの店内は近くの高層住宅の住民も利用しているようで活気に満ちていました。中国では所得水準が上がって食の欧米化が急速に進み、ワインやチーズなどの消費が増えたということでしたが、カルフールはフランス系の強みもあってか大量に並んでいました。

店内をざっと見終えた時点で6時を過ぎていましたので、もう冷え込む時間ですから地下鉄で真っ直ぐ帰ることにしたので、宿で食べることができる惣菜を物色することにしました。しかし食べたかったキッシュなどの洋風の惣菜は扱ってなかったので、ハズレが無いローストチキンとバケットを買って帰ることにしました。バケットは2,5元(約37円)、ローストチキンは730gのものが14,45元(約215円)と安かったのですが、ハーフサイズのものが無かったので小さめのを1羽購入したので食べるのがたいへんでした。夕食には多過ぎたので、明日の昼もローストチキンサンドイッチに決定です!(笑)



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(2009/03/23(月) 23:37)

 北京第1日目、隣同士の国なのに広がる格差と現実の壁
giftfromswedishguy

 上海からの列車は少し遅れてしまいました。

でも早く着きすぎても宿にチェックインできないかもですから問題なかったのですが。早朝の北京は晴れていましたが、吐く息が白くなっていましたので気温は10度以下だったと思います。それで駅前のマクドナルドに逃げ込み、10元(約150円)の小ぶりのマフィンのバーガーとコーヒーのセットで朝食とすることにしました。しばらくデジカメの画像の整理をしながら時間をつぶして、バッグの中から服を引っ張り出して重ね着をして宿へ向かいました。

チェックイン後に熱いシャワーを浴びて部屋に戻ると先ほどまで寝ていた相部屋のアジアンフェイスの青年が起きていましたので世間話をしてみたら、赤ちゃんの頃に養子になって今ではスウェーデン国籍ということでした。私が北京の後に船でソウルに、そして昨年末には行けなかった釜山にも寄ってから日本に帰国すると話したら、彼が生まれたのはソウルだということでしたので少し嬉しそうな感じでした。私が別のフロアでメールチェックを済ませて部屋に戻ってみたら、もう彼は荷物をまとめて出て行った後で置手紙と共にビールなどが残されていました。彼は大量の荷物を持ち帰ろうとしていましたので、持て余したものを置いていってくれたのだろうと思いますが、思いがけないプレゼントはありがたいものでした。置手紙にはメールアドレスはおろか名前さえも書いてありませんでしたので、お礼を伝えることができないのが残念です。



tenanmonhiroba

 北京で最初に向かったのは天安門広場でした。

2008年のオリンピックのために整備がされたようで、どこもキレイなものでした。アジア大会を控えた広州や万博の工事が進められていた上海などとは違って整然とした落ち着きのようなものを感じることができました。また他の都市以上に自転車やバイクが減っているようでしたが、それは地下鉄の整備が進んだり、2両連結のバスなどの交通インフラが充実しただけでなく、北京市民の購買力がアップして自動車にもシフトしているからなのでしょう。

あいかわらず故宮はスゴい人数の観光客であふれていましたが、意外に団体さんをあまり見かけませんでした。わかりやすい北京の街のど真ん中にありますので、団体旅行のコースからは外れているのかもしれませんね。それに団体バスを停める場所が近くに無いことも理由のひとつかもしれません。



foodrepublic

 それから繁華街の王府井に行ってみました。

王府井も上海のように歩行者天国になっていて、通りには新しい店やショッピングセンターがいくつも建ち並んでいました。ちょうどお昼時で空腹になってきたのですが、以前のような大衆的な店は姿を消していてナショナルチェーンのファストフードばかりでした。裏路地を探検してみようかとも思いましたが、ユニクロも店を出してるファッションビルの6階にフード・レパブリックという手頃なフードコートがありましたので、「面倒だからここでいいや」と妥協してしまいました。ここは最近のタイのフードコートと同じように最初にプリペイドカードを購入して、使わなかった分を払い戻すというシステムでした。

20軒ほどの店の中からプレートランチが18元(約270円)と手頃な店を選んでみたのですが、見た目は悪くなかったのに味が好みじゃありませんでした。どうも北京の料理は良く言えば上品すぎて、何かもうひとつ足りないような気がすることが多いのです。北京の人たちからしてみると「素材の持ち味を生かすには味付けは薄いくらいでなければ…」ということなのかもしれませんが、慣れていないためなのか物足りないことが多いのです。フードコートには調味料は置いてありませんでしたので困ってしまいましたが、店の人にも言えない雰囲気でしたので我慢して食べ続けました。明日からはポケットに調味料を忍ばせておくつもりですよ。(笑)



cctv

 王府井から西に向かって歩き続けました。

アップルストアやアディダスの旗艦店などがある三里屯というエリアを目指していたのですが、その途中で近代的なビル群が建ち並んだエリアがありましたので予定を変更しました。ビルには「SOHO」というサインがありましたが、それについてはオリンピック前に新聞か何かで読んだことがありました。歴史ある胡同(フートン)という古い集合住宅をガンガン壊して、更地にした後で外資系企業などが入居するビジネスビルを建設してるということでしたが、マニラのマカティに匹敵するような新しい街並みを短期間のうちに作りあげたようでした。

あちこちのビルがまだ建設中でしたので、「オリンピックに間に合わせようと計画したんだけど、資材不足で国家事業が優先されちゃったのかな…」などと考えながら歩いていたら、突然あの火災現場に遭遇しました。中国正月の花火が原因で威勢良く全焼しちゃったCCTVのビルでしたが、私はもう少し郊外にあると思っていましたし、火災の映像を見てもう少し高い建物だと勘違いしていました。45階建てくらいかなと想像していたのですが、実際は20数階って感じで「な?んだ」と少しガッカリしましたが、それでもテレビ局にとってみたら手痛いダメージですよね。噂によると経済発展中の中国で独占的に広告を垂れ流して、かなり潤っていた会社らしいので「無問題」なのかもしれませんが、日本のような広告業界を襲う不況の波は中国には時間差で遅れて到着するのでしょうか。(笑)



embassyofnorthkorea

 今日は日が暮れる前に宿に戻ることにしました。

街の変化が激しいので楽しくて初日から限度を超えて歩き過ぎちゃったからですが、日が暮れると急速に寒くなりそうな感じでもあったのです。桜の季節の終わりに帰国するというのに北京の数日のために冬用の服を買う気にもなれませんからね。いざとなれば中国の安い焼酎でもポケットに忍ばせて内側から温めようかななんて考えながら宿に向かって歩いていたら、なにやら壁とフェンスで厳重に防護されている古めかしい建物と遭遇しました。

「こんな街中に刑務所でも残ってるのかな…?」と思ったのですが、これは北朝鮮の大使館でした。建物の壁に書いてある赤い文字はハングルでしたので意味はまったくわからなかったのですが、最初が「21」でしたから「21世紀を偉大なる朝鮮民族たちの力で発展させよう!」みたいなスローガンなのでしょう。たまに北京で日本人記者からインタビューを受けているディズニーランド好きの長男でも歩いていないかなと周辺を見渡してみたのですが、さすがにそんな偶然の遭遇はありませんでした。彼は寒い北京から逃れてマカオのカジノや香港のディズニーランドで春を満喫してるかもしれませんしね。

ちなみにこの大使館から東側にたくさんのキリル文字が書かれたテナントビルをいくつも見かけました。立地の雰囲気から一般の小売じゃなく業者向けの卸売りみたいでしたが、中国とロシアの貿易がそれほど盛んになってるとは知らなかったので驚いてしまいました。キリル文字が書かれた3輪バイクの運転手が流暢なロシア語で客引きをしていたりしましたが、「そんな時代になっていたのか…」と複雑な心境でした。まだ本格的なバブル崩壊をしていない中国と、経済的な痛手を受けてはいるものの大国のロシア、そして地下資源はあるものの2国に比べれば極端に貿易額が少ない北朝鮮。どれも日本の隣国なのですが、その庶民の生活レベルには大きな格差が生まれていますし、それぞれの国内格差も共産主義を標榜していたくせに広がってるようです。北京の後はフェリーで韓国に渡る予定ですが、この北朝鮮の大使館でビザを貰ってピョンヤン行きの国際列車に乗りたいですよ。北京からなら1晩の距離だと思うのですけどね。(笑)



z22shanai

 これは昨晩の上海‐北京間の列車の様子です。

混雑する上海駅からプラットフォームに降りて車両を探したのですが、チケットに車両番号が見当たらなかったのです。それで駅員に聞くと奥を指差して中国語で何か言ってました。しばらく歩いてから違う駅員に聞いても同じで、それを3回繰り返したのですが、最後の車両にあった「加+1」の表示を見てようやく事情が納得できました。チケットにも「加」の文字があったのですが、お客が多いので1車両を増やして連結されていたのです。チケットにわかりやすく印字するか、もしくは駅員が「エクストラ」とか「ラスト」など簡単な英単語を知っていれば外国人にも親切だったのですが、まだまだそのあたりがチャイニーズ・ホスピタリティの限界なのかもしれません。

列車内はさすがに高い軟座ですからキレイなものでした。20世紀末にヨーロッパで乗った列車に似てるなと思ったのですが、写真やビデオをガンガン撮ってデザインをパクって作ったのでしょう。硬座とは違って床にはカーペットが敷いてありましたし、車掌も中年のおっさんじゃなくて赤い制服を着た若い女性でした。客層も若くて身なりも良い感じだったのですが、驚いたのがあちこちの座席でノートPCでDVDを観てることでした。硬座では誰も使ってなかったのでPCをバッグから出すことさえ躊躇したものでしたが、軟座の車両ならPCを席に残してトイレに行くのも問題ないといった雰囲気でした。「国内格差はロシア並みに広がってるということか…」と硬座と軟座の体験でちょっと納得しながら眠りについたのですが、おそらく私がその値段の高さからあきらめた寝台や国内線の飛行機に乗ったら別の格差を感じることでしょう。そのあたりには割高な日本の果物や食品を普通に食べている人種が乗っているはずですからね。



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(2009/03/22(日) 22:50)

 上海最終日、これがバブル崩壊前の様子です…
bellemaisongo

 最後の日になって天気が崩れてきました。

まあ今日は北京行きの夜行列車に乗るだけですから影響は少ないのですが、旅行の後半で傘を買う気にもなれませんので回復してくれることを祈りつつ、最後の上海の中心部の様子を見に行きました。その願いが天に届いたのか、たまに晴れ間が見えるくらいでした。まあ雨が降ってくれると空気中の細かな埃が除去される感じで、その点では悪くありませんでしたが。

上海の初日にも書きましたが、中心部は歩行者天国になっていて車両やオートバイの通行はできないようです。しかし観光用の3両編成くらいの乗り物が走っていまして、中国各地から上海見物にやってきた親子に喜ばれているようです。ボディにはいろんな企業の広告が入っているのですが、その内の1台はベルメゾンのものでした。1本ほど裏通りにショップがありましたが、日本の消費が頭打ちのため中国進出を画策しているのでしょう。まだ中国のコンビニの店頭には無料カタログは置かれていないみたいですが、近いうちに見かけるようになるのでしょう。バブルが崩壊しなきゃの話ですが…(笑)



cocoichi28

 お昼ごはんは久しぶりにカレーにしてみました。

香港あたりからカレーを食べたいと思っていたのですが、インドやパキスタン料理店は意外に高くてガマンしていたのです。先日CoCo壱番屋を見かけたので検索してみたら中心部にも支店がありましたので試してみたのです。昨年の秋にバンコク1号店ができた時に試そうかなと思ったのですが、帰国間際だったのでやめておいたのです。今日のメンチカツカレーで28元(約420円)と安くないのですが、どの程度のものなのか確認しておきたかったのです。

店に入るとカタコトの日本語で「冷たい水…?温かい水…?」と聞かれたので冷水をお願いしたのですが、もうすぐ1ヶ月になる今回のアジア旅行で初めての経験でした。ウエットティッシュや福神漬けなどもありましたし、「どこでもドア」で日本に帰ってきたみたいな感じでした。カレーもライスもメンチカツもまったく問題なく美味しくいただくことができました。ただ私は日本ではCoCo壱番屋には一度も足を踏み入れたことが無いので比較はできないのですけどね?。(笑)



plaza353

 近くのファッションビルでイベントをやってました。

タイトルの漢字から推測すると2冊の女性誌の読者モデルを決める決勝戦のようでした。ステージの上の女の子たちは「モーニング娘。」の中国人メンバーみたいに普通にかわいい子たちばかりで、それを狙うカメラ小僧たちはアキバと同じような格好をしていました。

このステージの下には決勝に残れなかった少女たちが100人ほどふてくされて見物していたのですが、それぞれが化粧をしたり髪を触ってたりして、まるでAKB48の楽屋みたいでした。彼女たちは明日のスターを目指して1日に何時間も鏡の前に座って努力してるのでしょうが、おそらく他の都市でも似たようなものでしょうからちょっと気持ち悪いなと思ってしまいましたよ。(笑)



shanghaicard

 週末ということもありイベントをやっていました。

上海万博まで400日ほどということで、盛大にイベントをやって気運を盛り上げていきたいという趣旨のようでしたが、上海を訪れている内外からの観光客にパンフレットなどいろいろと配っていました。上海市の地図も無料配布されていたのですが、私は上海に着いた直後に駅前広場でおばさんから定価6元のものを3元に値切って購入したのにと悔しい思いでした。ちなみにその地図は地下鉄内にやってくる売り子からは2元で買うことができます。

上海万博の資料や旗などもいただいたのですが、おかしかったのはこの日本語で書かれたトランプです。日本の団体旅行のお土産用にでも作ったのでしょうが、中国人民の皆さんが奪い合うかのように持って帰っていました。私もなんとかひとつゲットしたのですが、もう少し遅かったら品切れでしたよ。



stockmarketfever

 あるビルの中が異様な熱気に包まれていました。

中央のPCに向かってる男性の周りを中高年の皆さんが真剣なまなざしで取り囲んでいたのですが、どうやら株式投資の指南のようでした。言葉がわからないので推測ですが、ようするに競馬場の予想をやってるおじさんみたいなものなのでしょう。ポートフォリオから最新の株価のトレンドを予想してビギナーにもわかりやすくレクチャーしているのではないでしょうか。

中国の株式投機熱のことはいろんなメディアで見聞きしていましたが、実際にこういったシーンを目の当たりにするとリアリティがありました。おそらく近いうちにここにいるような小口の投資家の半分以上の人が泣きを見るような大幅な下落が現実のものとなるのでしょうが、マカオのカジノのお客さんと同じで自分だけは大丈夫とでも思っているのでしょう。アメリカのブラックマンデーの前や日本のバブル崩壊前もそんな感じでしたっけ…(笑)


shanghaistation

 今日は地下鉄に乗って上海駅へと向かいました。

3駅ほどの距離ですから歩いても良かったのですが、最近かなり歩き過ぎたせいなのか足のふくらはぎに乳酸が溜まってる感じなので楽しちゃいました。どうせ北京に着いても死ぬほど歩き回ることになるわけですから、上海で一度歩いた道はパスしようという結論に達したのです。それにさほど治安の悪さは感じないのですが、地元の女性などはバッグを背負わずに体の前に抱えるようにして歩いてる人を多く見かけますから、人通りが少ない夜道はカッターでバッグを切られる恐れもありますので用心のためでもあったのです。

上海駅の入り口にもX線の検査機があり、それを抜けたら待合室に向かう4基の昇り専用のエスカレーターがありました。駅の構造が混雑を避けるためにすべて一方通行になっているからでしょうが、土産物屋などが立ち並ぶ中を旅行者が無秩序に行きかう日本の駅とはずいぶん印象が違います。まだ上海駅のこういった部分には共産主義的な発想の名残りのようなものを感じるのですが、最近になって本格稼動しだしたというアジア最大の駅という北京南駅がどのような考えで設計されているのか楽しみですよ。



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(2009/03/21(土) 18:49)

 上海第4日目、塀を乗り越えて万博会場に潜入!!
mazda6

 上海はこれまでで最高の天気になりました。

あいかわらずあちこちで工事してるので街中が埃っぽいのですが、それでも晴れてくれましたのでマシでした。いつものように朝食・シャワー・メールチェックを済ませてから17日に降り立った上海駅まで明日の北京行きの夜行列車のチケットを買いに出かけました。地下鉄なら3駅と微妙な距離なのですが、天気も良いので歩いていたら路上駐車してる自動車が変なことになっているのを見かけました。町内会みたいな組織による駐車禁止のペナルティなのか、あるいは自動車の持ち主による盗難防止のためなのかわかりませんが、不思議な光景ですよね。

