新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 2月最後の日曜日は海南島脱出計画立案中…
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 海南島は居心地が良くてついつい長居してしまいました。

しかし日本人がビザ無しで中国に滞在できるのはわずか15日間だけですので、そろそろ大陸に渡らなくてはなりません。ビザ代が高いインドに行くのを止めて、急に中国に飛ぶことにしたので下調べをやっていなかったのですが、中国でもインターネットはつながりますので問題はありません。しかしネットの情報は最新のもので無かったり、主観が強過ぎたりもしますので、やはり最終的には自分で情報を集めて判断するしかないのですが。

それで今日は午後からバスに乗ってバスやフェリーが発着する駅に行ってみました。ここから対岸の海安や北海、広州などに船があるみたいでしたが、料金が微妙でしたから迷ってしまいました。海安までは選択肢は40元(約560円)の座席だけしかないので問題ないのですが、北海や広州までは6段階に分かれており、いちばん下位のクラスは10元しか違わないのです。



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 港の周辺の開発エリアにはディーラーも集まっていました。

日本でも中国のモーターショーは規模や海外からの出展が急速に伸びたなどの報道がありましたが、たしかに見たことも聞いたこともないメーカーのショールームがズラリと並んでいたのには少し驚かされました。これは「熊猫」という車種のようですが、フィアットのパンダより本物のパンダに似てると思います。白い車体でドアが黒だったりすると、ますます似てくるでしょう。

これが39800元(約553000円)で買えるらしいのですが、安全衝突性能などは低そうですので割安感は無いと思います。特に海口のドライバーたちの運転はメチャクチャですから、日本人なら衝突時に相手の心配より自分の体をどのようにして守るかというのを最優先に考えるべきだと思いますので、このタイプの自動車は医者に「余命半年です」と宣告されないかぎりは候補にすら挙がらないことでしょう。



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 これは港の横の埋立地の再開発エリアです。

福岡の百地や新札幌あたりと雰囲気が似ていますが、おそらく日本に留学経験がある人が開発の主要メンバーにいるんじゃないでしょうか。現在も新しい住宅棟が建設されていましたし、海側に空き地もありましたから、マレーシアで見たようなイオンの大型ショッピングセンターでも計画中なのかもしれません。

見た目には整然と整った近代的な街並みに見えるでしょうが、実際に歩いてみると高級なコンドミニアムなのに入り口の噴水が止まっていたり、豪華なデザインの門扉が朽ちていたりしました。しかし最大の問題点は住宅街の真ん中を流れる川の悪臭でした。海水はわりとキレイなのに、住宅建設を先にして下水道の整備を後回しにすることは犯罪行為に等しいと思います。住宅の開発をする前に行政が取り組むべき課題だと私は思います。



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 再開発エリアのデパートにも立ち寄ってみました。

地下に大きなスーパーがあったので探検してみたら、12種類くらい並んだ中から自分で好きな食材をチョイスしたものを味付けして和えてくれるガドガドの中華版みたいなのがありましたので試してみることに。海草やキュウリやニンジンなどをトングでステンレスの容器に好きな量をよそって店員さんに渡すとピリ辛のタレで合えてくれ、その重さを量って支払うというものでした。

358gで6.30元(約88円)と少し高かったものの、夏の午後にピッタリなランチとなりました。惣菜売り場でこれと合うのを探したのですが、2元(約28円)で玉子の分量が多いお好み焼きを丸めたようなものがありましたので一緒にいただきました。玉子のマイルドさがピリ辛を和らげてくれましたので、なかなか良い組み合わせでした。



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 日曜の夜は宿でBBQが開催されるということでした。

それで21.80元(約305円)の中国産ワインを買って帰ったら人数が集まらないので中止ということでガッカリ。それでワインに合うものを近所のスーパーで探してみたのですが、2.80元(約39円)のピザ風のパンがありましたので試してみました。ワインは大昔の安い甲府ワインといった感じでしたが、半分ほど飲んで残りは今後の長旅用にペットボトルに移し変えました。

3,20元(約45円)の赤いカップラーメンと5.50元(約77円)のソーセージも明日からの旅行に備えて購入しておいたものです。駅や港でも売っているのですが、スーパーで買った方が安いですからね。ちなみに缶ビールは1,50元(約21円)でヨーグルトは1,90元(約27円)でしたが、ヨーグルトの方が高いなんて不思議ですよね。ちなみに青島ビールなどの有名ブランドは3元以上するのですが。



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 食後にコーヒーを飲んでいたら花火の音が聞こえてきました。

それで音がする方向に歩いて行ってみたら、路地裏の公園で盛大に爆竹をやってるエリアがあったのです。5人が1組になってるようでしたが、1人が爆竹の端を持って引きずって歩き、残りの4人が小さな神輿のようなものを担いで後を追うといったような感じでした。それをいくつかのグループが同時に行っていましたので、爆竹の音が途切れることが無かったのです。その公園の近くでは2ヶ所から花火も打ち上げられていたのですが、昨晩は中国正月の最後をしめくくるものだったのかもですね。

しばらく見学していたのですが、特に盛り上がることもなく続きそうな感じでしたので宿に戻りました。冷蔵庫で冷やしておいたビールを飲んで寝たのですが、0時を過ぎても花火や爆竹が五月雨的に続いていましたので参りました。どこかで21時くらいにまとめてやってくれれば旅行者としては嬉しいのですが、これが本来の中国式なのでしょうから我慢するしかないみたいですね。



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(2010/02/28(日) 23:59)

 海口の発展の象徴の世紀大橋を渡った先にあったものは…
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 海口の朝は雲ひとつ無く、今日もムチャ爽やかでした。

先日購入した海南コーヒーとスーパーのパンで朝食を済ませて、午前中はネットで今後の中国の旅行先の情報収集などをしてのんびり過ごしました。午後から人民大道を北上して海南大学の前を通ってみたのですが、以前は普通の2?3階建ての個人住宅が並んでいたと思われるエリアに10階建てくらいの高そうな集合住宅がたくさん建てられているのを見ました。「このあたりがネットで噂だった月に5000元も値上げされてるという物件かな…?」と考えながら歩いていたのですが、定かではありません。

30分ほどで海口の発展の象徴である世紀大橋が見えてきたのですが、なんと橋の入り口に歩行者用の歩道が無いのです。橋脚部分に橋の上に昇るための階段が見えたのですが、その入り口には施錠がしてありました。河岸で対岸の工事現場のクレーンを見て休憩しながら、「歩いて橋の上からの景色を楽しみたかったのに、バスに乗るしかないかな…」と悩んでしまいました。

橋の入り口のあたりに行ってみたら歩いてる人は誰もいませんでしたが、自転車で渡ってる人は数人いました。公安の自動車もそれを咎める気配はありませんでしたので、歩道が無い橋を歩いて行くことにしました。川の上の部分には歩道があるはずですので、5?600mほど車道を歩けば安全な歩道に逃げ込めるはずでしたから。



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 世紀大橋の上からの眺めはなかなかのものでした。

橋の北側より南側のエリアの方が開発が進んでいたのは意外でしたが、北側にも空き地がたくさん残っていましたので、バブルが続く限りはビルが建ち続くのでしょう。これは橋の上から万緑園という公園越しに新しいオフィスやホテルのビル群を眺めているところですが、バブルの象徴的な超高層ビルが無いのが不思議でした。地盤が弱いとか地元の建設会社の技術力が低いとか、何か理由があるはずなのですが、今のところは不明です。

この周辺では四星級ホテルの黄金海景大酒店というのがいちばん高いみたいですが、設備と共にたいしたことは無さそうでした。グーグルマップの少し前の衛星写真を見ると、このホテルの裏側には低層の住宅が乱立していましたが、今ではそこが地上げされて15階建てくらいの集合住宅がたくさん建てられています。おそらく海口でいちばん急速にイメージが変わったエリアなのでしょう。



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 高級ホテル横の地元のデパートに行ってみました。

海口のバブル紳士たちがピカピカに洗車した自動車で乗りつけるタイプの生生百貨というデパートでしたので、おそらく世紀大橋を歩いて渡ってきた客は初めてだったでしょう。イメージ的には昔のそごうといった感じで、日本に持って行ったら見向きもされないような中途半端なデザインの服がずらりと並べられていました。まだ人件費が安い中国ですから、客より店員の方がはるかに多くて、それが変わった客が来たという視線で見るので居心地が悪かったのです。

特に何も面白いものがなくて外に出たら、デパートの噴水の水でオートバイを洗っている人を見かけました。おそらくデパートには無関係な人で、たまたま通ったら水があったから洗っているのでしょう。このあたりの感覚がまだ中国といった感じで面白いですよね。(笑)



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 これはバス停で見かけたiPhoneの広告です。

もちろん街中には世界共通のアップル本社による普通のデザインの広告もあるのですが、地元の通信会社による訴求力が強そうなものも混在しているのです。アップル本社はこういった広告戦略に対してはかなり厳しいという噂ですので、この広告は契約を無視して独断で出しているのかもしれません。

しかしiPhoneが海南島でも普通に販売されるようになっていましたので、ずいぶんと時代は変わってきたなという感じがしました。もしかしたら半年後にはIpadもこの2人が持って笑顔を振りまいてる広告を見ることができるかもですよ。(笑)



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 今日もまたカルフールで買い物をしてきました。

先日の店とは別な支店が複合店舗の地下にあったのですが、街中なのに自動車にも対応した、ちょっと不思議な商業施設でした。8スクリーンのシネコンもあったので行ってみたら、英語の上映は福爾摩斯(シャーロック・ホームズ)と阿凡達(アバター3D)だけでしたし、入場料は40元(約560円)と高いので素通りしました。不思議だったのがアバターのポスターがロシア語版だったことです。ロシア語ですから「ABATAP」になっていました。(笑)

このカルフールからはあちこちに無料のシャトルバスが出ていましたので、少し乗ってみることにしました。地名表示ばかりでどこに行くのかはっきりはわからなかったのですが、終点が別のカルフールに行くバスに乗れば平気なはずですから安心でした。しばらく走ったら繁華街で数人が降りましたので、私もそこでつられて降りてみました。そこでちょっと歩き回って見覚えがある地名行きのバスに乗ったのですが大失敗でした。なんと走り出してすぐに宿の近くだと判明したのです。1元(約14円)も損しちゃいました。(笑)



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 今晩は外食せずに宿で買ってきたものを食べました。

1パック4.80元(約67円)の焼き餃子、2元(約28円)の信州のお焼きを大きくして平たくしたようなヤツ、そして1,50元(約21円)で安売りされていた缶ビールで夕食としたのです。先日購入したトマトやヒマワリの種をついでに一緒に撮影しておきました。

ちなみにこの値段だけ見ると中国はバブルといっても安いように感じられるかもしれませんが、それは私がカルフールまで歩いて行って安いものばかり選んで買ってるからなのです。宿の近所のスーパーで買ったら、もう少し高くなります。中国は今では東南アジアとあまり値段が変わらなくなっていますが、映画は割高でヘアーカットは割安なようです。映画は香港やマカオに行っても高いので、マニラかソウルにでも行かないと新作を観れそうにありません。



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(2010/02/27(土) 23:59)

 久しぶりに歩いてみた海南島の海口の街の様子は…
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 海南島の朝は初夏のようで実に快適なものでした。

部屋に備え付けられた電気ポットで残り少ないコーヒーを用意して、昨晩の夕食後に日本風のパン屋で買った日本風のパンを食べて洗濯を済ませました。WiFiの速度も問題ありませんし、エキサイトブログを含めたいくつかのウェブサイトが見ることができないこと以外は文句がありませんでした。中庭の子猫と戯れてから海口の街の中心部に向かって歩き出したのですが、街の様子があまりにも変わっていましたので頭が混乱してしまいました。

北京もそうでしたが、レンガ造りの古い建物が壊されて新しい味気ないビルが建設されているので古い記憶とすり合せることができないのです。有料の地図は買う気になれないので、グーグルマップで数枚の地図を表示させてから、それをデジカメのマクロで撮影して、歩く時にはそれを拡大して道路名を確認してたりするのです。Ipadがあって中国でもマクドナルドでWiFiを拾えるようになればもう少し楽になるのかもしれませんが。



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 やはり中国ですから街中でこんなのを見かけます。

これは「世紀大橋」というヤツだと思うのですが、新しい海口のウォーターフロントエリアの発展のシンボルなのでしょう。1人っ子政策ですから肩車してる子供は1人で、寄り添う妻とにっこりという定番のポーズがちょっと笑えます。海南島は北部は亜熱帯、南部は熱帯に属していて、「中国のハワイ」とも言われているリゾートなのですが、やはり北京や上海に比べると所得の格差はかなりありそうでした。

前回は「ずいぶんとチンケなハワイだな…」といった印象でしたが、今回はチャンギ空港で海南島の住宅バブルについて読んでいたせいもあるかもですが、「部屋の数ではハワイを抜いちゃったのでは…」と思わせるものがありました。「海南島でロングステイ」みたいな日本語のウェブサイトもありましたが、この「楽園」でも中国がバブル崩壊したら「地獄」に変わる開発エリアもありそうですから、私はハイリスク・ローリターンじゃないかなと思います。(笑)



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 街はずれの交差点にカルフールがありました。

1階が地元のデパートで、2階から上にカルフールが入居している変則的なタイプでした。ちょうどランチタイムだったので、2階にあった小規模なフードコートで8元(約112円)の炒飯を試してみたのですが、不味くは無かったもののクーラーが効いた店は割高だなと感じました。それからカルフールで1.50元(約21円)のパンを2個、量り売りでミニトマトとナシのような果物、そして5,90元(約82円)のヒマワリの種と2.90元(約41円)の缶ビールを買いました。

中国の街はどこでもそうなのですが、大きな交差点ではこのようなX型の歩道橋を渡ることを余儀なくさせられるのが不愉快なのです。自動車優先の政策が醜く表面化してるのですが、人民の皆さんは経済成長中ですから不満は感じていないのでしょう。しかし観光客の私からしてみますと物価は高くなってる上に、こんな歩道橋もたくさん作られていて迷惑なのです。中国のバブルが崩壊して内乱でも発生して、その結果で障害者がたくさん発生したら、こんな歩道橋はバリヤーとなりますので使われなくなるのでしょうね。内乱は望みませんが、早くこんなのは撤去してもらいたいものです。



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 意外なことに海南島はコーヒーの産地でもあるのです。

中国ではコーヒーは雲南省の一部と海南島でしか栽培されていないということですが、1950年頃に東南アジアから帰国した華僑が海南島の興隆で栽培を始めたということですから歴史は浅いようですね。街をぶらぶらしている時に春光というメーカーの300g入りの缶が10元(約140円)で安売りされていましたので、「この値段ならハズしてもあきらめがつくかな…」と考えて試してみることにしたのです。

缶の蓋を開けてみたら中に真空パックされた粉コーヒーが入っていました。「風味を逃がさないように、しっかりと二重に包装してあるのか」と感心したのですが、封を切ってもコーヒーの香りがあまりしてこないのです。インスタントコーヒーと粉コーヒーをブレンドしたような感じなのですが、詳しいことは不明です。ちょっとお客様用には出せないレベルのものですが、旅行中に自分が消費するには充分でしょう。



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 歩き疲れた所にスイカを売る屋台がありました。

「いくら?」と話しかけると外国人だとバレて高くなるかもですから、しばらく他の客がいくら支払うのか見ていたら5角(約7円)でした。それで安心して注文することができたのですが、このおばさんはけっこういいかげんみたいでしたから、1元も5角もたいして厚みは変わらないみたいでした。

あまり冷えていませんでしたが、私の部分は種が少なくて面倒じゃありませんでした。前の女性は種を道路に飛ばしながら歩いていましたが、きっと私の前に購入したのでしょう。甘さは日本のスイカに比べると足りていませんでしたが、世界標準には達していました。やはり夏の夕方はスイカが似合いますよね。



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 あるレストランの前で従業員が勢ぞろいしていました。

営業前に店長が注意事項や売り上げ目標などを話すのかなと思っていたら、急にアップテンポな曲が大音量で流れて全員が踊りだしました。パラパラ風の振り付けだったのですが、この店の人たちにとってみたら朝のラジオ体操みたいなものかもしれませんね。踊りが始まったら通行人も立ち止まって見物し始めたのですが、従業員たちは毎日のことで慣れているみたいで平気な顔で踊り続けていました。