列車のチケットは15分ほどですぐに購入できたのですが、残念ながら購入予定だった安い方の寝台は売り切れでした。高い方の寝台は飛行機の格安料金と大差ない値段ですから、仕方なく明日も座席で過すことになりました。まあ今回は約11時間半と短く、リクライニングがある軟座ですから楽ですけどね。(笑)



saizeriashanghai15

 今日のお昼は久しぶりにパスタにしてみました。

あちこちでサイゼリアの店舗を見かけましたのでネットで調べてみたら上手い具合に上海駅前の太平洋百貨店の地下に支店があったのです。「上海 サイゼリア」で検索した時に悪い評判もたくさんあったのですが、どうしてもパスタが食べたかったので試してみました。単品のパスタとドリンク・バーを注文しようかと考えていたのですが、サラダとスープが付いたランチセットが数種類ありましたので、15元(約225円)のカルボナーラのセットにしてみました。

私は日本のサイゼリアはドリンクバーしか利用したことが無いので比較はできないのですが、パスタは茹で過ぎでもなく普通に美味しくいただけました。さすがに生クリームは使っていない感じでしたが、値段からしてみると納得できるものでした。ただ残念だったのはランチメニューを選ぶと6元(約90円)のドリンクバーを利用できなかったのです。北京にも店があるみたいですから行ってみようかな…(笑)



expo2010kaijyou2

 食後に地下鉄で工事中の万博会場に行ってきました。

地上に上がってみたら先日は遠くにぼんやりと見えていた逆ピラミッド型の中国館もはっきりと見ることができました。しばらく工事現場と地下鉄駅の入り口を隔てるコンクリートの塀越しに眺めていたら、一人のお兄さんがやってきて躊躇無く乗り越えて行きました。工事現場の作業員たちは気にすることもなく注意もされないみたいでしたから私も後に続くことにしました。

あまり調子に乗って近くまで行き過ぎるとさすがにヤバそうでしたので、300mほど手前までしか行かなかったのですが、おそらく関係者じゃない日本人としては最短記録ホルダーになったことでしょう。この工事現場の右手には工事現場で働く出稼ぎの人向けのプレハブ住宅がたくさん建っていまして、そのためかこのようにゴミが散乱していたのですが、来年の4月末にはプレハブ住宅と共に跡形も無くキレイに消え去っていることでしょう。(笑)



fushiginakikai

 それから地下鉄で静安寺駅まで行ってみました。

駅前に香港の崇光百貨有限公司が管理する久光城市広場という大型店があり、そこから有名ブランドショップが軒をつらねるPLAZA66などのモールが集中してるエリアということでしたので楽しみにしていたのですが、単に知名度がある店を並べただけの工夫が無いものでしたので退屈してしまいました。まあ上海の皆さんにはそれで充分なのかもしれませんが、地域の特色を出してくれないと万博見学にやってくる観光客の皆さんは満足しないと思いますよ。

工夫といえば、これは上海オリジナルの工夫なのかもしれません。地下鉄の駅でたまに見かけるのですが、駅の近くのレストランなどの場所を携帯電話に赤外線で送信してくれるもののようです。女の子がよく利用しているようでしたから、お得なクーポンなども送信してくれそうでした。中国語の説明しか無かったので詳細は不明ですが。



shanghaifreepaper

 上海には多くの日本人も住んでいるようです。

なかなか顔じゃ見分けがつかないので街を歩いていて「日本人が多いな…」と感じることはないのですが、あちこちで在留邦人とすれ違っていることでしょう。日本人が多い都市ではフリーぺーパーが発行されることが多いのですが、上海のANAオフィスにはこの3種類のものが置いてありました。

バンコクに比べると質も量も劣るようですが、上海は地理的に日本に近いのでフリーぺーパーの存在意義が少ないのかもしれません。私はまだ日本を出て1ヶ月にもなりませんし、毎日ネットでニュースを読んでいますので日本語の活字に飢えてるわけじゃないのですが、明日の夜行列車にはピッタリですのでちょうど良かったですよ。
 


oysterokonomiyaki12

 夕方に美味しそうなB級グルメを発見しました。

上海伊勢丹の東側の歩行者天国の通りにたくさんの飲食店があり、それぞれの美味しそうなレシピで競い合っていたのですが、その中の牡蠣のクレープ風のものが気になってしまいましたので、12元(約180円)と少し高かったのですが試してみました。

まず鉄板に牡蠣を投入し、そこに片栗粉と小麦粉を溶いたような液体をかけ、固まってきた頃に溶き玉子と野菜を乗せ、専用の平たい器具で四角に折りたたむといった感じの工程でした。何度かひっくり返して両面をほどよく焼いたものに最後にとろみがあるオレンジ色のタレのようなのをかけてくれるのですが、私はそれは邪魔なような気がしました。シンガポールの牡蠣玉のようにシンプルさをウリにすべきと思いましたが、もちろんそれなりに美味しいものでしたよ。欲を言わせてもらえれば、牡蠣の分量を多くして10元ポッキリにしてもらいたかったですよ。オレンジ色のタレは不要ですから…(笑)



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(2009/03/20(金) 20:56)

 上海第3日目、万博開催まで408日しかないというのに…
shinkyoupan

 今日の上海はたまに太陽が見えるくらいでした。

天気は下り坂のようですから心配なのですが、今日も早起きしてコーヒーとパンで朝食を済ませました。宿のネット環境は悪くないのですが、中国から韓国へ渡るフェリーの日本語の情報が少ないので今後の行程の下調べが難航しています。まだ中国語なら漢字で推測できるのですが、ハングルだとちんぷんかんぷんですからね。

まあ北京に着いてからでも韓国人旅行者を見つけて聞けばいいかなと楽観的に考えて10時過ぎから観光に出かけることにしました。まずは無料の博物館とその近くの地下街をさらりと見てから豫園に向かいました。その途中で先日の午後に試したものと違う少数民族風のものがありましたので2,5元(約37円)払って試してみました。これはインドのナンのように窯の内側に貼り付けて焼くタイプのパンで、イランのゴマパンに似ていました。やはり中国の西域はペルシャ文化と近いみたいですね。ますます行ってみたくなりましたよ。



yuyuanguide

 かつても上海の観光地といえば「豫園」でした。

しかし久しぶりに行ってみて驚いたのは、そのあまりの人の多さでした。どうやら中国各地から団体バスが来てるみたいで、お揃いの帽子をかぶった田舎っぽい人をたくさん見かけました。国の内外から観光客がやってくるので商店や飲食店などが倍以上に増えていました。新しいビルもデザインはクラシックなものに統一してあるのですが、ちょっと安普請でカナダのチャイナタウンみたいでしたよ。

豫園の中の観光案内所には日本語のパンフレットもありましたが、かなり完成度が低いものでした。表紙の「GUIDE」が「ガイ」になっていたりするのはかわいいものでしたが、ほとんど役に立たないような内容だったのです。また豫園は30元(約450円)の、そして近くの寺は5元(約75円)の入場料を取るようになっていましたが、京都の寺みたいでイヤな感じがしました。豫園は潘允瑞という人が父親への孝行のために建設した個人の庭園ということですから仕方がないとしても宗教施設はお布施でまかなうべきだと私は思うのです。



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 豫園の近くの飲食街で韓国ランチをいただくことにしました。

昨晩も韓国飯だったのですが、今日も安い店がありましたので誘惑に負けてしまいました。屋台に毛が生えたような小さな店でしたが、ビビンバや冷麺などほとんどのメニューが8元(約120円)しかしなかったのです。冷麺は昨年の11月にソウルで食べたっきりでしたので惹かれたのですが、店頭のメニューに盛岡のじゃじゃ麺に似たヤツがありましたので注文してみました。

見た目に美味しそうなのが運ばれてきたのですが、味噌タレがコクが無くて残念な味でした。また材料費を抑えるためなのか挽肉じゃなくて、代わりに筍などを刻んだものが入っていました。中国人向けなのか辛さも足りなかったので、コチジャンなどで調整したい気分でしたが、ランチタイムで店の人は忙しそうでしたので我慢して食べちゃいました。まあリベンジは本場でやれば良いわけですしね。



expo2010kaijyou

 食後に来年の万博の工事現場に行ってみました。

今度の万博は豫園からも歩けない距離じゃない(私の場合はあちこち寄りながら1時間ほど)上海南部の黄浦江を挟んだ両岸を会場とするようでしたが、手前側はまだ何も無い更地の状態で、はるかかなたの対岸では晴海のビッグサイト的な逆ピラミッド型の中国館などが建設中でした。まだ対岸へ渡る橋は無かったので、近くに行きたい場合はタクシーに乗って大回りするか、少し歩いて戻って地下鉄に1駅分乗るしかありませんでした。

地下鉄は上海駅も通る8号線ですので、明日にでもチケットを買いに行った時でいいやとあきらめましたが、この工事現場周辺には会場の見取り図などが無かったのが不思議でした。万博の青いキャラクターの絵はあちこちにありましたが、会場のディテールを描いたものは他でも見たことが無いのです。日本でも昨年から上海万博に関するムック本が出ていますし、別に秘密にすることじゃないと思うのですが、わざと上海市民に情報を与えないような戦略なのでしょうか。それともパビリオンの工事が遅れて開催に間に合わなかった時のための予防線かな…?(笑)



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 それから地下鉄で中山公園駅まで行きました。

このエリアは3つの地下鉄が交差する西側の要所で、そのために駅前に高層オフィスビルと8層吹き抜けの巨大なモールができていたのです。庶民的なエリアですからテナントは面白いものが無かったのですが、地下の1?2階にはカルフールが入っていましたのでチェックしてきました。ここは日本製も含めて海外製品が豊富に揃っていて、お客さんの内の外国人比率も高そうでした。

カルフールは商品の底値を知るのにも便利なのですが、初日に香港系のスーパーで3,9元(約58円)で購入したアサヒビールは3元(約45円)で販売されていました。その隣ではサントリーの金麦芽というビールが2.2元(約33円)と安かったので買おうか悩みましたが、瓶ビールは重たいので宿の近くで購入することにしました。ちなみに小さなスーパーでは同じものが2,6元(約39円)でした。やはり大量仕入れのカルフールは断然安いようですね。



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 夕方にやっと吉野家で牛丼を試すことができました。

午後2時から5時までのヒマな時間帯だけ15元(約225円)の並が11元(165円)と割安になるのですが、なんとかギリギリ間に合う時間に店を見つけることができました。今では吉野家はどこにでもあるのですが、見つけたい時にはなかなか無かったりするのですよね。

味は日本のものよりツユが辛い感じでしたが、中国人向けにアレンジされていたのかは不明です。私が日本の吉野家で最後に牛丼を食べたのは5?6年前ですし、歩き疲れていたので味覚もあてになりませんが。最近は中華料理にも少し飽きてきてた頃でしたから、吉野家でリフレッシュした感じです。さて明日はサイゼリアのパスタでも試してみようかな。けっこう上海ではあちこちで見かけるのです。(笑)


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(2009/03/19(木) 23:18)

 上海第2日目、生まれて初めての浦東地区への上陸
ikeashanghai

 昨晩は列車移動の疲れで爆睡しちゃいました。

まだ20時間の列車の後遺症の首の痛みが直らないのですが、シャワーと洗濯の後で郊外のイケアに行ってみることにしました。宿からは地下鉄で4元(約60円)払えば乗り換え無しで行くことができますし、イケアのウェブサイトを見たら9時から朝食を出してるということでしたので、世界のイケアの朝食全制覇を目指す私としては「これは行くしかない!」と考えたのです。

ところがせっかく行ったのに2階のレストランには朝食のメニューが無かったのです。ちょっとガッカリしましたが、メニューの中では最も朝食に相応しい9元(約135円)のドイツ風のハムサンドと6元(約90円)のコーヒーを試してみたのですが、上海のイケアのコーヒーはインスタントじゃありませんでした。ちなみにコーヒーカップが品切れだったのか、私のは紙コップでしたが、それは私にとって好都合でした。何杯目かのお代わりをちびちび飲みながら1階まで降りて行って立ち食いスタンドで3元(約45円)のホットドッグを食べる時に飲み物が必要でしたからね。食後にそれほど欲しくはなかったのですが、1元(約15円)のソフトクリームを食べちゃいました。単に安いからでしたが、そんなことだから顔は痩せても…(笑)



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 イケアから1駅分を西側に歩いてみました。

それで環状線に乗って生まれて初めての浦東地区へ行ってみようと考えていたのですが、駅前で美味しそうなのがありましたので空腹じゃないのに買ってしまいました。肉まんを平たくつぶしたようなものにゴマを付けて油で揚げたような感じのもので、この大きさなのに3元(約45円)とB級グルメの見本のようなものでした。

店の人たちは回教徒風の帽子を被っていましたので、この料理は中国の少数民族のレシピなのかもしれません。中国・西域の新疆ウイグル自治区などは私がまだ足を踏み入れたことが無いエリアですので、こんなのを食べると行きたくなってしまいます。しかし日本のパスポートでビザ無しで中国に滞在できるのは15日以内ですから奥地まで足を延ばすのは難しいのですが。もちろんビザを取得すれば問題ないのですが、申請代は高いですし面倒なのです。



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 また4元(約60円)支払って地下鉄で浦東へ行きました。

中心地っぽい名前から「世紀大通」という駅で降りてみたのですが、目指す森ビルまではけっこう距離がありました。また地下に降りて1駅分だけ地下鉄に乗るのもバカらしいと思いましたので歩いて行ったのですが、途中に古い団地や閉鎖された飲食ビルなどがあったのが不思議な感じでした。私はてっきり浦東地区はサンチャゴの新市街のようにネクタイを締めたビジネスマンばかりが闊歩するエリアだと想像していたのですが、団地の道路沿いに干してある洗濯物からもそうではないことは明白でした。

10分ほどで森ビルの「上海環球金融中心」に到着して展望フロアに登ってみたかったのですが、六本木ヒルズ並みに高かったので止めておきました。それで2階の休憩ゾーンでネット接続して公式ウェブサイトを見てみたら展望フロアからの眺めが疑似体験できるように工夫されていたので笑ってしまいました。せっかく上海まで来ておいて展望フロアの真下でバーチャル体験してガマンしてるのって日本人じゃ私くらいでしょうからね?。(笑)



waxmuseumshanghai

 その後に隣の高層ホテルにも行ってみました。

53?87階にグランド・ハイアット・ホテルが入居する金茂大厦というビルの展望フロアは地下からアクセスするようになっていたのですが、そこのチケット売り場にもジャッキーの蝋人形が置いてありました。香港のケーブルカー乗り場のものに比べると完成度が低い感じなのですが、私の気のせいでしょうか。もちろんここにも登らず、また当然ながら陳腐なデザインの東方明珠塔にも登りませんでした。

地下鉄の広告ビデオでも新宿を舞台としたジャッキーの新作である「新宿インシデント」の予告編を見ましたし、スーパーでも育毛剤のものらしい等身大のPOPを見かけました。上海でも人気者のジャッキーですが、香港よりも先に上海にミュージアムが作られることになったみたいです。それが完成したらジャッキーファンの日本の芸能人たちもこぞって駆けつけることでしょうね。



18march2009dinner

 夕方に「正大広場」という商業施設に行ってみました。

英語の名前は「スーパーブランドモール」というみたいですが、それほどブランドが揃ってるわけじゃありませんでした。しかし地下2階、地上7階ほどの巨大なモール内にはユニクロや無印良品などの日本企業も出店していましたし、地下にはイギリス系スーパーのテスコとインターナショナルな構成でした。

夕方でお腹が空いてきたので、今日こそは吉野家で牛丼を食べようと5階に行ってみたのですが、17時を過ぎて値段がレギュラープライスになっていましたので次回にすることにしました。それで他のものを探したのですが、同じフロアの韓国レストランの「ビビンバ半額」のPOPに心が動いてしまいました。中国の後で韓国にも行く予定ですが、小皿が6皿付いて24元(約360円)なら安いなと思ったのです。中国人向けなのか味付けはマイルドでしたが、別の小皿に用意されていたコチジャンを混ぜてみたらちょうど良い感じになりました。



asahibeer

 食後に地下のテスコに行ってみました。

明日の朝食用に安売りされていたレーズン入りの食パンとミニトマトを、そして上海で作られているダークビアの3点を購入してみたらジャスト10元(約150円)でしたので気分が良かったですよ。この画像は中国で作られているアサヒビールですが、3,2元(約48円)と安く販売していました。私は昨晩違う香港系のスーパーで同じものを3,9元(約58円)で購入しちゃったのですが、大損した気分です。まあ日本円にしてみると10円ほどの差なんですけどね。(笑)

ちなみにこの店ではアサヒの缶ビールも同じくらいの値段で販売していました。内容量は倍くらいあるのですが、なぜか缶ビールの方が割高なのです。中国じゃバブル経済の影響でアルミ地金の値段が高騰してるのかもですが、なんとも不思議です。まあ隣の国なのに日本と中国じゃ価格差があり過ぎることだって不思議なんですけどね。



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(2009/03/18(水) 23:34)

 上海第1日目、砂塵と欲望と喧騒の巨大都市の行方は…?
okayuandnikuman

 広州からの列車は早朝に上海に到着しました。

ちょっと早過ぎて宿にチェックインできそうにないので駅前の24時間営業の「真巧夫」というファストフードチェーンを試してみることにしました。今回の旅行でマカオから中国へ入った時から気になっていた店でしたが、お粥と肉まん2個の11,5元(約170円)の朝食セットにしてみたのですが、可もなく不可もなくの平均的なものでした。

なぜこんな店が中国ではマクドナルドと肩を並べるほどたくさん店があるのか不思議なのですが、急速な店舗数の拡大ということは資金力がある企業がバックに付いているのでしょうか。



hokotenshanghai

 宿にチェックインして熱いシャワーを浴びました。

それでリフレッシュして久しぶりの上海の街へ歩き出したのですが、かつての面影が感じられないほど変貌していました。昔はバスが走っていた通りが歩行者専用に生まれ変わっていて、デパートやテナントビル、そしてユニクロなどの日本企業も店を構えていました。

この先には「上海の玄関」と呼ばれている外灘(バンド)エリアがあり、なんとか今も租界時代の面影を残す建築物が保存されていました。しかしそのさらに先の黄浦江の対岸には有名な上海のシンボルである高さ468mのテレビ塔の「東方明珠塔」がそびえ立っていて新旧あいまった不思議な景観を構成しているのです。私も予想はしていたのですが、「面白いけど、こんな光景は見たくなかったな?」と心のなかで呟いてしまいました。子供が思いつきで描いた未来都市の絵をそのままふざけて建設しちゃったような感じで、ゴジラにでも破壊しつくしてもらいたい類のものだったのです。(笑)



17march2009lunch

 お昼ごはんにも.小籠包子を試してみました。

店頭で白衣を着たほっぺの赤いお姉さんたちが神業のような手つきで包んでいましたので、つい衝動的に店に入ってしまったのです。8個入り6元(約90円)と安かったのも嬉しかったですが、蒸しあがったばかりのものはジューシーで美味しゅうございましたよ。

もちろん一口サイズですから8個でもランチには足りませんから漢字のメニューで適当にご飯ものを選んだらスープも付いてきました。こちらも12元(約180円)と庶民的な値段でした。上海はバブルに浮かれてすべての物価が上昇してるかと心配していたのですが、そうでもないことがわかりましたのでホッとしました。(笑)



dourofuusashanghai

 食後に外灘エリアの裏側を散歩してみました。

黄浦江に面した古い建物は保存されているのですが、裏側は建物だけじゃなく道路まで通行止めにして掘り返していました。廃材を満載した工事用車両が行きかい、地方から出稼ぎに来た陽に焼けたおじさんたちが故郷への仕送りのために懸命に働いていましたが、日本の団塊の世代の人たちからしてみると戦後復興時期の日本とダブって見えるどこか懐かしい光景なのかもしれません。

男女同権の中国では当たり前のことかもしれませんが、驚いたことに工事現場ではおばさんたちも元気に働いていらっしゃいました。ある現場では重機でコンクリートを壊した後に飛び出た太い鉄筋を10人くらいのおばさんが手袋もせずに鉄ノコで一心不乱に切断していました。1本を切るのに1時間はかかると思うのですが、グラインダーなどを買う費用よりおばさんたちに手で切断させた方が安いのでしょうか。2010年の上海万博まで街のあちこちでそのようなことが繰り返されるのでしょうが、あらためて中国人民のパワーみたいなものを再認識させられてしまいましたよ。



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 街外れにはこんな不思議なコンビニもありました。

中国ではトップクラスの購買力がある上海にはセブンイレブンやファミリーマートと共にローソンも進出してるのですが、こんな変なファサードの店がありました。昨年の夏にジンバブエで「世界一流行ってないケンタッキーフライドチキン」を見かけましたが、ここはもしかしたら「世界一流行ってないローソン」なのかもしれません。(笑)

新浪社長が見たら激怒しちゃいそうな店構えですが、エリアマネージャーがなぜこんな物件を選んだのか不思議です。コンビニに向いてる物件はいくらでもあると思うのですが、不可解ですよね。もしかしたらこの建物は地域の有力者の所有物件で、他所で便宜を図ってもらうために損を覚悟で出店したなんて裏事情があったりして…



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 Diaで買い物をして、一度宿へ戻りました。

ヨーロッパやトルコなどで見かけるDiaですが、すっかり上海に馴染んでるようでした。宿の中庭で猫と遊びながらメールのチェックなどを済ませて夕食のために准海路方面に出かけました。准海路は上海屈指のショッピングストリートに成長していて、地元のカップルのデートコースになってるようでした。中国で「トレンディ・ドラマ」が撮影されるとしたらココしかないという街になっていました。(笑)

普通の店ばかりで退屈していたら、突然ピンクの建物がありましたので驚かされました。7階建てくらいの「Barbie」という店のようでしたが、なんとも不思議な趣味の店でした。またこの近くではユニクロも4月のオープンに向けて準備中みたいでしたが、まさに上海の消費は「爆発的」と表現しても良いのでしょう。給料のほとんどを消費してしまう中国の若年層の話を何かで読んだことがありますが、今日はそのことが肌で理解できましたよ。



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(2009/03/17(火) 22:38)

 広州から上海へ、中国人民の皆さんと列車で大移動
kousyuekimae

 早朝の出発を待つために広州駅に行きました。

中途半端な時間のチケットしか残っていなかったために駅の待合室で待つことにしたのですが、駅前の広場ではたくさんの人たちが熟睡中でした。本格的な寝具を用意してる家族もいましたが、比較的に温暖な広東州ならではのことでしょう。でも彼らは雨が降ったらどうするのかとちょっと心配でしたよ。世界的な景気後退の波を受け、出稼ぎに来てる地方の人民が職を失って難民化してるという話もありましたが、駅前には派出所もあり警官もパトロールしていましたので治安は悪そうではありませんでした。しかし夜中に荷物を持って通行量が少ない暗がりを歩くのは避けた方が良さそうでしたが。

駅の中に入る時に飛行場のようにX線での荷物チェックがあり、駅の待合室でもベンチで熟睡中の先客がたくさんいらっしゃいました。私も場所を見つけて出発の時間まで仮眠を取ろうと思っていたら、婦人の係員が笛を吹き鳴らして眠っていた人たちを起こし始めました。どうやら発着が少ない時間帯に駅の清掃を済ませたいようでしたが、お金を払ってチケットを購入してる客に対する態度と思えないのは懐かしき昔の中国のままでした。(笑)



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 しばらくは屋外で星を眺めながら座っていました。

しかしいくら昼間は半袖でも歩けるぐらいだったとしても、深夜になりますとかなり冷え込んできます。昔の中国とは物価が違いますので無駄な出費は抑えたいところなのですが、他に選択肢が無いことから駅前の24時間営業のケンタッキーフライドチキンの店に逃げ込むことにしました。あまりお腹は空いていなかったのですが、コーヒーだけだと割高でしたのでエッグマフィンとのセットを頼みました。これで12,5元(約185円)もしちゃうのですが、コーヒーが予想以上に美味しかったのが救いでした。またこのコーヒーカップはこの後の列車での旅でも活躍してくれるので持ち帰りました。中国の列車ではお湯は使い放題ですからね?。

小さめのエッグマフィンをあっという間に胃袋に流し込み、これからの20時間ほどの列車移動ではネット接続できないことから最後にメールチェックでもしておこうかと思ったのですが、メインの駅前で隣には大きなホテルもあるというのに野良電波を拾うことができませんでした。夕方にゆったりとしたソファで快適に接続できた高級ホテルに戻りたくなりましたが、夜中に行ったら怪しまれるに決まってますからあきらめることにしました。さすがに大都会の上海の駅前ではつながるでしょうからね。しかし24時間以上もネットに接続しないなんて久しぶりの体験です。昨年のアフリカ旅行以来かな…(笑)



policecheck

 列車は満員の乗客を乗せて広州駅を出発しました。

私が購入した上海行きのチケットは208元(約3100円)の硬座、つまりリクライニングが無い安いタイプの車両でしたが、予想していたよりもはるかにキレイでした。リクライニングがある軟座や寝台の車両も含めて19車両ほどが連結していましたが、ほぼ満席のようでしたからざっと計算して一度に2000人弱を運んでると思われます。昔と同じように1車両を1人の車掌が担当してゴミの処理なんかもやってくれますから、人民の皆さんが大量にゴミを出しても車両内はある程度キレイに保たれていました。

チケットの検札の直後に公安警察による身分証のチェックがあったのですが、これで早々と私が外国人であることがバレてしまいました。制服3人組は私の赤いパスポートの中身をろくに見もせずに次の乗客のチェックを始めたのですが、これがけっこう念入りな感じでした。ポケットから取り出したPDAみたいな装置に人民の身分証の名前かID番号をスタイラスペンで入力していたのですが、それを2000人近くやるわけですからたいへんそうでした。身分証にICチップが入ってれば一瞬に読み取れるだろうにと思いましたが、たまに網棚から荷物を下ろさせてみたりと時間をかけてチェックすることに意味があるのかもしれませんね。もし反政府的な思想の持ち主が厳重なチェックを見ていたら、列車での移動は控えるようになるでしょうからね。



gyunikumen

 途中で停まった駅でカップ麺を購入しました。

列車での旅の楽しみは車内販売の弁当や、停車中に窓から飲み物や食品を買ったりすることでしたが、周りを見渡してみたらカップ麺を持参してきてる人が多かったのです。それでもう弁当の車内販売は無くなったのではと思って昼前に到着した駅のプラットフォームの売店で購入したのです。まだ昼食には少し早い時間でしたが列車の適度な揺れのために食欲が刺激され、私もカップ麺を作るために隣の車両の熱湯サーバーに出かけました。皮肉にもお湯を入れ終えて待ってる間にお弁当のワゴンを押すおじさんがやってきたのですが、今さらどうすることもできないので弁当は夜にすることにしました。列車に乗ってる時間はまだまだ長いですから問題ないのです。(笑)

カップ麺は日本の大盛りサイズのものが標準のようで、5元(約75円)でした。味は悪くは無かったのですが、挽肉の細かな粒が少しだけ確認できただけでパッケージにあるような大きな肉片は入ってませんでした。また折りたたみ式のフォークが容器の中に入っていて、人民の皆さんは箸ではなくフォークで食べていました。私はバッグの中から箸を出して食べましたけどね。プラスチックのフォークより美味しく感じますから…



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 列車はおよそ80kmほどで大陸を走り続けました。

次回の上海から北京への移動は節約するために夜行列車の利用になりますので、こういった牧歌的な景色を眺めながらの旅行は最後になるはずです。昔は毎日のように昼間の列車に乗って弁当を食べながら次の街へと移動するような旅行をしていましたが、昔と変わらない景色を眺めているといろんな思い出が蘇ってきます。

日本人だとわかると人民の皆さんがいろんなものをくれたり、私は中国語を、そして彼らは英語がわからないので漢字で筆談したものですが、私が漢字を思い出せずに恥ずかしい思いをしたことが何度もありました。しかし今回はノートPCがありましたので楽でした。しかしまだ硬座に乗ってる層の人民の皆さんにはPCが珍しいみたいで遠巻きに人が集まってくるので恥ずかしかったですが。この文章も彼らの視線を感じながら書いてるのですが、漢字は理解されてしまうはずですからちょっと気になってしまいますよ。(笑)



tamagobentou

 列車の中での夕食はもちろんお弁当にしました。

途中に停車した駅でバラエティが無かったので中身も確認せずに購入したのですが、列車に戻って蓋を開けてみたら茹で玉子と炒めたキャベツ、そして揚げ玉みたいなものしか入っていませんでした。まあ値段が5元(約75円)でしたから仕方がないかもですが、玉子の殻が付いたままだったのには驚きました。これだけじゃサミシイのでインスタントのみそ汁を作り、大阪で飛行機に乗る前にイオンで握り寿司のパックを買った時に多めにいただいてきたガリを乗せました。また食べてる途中に飽きてきましたので、バッグの中からゆかりのふりかけを取り出してかけたのですが、周りの乗客が紫色の粉末を不思議そうに見ていました。(笑)

食後にみそ汁を飲んだカップを洗って日本茶を飲み、その後に停車した駅で3元(約45円)の冷えていないビールの大瓶を買ってマニラで買っておいたスルメと共にいただきました。窓の外はすでに真っ暗になり、長い夜が始まったのですが、まだまだ上海は列車が進む地平線の先の先です。覚悟して乗ってみた20時間を越える列車でしたが、「飛行機に乗ってりゃ今頃は宿のベッドで…」とほんの少しばかり後悔しちゃいました。(笑)



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(2009/03/16(月) 23:59)

 香港から再び広州へ、中国人民の世界へ再入境
hongkongokuribito

 香港は今日もまた素晴らしい天気に恵まれました。

絶好の出発日和となったのですが、香港から距離がある上海に行くのに深せん飛行場までフェリーで行ってから飛行機に乗る手があるかもという提案を受けて、ネーザン通りにある中国旅行という旅行代理店まで聞きに行くことにしました。列車だと安いのですが、20時間ほどかかる上に常に混んでいますから、1万円くらいなら飛んでしまいたかったのです。しかし窓口にはウェブサイトにあったような格安商品は無く、15000円くらいのしかありませんでしたので、最初の予定通りに列車でGO!ということにしました。

中国旅行から宿へ戻る途中に「アラ?、おくりびとやん!」と団体さんの中から関西弁が聞こえてきましたが、もうすぐ香港でも公開される日本映画のポスターに日本人観光客の皆さんが釘付けになっていらっしゃったのです。ほとんどの皆さんがポスターを撮影していましたので、地元の人たちは不思議そうな顔をしていましたよ。そんな観光客を撮る私も不思議に思われたかもですが…(笑)



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 香港からMTRに乗り、中国国境へ向かいました。

今回は乗り換えを避けるために少し歩いてからモンコック・イーストという駅から乗りましたので33香港ドル(約425円)で済みました。国境を越えてから手持ちの中国元が少なかったので両替しようと考えたのですが、長い行列ができていましたので中国銀行のATMでキャッシングすることにしました。VASAが北京オリンピックの正式スポンサーになったので、今や中国全土のATMで現金を引き出すことができるというわけですが、便利な時代になったものですね。

赤い100元札ばかりが出てきたので、お昼ごはんを食べて崩しておくことにしたのですが、駅周辺には安食堂が見当たりませんでした。それでバイトの女の子が配っていたクーポンを貰って、久しぶりに大陸のマクドナルドを試してみることにしたのです。これは16元(約240円)のチキンバーガーとクリスピーチキンのセットですが、スパイシーでなかなか美味しゅうございました。



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 深せんから上海のチケットは既に完売していました。

何も無いところで明日まで待つのもイヤでしたので、75元(約1120円)を払って広州まで行ってみることにしました。列車は高速バスより割高ですが、最高時速は180kmくらいでしたから断然早いのが魅力なのです。また列車の窓からの眺めも高速道路よりマシでしたし、当然ながら上海行きの列車が出る広州駅に到着しますから便利なのです。

モダンな列車内には飛行機のように雑誌が置かれていましたし、JRのマネのような車内販売が頻繁にまわってきたりしていました。途中3箇所くらいに停車して、昼寝をする間もなく列車は広州駅に到着しました。当然のように列車内のマナーも良く、かつての中国の汽車移動の混沌とした様子はもう過去のものなのかとサミシイような嬉しいような複雑な気持ちになりましたよ。(笑)



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 広州駅でもたいした混乱は無くチケットを購入できました。

私は中国でチケットを買うために最高で2時間以上も待った経験がありますが、今日は15分ほどで済みました。もちろん割り込んでくるおっちゃんがいたりしましたが、肩をグイッと掴んで親指で「俺の後に並びな…」とサインを送ってやりました。メチャ混んでいたので変な時間のチケットしか取れませんでしたが、「まだ中国はこんなレベルか…」とあきらめることにしました。

時間をつぶすために駅から南方面に歩いてみることにしたのですが、大きな都市公園の対岸にまったく不釣合いな建設中のビルが目に入りました。壁には「全湖景大宅」と書いてありましたが、「全室から湖を眺めることができる邸宅」といったような意味なのでしょう。完成後に入居した成金の住民には良い眺めなのですが、公園に散歩に来てる皆さんからしてみると邪魔な存在でしかないでしょう。これもバブル経済の一面なのでしょうが、困ったものですよね。