また別な場所では中年のおばさまたちがスローな曲でエアロビ風のダンスを楽しんでいらっしゃいましたが、この島は沖縄とどことなく似た部分があるのかもしれません。リー族とかミャオ族などの土着の文化を継承してる少数民族は歌と踊りをこよなく愛していそうな感じがしますからね。もちろん最近では本土から移り住んだ華人の方が多数派なのでしょうが、ハワイのような温暖な気候が踊りを日常のものにしているのかもしれません。



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 夕食は悩んだ末に炒粉にしてみました。

宿の近所には飲食店はたくさんあるのですが、ビールを何本も飲みながら大声で談笑するような客がいる店はイヤですし、夕方からは海風が心地良くなるというのにサービスのつもりでクーラーをガンガン効かせているような店もNGです。だからといって客が誰もいないような店は不気味ですから、その程よい感じの店を探すのがたいへんなのです。北京や上海など大都市の方が簡単なのですが、地方都市ほど難しいのです。

30分ほど歩きまわってようやく1軒の店に入ったのですが、注文して1分以内に運ばれてきた炒粉は下町の味といった感じで悪くありませんでした。スープも付いて5元(約70円)と値段も安めでしたし、海南島の不動産価格と連動はしていなくて良かったですよ。食後にスーパーで明日のパンとヨーグルトを購入したのですが、両方とも1,50元(約21円)でした。ヨーグルトはパッケージは新しいものに変わっていましたが、味は昔のままの素朴な感じのものでした。



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(2010/02/26(金) 23:59)

 シンガポールから久しぶりに中国の海南島に飛んでみたら…
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 シンガポールのチャンギ空港はなかなか快適でした。

WiFiはインフォメーションのカウンターでパスポートを提示すればコードを教えてくれるのですが、それが手書きで読みにくい上に頻繁に変わるのがちょっと不愉快ですが、高い空港使用税を取っておきながら整備されていない成田よりマシですので、文句を言うのは止めておきました。5時前までブログをアップしたり久しぶりの中国の海南島について調べていて、「そういえば近いといっても国際便だったな…」と考えてバジェット・ターミナルへ移動しました。

私はチャンギ空港は第1ターミナルから第3ターミナルまでだと思っていたのですが、これから乗るタイガー・エアやセブ・パシフィックなどは少し離れたバジェット・ターミナルから離発着するらしいので第2ターミナルの1階から無料のシャトルバスに乗る必要があったのです。タイガー・エアのチェックインは空いていてスムーズでしたし、空港がコンパクトでしたから移動距離も少なくて楽でした。ここの搭乗券は黄色いロール紙でしたが、タイガーをイメージしてのことでしょうか。今年は寅年ですから何か面白い企画でもやっていないのかと思ったのですが、そういったものは皆無でした。



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 飛行機は3時間弱で海口美蘭国際空港に到着しました。

ここでの入国も何も聞かれない上に荷物検査も無く、マレーシアでヘアーカットしてきたからなのか、あっけないほどにスムーズでした。外に出てみたら数人の客引きから声がかかりましたが、まったくしつこくなくて助かりました。この空港にはマクドナルドはありませんでしたが、熊本の味千ラーメンが支店を出していましたので笑ってしまいました。一通り空港内をチェックして、いつものように観光案内所を探したのですが見当たらなかったので空港案内のカウンターで聞いてみたら存在していないということでした!

オリンピックを終えたばかりで、次には上海万博を控えている中国ですから信じられない話なのですが、ここは国際空港なのに外貨の両替所も無かったのです。まあ中国銀行のATMでビザカードでキャッシングすればいいかと考えたのですが、それも無かったので困りました。空港案内のカウンターで今日の宿に電話してもらって、何か良い方法はと聞いたら「タクシー代は50元くらいだけれど、こちらに来てくれれば立て替えてお支払いできますが…」とのことでした。

50元といえば700円弱ですから出せない金額でもありませんでしたが、まだ午前中でしたので何とかなると思って丁寧に断りました。手元にはシンガポールドルも残っていましたので、タイガーエアのカウンターに行って両替をお願いしてみようかと歩き出したら味千ラーメンがありましたので、1000円札を出してみました。すると意外に日本円はダメだけれど米ドルなら6.60の交換率だと表で見せてくれました。店員さんが席に案内しようとしましたので、食事する人のためだけの両替率だったかもしれませんが、無事に66元のキャッシュを握り締めて空港案内のカウンターに戻って市内へのバス乗り場を聞きました。係員は私の50元札を指差してタクシーで行けばと促すのですが、「巴士 便宜!」と主張してなんとか教えてもらいました。



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 空港から市内に向かう21番のバスはなかなか快適でした。

値段はタクシーの10分の1の5元(約70円)でしたが、タクシーなんかに乗らなくて正解でした。ただ停留所が多くて15kmほどの距離なのに1時間近くもかかってしまったのは誤算でしたが。海南島の海口市の不動産バブルのことをネットで読んだばかりからかもしれませんが、バスの窓から見る街の景色は以前とはまったく違って見えました。シンボリックな高層タワーこそ無いものの、20階建てくらいの安普請な感じのビルがやたらと増えていたのです。高速道路も6車線くらいのヤツを既存の道路の上に作っていましたし、「やはり中国はバブルだな?」と感心させられました。

宿にチェックインしてすぐに近所にあった中国銀行に行ってATMからのキャッシングを試みたのですが、2回目もエラーだったので焦りました。同じ日に3回間違えてしまうとカードが使えなくなってしまいますので、今日は現金を替えておくことにしました。中国銀行の行員はオリンピック前に外国人への対応を訓練されていたようですので英語も通じて紳士的だったのですが、たかが1万円なのに待ち時間を入れて40分もかかってしまったのです。行員が押したハンコの数は9個でしたし、100元札は自分で数えた上に機械に3回も通して確認していました。可笑しかったのが、番号札の順番をいちいち機械が中国語と英語でアナウンスしていたことでした。おそらくそのシステムもオリンピック前に導入されたのでしょうが、そんなことより仕事を早くするシステムを考えるべきだと思いましたが。



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 1万円は両替したら736.20元になりました。

Yahoo!ファイナンスで見ると1万円は765元とかになるのですが、銀行の両替率が低いので3パーセントほど損をしてしまうのです。これからは今日の両替を基準に1元は14円で計算することにします。まず両替をして向かったのは大通りの角にあったKFCでした。中国に入ってから最初の食事がファストフードなのは意外に思われる方もいらっしゃるかもですが、クアラルンプールではチャイナタウンに泊まっていたので、中華料理は食べたくなかったのです。マレーシアやシンガポールでも試してみたかったKFCですが、中国の方が少し安いだろうとガマンしていたのです。

いろんな国でいろんな現地好みの新商品開発がされていたりしますので楽しみなのですが、今日もちょっと変わったのを見つけましたので、23.50元(約330円)と高かったのですが注文してみました。日本でもお馴染みのツイスターを北京ダック風にアレンジしたもので、なかなか美味しかったのです。セットのサラダは特に工夫した物ではなかったのが残念でしたが、飲み物のアプリコットジュースはちょっと新鮮でした。飲み物は何にするか聞かれなかったのでコーラが出てくるものだとばかりに思っていました。意外にマッチしたので、北京ダックには定番の飲み物なのかもしれません。



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 食後に宿に戻って少しだけ昼寝をするつもりでした。

ネットのニュースを読みながら横になっていたら強烈な睡魔が襲ってきて、PCを開いたまま爆睡してしまったのです。起きたらもう外は薄暗くなりかけていましたので、急いで海口の街の探検に出かけました。どこでも中国は人が多い上に最近は電動バイクが普及していて、けっこう危ない運転なので腹が立つことが多いのです。ノーヘルで2人乗りは当たり前ですし、狭い歩道を平気で走ってきてクラクションを鳴らすので迷惑なのです。それらを避けながら適当な店を探したのですが、意外とちょうど良い店が少なくて苦労しました。

ようやく静かに一人でゆったりと食事ができそうな流行っていない店を見つけて4元(約56円)のビールを注文しました。運ばれてくるまでにメニューを解読して8元(約112円)の餃子と5元(約70円)の青菜炒めをお願いしました。マラッカで飲んで以来の半月ぶりのビールは冷えていて美味しかったものの期待していたほどではありませんでした。餃子は予想を上回る量でしたが、最初は美味しかったものの後半でさすがに飽きてきました。青菜炒めはニンニクが少なめに調理してあり、別皿に刻んだものが用意されていましたので最後まで美味しくいただくことができました。