 

tenrakuboushi

 その後、こんな不思議な光景を目にしました。

道路にゴミ箱の上の部分だけが置いてありましたので、強風にでも飛ばされて道路に落ちたのかと思ったら、どうやら誰かがマンホールの蓋を盗んだので転落防止のためにわざと置いてあるようでした。経済成長による鉄価格の上昇で、鉄製品の盗難が後を絶たないという報道がありましたが、まだ続いているのかと不思議でしたよ。

日本だったらすぐに新しい蓋が用意されるのでしょうが、こちらでは数日かかってしまうのかもしれません。しかしよくゴミ箱の上の部分がマンホールの穴にピッタリだと気づいたものですよ。単に目の前にあったのを試してみたらピッタリだったということかもしれませんが、発案者に拍手を送りたいものです。(笑)



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 夕食はやっと炒麺にありつくことができました。

数日前から食べたいと思い続けていたのですが、広州に入ってようやく実現しました。入り口で7元を払って番号札をテーブルの上に置いて料理を待つというシステムでしたが、えらく待たされてしまいました。1分くらいでできる炒飯とたいして違わないだろうと心の中で文句を言いながら待っていたらようやくコレが運ばれてきました。

まあ日本円にすると100円ほどの料理ですから文句は無いのですが、麺と牛肉ともやしだけのシンプル過ぎる内容に唖然としてしまいました。味は普通に美味しかったのですが、何か緑色の野菜くらい入れてもらいたかったですよ。こんな時に刻み海苔やかつおぶしパックでもあればと思うのですが、アジア旅行には不要だろうとバッグには入れてこなかったのですよ。残念!(笑)



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(2009/03/15(日) 21:12)

 香港第4日目、香港での滞在を1日延ばしたわけは…
14mar2009lunch

 香港は久しぶりに良い天気に恵まれました。

今日から中国に再入国しようと考えていたのですが、郊外に面白いモールがあるという話を聞きましたので1日延期することにしました。まずは9,8香港ドル(約125円)のバスで香港島の東端まで行ってみることにしたのですが、そのエリアには安食堂が無いかもしれませんので宿の近くで済ませておくことにしました。今日は炒麺を食べたい気分だったので探したのですが、ある店のオバちゃんに「炒麺はやってないけど、ランチョンミートのスープヌードルはどう?」と聞かれたのですが、空腹だったので内容もわからず承諾してしまいました。

沖縄のランチョンミートのちゃんぷるーみたいなのがラーメンに乗ってるのが出てくるのかと期待してたら、運ばれてきたのは実にシンプルなものでした。しかも麺がインスタントのものでしたし、スープもまったくコクがありませんでした。空腹だったのでテーブルの上の調味料で工夫して完食したのですが、「久しぶりにハズしちゃったな?」と安易に妥協したことを後悔しました。まあ値段は13香港ドル(約165円)でしたから問題ないのですが、帰り道に美味そうなものを食べている人たちを見たらちょっと悔しかったですよ。(笑)



mtrxiq

 食後にバスでチャイワンというエリアに行きました。

香港島のMTRの東端の港湾エリアでしたが、その倉庫街に東京風のトレンドを売り物にしてる風変わりな店ができてるという情報があったのです。そのことは以前に何かの番組で見たことがあったのですが、たしかに香港にしては高感度な品揃えではあり、インテリアなども悪くなかったのですが、倉庫街にあるにしては売り場面積も小さくて迫力に欠けていました。またその手の店は東京にはたくさんありますので、わざわざ出かけた意味もあまりありませんでした。しかしそういった香港の一面も確認できたのは悪くありませんでした。

倉庫街からMTR駅までは15分ほどかかったのですが、天気が良かったせいもあり半袖で歩くことができて気持ちが良いものでした。次の目的地である九龍側までの電車を待ってる間に面白いMTRの広告を発見しました。「Dr.スランプ」と「ドラゴンボール」の記念乗車券を告知するためのもののようですが、もちろん日本でも公開中のハリウッド映画に合わせてのものなのでしょう。地下鉄の車内の電光掲示板にも「亀仙人」などの文字が出てきて、香港では今日から公開の「龍珠」の広告を流したりしていたのですが、ちょっと観てみたくなりました。しかし香港も中国も映画料金はちょっと高いので韓国で朝いちばんの半額料金の回で観るしかないかなと思っています。



akamaruudon

 MTRの駅近くのモールにうどん屋がありました。

その名も「赤丸製麺所」という讃岐うどんの店で、どこか「はなまるうどん」を連想させるものでした。入り口に大きく「12香港ドル」というPOPがありましたので、これならハズしても許容範囲だと思って注文してみました。けっこう待たされてしまいましたが、運ばれてきたのは本当に腰がある美味しいうどんだったのですが、残念ながらつけ汁が色も風味も足りていませんでした。

まあ異国で讃岐うどんに限りなく近いものが150円ほどですから文句はありませんでした。店員さんたちは日本語で「いらっしゃいませ?」とか「ありがとうございました?」とか声をかけあっていましたので、レジでの支払いの時に「ごちそうさま?」と言ったら返事に困っているようでした。レジ係りのお兄さんは「ごちそうさま」の意味は理解していたと思うのですが、何と返して良いかはトレーニングされていなかったのでしょう。(笑)



megabox

 その後にMTRで別のモールへ行ってみました。

「MEGABOX」という名前からも雰囲気が伝わるように、巨大な赤い箱のような建物の中に3フロア吹き抜けのエスカレーターがあったりするダイナミックなものでした。駅からはちょっと離れているために無料のシャトルバスを頻繁に運行していましたが、そのためかロケーションは良くないのに繁盛していました。テナントは高級ブランドは皆無で、先日のフェスティバルウォークとは棲み分けができているようでした。しかしここにもアイススケートリンクがありましたので、その点では競合しているみたいでした。まあフェスティバルウォークは壁に囲まれているのに対し、こちらは窓越しに香港島の高層ビル群を眺めながら滑ることができるという意味では差別化がされているのですが。

ちなみに画像の右のオーバルなビルの最上階には「ESPRIT」の赤いロゴが入っていました。最近では東南アジア以外ではあまり見なくなったファッションブランドですが、なぜか香港では元気なようです。しかしいくら香港で売れてるとしてもこんな大きな自社ビルを持てるほどじゃないでしょうから、数フロアをテナントとして借りているだけだと思います。「ESPRIT」は「edc」という、ユニクロで言えば「au」のような低価格路線のものも展開していますが、その店もけっこう増えているみたいですよ。



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 これはMEGABOXの16階からの眺めです。

不思議なことにビルの地下と15?16階が駐車場になっていまして、そこの転落防止用の柵の間から九龍の中心部方面を撮影してみました。夕陽が沈んだばかりでしたから中途半端な時間帯でしたが、なかなか美しい光景でした。手前に見える空き地の部分が空港跡地なのですが、こうやってみるとかなり広大です。ここに高層ビルが建ってしまいますと九龍方面は見えなくなってしまいますが、低層のものや公園などになれば眺めは今以上に良くなることでしょう。

現在の空港ができる前はこのくらいの高度で香港の街を間近に見ながら着陸していたわけですが、頑張れば中心部まで歩いても行けたわけですからスゴイですよねちなみにこの空港跡地にはセスナ機などが停まっている航空クラブみたいなものがありましたので、現在でもある程度の対価を払えば昔の離発着の疑似体験ができるのでしょう。香港の夜景はどんどん魅力的になっていますので、滑走路の再開発が始まる前にちょっと試してみたいものですよ。



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 MEGABOXから無料のシャトルバスに乗りました。

着いたところはカオルートンの駅の近くでしたが、そこにIKEAがありましたので売り場を素通りしてカフェに行ってみました。都市型の店舗ですのでカフェの面積もメニューも少ない感じでしたが、9香港ドル(約115円)のビーフパイと6香港ドル(約75円)のコーヒーを試してみました。コーヒーは中国のIKEAとは違ってちゃんと挽きたての豆から抽出するタイプのものでしたから良かったのですが、ビーフパイは生地が微妙に甘めでしたので困ってしまいました。誰かが粉をこねる機械に入れる時に間違えたんじゃないかなと思ったのですが、他のお客さんたちは平然と食べていらっしゃいましたので店員に確認するのはやめておきました。

コーヒーをお代わりしたのを持って店内を素通りして出口フロアまで降りていったのですが、それは立ち食いのホットドッグがあるだろうという読みからでした。レジの先にはやはり他のIKEA同様にスナックスタンドがありましたので、6香港ドル(約75円)払ってひとつ購入しました。その後に2香港ドル(約25円)のソフトクリームも試したのですが、1元(約15円)の広州のものよりコーンが高級なものでしたから満足でした。やはりIKEAも一国二制度を遵守しているようですね。(笑)



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(2009/03/14(土) 23:59)

 香港第3日目、変わりゆく香港と変わらないもの
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 本日も午前中はのんびりと過ごしました。

今後の予定もほぼ決めたところでランチに出かけたのですが、いろんな選択肢がある中で10香港ドル(約130円)と格安だった水餃子にしてみました。値段が値段だけに期待はしていなかったのですが、エビが入った大きめのヤツが4個もありましたし野菜も入っていましたので大満足でした。

しかしさすがにコレだけでは満腹にはなりませんでしたので、店を出た後にパンや点心などを買ってしまいましたが。女性誌に特集されるような香港スィーツも試してみたいとは思うのですが、ちょっと割高感があるのと店内で浮いた存在になりそうなので足を踏み入れる気になれません。流行っていない店なら入りやすいのですが、店内がガラガラだと不味い店かなって思ってしまいますし。(笑)



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 食後にホンハム駅方面に歩いて行きました。

広州東駅からの直通電車の終着駅で中国本土の玄関口ともなってるのですが、その駅を中心としたエリアには多くの在香港の日本人が暮らしてる高層コンドミニアムが建ち並んでいました。日航ホテルの近くにDFSがあったので立ち寄ってみたのですが、期待してたお菓子の試食が無くてガッカリでした。そのエリアから昔の空港跡地方面に歩いていたら、いきなり街中に船が現れました。「名古屋港の商業施設みたいだな…」と思っていたら、中身はやはり「吉之島」ことジャスコでした。

ジャスコは香港に10店舗ほどあるみたいですが、今日はそのうちの3店舗ほどに行ってきました。どこも内容はたいして変わりはなかったのですが、すっかり地元に馴染んで繁盛していました。そこで半生麺タイプの味千ラーメンを見かけたのですが、パッケージは日本のものと同じデザインながら中国語表記だったので裏を見てみたら中国製でした。値段は2人前で11香港ドル(約140円)と日本の半額ほどでしたが、そこまで九州ラーメンが庶民の味として定着してるんだなと感心させられました。余談ですが名古屋のアピタも年内には店を出すという表示を見かけました。そこでは中国製の「すがきや」のラーメンを販売したりして…(笑)



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 ホンハム駅から30分ほどで旧空港に到着しました。

かつて世界一、離発着が難しい空港としてパイロットたちに緊張感を与え続けてきた空港だったらしいのですが、現在は更地になっていてアスファルトの割れ目から草が生えているような状況でした。九龍の中心部から無理すれば歩いて行くことができるほど近い場所に広大な面積の空き地があるわけで、その有効活用についてはいろいろと検討されているようです。

もしも北京から九龍半島まで新幹線を作るとしたら、この空き地の地下に終着駅のホームを作るということだってあり得る話でしょう。それ以外にもお台場みたいに10年間ほど低層の商業施設でも運営させておいて、それから高層タワー群に作り直すことだってあり得るでしょう。個人的にはニューヨークのセントラルパークやパリのラ・ビレットみたいな都市公園にしてもらいたいと思いますが、お金にシビアそうな香港じゃちょっとムリかな。(笑)



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 かつて旧空港の近くに九龍城がありました。

以前に香港に来た時に恐る恐る異様な建物の中を探検したことがあるのですが、今ではすっかりキレイな公園に生まれ変わっていて、昔の様子をうかがわせるものはこの記念碑のみでした。私が探検した頃は建物の解体が決まって、数軒の歯科医院などが細々と診療を続けているような状態でした。しかし最盛期には酒やタバコ、麻薬なども普通の怪しげな不法地帯だったようです。

その跡地には中国風の庭園やバスケットボールの練習場などができていましたが、時代の変化というものを痛感させられましたよ。香港はどんどん世代交代が進み、アニエス・ベーを着て味千ラーメンを食べるような若い世代が増えているのですが、なんとなくサミシイような気がします。ランニング姿で中華鍋を振ってるようなおじさんが香港から絶滅したらと想像すると私にとっての魅力が半減しちゃうと思えるのです。



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 九龍城の北側でこんな不思議な光景を見かけました。

山の斜面が墓になってるのですが、さすがに香港らしく中国式や十字架など様々なデザインのものがありました。不思議だったのは空中に浮かんでいるかのような建物があったことで、もしかしたら新しく鬼籍に入った人のためのものかもしれません。1年ほどその場所に置かれてから別の場所に移されるのかななんて想像したのですが、まったく違う理由かもです。

まさか中心部から歩いて行けるエリアに墓があるとは予想していなかったのですが、香港の別の一面も見ることができました。香港は土地が高そうですから永代供養の料金も高そうですが、そのためかひとつひとつの面積は小さいようでした。郊外の墓はもう少し広いのかもしれませんけど、狭い面積にひしめいてる墓石群を見て、かつての九龍城を連想しちゃいましたよ。(笑)




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 最後に郊外の巨大なモールに行ってみました。

このフェスティバルウォークは地下鉄の駅に直結したもので、予想していたファミリーっぽいタイプではなくモダンなデザインのお洒落なタイプのものでした。ヨーロッパの高級ブランドから日本の有名店までいろんな店が並んでいましたが、いちばんの特徴はスケートリンクがあることでしょう。冬が無い香港では氷の上を滑ることは特殊な経験のようで、多くの地元の皆さんが楽しそうに滑っていました。

このように香港は今後も変わり続けるようですが、中国政府が分裂でもしない限りは残り40数年間は一国二制度が続くことでしょう。今回の広州からの旅でその将来のことを想像しちゃいましたが、おそらく予想をはるかに超えた未来が待っていることでしょう。各界の識者に予想させてタイムカプセルにでも埋めておいて、その時に開けてみてみるとハズレばかりで面白いと思います。どこかの局でやってくれないかな。(笑)



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(2009/03/13(金) 23:59)

 香港第2日目、中華圏で初体験の料理の味は…
12march2009lunch

 本日の香港は曇りのち晴れでまあまあでした。

ちょっと疲れが旅のたまってきていましたので午前中は宿でのんびり過ごしました。ネットで次の上海などの情報収集を済ませてからランチに出かけたのですが、久しぶりに牛丼でもと考えてジョーダンストリートの吉野家に行ってみました。しかし29香港ドル(約375円)と意外に高かったので、牛丼は中国に行ってから食べることにしました。それで何か無いかと近くの店を探していたら丼に生卵を落とした面白そうな料理の写真がありましたので、内容もわからないまま注文してみました。その店では珍しく英語が通じなかったのです。

運ばれてきたのはご飯の上に牛肉などをミンチ状に荒く叩いたものと生卵が乗ってるもので、それを甘めのタレとかき混ぜながら食べるというものでした。おそらくステンレスの容器ごと炊かれたご飯の上に牛肉ペーストを乗せ、もう一度ほどよく加熱して冷ましたものだと思います。お客さんに出す前に玉子を落として、牛乳と豆乳の中間くらいの飲み物とセットで提供するというものでしたが、これで23香港ドル(約295円)とリーズナブルでした。野菜はチンゲンサイではなく「北京才心」というものでしたが、黄色い花が付いていたりしますので菜の花の一種なのでしょう。こちらも8香港ドル(約100円)と嬉しい値段でした。今日は珍しいものを試すことができましたが、吉野家で妥協しなくて良かったですよ。



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 胃袋も気分も大満足でターミナルへ向かいました。

今日は香港島の見落としていたエリアを歩き回るためにスターフェリーに乗ることにしたのですが、1月に来た時に工事用の幕で覆われていた商業施設の全貌が歩道から見えるようになっていました。後ろに見えるワン・ペキンという高級テナントビルとつながっているかは不明ですが、香港の歴史的な景観を生かした良い観光スポットになりそうでした。ペニンシュラホテルの並びという絶好の立地なのに広々とした中庭を有し、敷地の角の部分には樹齢数十年の樹木を残してありますので雰囲気も良いのです。