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 食後に明日のパンを買うためにスーパーに寄りました。

わりと大きな店だったのに品揃えが悪かったので諦めて、フルーツ売り場に行ってみたらさすがに南国だけにパパイヤは500gが2.50元と安い感じでした。ちょうどこのくらいのサイズが500gぐらいだと思いますが、それが35円くらいなのです。宿には冷蔵庫もありましたので、買って帰ることも考えましたが、マレーシアで食べたばかりでしたので次回にすることにしました。ここで少し気になったのは食品の原産地表示です。中国もちゃんとそこまでやる国になったのですね。

インスタントコーヒーが切れていたので売り場に行ってみたら、受け入れがたい光景を目の当たりにすることになりました。つい最近までコーヒーの売り場には地元の弱小メーカーの安っぽいパッケージの商品が並んでいたものですが、この売り場はネスカフェ1本に絞り込まれていたのです。もちろん中国にはネスカフェ以外にもインスタントコーヒーを作ってる会社はあると思います。しかし知名度が無くて売れないので徐々に隅に追いやられて、最後には売り場から追放されたのでしょう。ネスカフェの寡占化が生み出すものはインフレに便乗したコーヒーの値上げじゃないかなと心配です。



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(2010/02/25(木) 23:59)

 クアラルンプールから再びシンガポールへ、そしてついに…
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 LCCTの空港は真夜中もけっこう賑やかでした。

私と同じように安い深夜便や早朝便を選んだ人たちがけっこう多かったみたいで、空港の座席はほとんど埋まってるような状況だったのです。マクドナルドやスターバックスなどのチェーン店は24時間営業でWiFiも完備していますので、空いたテーブルを探すのに苦労しそうな盛況ぶりでした。でもLCCTの空港はWiFiが2時間無料ですので、店に入る必要は無いのですけどね。

寝過ごしてしまうのが不安だった私は真夜中に何度かウトウトしたもののインターネットをやり続けて、朝方にチェックインの専用端末で手続きを済ませました。このタッチパネル式の端末にKLセントラルのエアアジアのカウンターで出力してもらった紙の番号を打ち込むとスーパーのレシートみたいなロール紙に便名や出発時間、それにゲートナンバーなどが印字されて出てくるのです。

それを持って国際線の出国ゲートに行ったら、係員が「あちらのカウンターでスタンプを…」と遠くを指差しました。結局は有人のカウンターで地上係員の手を煩わせてしまったのですが、それならこんなチェックインのマシーンなんて要らないんじゃないでしょうか。エアアジアのようなLCCで航空券を購入する時はウェブサイトで名前やパスポート番号などを入力しますが、それで同姓同名の人間がいたとしても間違えることは無いわけですから無駄を省いて安くしてもらった方が利用者にとってみたらありがたいのですが。座席も早い者順にどこに座っても良いことにすれば良いですし、私のように荷物を預けない客はチェックインも省略できるようにしてもらえると助かりますが。飛行機に乗り込む時にパスポートで番号と名前を確認するだけで充分だと私は思いますけどね。



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 今回の早朝便を選んだのは安さだけじゃありませんでした。

2月10日のシンガポール最終日にタンピネスのイケアに朝食を試しに意気込んで出かけたのに、遅く着いてしまったために売り切れていてガッカリさせられたことがあったのですが、タンピネスは空港にも近いので今度こそ試してやろうと密かに闘志を燃やしていたのです。今回はまだ空が暗い内にシンガポールのチャンギ空港に降り立ちましたので楽勝だと思っていたのですが、思わぬ伏兵が潜んでいました。時間はたっぷりあったので観光案内所の世話好きなおばさんといろいろ喋っていたら、チャンギ空港からセントサ島のカジノまでシャトルバスが出ているという情報を得たのです。

そのことを知らなかった私はMRTと他のシャトルバスなどを使ってセントサ島まで行くことを模索していたのですが、カジノのシャトルバスで楽に行けるとなると話は別です。夕方に予定していたカジノを午前中に持ってくることを考えながら、空港のWiFiの設定などをやっていたら、いつの間にかタンピネスのイケアのシャトルバスの始発の時間が迫っていました。いつものように空港の地下のMRT乗り場へ急ぎ、自動販売機に50シンガポールドル札を入れようとしたら係員に「それは大き過ぎて使えないからあちらで両替を…」と200m先の窓口を指差してくれたのです。50シンガポールドルといえば日本円にすると3200円ほどですからさほど高額なわけではありません。しかしシンガポールの機械は小さい方の5セント硬貨も受け付けないということでしたから柔軟性に欠けていました。

予想外の手間でしたが無事にICカードを買ってMRTに乗り込んだら何かのトラブルでなかなか発車してくれないので焦りました。「これじゃ9時20分のタンピネスは無理だな…」とあきらめて、なかなか動き出さない車中でイケアの公式ウェブサイトをチェックしてみたら、チャンギ空港から乗り換え無しで行くことができるべドック駅前から出るシャトルバスは9時25分とギリギリ間に合いそうな雰囲気でした。「これで今日も朝食が売り切れていたら笑うしかないな…」と最悪の事態を考えながら、混雑していたべドック駅の階段を駆け上がってバス停へ急ぎました。到着して時計を見たら9時25分ちょうどでしたが、そこにはシャトルバスの姿はありませんでした。やってきたのはそれから20分ほど経ってからでしたが、シンガポールってそんな国でしたっけ?

イケアの1.80シンガポールドルの炒麺は残っていましたので、1シンガポールドルのコーヒーと合わせて2.80シンガポールドルの朝食となりました。麺が学校給食風に柔らか過ぎたのですが、日本円にしたら180円ほどですから文句はありませんでした。イケアの朝食としては変り種でしたが、こんなこともあるので世界中のイケアの朝食を制覇するという野望はますます強固なものになってゆくのです。(笑)



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 イケアのロッカーに荷物を入れて空港に戻りました。

チャンギ空港のクロークも24時間なら3,20シンガポールドル(約210円)と先進国のわりには高いわけじゃなかったのですが、コインが戻ってくるので実質的に無料のイケアの方を選んでしまいました。シンガポールの空港ならちゃんと保管してくれるでしょうが、バックの小さなポケットにはカギが無いのも有人のクロークを選びたくなかった理由ではあります。盗られて困るものは何も無いのですが、もしものことを考えるとイヤですものね。

イケアからチャンギ空港に戻ってすぐにカジノ行きのバスに乗り込んだのですが、最初は客は私も含めて3人だけでした。それからターミナル1に寄ったら10人ほどになりましたが、それでも大型バスはガラガラでした。クーラーが効き過ぎた車内では長袖のシャツを着て対応したのですが、すぐに睡魔が襲ってきました。少しウトウトして目が覚めたら高速道路を南下していたのですが、観光名所の大観覧車のシンガポールフライヤーが見えてきました。

「これはもしかすると…」と期待していたら、私が何度かトライして回り込むことができなかったハーバーエリアのカジノの工事現場の真裏を走り抜けてくれたのです。そのおかげでカジノ裏の公園の整備状況も確認できたのですが、4月にカジノと共にオープンというのは難しそうな感じでした。こうしてついにカジノの裏側の様子を間近で見ることができたのですが、さすがに迫力がありました。無料で楽に移動できるだけでなく、見たいと思っていたものまで見ることができてラッキーでした。帰りもこのシャトルバスに乗りたいくらいでしたよ。



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 シャトルバスは橋を渡り、セントサ島の北側に到着しました。

私はシンガポールは計10回くらい訪問していると思うのですが、セントサ島に上陸するのは2度目でしたので楽しみでした。まず最初にバスが停まったハードロックホテルの前で降りて近所の工事現場の様子をチェックしてみました。聞いた話によりますと、中国の正月に合わせてセントサ島の4つのホテルとカジノがオープンして、シンガポール人は入場税が100シンガポールドル(約6500円)もかかるのに大人気だったということでした。もちろん外国人はパスポートを見せれば無料で入ることができます。しかし従業員の態度は感心しませんでしたが。たとえ忙しくともお金を落とすであろう遠来の客には笑顔と敬語で接するべきだと私は思います。