もう香港には進出していない有名ブランドなんて無いような感じなのですが、きっとここには香港通の観光客の皆さんも驚くようなテナントが入るのでしょう。この商業施設以外にもネーザン通り付近で2つの大型商業ビルがオープンを控えていますし、香港はますます買い物目的の旅行者にとっては魅力的な街へと進化し続けているようです。私はあまり買い物には興味がありませんが、モールおたくとしては近いうちに再訪しなくっちゃですよ。(笑)



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 2,2香港ドルのフェリーでワンチャイに渡りました。

いまだに30円弱で抜群の景色を楽しみながら対岸と行き来できるところも香港の素晴らしいところですが、裏道の思いがけないところに面白い店を発見できたりするのも魅力なのです。今日はワンチャイ地区の山の手を歩いていたらMTRの駅に地下でつながってる高層ビルの裏手でいくつかの興味深い店を見つけました。右手のヤツはフランスのロクシタンのスパで、料金票を見てみたら部分ケアでも250(約3200円)、全身だと1600(約20000円)とかなり高価でした。左の45Rは日本のカジュアル衣料店の香港2号店で、吹き抜けがある2階建てのなかなか雰囲気が良い店でした。

この近くにはアニエス・ベーの店もあったのですが、香港でのアニエス人気には驚かされるものがあります。歩いて5分ほどのパシフィク・プレイスにも店がありましたし、そこから15分ほどのITCモールには「LA LOGGIA」という名前の大型店があるのです。洋服から飲食、生花など9部門のアニエスブランド店が集められていましたが、おそらく1フロアとしては世界一のフロア面積なのでしょう。もちろん国毎のアニエス・ベーの店のすべての売り場の合計では店舗数が多い日本がいちばんだと思うのですが、人口の比率では香港が群を抜いてるようなのです。なぜ香港の人たちにそれほど支持されるのか、アニエス本人さえも理由がわからないんじゃないでしょうか。(笑)



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 香港公園で一休みしてケーブルカー乗り場に来ました。

頂上の建物が新しくなっているということでしたから登ってみたいなとは思ったのですが、その料金で美味しいものを食べた方が良いという考えが頭に浮かび次回にすることにしました。乗り場には香港を代表するスターの蝋人形が置いてあったのですが、香港を中心とする中華圏では彼を見ない日はありません。

ジャッキーの名前が付いたスポーツクラブはあちこちの国に支店がありますし、食品のコマーシャルなども毎日のように流されています。彼の映画の撮影場所を観光目的とする旅行者だっているでしょうし、ジャッキーの香港経済に対する貢献度はかなりのものだと思います。まだ今のところ現役で映画出演を楽しんでるようですが、肉体的な限界を感じるようになったら政界に進出するかもですね。選挙に出ればトップ当選すると思うのですが、国際会議でシュワちゃんと握手するなんてことが現実のものとなるかもしれませんよ。(笑)



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 今晩は20時に合わせてフェリーに乗りました。

昨晩は対岸から見た「シンフォニー・オブ・ライツ」という光のイベントを今晩は船上から見てやろうという趣旨でしたが、近くで見るとなかなか迫力がありました。しかし船までは音楽が聞こえないので、単に「ビルの照明が点滅してるからキレイだな…」くらいのものでした。以前にフロリダのユニバーサル・スタジオでマイケル・ジャクソンの「IO」という3D施設に行った時に音響トラブルで無音になったことがありましたが、今回も映像と音楽が一体となった時にはじめて観衆の心を掴むということを再認識させられましたよ。

「シンフォニー・オブ・ライツ」は13分間しかありませんから九龍に着く前に終了したのですが、到着間際に見た豪華客船を含めた景色もなかなか見応えがありました。手前の船はP&Oのアルカディア号でしたが、乗客たちはかなりの対価を払ってるのでしょう。私は1,7香港ドル(約22円)払ってスターフェリーに乗っていたのですが、その数十万倍かかる船からの眺めもちょっと見てみたい気がしました。一瞬「またマカオに渡ってカジノで大儲けしたら…」という妄想が頭を過りましたが、九龍側に着岸して現実に引き戻されてしまいした。(笑)



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 今日の夕食は持ち帰りの炒飯にしてみました。

昨晩宿で知り合った旅行者が美味そうに食べていたので、私もフェリーターミナルからの帰り道にオーダーしてみたのです。ランニング姿の無表情なおじさんが中華鍋を魔法のように操ってあっという間に作ってくれたのですが、かなりの量の炒飯にスープがおまけについて23香港ドル(約295円)と割安感がありました。

こんなに量があって食べきることができるかなと心配したのですが、ランニングおじさんの魔法のためか油っぽくなくて最後の最後まで美味しくいただくことができました。5分ほど歩いて宿に着いてからでも美味しかったのですから、その場で食べていたらもっと美味しかったことでしょう。東京の中級中華レストランで食べるより美味しいということは確実ですよ。(笑)



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(2009/03/12(木) 23:59)

 香港第1日目、物価が高い中国から物価が高い香港へ
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 本日は中国から香港へと陸路移動することにしました。

宿代が安ければもう1泊したいところでしたが、初日に割高な高層ホテルに泊まったり、珠海で両替した中国元も底をつきはじめてしまったので、もう出国しちゃおうかなという気分になったのです。ホテルの部屋で昨晩購入しておいたパンを食べて、シャワーを浴びてからチェックアウトしてバスが発着する広州駅近くの高級ホテルまで歩きました。地下鉄に2駅ほど乗ればあっという間に着いたはずでしたが、駅周辺の景色も見ておきたいと考えて15分ほどかけて歩きました。

駅の東側には革製品を扱う会社が集まってるようでしたが、興味が無いのでスルーしました。しばらくすると見覚えがある見本市の展示会場まで来たのですが、なにやら人気のイベントをやってるようで人民の皆さんの長い行列が出来ていました。看板には「香港潮流商品」とありましたので、香港在住のデザイナーたちによる気が利いたデザインの商品でも並んでいるのでしょう。どんな内容なのかちょっと気になりましたが、私はこれから香港に行くわけですし、10元(約150円)もしちゃう入場料を払う気にもなれませんでした。この展示会には100元ほどで行ける香港まで行けない人民の皆さんが疑似体験しに行くのかもしれませんが、それらの商品は中国製だったりするのかもしれません。そう想像しちゃうとちょっと面白いですよね。



11march2009lunch

 広州から深せんまでのバスは65元(約975円)でした。

高速道路を快適に走り2時間ほどで到着したのですが、そこは郊外の国境エリアでした。それで観光案内所の英語ができるお姉さんに聞いて2,5元(約37円)のバスで繁華街まで出かけました。とりあえず食事をすることにしたのですが、お昼時だったので混雑していました。いくつかの候補の中から知らないファストフードの店を選んでみたのですが、このセットで19元(約285円)でした。

面白いなと思ったのが、メラニンの皿にステンレスの皿を重ねて使っていることでした。こうすることでそのまま調理できたり、食器洗いも楽なのでしょう。味はいたって普通でしたが、メニューにあった画像は茹でたチンゲンサイだったのに実際に出てきたのは炒めたキャベツだったのでガッカリでした。マカオあたりからずっと茹でたチンゲンサイを食べたいと思ってるのですが…(笑)



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 繁華街から深せん駅まで地下鉄に乗りました。

今年は深せんに地下鉄ができて4周年というでしたが、さすがに新しくてキレイな車両でした。広州と同じコイン式でしたが、こちらは黒ではなくグリーンでした。自動発券機も1元札が使えないということ以外は問題なく、乗客のマナーも悪くなくて、さすがに香港に近いためなのかなと感心させられました。

しかし今回久しぶりに深せんの街に来てみて、昔とのあまりの変化に驚かされることばかりでした。この画像にあるような高層ビルも何本か建設されていたのですが、経済特区に指定される前にはほとんど何も無かった寒村だったとは想像できない感じでしたよ。このエリアも中国がバブル崩壊しちゃえば打撃を受けるのかもしれませんが、またその時は様子を見に再訪したいものです。



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 香港への国境越えはスムーズなものでした。

特に荷物の検査も無かったのですが、中国と香港の国境の水路の上の通路を越えるあたりで白いマスクを付けた検疫の係員が我々の方にサーモテスターを向けて体温を測っていたのには違和感がありました。香港はサーズ問題の苦い経験から神経質になってるようですが、もう少し旅行者に配慮してもらいたいものだと思いました。国境を越えたらすぐにMRTの駅があって、宿がある目的地まで38香港ドル(約460円)でスムーズに行くことができました。

宿に荷物を置いてまずは両替に出かけたのですが、円安傾向でしたので1香港ドルが12,8円ほどというキビシイ数字になっていました。これまでは1香港ドルを12円で計算してたのですが、これからは13円でやらなくちゃいけません。両替率の悪化にはガッカリでしたが、気を取り直して夜景を見るために九龍半島の南端に向けて歩き始めました。その途中で一休みしようと久しぶりに九龍公園に足を踏み入れてみたら、池にたくさんのフラミンゴがいたのでビックリしました。渡り鳥じゃないでしょうから伝染病を運ぶ心配は無いのでしょうが、近くの高層ビルに飛んでいったりしないのかなと心配になりましたよ。飛べないように羽に細工をしてあるのかもですが、そうだとすると動物愛護の観点からちょっと問題アリですよね。




hongkongnightevent

 本日のハイライトは夜の光のイベントでした。

これは「シンフォニー・オブ・ライツ」という名前で、九龍と香港島の両岸で毎日20時から13分間だけやってるもので、1月に来た時には時間が無くて見ることができなかったので初体験だったのです。小雨が降る中で多くの観光客とショーを見たのですが、噂の通りにたいしたものじゃありませんでした。たしかに高層ビル群に電飾やレーザー光線の仕掛けを施して、それをコンピューター制御でショーにして見せるというアイデアは悪くないのですが、音楽や構成にのやり方にもっと工夫の余地があるんじゃないかなと思えたのです。

香港の観光収入は莫大でしょうから予算をかけて、単調にビルを光らせるだけではなく電飾を施した船や飛行機を登場させるくらいのことはやっても良いんじゃないかと思えたのですけどね。もしくは九龍側でミストを発生させたり、扇方に広がる噴水に映像を映し出す演出なども楽しいんじゃないかと思ったのです。ちょっとガッカリしたイベントでしたが、無料ですから不満があるわけじゃありません。また機会があればその時間にスターフェリーに乗って船上からも見てみたいものですよ。



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 宿に戻る途中に夕食をいただくことにしました。

中近東系の食事も考えたのですが、まずは無難に麺にしておきました。お昼が豚肉と鶏肉だったので牛を煮込んだものが入った平たい米麺にしてみたのですが、なかなか美味しかったですよ。値段はさすがに香港ですから19香港ドル(約245円)ほどしちゃったのですが、こればかりは仕方が無いですよね。

その後に近くのWellcomeというスーパーでビールと明日のパンなどを買って宿に戻ったのですが、宿で知り合った人から飲みきれないからとビールの大瓶をいただいちゃいましたのですっかり酔っ払ってしまいました。まあ今回は旅に出てからトータルで1リットルほどしか飲んでいませんでしたから、たまにはそんな夜があっても構わないですけどね。(笑)



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(2009/03/11(水) 23:59)

 広州第2日目、広州駅北から広州東駅までの5元の旅
guangzhoumetro

 晴れたのは先日だけで、また曇天になりました。

午前中は予算オーバーのホテルでのんびりネットをやってたのですが、チェックアウトするのが遅過ぎたのか、先日の午後に満室で断られた宿が10時過ぎでもまた満室でした。レセプションの女性に「昨日もダメだったのに…」と愚痴をこぼしたら、同じ系列のホテルがあるからと電話で送迎の手配をしてくれました。自動車で行くということはかなり郊外の方じゃないかと恐れたのですが、地下鉄で広州駅のひとつ北側の三元里駅の近くでした。

部屋に荷物を入れて、すぐに地下鉄に乗って出かけることにしたのですが、行き先は来年開催予定のスポーツイベントのためにも開発が進んでいるという広州東駅のエリアでした。地下鉄は距離によって値段が違うのですが、広州駅の北側の三元里駅から広州東駅までは12駅で5元(約75円)でした。車内は広告もほとんど無くシンプルでした。またチケットはバンコクの地下鉄と同じようにプラスチックのコインタイプのものでした。乗る前はマニラのLRTよりヒドい混雑を予想していたのですが、それほどでも無かったので拍子抜けでした。また乗客のマナーが良いことにもビックリさせられました。やはりオリンピックの影響なのでしょうか…?



guangzhouikeacafe

 15分ほどの地下鉄の旅で広州東駅へ到着しました。

広州東駅前の地下には大きな商業スペースが、そして地上部分がバスターミナルに、屋上が都市公園みたいになっていました。駅の様子をチェックしようとバスターミナル内を抜けてみたら、目の前に「宜家家居(イケア)」がありました。広州に支店があることは知っていたのですが、郊外にあるものだと思い込んでいましたのでちょっと驚きました。

私は世界中のイケアカフェの朝食を制覇してみたいと思ってるのですが、中国のイケアには用意されていないようなのです。それで最近はサラダを食べていないので、5,5元(約82円)のサラダと6元(約90円)のコーヒー、そして4元(約60円)のシナモンロールを試してみました。サラダはごく普通でしたが、コーヒーはインスタントでしたのでガッカリでした。シナモンロールもかなり安っぽい味だったのですが、経費削減のために質が悪い小麦粉を使ってるのかもしれません。ちなみに1階の立ち食いのコーナーで1元(約15円)のソフトクリームも試してみたのですが、やはりコーンの質が気になりました。マクドナルドのソフトクリームは2,5元(約37円)でしたから、コーンくらいガマンしろと言われればその通りなのですが…(笑)



guangzhouyatai

 イケアの後に駅の中を探検してきました。

広州東駅は香港と広州を結ぶ九広鉄路の玄関口として重要な位置にあるのですが、広州駅に比べるとウソのように整然としていました。あても無く駅前で寝てるような人民もいるにはいましたが、広州駅にの前比べたら格段に少ない感じでした。本日の目的は北の基点の広州東駅から南側の川に面して建設されている90階ほどありそうな超高層タワーあたりまでチェックすることでしたが、その南北軸のコリドーの周辺にはこのあたりのビジネスマンやコンドミニアムの住民向けのショッピングモールがいくつかありました。このエリアにもジャスコが入ったものもあったりしましたが、ピンクの増殖は中国でも同じようですね。(笑)

モダンなデザインの超高層タワーの建設地の近くまでやってきたところ、路上で懐かしい庶民のB級食品を焼いているのを見かけましたので嬉しくなって購入してみました。名前は忘れましたが小麦粉をクレープ状に焼いて、それに甘辛いジャンのようなものを塗り、生玉子を落として火が通ったらパタパタと畳んで紙にくるんで手渡してくれるような感じの軽いおやつにピッタリな食べ物でしたが、今ではビニールに変わっていました。値段も2元(約30円)と3倍ほどになっていましたが、味は昔のままで美味しかったですよ。ちなみに幸薄そうな若い女性が焼いていましたので更に美味しく感じました。「病気の母親の薬代を稼ぐために頑張ってるのかな?」なんて勝手な想像をしてしまいましたが、街中ファストフード店だらけになってるご時世ですから、伝統的な屋台の火を絶やさないように頑張ってほしいものでした。



kousyumuseum

 開発エリアの最南端で興味深いものをみかけました。

不規則に穴が開いた黒い箱が宙に浮いているようなモダンなデザインの建物で、地下を含めると7?8フロアくらいありそうな巨大なものでした。壁には「広東省博物館新館」と書いてありましたが、観光名所が少ない広州の目玉とすべく頑張って建設しているのでしょう。このデザインは香港の会社によるもののようでしたが、「天空の城ラピュタ」の浮かぶ城の心臓部に似てるような気がしました。ベルリンのユダヤ博物館などの影響かもですが、デザイナーが宮崎アニメのファンだったりして…と想像しちゃいました。

この博物館の先には神戸の港にあるヤツを巨大にしたようなタワーが建設中でしたが、そのエリアは軍の敷地で真下まで行くことはできませんでした。そのエリアも古い建物をブルトーザーでガンガン壊しているところでしたので、近いうちには観光客が憩う都市公園みたいに整備されるのでしょう。また数年後に完成した様子を見に来なくちゃと思ったのですが、その頃は円高元安になっていてほしいものですよ。(笑)



chahanandbiwa

 日が暮れて、また中心エリアに戻りました。

広州中がモダンな造りに変化してる中で、川に近い南側に昔の佇まいを残した通りがありましたので嬉しくなりました。毛沢東などのモノクロ写真を店頭に置いたままの写真館や、地下鉄ができる前まで人民の足であった重くてガッシリした自転車を修理する店など、昔の中国がその通りには残っていたのです。食堂も良い雰囲気の店がありましたので、前々から食べようと考えていた8元(約120円)の炒飯を注文してみました。