この新しいセントサ島のリゾート・ワールドという施設は地上部分がホテルやユニバーサル・スタジオと万人向けのものになっていて、地下にはマカオの平均的な大きさのカジノの2軒分くらいの賭場が外貨を稼ぐために用意されていました。ドアが開いていたので工事中のハードロックホテル地下の賭場にも行ってみたのですが、それが完成するとさらに倍ほどの巨大カジノが出現することになるのでしょう。

今年のゴールデンウィークの頃にはシンガポールのハーバーエリアのサンズ・カジノもオープンするかもしれませんし、エアアジアが日本に乗り入れたら茨城空港などからクアラルンプールのLCCT空港で乗り換えてシンガポールのチャンギ空港に行ってカジノホテルに泊まるというパッケージを格安用金で提供するかもしれませんからマカオも脅威でしょうね。中国のバブルが崩壊したらマカオのカジノは半分以上が倒産してしまうでしょうが、シンガポールは持ちこたえることができそうですし。ただ見ているだけなら面白い浮世離れした開発合戦ですが、もう賭場の供給量が多過ぎて利益率が落ちて儲からない産業となってゆくことでしょう。東京や大阪の臨海部でのカジノ構想はまだしぶとく生き残っているようですが、推進派の皆さんはシンガポールに自費で視察しに来て現実を直視していただきたいものだと思います。安直なアイデアと中途半端な規模では世界のカジノ戦争では生き残ることができないはずですからね。



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 いつものようにカジノでは1セントも使いませんでした。

カジノの中のホーカーもそれほど高くはなく、試してみても良いと思うものはたくさんあったのですが、今後の歩き回る経路を考えて止めておくことにしました。カジノからマーライオン像までは歩いて、その後は屋外型のエスカレーターを乗り継いで山を越えて、誰も歩いていない坂道を下って太平洋側のシロソビーチまで降りてきました。こうやって画像で見ると青い海と砂浜とパームツリーで良さそうな感じに見えると思うのですが、実際に来てみると沖にはたくさんの貨物船が行き交っていますので、あまり良いビーチとは言えないのです。

クーラーが効いたカジノと炎天下の坂道で歩き疲れて、帰りのバスが発着するビーチステーションまでどうやって行こうかと考えていたら、ちょうど上手い具合にビーチ内だけをゆっくりと周遊しているトラムがやってきましたので乗せてもらうことにしました。セントサ島の日本語のパンフレットには料金のことがまったく書いてなかったのですが、2シンガポールドルくらい請求されるのではと思ったら無料でした。セントサ島から対岸のハーバーフロントのバスターミナルまでも2シンガポールドルだと思っていたら無料でした。どうやら行きに往復分の2シンガポールドルを払う仕組みのようで、私のようにチャンギ空港からシャトルバスでやってくるとお金はまったくかからないということになるわけです。



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 セントサ島からのバスの乗客は年齢層が高めでした。

たいていの若いカップルや家族連れなどはVIVOというショッピングセンターの3階から発着する3シンガポールドルのモノレールに乗るのですが、特に観光気分を味わいたいわけでも無いという熟年夫婦などは安いバスを選んだりするのです。私も安い方が良いタイプですし、今日はバスターミナルの前の地味な雰囲気のホーカーエリアを試してみようと考えていましたので、バスに乗るのがいちばんだったのです。

ランチタイムはとっくに過ぎていましたのでガラガラに空いていたのですが、混んでくる夕方まで休憩してる店もあって注文するものがなかなか決まりませんでした。鍋には火が入っていたので店主がすぐに帰ってくるかと第一候補の店の前を何度かチェックしてみたのですが、ガマンの限界に達しましたので数軒先の2種類の麺を玉子と炒めた2シンガポールドルの料理をいただきました。さすがにそれだけでは物足りなかったので、別の店で3シンガポールドルのホウレンソウを練り込んだというグリーンの麺を試してみることにしたのです。

ちょっと盛りつけ方が雑でしたが、日本の冷やし中華みたいでサッパリ美味しくいただくことができました。このカラーリングはいかにも人工着色料といった感じでしたが、スープも付いていましたので悪くありませんでした。このホーカーでは5シンガポールドル使ったのですが、朝食はイケアでしたのでかなり安上がりな食生活でした。カジノならほんの数秒で摩ってしまう金額でしょうね。



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 食後に裏手のマウント・フェーバーに登りました。

山といっても東京の愛宕山みたいなレベルで、数人のランナーと擦れ違いましたので、近所の住人のランニングコースとなってるようでした。実は前回の滞在中にこの近くを歩いた時に「マウント・フェーバー」と日本語でも書かれた看板があったので、記憶には残っていました。暑い国での「登山」に挑んだ理由はヘンダーソン・ウェーブという橋を渡ってみるためでした。アーバン・リデベロップメント・オーソリティで建築の賞を獲っていたのでチェックするために大汗をかきながら登ってみたのですが、シンガポールで最も高いという橋自体のデザインも、そしてその橋からの眺めなかなかのものでした。

途中の以前にケーブルカーが発着していたジュエリー・ボックスの前などを通って下山して、バスでオーチャード方面に出て、ニュートンサーカスあたりを見てからMRTでタンピネスへと考えていたのですが、やってきた65番のバスがタンピネス行きでしたので、1.80シンガポールドルを払ってダイレクトに行くことにしました。停留所が多いバスはかなり時間がかかるのですが、睡眠不足の私にはちょうどピッタリの乗り物だったのです。

熟睡してる間に到着したタンピネスからはいつもの無料シャトルでイケア方面に行ったのですが、今晩の夜食と明日の朝食を買うためにひとつ手前のジャイアントで降りました。入り口から長?いエスカレーターで2階へ昇るのですが、この1階の奥にセブンイレブンがあったのが不思議でした。奥まった場所にありますから「便利」じゃないでしょうし、2階より値段は高いでしょうし、誰のための店なのか存在理由が見つからないのです。 

ここで値下げされていたパンや飲み物、4個入りで99セントとバカみたいに安いドラゴンフルーツなどを購入してイケアに行って、いつものホットドッグとコーヒーをいただきました。単品なら両方とも1シンガポールドルですが、同時購入で1.70シンガポールドルでした。今夜も空港での夜明かしですからコーヒーを4杯お代わりして荷物をロッカーから出して1,40シンガポールドルのMRTで空港に向かい、長い1日が終わりました。あ?疲れたけど、面白かった…



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(2010/02/24(水) 23:59)

 クアラルンプール最終日に無料のシャトルバスで出かけた先は…
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 ついに長かったクアラルンプールも最終日になりました。

ビザ代がアホみたいに高かったのでインド行きを中止したのでマレーシアでは余裕があると思っていたのですが、やはりいつものことながら後半ではバタバタになってしまいました。なにしろクアラルンプールはプチバブルのような有様ですから、中心部だけでなく郊外でも住宅や商業施設の再開発が盛んなのです。モールマニアの私にとっては嬉しいことではあるのですが、郊外だと自動車が無いとちょっと不便なのです。マレーシアはガソリン1リットルが1.80リンギ前後と日本円にすると50円もしないのでレンタカーを借りたくなるのですが、ここの物価に比べるとメチャ高いので、今日も2.10リンギのLRTに乗って終点のケラナジャヤ駅まで行き、ブリッジを渡った所のバス停から無料のシャトルバスに乗ってトロピカーナ・シティモールに行きました。

10分ほどで到着したトロピカーナ・シティモールは昨年にオープンしたばかりらしく、まだテナントも8割くらいしか入居していませんでした。地元の不動産会社により高層のコンドミニアムと共に開発されたもので、中央の吹き抜け部分の一番良い場所にはその会社のショールームがあり、このモール以外の開発物件の模型や図面が誇らしげに展示してありました。この会社はオーナーの意向なのか、ちょっと他とは違う開発手法を取っていました。まず驚いたのが郊外のショッピングモールだというのにフードコートが無く、そのためかマクドナルドもありませんでした。

それでは高級路線なのかといえば、トイザらスやカルフールが入っていますので違うのでしょう。またカルフールが建物の端のアンカーテナントでは無く、地下に食品とそれ以外の日用品を同一の売り場にしてあったのも不思議な感じがしました。後発のモールですから他の類似物件とは違う手法を模索することに関しては評価してあげるべきなのでしょうが、どうも私はこのモールの場合は結果は裏目に出ているんじゃないかなと思いました。まだテナントが入っていない場所は永久に「COMING SOON」のままなのかもしれませんね。(笑)



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 トロピカーナモールからは同じシャトルで戻りました。

次の目的地のサンウェイ・ピラミッドに行く1リンギのバスがケラナジャヤの駅前の小さなターミナルから出るということでしたので、それに乗って7?8年ぶりに再訪してみたのです。その時代にはブログをやっていなかったので曖昧な記憶だけが頼りですが、以前は周辺には空き地が目立っていたと思いますが、空き地はほとんど無くなっていました。サンウェイ・ピラミッドは何度もテナントの入れ替えやリニューアルを重ねて人気を保っているみたいでしたが、その地道な努力には頭が下がる思いがしました。

この南国でのスケートリンクも開業当時には画期的なアイデアだったと思います。現在はバンクーバーの冬季オリンピックが開催されていますから、触発されて滑りに来ている人もたくさんいたと思います。ちなみに前回はほとんどがド素人の滑り方でしたが、開業してから10年ほどの間に練習を重ねた人も多かったためか、ごく一部を除いて上手く滑っていたようでした。その内にキム・ヨナみたいな国民的な人気のスケーターがここから登場することもあるかもですね。



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 今日は荷造りのため、変な時間にパンを食べました。

9時くらいに朝食で、そして11時くらいに荷物を減らすために残っていたパンをすべて胃袋に片付けたのです。そのせいで15時を過ぎても空腹感はありませんでしたが、そろそろ遅いランチを食べておかねばと思ってマレーシア最後のランチに相応しいものをモール内で探し回りました。モールの常連の和風スパゲッティの店も捨てがたかったのですが、今回はまだ貝を一度も食べていないことを思い出して、ジャスコ前の飲食ブースで9.90リンギの貝とイカのホイル焼きを注文してみました。ちゃんとした料理を出す店でしたが、カテゴリーはカフェになるみたいで、税金は5パーセントが加算されて10.40リンギ(約280円)でした。

注文してから5分ほどで奥の厨房から熱々のホイル焼きが運ばれてきたのですが、セレモニーのように私の目の前でホイルに切れ目を入れて開いてくれました。そこにうずらの玉子くらいの小さなレモンを乗せてこちらに渡されたのですが、かなり美味しそうでした。「スパイシー?」と味付けについて聞かれたので「オフオース」と答えたのですが、なかなか絶妙な辛さでした。貝とイカの他には東南アジア原産の四角豆も入っていたのですが、なかなか良いバランスでした。またちょっと面白いと思ったのが、すべての貝が下ごしらえの段階で1枚に加工されていたことです。日本で普通にこんな料理を食べると熱で開いた貝が出てきますが、この店では片側を撤去して1枚になったものを料理に使っていたのです。ですから見た目よりたくさんの貝を味わうことができました。



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 サンウェイ・ピラミッドからバンサーに向かいました。

案内所では「バスはありませんから、タクシーで」と言われたのですが、もう2度と乗る気はありませんので何か手は無いかと考えました。サンウェイ・ピラミッドからチャイナタウンに行くバスは10番と13番ということでしたが、それがバンサーの近くを通る時に降りて歩けば良いのではと考えたのです。すぐにやってきた10番のバスで車掌に説明したら、「ミッドバレーは通るけど…」と嬉しい一言が。ミッドバレーからバンサーまでは無料のシャトルバスが出ていますので、私にとっては好都合だったのです。

サンウェイ・ピラミッドからミッドバレーまでは2.50リンギ(約66円)と微妙に高かったのですが、一度チャイナタウンに戻るのも時間の無駄でしたから、ミッドバレーで乗り換えることにしたのですが、どうも雲行きが怪しくなってきました。近代的な高層タワーに生まれ変わったバンサー駅前から歩き出そうとした途端に、雷が鳴って小雨が降り始めました。宿の屋上に洗濯物を干していたのを思い出して、すぐに宿へ戻ることにしたのですが、急に雨脚が強くなって最終的には土砂降りになってしまいました。



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 雨の中を急いで宿に戻ったら、洗濯物は無事でした。

誰か親切な人が階段室に取り込んでおいてくれたのですが、雨に濡れて重たくなった服を持って歩かなくてよくなりましたので感謝です。既にチェックアウトはしていたのですが、最上階のキッチンでコーヒーを飲みながらメールチェックをさせてもらいました。夕立が止んだので荷物を持って宿を出たのですが、雨上がりは気温も少し下がっていましたので、KLセントラルまで1駅分を歩いて行くことにしました。

別に1リンギを節約したいというわけじゃなく、陽が落ちて真っ暗になる前のKLセントラル周辺の様子を見ておこうと考えたのです。電車の中からはKLセントラルの駅前の工事の様子を見ましたが、今日は時間の余裕がたっぷりありましたので、周辺を歩いて細かく見ておくことにしたのです。

この画像の左側のガラス張りの建物がKLセントラルで、右のクレーンの横のグリーンのライトのあたりがモノレールの駅です。このように駅前をかなり掘り下げているのですが、KLセントラルのインフォメーションで聞いてみたら2012年に地下に商業施設がオープンするということでした。またモノレール駅からはブリッジが延びてKLセントラルの2階部分とつながることになりそうです。それが完成するとモノレールとの連絡が格段に良くなります。次はモノレールの混雑の解消に取り組んでもらいたいものです。



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 KLセントラルでフライトのチェックインをしました。

バスよりも安い59.50リンギ(約1600円)のエアアジアのシンガポール行きの片道航空券でしたが、安いのには早朝か深夜という理由があったのです。20日ほど前にパースからクアラルンプールのKLLC空港に降り立った時にWiFiがつながることも確認済みでしたので、今晩は空港で夜明かしをさせてもらうことに決めていたのです。そのクレジットカードで支払った59.50リンギの金額の中にはKLセントラルからKLCCまでの片道のバス代の6.50リンギも含まれていましたので、KLセントラルのエアアジアのカウンターの行列に並んでバウチャーみたいな紙切れを発行してもらったのです。

20時30分頃にKLセントラルを出発した赤いバスは先日とまったく同じルートでプトラジャヤ方面に走り続けました。1時間ほどでようやく見覚えがあるKLCC空港の飲食店のロゴが見えてきました。ちなみにこのスターバックスの横の「OLDTOWN WHITE COFFEE」というチェーン店はここで初めて見かけたのですが、マレーシアのモールでは常連で人気があるみたいです。シンガポールのカヤコーヒーのパクリの部分もあるみたいですが、飲食のメニューが充実してるようです。私も一度試してみようと考えていたのですが、今日の夕食用にはサンウェイ・ピラミッドのジャイアントで半額になった寿司を買いましたので次回ということになりました。



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(2010/02/23(火) 23:59)

 クアラルンプールから往復200円で行くことができる別世界とは…?
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 午前中にインド人街で最後の両替をしておきました。

長かったマレーシアももうすぐ終わりですから、最低限必要な2000円だけを両替することにしたのです。実は先日も月曜には相場が上がるかもと考えて1000円だけ両替していたのですが、今日もまったく同じ3.70でした。つまり2000円は74リンギということになります。2月12日に替えた時は3.78だったので、かなり損をしている気分になるのですが、2000円だと1.60リンギ(役42円)の差ですからアイスクリーム1本分といった感じです。でも3000円だから2.40リンギ(約63円)か。小さめの食パン1斤の値段ですね。

インド人街にはたくさんの両替屋が点在しているのですが、レートが3.70で1万円から釣りを持ってる店を探すのに苦労しました。私は旅行前に円の小額紙幣をたくさん用意してくるようにしてるので千円札はまだたくさんあると思い込んでいたのですが、もう1万円札しか残っていなかったのです。まあ今日の両替で千円札は8枚になりましたので、これで帰国まで困ることは無いでしょうが。

ちなみに現金のやり取りはこの小さな窓で行うのですが、中の冷房の効率を良くするというのと防犯の意味もあるのでしょう。両替屋はカウンターの下に武器を隠していそうですから襲うような馬鹿な人間はいないと思うのですが、末期的な麻薬の中毒患者が自暴自棄になって襲撃するなんてことが稀に発生したりするからなのでしょう。この右の赤い容器の中には飴が置いてあったのですが、両替屋にしては珍しいと思います。怪しい人間が窓口に来た時に「まあ飴でもどうぞ」と気をそらせて、その間に銃の引き金に手をかけるためだったりして…