店内は混んでいましたので見知らぬおばさんと相席でしたが、それも下町らしくて悪くありませんでした。ちなみに画像の左のヤツは4,5元(約65円)の中華風のラザニアみたいな料理で、上の枇杷は近所の八百屋で5元(約75円)で購入したものです。食後のデザートにいただいた枇杷は甘さが足りない感じでしたが、炒飯は中華鍋から10秒以内に私のところまでやってきたものでしたから文句なしの美味しさでした。昔に比べると物価は高くなりましたが、やはり「食は中国にあり」って感じで良いものですね。(笑)



guangzhounouniqlo

 最後に歩行者天国の北京路に行ってみました。

先日もこの通りの入り口までは歩いたのですが、疲れていたので先延ばしにしていたのです。今日は夕食後の腹ごなしということで賑わう通りを往復してみたのですが、ここでもチェーン店ばかりになっていました。日本のユニクロも旗艦店を出していましたが、人民の皆さんには少し高いためか、香港ほどは流行っていないみたいでした。

最後にいつものように明日の朝にいただくパンなどをスーパーで購入して地下鉄でホテルまで戻ったのですが、1日で広範囲を歩き回ったので疲れてしまいました。本当はもう1泊して川の南側の新興開発エリアの様子も見に行きたかったのですが、ホテル代が高いので香港に逃げることにします。どうせ広州にはまた近いうちに来ることになりそうですから、その時でもいいかなとも思えましたしね。



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(2009/03/10(火) 23:59)

 広州第1日目、創健全国文明城市の意味するものは…
kungfu

 今朝はようやく天気が回復しそうでした。

しかし手持ちの香港ドルも少なくなったことですし、そろそろ中国に向けて出発しなければなりません。急いでるわけではないのですが、フィリピンほど物価が安くないのでついつい急ぎ足になってしまいます。今朝は路地の屋台で6.5パタカ(約78円)の辛くないトッポギ風の朝食をいただいて、9時過ぎに3日間お世話になった安宿をチェックアウトしました。それで先日に引き続き、カジノの無料シャトルバスに乗って中国国境を目指しました。

前回は1時間ほどかけて国境まで歩いたものですが、今回はカジノに通う人民の皆様のおかげでずいぶん楽をさせてもらいました。マカオ側も中国側も国境は何も聞かれずに、あっけないほど簡単に通過できちゃいました。予想していたより1時間も早く中国側の珠海市に足を踏み入れたのですが、駅前は以前とはずいぶんと変化していました。全体的にキレイになっていて、イメージが良くなっていました。マクドナルドもたくさんあるようでしたが、こんな有名人をモチーフにしたファストフードのチェーンもありました。この会社は遺族にそうとうな大金を支払っていそうですよね。(笑)



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 珠海の街は退屈でしたのですぐに広州へ向かいました。

まずは駅の地下で1万円を両替したのですが、株安でタイミングが悪かったので675元にしかなりませんでした。レートが良かった頃は730元あたりまでいったらしいのですが、差額でけっこう良いものを食べることができたはずですから悔しいものです。地下2階のバス乗り場から70元(約1050円)の高速バスに乗ったのですが、2時間ちょっとの快適なドライブで広州の駅の近くに到着しました。

広州には高層ビルがにょきにょきと建設中ですっかり別の街に変貌していたのですが、最初に行った駅前の雑踏は以前と変わりないようでした。仕事を無くした地方からの出稼ぎの人民たちが座り込んでいて治安も悪くなってるという話を聞いていたのですが、昼間は危険性を感じることはありませんでした。街のあちこちに「創健全国文明城市」と書かれた看板を見かけたのですが、たしかに高速バスから見えた近代的な高層ビル群のエリアだけを見ていたら実現しつつあるようにも思えます。しかし「光と影」の影の部分には悲しい現実が横たわっているようでした。

 

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 駅に近い安そうな食堂で遅いランチをいただきました。

炒飯を注文したら厨房が昼休みなためかできないということで、店員が勧める木耳の炒め物のセットにしてみました。青菜もそうですが、作り置きしてあったのを皿に盛っただけのものが出てきましたが、冷めていたので美味しくありませんでした。

こんなものが11元(約165円)もするようになっていましたので、中国の物価も高くなったものです。まだ日本人からしてみると安い国ではあるのですが、値段を気にせずに食事をすることができた時代が懐かしいですよ。中国のバブルが崩壊すると、もう一度そんな時代がやって来るのかもですが、日本経済にも深刻な影響を与えそうですからあり得ない話なのかな…(笑)



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 泊まろうと考えていた安宿は既に満室でした。

それで近くの別の宿を教えてもらって行ってみたら、なんとICカードでドアを開けるタイプのビジネスマン向けの高層ホテルでした。私には完全に予算オーバーの宿でしたが、レセプションの英語を喋れる女性が他の選択肢は少ないし、窓なしツインの部屋をディスカウントするというので1泊だけすることにしました。客室にはLANもあり、ケーブルも貸してくれるということでしたしね。

まあ高いけど久しぶりにバスタブでゆっくりしようと部屋に入ったらシャワーだけでしたのでガッカリでした。ネットには快適にアクセスできるものの、たまにアクセス制限が引っかかるものがあり不快でした。このホテルの名前を検索した時に表示されないものがありましたし、なぜかブログの常連さんのページにもアクセスできないことがあったのです。不思議でしたが当局に情報をコントロールされる怖さみたいなものを感じることができました。この私のブログも明日には中国内ではアクセスできなくなっていたりして…(笑)



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 ホテルから繁華街方面に歩いてみました。

昔ながらの商店は減り、通りにはファストフードのチェーン店ばかりになっていたのに驚いたのですが、こんなモールもできていたのにも驚かされました。日本のジャスコが核テナントになったものですが、売り場は仕事帰りの買い物客でごった返していました。ジャスコは不況の日本では地方の売り上げの悪い支店を閉鎖する方針のようですが、逆に中国では100店舗規模で新規出店するというニュースを読んだ記憶があります。現実に混雑する売り場を見たら、そんな計画も当然かなと思えました。

このモールで本屋を探したのですが、安い地図が無かったので購入することはあきらめました。グーグルマップで表示されたのを何枚かデジカメで撮影すればどうにかなりますからね。モールの入り口で係員に本屋の場所を聞いた時に感じたのですが、若い人はある程度英語の単語を知ってるみたいでした。これも昨年の北京オリンピックのおかげなのでしょうが、以前のように漢字で筆談する手間が省けますので楽ですよ。



hoteldeyuusyoku

 夕食はホテルの部屋で食べることにしました。

明日の朝食用のパンを買おうと思って入ったスーパーに11元(約165円)に値下げされた寿司がありましたので、どの程度のものか確認もしてみたかったのです。ホテルの部屋には湯沸しポットもありましたから、持ってきたお吸い物と一緒にいただくことにしたのです。また寿司だけじゃ満腹になりそうにありませんでしたから2,5元(約37円)のお好み焼き風のものやフルーツなどを購入しました。

缶ビールはホテルの1階のセブンイレブンで購入したのですが、3,8元(約57円)もしました。世界的に穀物の価格が値上がりしていましたので当然なのかもですが、値段を気にせずに飲めた時代が懐かしいものです。ところで寿司の味ですが、サンチャゴで食べたものよりマシでしたが、クアラルンプールのヤツより下でした。わかりやすく言うと中の下くらいかな…(笑)



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(2009/03/09(月) 23:55)

 マカオ第3日目、幸せの青いバスに乗って向かった先は…
venetianmacou

 マカオは3日続けて太陽が顔を出してくれません。

マニラではギラギラと照りつける太陽を鬱陶しく感じたことがありましたが、さすがにそろそろ恋しくなってきました。明日は中国へと抜けようと考えていますが、最終日くらい晴天であってほしいものでしたよ。天気に愚痴を言っても仕方がないのでタイパ側のベネチアンへ行こうと思って宿を出ました。そうしたらラッキーなことに目の前からまさに青いシャトルバスが発車するところでした。おかげさまでドア・トゥ・ドアの5分ほどでタイパとコロアンの2つの島の間の埋立地に建設された巨大なカジノに到着したのですが、本家のラスベガスのものより立派な造りでした。

ベネチアンのグランド・カナル・ショップスには250店舗ほどが、そして隣のモール同士が繋がっているフォーシーズンズにも100店舗ほどありましたから見応えがありました。日曜日ということもあって中国からの団体さんも多く、ベネチア風の人工的な水路に浮かぶゴンドラと記念撮影されていましたよ。最近はずいぶんと経済力が付いた中国人民の皆さんも本物のベネチアまで行くのはたいへんでしょうから近場で満足なさっているようでした。でもそれってバブル期の長崎のオランダ村と構図は同じかもですね。(笑)



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 ベネチアンでは高くて何も食べることができませんでした。

それで10分ほど歩いてタイパ・ビレッジまで行くことにしたのですが、その途中のカルモ教会の前で面白いものを見ました。リボンで飾られた赤いクラシックカーを先頭に7?8台の自動車がゆっくりと教会の前に停まり、中から降りてきた新郎・新婦の撮影会が始まったのです。カメラマンの要求に応じて新郎は無理な姿勢をとっていましたが、なかなか微笑ましい光景でした。また撮影してる間、花嫁の付き添いらしいお揃いのドレスを着た女の子たちは足をクロスさせたレースクイーンみたいな立ち方をしていたのも可笑しかったですよ。

このカップルは撮影の後に教会で式を挙げて、どこかの高級ホテルのスィートルームで初夜を迎えるのかもしれません。マカオの若い人たちは日本の曲にも詳しそうですから、BGMは「キャン・ユー・セレブレイト」などが選ばれるのかもです。でもアムロや小室の曲は縁起が悪そうだから敬遠されちゃうのかな…?(笑)



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 タイパ・ビレッジでは選択肢がたくさんありました。

しかし日曜のお昼時ということもあり、どの店もけっこう混んでいました。どこにしようかと迷いながらしばらく歩いていたら、街外れの広場にテントを張り出したカジュアルな店がありましたので即決しました。英語のメニューを見てイカのヌードルを頼んだのですが、あいにく品切れでした。それで悩んだ末にポークチョップのヌードルをチョイスしてみました。

汁なしの太麺の油麺の上に6つくらいに切ったトンカツが乗ったものが運ばれてくるのを想像していたのですが、現実は細麺のラーメンの上にトンカツがそのまま置かれたものでした。この画像では油揚げが乗ったキツネそばみたいですが、骨付きのトンカツなのです。味は悪くはなかったのですが、どうにもトンカツをラーメンに乗せるのは違和感がありました。ちなみに値段は18パタカ(約220円)とベネチアンのフードコートの飲み物の値段以下でした。



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 食後にタイパの2つのカジノに行きました。

どちらも派手なベネチアンを見た後では地味に見えてしまいましたが、それぞれに固定客が付いてるようでした。ショーやアトラクションも無さそうでしたので、無料のシャトルバスで中国国境へと向かうことにしました。タイパから宿泊してる宿がある半島側に市バスで行くと4,20パタカ(約50円)かかるのですが、シャトルバスに乗って中国国境まで行き、そこでまた宿の近くのカジノまで乗るとタダなのです。グランド・カナル・ショップスやタイパ・ビレッジで歩き疲れていましたので、ゆったりとしたシャトルバスで外の景色を見ながら移動するのは好都合でしたので、いろんなカジノのバスに乗って国境まで3往復もしちゃいました。

最後にグランド・リスボアのバスに乗って、そこのカジノで無料のコーヒーとケーキをいただきながら限りなくコスチュームの布の面積が少ないダンサーたちのパフォーマンスを見ていました。マカオの最新のカジノ事情も理解できたことですし、宿に戻ってネットで明日からの中国の下調べでもするかなと表に出たら、通行人に小銭をせびる老人がいました。マカオの中国寺の周りでは見かけませんでしたので、カジノの税収で潤ってるので社会保障が充実しているのかと考えていたのですが例外もあるようですね。この街は香港以上に世界的な金融危機の影響が少なさそうでしたが、やはり他人の善意に頼らなければ生きていけない人も少なからずいるようでした。



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 宿に戻る途中で夕食をいただきました。

カジノでケーキなどを食べた後だったのであまり空腹じゃなかったので、量が少なそうな店を探しました。そんな時に上手い具合に牛肉が乗ったうどんと餃子5個とスープのセットで14パタカ(約170円)という店がありましたのでオーダーしてみました。

値段が値段ですから量が少ないのは良いとして、味の方はもう少しなんとかならないかなというレベルでした。見た目はそれほど悪くなかったのですが、うどんも餃子も味が単調で深みが無かったのです。隣のテーブルではそんな餃子を15個頼んで食べている親子がいましたが、子供が可哀想に思えました。中華の本場で不味い餃子を出す店に子供の頃から通うと舌がバカになりそうですからね。(笑)



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 宿に帰る途中にいつもの店の前を通りました。

地元では有名な店らしく、いつも多くの買い物客で賑わう菓子店なのですが、いろんな種類のお菓子を試食できるのが魅力なのです。同じ上着を着て毎日立ち寄っていますので、そろそろ顔を覚えられてしまいそうですが、今日で最後なので大丈夫でしょう。店頭では白衣を着た職人さんたちが器用な手つきでお菓子を作り、その出来立てのものを試食することができるのです。

今日は初日から試してみたかったラクガンみたいにクッキーの粉みたいなものを固めたものを試食してみたのですが、これがかなりの美味しさでした。おそらく小さく砕いたピーナッツも入ってると思うのですが、配合が絶妙なバランスでしたし、なによりまだ中心が温かかったのが新鮮でした。こういったお菓子って作りたてのものがいちばんなんですよね。それに試食はタダですし。創業者らしきふくよかなポスターのおじさんに感謝しながらいただきました。(笑)



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(2009/03/08(日) 23:59)

 マカオ第2日目、タワーまで歩いて昇らない訳は…
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 マカオは今朝も泣き出しそうな天気でした。

昨晩は遅くまでカジノにいたので、朝食用のパンを買っていませんでした。それでバッグの奥にあった穀物バーとミューズリーをコーヒーで胃に流し込んで朝食の代わりとしました。天気も悪いことですしタイパ地区は明日にすることにして、今日はマカオタワーなど半島の南部を見て回ることにしました。

宿を出て歴史あるいくつかの教会を見て回り、バラ広場前の中国寺に行ってみたら大陸からの団体さんで大賑わいでした。人民の皆さんは胸に青いバッジを付けていらっしゃるのですが、服や髪型などでマカオの人たちと微妙に違うような気がします。上海あたりの人民の皆さんは雰囲気が都会的なのかもですが、そのあたりの地域格差のことは近いうちに自分の目で確かめようと思っています。



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 中国寺の後で丘の上のペンニャ教会にも行きました。

教会のテラスからはこれから行くマカオタワーがキレイに見えましたが、埋立地に建てられていますから周辺に何も店が無いみたいでした。マカオタワーの横のビルには映画館やトイザらスなどが入居しているということでしたのでフードコートもありそうでしたが、観光地プライスの恐れもありましたので少し戻ってランチを食べてから向かうことにしました。

マカオタワーまではバスに乗るほどの距離でもありませんし、周辺の空き地にはいろんな開発計画があるという話ですからゆっくり歩いて雰囲気を見ておくことにしました。右手のマカオ・タイパ大橋を渡った先には白い高層ビル群が、またその先の空港近くの埋立地には外資系のカジノホテルがどんどん建設されているのですが、そんなことをまったく予期していなかった私はタイパ側には行ったことが無いのです。以前の何も無かった頃の姿は古い写真でしか知ることができないのですが、少しばかり後悔しています。



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 教会の丘から高級住宅が並ぶ坂を下りました。

庶民的な店が集まるエリアまで降りて行き、ある店の外に貼りだしてあるメニューを見てエビ餃子が入った麺にすることに決定して店に入りました。サイズがちょっと小さめでしたが16パタカ(約192円)と安かったですし、いろんなものを試してみたい私には好都合でした。

エビ餃子はしっかりとした味で申し分ないものでしたし、細い麺との相性もバッチリでした。なにより肌寒い気温には熱々のスープが最高でしたよ。欲を言えば茹でたチンゲンサイでも入ってればと思いましたが、この料理はエビ餃子と細麺だけのシンプルさが持ち味なのかもですね。



macautower

 15分ほど歩いてマカオタワーに到着しました。

338mと東京タワーよりほんの少しだけ高いこのタワーはテレビ番組で日本の芸能人たちが何度もリポートしてくれましたので初めてという感じがしませんでした。でも彼らが紹介するのは233m付近の展望フロアのあたりばかりでしたから、1階にトイザらスがあることは知りませんでした。また映画館もあって、今日は5時半からジム・キャリーの「イエスマン」をやるということでしたが時間が合いませんでしたし、40パタカ(約480円)はちょっと高いなと思ってしまいました。もうすぐ「ドラゴンボール」が始まるみたいですが、ちょっと観てみたい気がしました。