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 無事に両替を済ませて、近くのスーパーに寄りました。

ローカルなMYDINというチェーン店でしたが、この店は万引き防止のためにバッグ類は入り口の脇のカウンターで預けなければならないので、面倒くさいのでこれまで素通りしていたのです。今日は両替だけにやってきたので手ぶらでしたから店に足を踏み入れてみたのですが、さすがに他所とは違う独特の雰囲気でした。4階まである広い店に似つかわしくないごく小さな果物売り場があったのですが、その値段の付け方が大雑把でしたので笑ってしまいました。

私が買ったのは左の1リンギ(約26円)のヤツなのですが、真ん中の2リンギと右の3リンギとそれほど大きさが違うわけではなかったのです。普通の店だと100g単位でいくらと細かく表示されるのですが、この店じゃ仕入れ担当者が手に持った時の大まかなイメージで「これは1リンギ、これは少し重たいので2リンギ、これは見栄えが良いので3リンギ…」と値段を決めていそうでした。(笑)



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 宿でパンの残りを食べてバスターミナルへ行きました。

今日は2005年の2月8日にも行ったプトラジャヤにバスで行ってみたのですが、その時は2.65リンギだったバス代が3.80リンギに値上がりしていました。おまけに4リンギを出したらドライバーは面倒くさそうに釣りは無いと言い放ちました。それでバスの中の他の乗客たちに1リンギ札をコインに替えてほしいと頼んでまわったのですが、残念ながら誰も細かいコインを持っていませんでした。20セントは日本円にするとわずか5円ほどですが、小さいことを気にするタイプの私はこれで1日中気分が悪くなるのです。

しかしバスがプトラジャヤの出口で高速を降りたあたりから、そんな小さなことはどうでも良い気分になりました。そこには建設中の3棟の高層タワーも含めて風格がある新首都が私の視界いっぱいに広がっていたのです。バスが鉄道駅とリンクしたターミナルに着いてみたら、地上の線路の上に工事中の高架が目に付きました。駅の案内所のおじさんに聞いてみたら新しいモノレールの工事中とのことで、近い将来には駅と官庁街を結ぶことになるのでしょう。そのモノレール用の橋はすでに建設が終わっていましたが、まだ陸地側の工事は未着工でしたので完成は数年後になるかもです。



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 プトラジャヤはかなり新しい建物が増えていました。

これはステンレスを多用したモダンなモスクの裏側に完成していたビルの谷間の広場なのですが、伝統的なシルエットをモダンに仕上げたあたりが高く評価できると思います。この金属製のアーチの両側にはエレベーターが仕込まれていたので、私も上がってみようかと思ったら入り口になにやら立て札がありました。通りかかった人に何と書いてあるのか聞いてみたら、「大統領専用」ということでした。それなら英語でも書いておいてくれなきゃ困りますよ。危うく小さな国際問題を引き起こすところでした。(笑)

この建物まで炎天下を1時間ほど歩いて疲れましたので右側のビルの1階の職員向けの食堂みたいな感じの所で冷たいものを頼んで休憩することにしました。残念ながらアイスカチャン的なデザートはありませんでしたので、1.20リンギのアイスレモンティーを注文して10リンギ札を出したら、9リンギのお釣りが返ってきました。たまたま細かなコインが無かったためなのでしょうが、これで偶然にチャラになりました。アイスレモンティーは砂糖入りだったのですが、それほど甘過ぎではなかったので助かりました。クーラーがほどよく効いた室内で、たった1リンギで幸せなひとときを過ごすことができました。



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 官庁街を抜けた湖畔に巨大なモスクが建っています。

このモスクはプトラジャヤ建設の最初に作られたもので、そのためかちょっと古い感じもしていました。今日は中国人の団体さんが見学に来ていましたが、私服はラフなTシャツ姿でしたので、女性はピンクのフード付きのローブのようなものを借りて嬉しそうに記念撮影していました。私は前回の2005年に中は見たので、今回は表から撮影だけして先を急ぐことにしました。

モスク自体は少し古くなっただけで、以前とまったく変わりは無いみたいでしたが、柱に「ZON WiFi」とありましたので驚いてしまいました。こんな所で何のためにネット接続するのかわかりませんが、プトラジャヤの隣のサイバージャヤの信者の発案かもしれません。ここまでやってこれない高齢者や病人などのために代表者がスカイプなどでバーチャル参拝をするのかもしれませんね。しかしモスクまでWiFiを整備するなんてアラーは偉大なものです。成田空港にも見習ってもらいたいものです。



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 私の今回の最大の目的はこのショッピングモールでした。

「プトラジャヤはたいして変わっていないだろうから次回でもいいかな…」と考えていたのですが、観光案内所でプトラジャヤに新しいショッピングモールができたと聞いたからにはマニアの私としては行ってみるしかありませんでした。プトラジャヤのバスターミナルから歩いて3時間ほどでついにALAMANDAというショッピングモールに到着したのですが、これがなかなかの内容でした。

建物が人工湖に向けてYの字に建っていたのですが、ちょうど中心部分が円形の吹き抜けになっていたのです。Yの字の短い部分がフードコートになっていて、地下にはボーリング場やシネコンがありました。この画像の両側のYの字の長い部分のアンカーにはPARKSONとカルフールが入居していていましたので便利そうでした。まだプトラジャヤの人口は7万人もいないと思うのですが、人口規模に似合わない充実した施設がある理由は政府のプミプトラ政策のおかげで給料が良くて、一人当たりの消費額が多いためかもしれません。



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 本日の夕食はモールのフードコートでいただきました。

ショッピングモールは何かと割高ですからクアラルンプールに帰ってから食べようと思っていたのですが、ランチを軽く済ませたのと、プトラジャヤで長距離を歩いたせいで空腹になってしまったのです。フードコートにはいろいろと候補はありましたが、以前にシンガポールで試した「好きなものを好きなだけ選んで調理してもらう店」のドライヌードルのバージョンがありましたので試してみることにしました。

今回は太いうどんのような白い麺と練り物類、そして名前がわからない葉っぱなど8種類ほどを選んでみたのですが、お姉さんがそれらを乱切りにして小さな鍋でサッと茹であげてくれました。それに少し甘めのピーナッツソースと赤いチリソースみたいなのをかけてくれたのですが、ヘルシーでオシャレな一皿でした。今回は日本では見かけない食材ばかりを選んだのですが、シイタケやブロッコリーなどもあり、それらを入れてみても美味しかったことでしょう。満足はできたのですが、これっぽっちで9.50リンギ(約250円)もしましたので、やはりフードコートは高いなと思い知らされました。食材を指差して「これには何か入ってるの?」と何度か聞きましたので観光客というのがバレバレでしたから、ちょっと高く請求されたのかもしれませんが。

食後にカルフールで1リンギのソフトクリームを買い、料金を払う時に5リンギ札で払ってお釣りに小銭を混ぜてもらいました。もちろん帰りのバスで損をしないためでした。降り出した雨の中を歩いてショッピングモールの外のバス停から50セントのバスでターミナルに戻り、21時過ぎにクアラルンプールに帰ってきました。往復200円で行くことができる別世界でしたが、遷都を国会で決議したくせに実現できそうにない日本の政治家にはプトラジャヤを見て反省してもらいたいものです。私は最近ブラジルとオーストラリアを旅行したのにブラジリアとキャンベラは遠くて旅費も高かったので再訪することは断念したのですが、プトラジャヤの変化を見たら「やっぱり行っておくべきだったかな…」と後悔してしまいました。両方とも物価が高く、時代錯誤なビザが必要な国ですし、10年くらいは足を踏み入れたくない国ですからね。両国とも通貨が上がりそうな気配がありますので、もうお金が無い日本人は2度と旅行できない国になってしまうかもですし…(笑)



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(2010/02/22(月) 23:59)

 クアラルンプールでのインド料理のランチと郊外の新興住宅街
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 チャイナタウンの北でインド料理を食べることになりました。