マカオタワーの1階では「ハケット」というオーストラリアのバンジージャンプのプロモーションを盛んにやっていましたが、日本人が多いためかパンフレットは3ヶ国語で表記されていました。スタンダードなバンジーでさえ1488パタカ(約17900円)もしますので、余命1年とでも宣告されない限りは挑戦する気にはなれません。タワーの展望室なら85パタカということで1000円ちょっとですから昇れない金額でも無かったのですが、天気が悪かったので止めておきました。どうせ今後もマカオには次々に新しいビルが建設されていくので、高所から眺めるのは次の機会でもいいかなと思えたのです。



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 タワーから一度宿に戻って休憩しました。

夕方からまた世界遺産の街を散策したのですが、迷路のような道を抜けると思いがけない風景が待っていたりして楽しいのです。いろんな路地を試していたらセナド広場近くでケバブ屋を発見しました。普通のケバブ屋ならマニラにもありましたが、この店の看板にはファラフェルがありましたので嬉しくなりました。

値段も12パタカ(約145円)と信じられない安さでしたので迷わず注文してみたら、けっこうボリュームがあるものでしたから驚きました。夕食には少し足りないかなと不安だったのですが、充分でしたよ。ちなみにカウンターには「お会計/CASHIER」という日本語のプレートが置いてあったので、お兄さんになぜかと聞いてみたらダイソーで安かったからという答えでした。(笑)



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 その後に文房具屋で携帯ハサミを購入しました。

これから先は飛行機に乗る予定が無いので、そろそろヒゲを整えるのに必要だなと考えていたのです。もちろんマカオのダイソーにもたくさんの種類が置いてあったのですが、中国製であろうハサミを日本より割高な値段で買う気にはなれなかったのです。あちこちを歩き回ってる時に3、8パタカ(約46円)のハサミを見つけたのですが、これなら折りたたみ式ですので旅行にはピッタリなのです。

ちなみにマカオのダイソーはテナントビルの地下1階から地下4階とけっこうな広さがありました。これまで私が見た海外店舗の中でも商品の品揃えはトップクラスでした。近所の雑貨店に比べると群を抜いていますので人気があるのは理解できるのですが、マカオの人たちはすぐ近くの広州の工場あたりで作られた製品を日本経由で買ってることもあると想像したら笑えました。マカオでも「日本産」に対して良いイメージが定着しているようで、ダイソーの並びに建設中のテナントビルの名前は「GINZA PLAZA」でした。(笑)



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(2009/03/07(土) 23:59)

 マカオ第1日目、ハズレとアタリが交差する街で…
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 マカオ第1日目はあいにくの雨になりました。

天気はハズレでしたが、ネットで見つけた今回の宿も無線LANの電波が届かないのでハズレでした。疑問点を検索しながらブログを書くということができないのは苦痛ですが、100パタカ(約1200円)も払ってCTMの通信カードを購入する気にはなれませんので、街のどこかで野良電波を捕まえることにします。今朝はまずセナド広場の観光局に行ったのですが、たいした資料が無くてハズレだなと思いました。しかしカウンターの上に積んであった定価500円と書いてあった「マカオぴあ」というムック本がなぜか無料でしたのでアタリだったかもしれません。観光局には30分間だけ無料で使うことができるデスクトップ機がありましたのでアタリかと思ったのですが、10分ほど使ってたらフリーズしちゃいましたのでハズレでした。

やはり野良電波を捕まえて自分のPCでアクセスしようと小雨の中を歩いていたら、上手い具合に安そうな食堂の前でつながりました。けっこう寒かったので温かいものでも食べながらネットしようと漢字と英語のメニューを見て、28パタカ(約336円)の豚肉入りのスープヌードルを頼んだら、イメージしてたのとはかなり違ったのが運ばれてきちゃいました。具材にトマトやキュウリなどの夏野菜が使われていたのですが、チンゲンサイやネギが入ったものを想像していましたので期待ハズレでしたよ。



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 食堂を出たら雨はほとんど止んでいました。

近くにあったニュー八伯伴の文字を見て懐かしいなと足を踏み入れてみたのですが、経営者は何度か変わっているのでしょうし、最近のマカオ情勢を反映してなのか高級路線のデパートになっていました。私は興味が無いものばかりでしたが、とりあえず最上階のスーパーまで行ってみたら日本の食材が山のように売られていたのに驚かされました。マカオに住んでいる日本人の数なんてたいしたことはないはずですから、地元の住民の多くが割高な日本食材に馴染んでいるということなのでしょう。

「マカオも香港と変わらないな?」と思いながら歩いていたら、果物売り場で面白いものを発見しました。熊本産の168パタカ(約2000円)の晩白柚と488パタカ(約5900円)のスイカでしたが、「日本産」と誇らしげにステッカーが貼ってありました。アジアの富裕層に日本のリンゴなどが売れているという話は聞いていましたが、ここまでいろんなものが流通してるとは意外でした。さすがにカジノで儲かってる街は違いますね?。



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 新興カジノがある埋立地は激変していました。

以前はマカオのカジノはサビれたイメージがあったのですが、誰かズル賢いヤツが中国政府の要人と密約を交わしたみたいで外資系のカジノが大挙して上陸しているのです。老舗のリスボアにも外資が入ったのか、とんでもない規模の新館を建設していましたし、街中がまだまだ儲けてやるぞと工事中でした。ウィンのショッピングアーケードを見て、カジノの様子でも見てみるかと中に入ろうとしたら入り口で「ノートPCはダメだからクロークに預けて」と言われてしまいました。「ディーラーの目を盗んで確率の計算なんてできっこないだろう」と言おうかと思いましたが、粘っても「規則ですから」とダメに決まってますので、カジノは夜に出直すことにしました。

それでフェリー乗り場の近くにオープンしたという「フィッシャーマンズ・ワーフ」というテーマパークに行ってみたのですが、名古屋港のイタリア村みたいにサビれていました。観光バスで乗り付けた中国人民の団体さんたちは楽しそうでしたが、私には退屈なものでしたので他のエリアを見てから宿に戻ることにしました。この画像はタイパ寄りの埋立地に建設中のサイエンスミュージアムですが、カジノの税収で潤った資金で建設されているのでしょう。でもこれって「鉄人28号」の横顔に見えますよね。(笑)



grandrisboa

 宿に戻って2時間ほど休憩しました。

それから手ぶらで出かけたのですが、まずは小高いモンテ砦からマカオの街を見渡してみることにしました。中国側の珠海も含めて、夜景がすごく変化していたのですが、やはりいちばんインパクトが強いのがこのリスボアの新館です。昼間はゴールド1色なのですが、夜になるとカラフルなイルミネーションでいろんな色に変化するのです。258mの高層ビルは都庁より高いということですが、ここに出入りしてるキレイな夜のお姉さん方も高そうでした。

砦の古い大砲がちょうどグランド・リスボアを向いていたのには笑ってしまったのですが、堕落した資本主義の象徴としてテロの標的にでもなりかねないんじゃないかなと変な想像をしちゃいました。中国がバブル崩壊して人民の怒りが頂点に達した時にリスボアなどのカジノ利権が中国政府の要人たちの懐を潤していたという噂が広まったら、珠海から国境ゲートを乗り越えてやってくる自暴自棄になった暴徒たちに焼き討ちにされちゃうんじゃないかと思えたのです。すべての人民が平等であるべき社会主義の国で、マカオは既に一線を越えちゃっているのは間違いないですからね。(笑)

 

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 カジノを5軒ほどハシゴして空腹になりました。

カジノ内にもレストランはあったのですが、物価が安いマニラから飛んできた私にとっては超高級レストランに思えてしまうものばかりでしたので、裏通りの安食堂を探すことにしました。昼に麺類をいただいたので、夜はご飯ものと決めていたのですが、なかなかちょうど良いくらいに繁盛してる店が見つかりませんでした。20軒目ほどで店頭のメニューに23パタカ(約280円)の葡汁雛飯(Rice with stewed chicken Portuguese style)と安くて良さそうなものが見つかりましたので注文してみました。普通の中華料理は次の中国で食べれば良いわけで、やはりマカオではポルトガル料理と融合したようなものを試してみたかったのです。

ビールは止めていたのですが中国製の海珠という大瓶が10パタカ(約120円)と安かったので頼んで飲みながら待っていたら、平皿に盛られたライスとガラス容器に入ったカレーのようなものが運ばれてきました。その正体は骨付き鶏肉を身がほぐれるほど野菜などと長時間煮込んだスープで、確かにパンと一緒に食べるならポルトガル料理として通用する感じのものでした。安さと見栄えから期待はしていなかったのですが、これが予想以上に美味しくってビックリでした。やはり粘って納得できるまで探して正解でしたよ。



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 夕食後にまた雨が降ってきました。

それで近くのMGMホテルに逃げ込んだのですが、そこでは黒人男性歌手が流暢な中国語で冗談を言いながら半裸の美女たちとステージで歌い踊っていました。何曲目かのメロディがどこかで聞いたことがあったので記憶を辿ってみたのですが、なかなか思い出せませんでした。日本の歌を中国語で歌ってるのは間違いないのですが、古い曲だったので思い出せなかったのです。イライラしていたらサビの部分で黒人歌手が「モ?ニカ?」と歌いましたので、ようやく吉川晃司の曲だとわかりました。(笑)

なかなか雨が止まないので隣のウィンホテルに行って、正面玄関の噴水ショーを見ることにしました。ラスベガスのベラッジォのヤツを小さくしたような感じでしたが、すぐ近くで見ることができましたので迫力がありました。コンピューター制御で幻想的な動きをする噴水は珍しくはないのですが、クラッシックの曲の時はかろやかにダンスを踊ってるかのように、「007のダイヤモンドは永遠に」の曲の時は炎の演出も加わって力強くという風にアレンジが絶妙でしたので充分に楽しむことができました。次はどんなタイプなのか興味があったのですが、雨が小降りになってきましたので宿に戻ることにしました。



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(2009/03/06(金) 23:59)

 マニラ最終日、コンビーフサンドを持ってマカオへ
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 ついにマニラを離れる日がやってきました。

マカオへのフライトは夜ですから時間はあったのですが、映画を観に行くほどの時間もお金も残っていませんでした。それで近くのジープニー工場に行ってみようかと考えたのですが、乗り換えが面倒でしたので今日は宿でのんびり過ごすことにしました。午前中にシャワーを浴びて荷物をバッグに詰め込み、ブログのアップやマカオの情報収集などを済ませておきました。それから宿のご主人たちとお昼ごはんをいただきながら今晩の機内で食べるものの話になりました。

私は適当に空港近くの店で何かを買っていこうと考えていたのですが、宿のご主人が「いつも自分たちはコンビーフのサンドを作って行くんだけど、材料を買ってきたら作ってあげる」という有難い提案がありましたので甘えちゃうことにしました。それで宿の自転車をお借りして近所のスーパーまでコーンビーフの缶を買いに行ったのですが、小さなサイズのものが15ペソ(約30円)ほどでした。他にはクノールの調味料とチーズパウダーなるものを買ってみたのですが、3点で50ペソ(約100円)ほどでした。マニラが旅行の最後だったらいろいろと購入してみたいものはあったのですが、残念ながらそれは次回以降にすることとなりました。



slurpee20peso

 夕方に宿の皆さんと番犬に別れを告げて門を出ました。

いつものようにジープニーでバクララン方面に出かけたのですが、今日は終点ではなく途中のターミナル3への曲がり角で降ろしてもらいました。そこからはまたジープニーで7ペソ(約14円)で行くことができるのですが、時間に余裕もありましたし空港周辺の雰囲気も見ておきたかったので歩くことにしました。マニラ空港はターミナル3が完成したばかりですが、バクラランの駅からも歩いて行けるような立地は近い将来に再開発されることも充分にあり得ますので、空港周辺がどんな感じなのか知っておきたかったのです。

2.5kmほどの距離をゆっくり歩いて20分ほどで空港のターミナルが見えてきたのですが、その手前にコンビニがありましたので重くて邪魔なコインを使ってしまうことにしました。このスラーピーのミディアムサイズは20ペソ(約40円)と少し高かったのですが、炎天下を歩いた後でしたので格別の味でした。まだコインが余っていたのでパン屋で5ペソ(約10円)の菓子パンを3個買ったら、財布の中のフィリピンマネーはちょうど50ペソ札(約100円)1枚になりました。



naia

 空港には名前の由来となった人物像がありました。

腐敗しきっていたマルコス政権に果敢に挑んだ将来を期待されていた人物だったようですが、空港でフィリピン軍兵士により射殺されてしまったのです。アメリカではJ・F・ケネディ氏が、フィリピンではアキノ氏が生きていたならそれぞれの国の将来はずいぶんと変わっていたことでしょう。歴史に「もしも」は無いのですが、もしアキノ氏が存命だったとすればフィリピンはこれほど他のアジアの国に遅れを取ることはなかったのではないでしょうか。

もちろんフィリピンにもマカティ地区など高層ビル群が建ち並ぶエリアはあるのですが、国内に将来性がある産業が見当たらないのです。フィリピン国民はアメリカ志向が強く、他のアジア諸国より英語能力が高いことを唯一の誇りとしているようですが、近い将来にはPCや携帯端末を使っての自動翻訳が普及するでしょうからサミシイ思いをすることになると思います。日本製の中古のエンジンを輸入してジープニーを作っていても、そんなのはフィリピン以外の国に輸出できるわけではありません。アキノ氏だったらそのことを理解して、付加価値の高い産品を作ることができるように人材の育成などに尽力したのではと想像すると残念でなりませんよ。



kenkousauna

 早めに行ったのでチェックインはスムーズでした。

ターミナル3はまだ発着便が少ないためか、あちこちが工事中で見るものもありませんでした。国際空港なのに無線LANも無いということでしたので、早めに出国して中でのんびりすることにしました。エプロン内を歩き回っていたら寿司のファストフード店の裏に日本語が書かれたマッサージ店を見かけました。

「健康サウナ」という名前のようですが、サービス内容はマッサージのみでした。料金は45分間で600ペソで、USドルなら15ドル、そして日本円なら1600円と最新の為替相場を無視したものでした。まあこんな店を利用する日本人にとってみたら「誤差の範疇」なのかもしれませんが、せめて米ドルと等価に改定してもらいたいものですよ。(笑)



juliesbakeshop

 飛行機は定刻にマニラを発ちました。

マカオ行きは大阪便と違って7割ほどの席が埋まっているようでしたが、日本人は私1人のようでした。窓側のシートをリクエストしましたのでマニラの夜景を楽しむことができたのですが、すぐに海上に出たみたいで窓の外は真っ暗になってしまいました。

「SMILE」という機内誌は広告ばかりで面白くありませんでしたし、映画をやるわけでもないので宿で作っていただいたコンビーフサンドをいただくことにしました。このパンは宿の近くで11ペソ(約22円)で購入したものですが、値段のわりには美味しくて満足しました。宿のご主人は「もう1本パンを買ってきて2本食べてみたら」と勧めてくれましたが、これだけの大きさですので充分でした。ちなみに右の黄色い袋がチーズパウダーですが、なんとも微妙な味でしたよ。



macauairport

 マカオ空港に着いたら滑走路が濡れていました。

飛行機はターミナルの近くに停まり、そこから大昔のようにタラップを降りて歩いてターミナルへ向かうようになっていたのですが、驚いたことに空港とつながってるエアポートホテルの屋上に観覧車がありました。私はあちこちの飛行場を利用していますが、観覧車が見える空港は初めてでした。おそらく屋上からは空港内の飛行機も、そして橋を渡った埋立地に建てられたカジノ群が良く見えるはずですから良いアイデアではあると思いましたが。ちょっと乗ってみたい気になりましたが、ここはフィリピンとは物価が違うはずですから無理と判断してあきらめることにしました。

いつも香港の空港を利用していましたのでマカオの空港を利用するのは初めてなのですが、かなりコンパクトな造りで不要に歩かされることが無いのには好感が持てました。しかし観光地のくせに空港内に無料の無線LANが無いのです。一応CTMというマカオの電話会社が10分間だけの無料トライアルを行っていましたが、10分なんてアッという間ですからね。今後もノートPCなどのネット端末を持ち歩く観光客は増えるはずですからなんとかしてほしいものですよ。



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(2009/03/05(木) 22:54)

 マニラ第8日目、初めての空冷車で向かった先は…
ermitalunch65peso

 マニラ滞在の最終日は観光することにしました。

久しぶりにスペイン植民地時代の古い街並みが残るイントラムロスに行ってみることにしたのですが、宿からは「FX」と呼ばれているトヨタのハイラックス・サーフみたいな車種を使った相乗りタクシーで乗り換えなしで近くまで行くことができるから便利でした。料金は35ペソ(約70円)と14ペソのジープニーより高いのですが、バクラランからイントラムロスまでLRTに乗ると15ペソかかりますので合計するとたいして変わらないのです。FXには一応クーラーがありましたが、ドライバーを含めて11人ほど乗っていましたので効きは良くありませんでしたが。

イントラムロスに行く前にランチを食べて映画を観ておこうと思って、マニラ湾に面したロクサス・アベニューのアメリカ大使館前で降りました。すぐに地元客で賑わう安そうな食堂がありましたので、65ペソ(約130円)のランチのセットを頼んでみたらショボい内容でしたのでガッカリでした。ゴーヤの煮物は美味しかったのですが、ソーセージは小さいのが1個だけという信じられないバランスだったのです。しかも路上の看板には「スープとデザートがフリー!」と大きく書いてあったのに、パイナップルを小さくカットしたのがひとつだけでした。さすがに街の中心部は土地代が高いためか、65ペソだとこんなものなのかもしれませんね。



push

 食後にロビンソンモールのシネコンに行きました。

ちょうど1時からいろんな映画が始まる時間でしたので、いちばん無難そうな「PUSH」というアクション映画を選びました。まったく知らないタイトルでしたが出演者の顔ぶれはまあまあでしたし、150ペソ(約300円)だからハズしてもいいかなと思えたのです。1時ちょっと過ぎて席に着いたのですが、予想に反してもう本編が始まっていました。

それで最初の導入部を見逃してしまったのですが、香港の街を舞台にして展開する序盤は面白くなりそうな気配でした。しかし中弛みがヒドい上に、ヒネリが無い展開にイライラしてきました。ダコタ・ファニングも最初のうちはミステリアスな雰囲気で期待できたのですが、下手なストーリーで持ち味を生かせていないみたいでしたし。この映画は香港で観たらもう少し面白く思えたかもですが、香港じゃ倍以上するでしょうから観ない方が良いでしょうね。もちろん日本では1000円の日であっても観に行く価値は無いと思いますよ?。(笑)



lostballuri

 映画の後でイントラムロスまで歩いて行きました。

リサール公園を過ぎてイントラムロスの外堀の部分が見えてきたのですが、そこの緑地はミニゴルフのコースみたいになっていました。数日前に北部のケソン・サークルのあたりでもゴルフをやってるのを見かけたのですが、この国でも愛好家が増えているみたいです。都市部のグリーンは見た目にも涼しげで良いのですが、炎天下にやるというのは私には信じられません。しかし彼らからしてみると、炎天下にイントラムロスを観光する方が変に思えるのかもしれませんが。

イントラムロスのマニラ湾側のエントランスから砦内へ入ろうとしたら、その横でゴルフボールを売ってるのを見かけました。かつての堀の部分がたくさんありますが、池越えのショットをミスして打ち込んでしまうゴルファーが多いからなのでしょう。この露店の後ろの池に潜ってる人がいましたが、1個あたり数ペソで拾ったボールを露店に卸しているのでしょう。露店ではそれを倍くらいで売っているんじゃないでしょうか。



miyagemonoyanoneko

 イントラムロスには多くの土産物屋がありました。

まだ旅行は先が長いので荷物を増やしたくないので何も買うつもりは無いのですが、どんなものを売ってるのかチェックしながら歩いていました。そのひとつの小屋の中で街頭ではあまり見ないタイプのロングヘヤーの猫が気持ち良さそうに昼寝していました。

この猫の祖先ははるかヨーロッパから数ヶ月にも渡る船旅でフィリピンまでやってきたのかもしれません。もしかしたら船の中で穀物を荒らすネズミ対策として乗せられた猫の子孫かもです。白猫の過去は知る由も無いのですが、これからもその愛くるしい容姿で土産物屋の招き猫となって何不自由なく過ごすことでしょう。



kkkmanila

 イントラムロスの北側にこんな彫刻がありました。

「KKK」という3文字に驚かされましたが、アメリカの極右団体とは無関係ということです。スペインとの独立戦争の時に戦った愛国者たちのグループを表すものみたいですが、何度聞いても覚えることができないような長い名前の頭文字でした。フィリピンはそのような歴史的な背景をシンガポールをマネしてもう少し有効に使えば良いと思うのですが、あまり熱心ではないみたいです。イントラムロスもお金をかけてもう少しちゃんと整備するべきだと思えますし。

この画像の左にカラフルな街灯が写っていますが、これはなかなか良いと思います。マニラでは地区により違ったデザインの街灯を整備しているようですが、私はこれがいちばん好きです。夜になるとますますキレイで、心地良い海風が吹いてきたりしますと最高なのです。



departmentoftourism

 これはフィリピン観光省の建物みたいです。

南側はユナイテッドネーション通りに、そして北側はリサールパークに面した最高の立地にある歴史的に価値がありそうな建物です。LRTの駅にも近いですし、建物の真ん中には中庭もあるゆったりとした造りで、中で働いてる公務員にとっては良い環境なのでしょう。

しかしこんな環境でのんびりしてるからダメなんじゃないかなという気がしました。フィリピンには良いところがたくさんあるのですが、それを上手く旅行者にアピールできていないと思います。この建物は有名な建築家に頼んで美術館か博物館にでもしてしまって観光の目玉にすべきじゃないかなと思いましたよ。フィリピンには世界に通用する有名なアーティストがいないとしても、六本木の新国立美術館みたいに美術品を他所から借りてくるという方法だってあるわけですしね。



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(2009/03/04(水) 23:59)

 マニラ第7日目、フィリピンの朝食はチョコの味…?
cyokokayu5peso

 スービックからのバスは早朝に到着しました。

時間を有効に使うためと、マニラの朝の光景をチェックしたいと考えて深夜バスに乗ったのですが、北部のターミナルを到着地に選んだので195ペソ(約390円)と南部行きより少しだけ安い価格設定でした。通勤客と一緒にLRTに乗ってチャイナタウン近くのバンバンという駅で降りて、生きた鶏や新鮮な魚介類などが売られている市場を歩き回りました。

築地のように市場に買い物にやってくる客のために屋台がいくつも並んでいたので、その中の不思議な茶色いものを試してみたのですが、それはなんとチョコレート味のお粥でした。鍋でご飯を炊いて残ったものに水を加えて煮て、そこにチョコレートをいくつか放り込んだら完成って感じのもので、仕上げに練乳をかけてくれるのでますます甘くなるのです。美味しいとは言えないものでしたが、値段が5ペソ(約10円)と信じられない値段でしたので文句はありませんでした。



streetfigher

 市場を歩いて疲れたので休憩することにしました。

まだチャイナタウンには私の好みのレトロなタイプの劇場が残っていましたし、シネコンよりも値段が安いので楽しみだったのです。まずは「ダイハード4.0」とフィリピンの「Gracia」という2本立てを75ペソ(約150円)で観たのですが、どちらもあり得ない内容でした。前者はジョン・マクレーンが生きてることが奇跡のようなストーリーでしたし、後者は昔のアメリカのエロビデオみたいに数分に一度、女の子を脱がせることだけを目的に作ったような映画でしたのでストーリーなんて無茶苦茶でした。まあそれなりに変な体験ができましたし、クーラーの効いたところで休憩したと思えば腹は立ちませんでしたが。

しかし昼食後にリベンジにと出かけた「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」には90ペソ(約180円)の料金を返してくれと言いたくなりました。公式のウェブサイトで予告編を観て大丈夫かなと思ったのですが、それは大きな間違いでした。途中で退席したくなるほどでしたが、外は暑いのでガマンして座ってましたけどね。(笑)



lrtabe

 チャイナタウンからLRT2号線に乗ってみました。

バンコクの地下鉄と同じように日本政府の援助があったみたいで、チケットにはアロヨ大統領と共に懐かしい日本の「顔」も見ることができました。外務省のウェブサイトによりますと2006年にフィリピン訪問した時のものじゃないかと思うのですが、この擦り切れ具合と体調不良という情け無い理由で辞任しちゃってからの安倍元首相の地位がダブるみたいで可笑しかったですよ。

ちなみにLRTの2号線は古いLRTに比べてはるかにマシでした。テロ対策のセキュリティチェックの面倒臭さは同じでしたが、いちばん安い10ペソの近距離用のチケットは自動販売機で購入するようになっていました。またそれ以上の額のチケットも売り場が分かれていましたので混雑が少なかったのです。



daisomanila

 LRT2とMRTが交わるクバオで電車を降りました。

2つの路線が交差する交通の要所となったために高層のコンドミニアムなどが次々と建設されているのですが、その将来性に着目したためかダイソーが店を出していました。歩き疲れと万引き対策のために入り口で荷物を預けるシステムが面倒で店内には入らなかったのですが、66ペソ(約132円)が基本料金のようでした。

ちなみにこの真横には「ベンテ」という何でも20ペソ(約40円)の単一価格の店がありましたし、別の場所では10ペソ均一店も見かけました。いくら物価が安い国とはいっても10ペソや20ペソではまともなものを購入できるわけではなく、そのほとんどは中国の工場の片隅で捨て置かれているような類のものばかりなのでしょう。
   
  

bonificiomall

 夕方に郊外の新興開発エリアに行ってみました。

クバオからMRTでブエンディアという駅まで行き、そこからは建設中の高層ビル群を目印に15分ほど歩いたのですが、予想していたよりも規模が大きかったので驚かされました。このエリアは昔のフィリピンの英雄の名前から「Bonifacio Global City」というネーミングになったみたいですが、マカティと似たような規模で次々と新しい高層ビルが建設されていました。

その中心部には広々とした芝生のコリドーがある「Bonifacio High Street」という商業施設があったのですが、ここがフィリピンであることを忘れてしまいそうな高級感がありました。今回の世界的な経済危機がこのエリアの開発にも暗い影を落としてはいるのでしょうが、夕涼みを兼ねて多くのお客さんが遊びに来てるようでしたので、それを感じさせるものはあまりありませんでした。



ikateppanyaki78peso

 夕食はイカの鉄板焼きのセットを試してみました。

このエリアにはファストフードのチェーン店や高級店ばかりしか見当たらなかったので心配したのですが、最後に行った「マーケット!マーケット!」という商業施設のフードコートには大衆的な値段の店があり、このセットは79ペソ(約158円)と納得プライスでした。

イカは中にキャベツなどの野菜が入っていましたし、目玉焼きの下のかやくご飯風のものを美味しかったのです。しかしパスタは小麦の質が悪いボソボソのものでしたし、ソースも中途半端な味でした。しかもパスタに冷めたソースをかけてチンしただけでしたので最低でした。



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(2009/03/03(火) 23:59)

 マニラ第6日目、未来の沖縄のモデルとなるかもしれない街へ
ubezenzai

 早朝に久しぶりにマニラで雨が降りました。

フィリピン滞在も残り少なくなってきまして、本日はスービックが米軍から返却された後にどのように変わったのか見に行こうと考えていましたので空を見上げて途方にくれてしまいました。しかしなんとか雨は午前中に止んでくれましたので宿を一時的にチェックアウトして、いつものようにジープニーに乗ってスービック行きのビクトリー・ライナーというバス会社のターミナルを目指しました。

バクラランの雑踏を歩いていたら見かけない紫色の食品を食べている人がいましたので、まだちょっと早かったのですが好奇心に負けて試してしまいました。これはウベという紫イモで作ったぜんざいのような暖かいスィーツで、12ペソ(約24円)と安価なわりにはボリュームたっぷりでした。ちなみにこの容器はハンバーガーのパックを半分にしたものでしょうが、それを屋台の兄ちゃんがどこから入手したのかは詮索しないことにしますよ。(笑)



moneyexchange

 210ペソ(約420円)のビクトリー・ライナーのバスは快適でした。

ネットには「動く冷蔵庫」と称されるように冷房が効き過ぎてるかと恐れていたのですが、地球環境を憂うご時世なのか薄い長袖のスウェットシャツだけで充分な温度に設定されていました。マニラを出る時に少し渋滞があったものの、3時間半ほどでスービックと隣り合ったオロンガボという街に到着しました。

まずはバスターミナルの周辺を歩き回ったのですが、中心部にいかにもアジア的な古ぼけたマーケットがありましたので探検してみました。海が近いので活きが良さそうな海産物がたくさん並んでいて、リタイアした日本人も少なからず住んでいるためなにか日本語で声がかかりました。これは市場の中の両替所ですが、久しぶりに鉄格子が無いものを見ました。さすがに小さな地方都市では皆が顔見知りで犯罪も少ないのでしょう。



recyclesubicbay

 黄色の専用ジープニーでスービックに行きました。

橋を渡った先にゲートがありましたが、日本人だからか特に荷物チェックもされずに中に入ることができました。スービック内はかつての米軍基地だった名残りが随所に残ってるのですが、まったく違った雰囲気でした。長崎の出島のように海に面してる上に水路がありますので、心地良い風が頬を撫でる感じでしたし自動車も少なくて静かなのです。さらにこのようなリサイクルを目的としたゴミ箱もあちこちに置いてあるので、道にゴミがほとんど落ちていないのです。無線LANはあちこちで通じましたし、道端のベンチに座ってノートPCを使っていても心配ない感じがしました。

観光案内所で地図を貰って話を聞いてみたのですが、日本や台湾の企業が工業団地に進出してるということでした。そのためか観光案内所のお兄さんは簡単な日本語を話すことができましたし、愛想も良くて好感が持てました。スービック内はまだまだ空き地が目立ちましたが、今回の世界的な経済危機が回復の方向に動けば海外からの投資も増えてゆきそうな感じでした。ここは沖縄の普天間基地の返還後のモデルとなるかもしれませんので、ぜひ頑張ってもらいたいものだと思いました。



puregoldbug

 これはピュアゴールドという店のエコバッグです。

私が持ってきたシーチング生地のエコバックは小さ過ぎて1?2泊分の荷物を持ち運ぶには向かなかったので宿のご主人からお借りしたのです。ビジネス・アカウントを持っていて、ある程度の金額のお買い物をするとタダで貰えるバッグらしいのですが、これを持ってると地元民と思われるためなのかジープニーの料金が安かったり、道を聞かれたりしました。

スービックは湾になっていますので、残念ながら人工のビーチから海に沈む夕陽を見ることはできませんが、空気が澄んでいるためか美しいトワイライトタイムを楽しむことができました。マニラも海に面していますので、それなりに美しい夕陽を楽しむことができるのですが、やはり人影がまばらな田舎町が最高です。今回は余裕が無いのでフィリピンの地方のビーチでのんびりと過ごすことはできないのですが、セブ・パシフィック航空以外にもローコスト・キャリアが日本に乗り入れることになりそうですから、また別の機会に再訪したいものです。



tacodinner55peso

 夕食はゲートの外の小さなモールでいただきました。

スービックの中にもたくさんの店があったのですが、ファストフードの支店だったり富裕層向けの高級店だったりしたので外で食べることにしたのです。以前はゲートの外にはアメリカ兵相手のちょっと怪しげな店がたくさんあったのですが、それらが取り壊されて大衆的なモールが建設されていたのです。

そこの2階のフードコートをチェックしてみたら、基地に付き物のタコスを扱ってる店がありましたので55ペソ(約110円)払って試すことにしたのです。このタコスのセットには魚肉ソーセージ風のものが付いていたのですが、これはタコスにかけるソースでした。ドリンクがアメリカ人なら幼児サイズでしたが、値段が安かったので文句はありませんでした。食後に30ペソ(約60円)のハロハロも試したのですが、それも美味しかったですよ。



sevenpounds

 食後にまたスービック内に戻りました。

夕陽を見た後に1軒しかない映画館の時間をチェックしておいたからなのですが、120ペソ(約240円)払って観た映画はウィル・スミス主演の「7つの贈り物」でした。彼が2月に来日した時に「徹子の部屋」でこの作品について微妙な言い回しをしていましたが、私はとても納得できない内容でした。

フィリピンではタイのように字幕が出ないので悪くなかったですし、劇場もかつての米軍基地の名残りがあって良かったのですが、どうも観るべき映画の選択を間違えたようです。この映画はウィル・スミスじゃなくて、若い頃のデンゼル・ワシントンが演っていたらもう少しはマシだったかもしれませんが。まあマニラのシネコンよりも安かったですし、環境も悪くなかったので文句は言えないのですけどね。(笑)



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(2009/03/02(月) 21:04)

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