今晩の国際列車でバンコクへ向かうという学生さんがインド料理を試したいというので私もご一緒することにしたのですが、ビザ代が高過ぎるのでインド行きをあきらめたところでしたので良いタイミングでした。今日は日曜でしたので開いてない屋台もありましたが、インド料理を出す店は選び放題でした。この店に決めた理由は店頭でおじさんがナンを焼いていたからでしたが、やはり焼きたての熱々のナンに右手でカレーをすくって食べるのは美味しいですよね。

学生さんは手で食べるのは初めてということでしたが、器用にこなしていました。「インドでは不浄の左手は使わずにナンをちぎる時も右手だけで…」と説明していたら、他のインド系の常連さんたちは両手を使っていましたので笑ってしまいました。インド系もマレーシアで生まれ育つと感覚が変わるみたいです。カレーを2種類とベジタブルの盛り合わせ、ナンを3枚、そしてラッシーを2杯頼んで合計は15リンギでした。つまり一人分だと200円くらいでしたが、まあクアラルンプールではそんなものでしょう。店先の水道で手を洗ってセントラルマーケットまで歩いて、学生さんの白い作業ズボンに油性ペンでメッセージを書いて、旅の無事を祈って分かれました。メッセージは私で3人目でしたが、彼が帰国する頃には多くの国の言葉で埋め尽くされることになるのでしょう。(笑)



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 午後から37番のバスに乗ってモントキアラに行きました。

以前のブログを読み返してみたら2005年の2月12日にバスで行ったようですが、モントキアラの中心部まではバスは乗り入れていなかったようで、炎天下を数キロ歩いたということを書いていました。しかしあれから住宅棟の建設も進み、まるで別の街のようになっていましたので、バスは2005年には苦労して辿り着いたプラザ・モントキアラの真横で私を降ろしてくれました。バス代は2リンギでしたから、以前と比べたら安くて楽に行けるようになったものです。

この中庭部分は以前にもあったのですが、奥のネットで覆われている工事中の物件はもちろんありませんでした。道路を挟んで向こう側にも同じくらいの規模の住宅棟が建設されていたのですが、そんなにたくさん住宅を供給して大丈夫なのだろうかと心配になりました。もしかしたらドバイなどへ流れていた投機マネーがモントキアラにも流れてきているのかもしれませんが、そうだとすると不景気で日本人の駐在員が引き上げた後には中国人やインド人が入居するようになるのかもしれません。この広場の日本料理店もそのうちにインド料理店に変わってしまうかもしれませんね。(笑)



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 モントキアラは相変わらず「陸の孤島」状態でした。

一応バスは新興住宅エリアで働く従業員たちのために走っていましたが、住人たちは自家用車で移動しますので、近隣と歩いて移動することはまったく想定していない造りになっているのです。つまりすぐ隣のハルタマスエリアに行くためにも普通は自動車で大回りする必要があるのですが、もうマレーシアではタクシーには2度と乗りたくない私は高速道路沿いの狭い通路を抜けることにしました。そこには清掃関係の保守要員が通ったような痕跡がありましたので、抜けることができると賭けに出てみたのですが、かなりの段差はあったものの無事に隣の開発エリアに辿り着くことができました。

この工事現場は高速脇のジャングルのようなエリアを抜けてきた所の様子なのですが、ここでもインド系と思われる労働者たちがたくさん働いていて、お互いに散髪しあったり、デカいバスタブのようなものから空き缶で水をすくって行水などをしていました。幸いこの現場では作業員たちがヘルメットをかぶっていなかったので、私も怪しまれることなく完成済みの住宅エリアに出ることができました。ゲートの保安係から呼び止められたら面倒だと思ったのですが、彼らが仕事熱心で無かったので大丈夫でした。さすがに彼らも正体不明な人間がゲートを入ろうとしたら身分確認をするのでしょうが、出てゆく人間まではチェックしようとは考えなかったのでしょう。



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 ハルタマスの中心部は見違えるように変わっていました。

2005年には低層部分だけが完成していて、ショッピングモールにはまだ店舗は入居していなかったのです。この通りも工事用の車両が数台停まってるだけでしたが、今では住人たちの高級車がずらりと駐車していました。新しそうな高層タワーの住人はアジア人が多そうでしたが、西洋系の住人も少なくないみたいで、地下のスーパーに行ってみたら日本食も含めた世界中の食材が揃っていました。

モントキアラのセールスオフィスは日曜定休だったのですが、こちらは開いていましたのでチェックしてみたら、道路を挟んだ向かい側に同じ規模のものを開発中でしたからビックリでした。つまり一番下の道路と同じレベルにショップを配置して、その上にはオフィスや学習塾などを入居させるというもののようでした。そして上部は高級感があるレジデンシャルエリアとなり、こちら側の旧館とは空中廊下で結ぶというものでした。もう低層階の部分は基礎工事が終わって、これから内装工事が始まるような雰囲気でした。次にマレーシア旅行をするのがいつになるかは不明ですが、もしもエアアジアが日本に乗り入れれば片道が1万円程度になるだろうという話ですので、意外と早い時期にチャンスが訪れるかもです。エアアジアは年内に茨城空港に乗り入れるかもしれませんしね。



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 ハルタマスからは電車で帰ってみることにしました。

グーグルマップで見てみたらハルタマスから歩いて行ける距離に駅がありましたので、それで川を挟んでチャイナタウンの対岸のクアラルンプール駅まで電車に乗ってみようと考えたのです。そこからなら帰り道にスーパーに寄って朝食用のパンも買えますので都合が良かったのです。その考え自体には何も問題は無かったのですが、ハルタマスやモントキアラ地区では歩道を歩いてる人はほとんどいませんでしたから、異質な存在だったことでしょう。近所の高級住宅の警備のおじさんや犬の散歩中の西洋系の親子などとはすれ違いましたが、駅まで歩いていそうな人は見かけませんでした。

歩いたおかげで途中の建設中の開発物件のチェックもできたのですが、駅への入り口がわかりにくくて困りました。日本で郊外住宅街の駅といえば駅ビルやロータリーなどがあるのが常識ですが、このあたりは高級住宅街ができる前の住人用でしたので、橋の横の未舗装の小道を降りて行った所にひっそりとあったのです。チケット売り場にも人がいなかったので、勝手に開きっ放しの改札を抜けてブリッジを渡って反対側の自動販売機で1リンギのチケットを購入しました。そちら側の自動改札機は故障中だったので、他の利用客を真似て改札機の横のバーを押し開けて通りました。

タイミング良くすぐに電車がやってきたのですが、そのあまりの冷房の効き過ぎにドッキリカメラじゃないかなと思ったほどでした。私が乗った車両は外側も内側も飲料製品の広告で青かったせいもあるのですが、冷蔵庫の中に閉じ込められたような感じがしたのです。まあクアラルンプール駅までは4駅で15分ほどでしたから問題はなかったのですが、日本人は30分以上は耐えられなかったと思います。(笑)



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 今日の夕食は宿のキッチンでコレを作りました。

これはシンガポールで購入したインスタントの具無しワンタンみたいな商品でしたが、前回も100gが0.99シンガポールドルのエビを200gほど入れて似たようなものを作りました。このエビは先日のポート・クランでの釣りの時にエサとして買ったものですが、もちろんその時にこのように料理することを想定はしていました。鍋がひとつあれば簡単にサッパリした料理を楽しむことができるので便利でした。

ネギや香草などの緑色をしたものがあればモア・ベターだったのですが、いくらマレーシアが野菜が安いといっても1回だけのためにスーパーで購入するのは面倒でしたので入れなかったのです。こんな時のために乾燥させたネギを持ち歩くことも考えられるのですが、日本のスーパーでは意外と高価ですし、海外製の商品は見たことが無いのです。新鮮な刺身を食べることができなかったのは残念でしたが、4リンギでエビがたっぷりのシーフードを堪能することができました。まあこれも旅の思い出としては悪くないでしょう。



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(2010/02/21(日) 23:59)

 クアラルンプールから夕陽を追いかけて行った小旅行の結末は…
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 クアラルンプールは今日も晴れて暑くなりました。

1週間を前払いした宿をチェックアウトして、徒歩5分くらいの以前に泊まったことがある宿へチェックインしなおしました。今度の宿の方が少し高いのですがWiFiが早くて快適で、小さなキッチンもありますので外食に飽きた時には最適なのです。チェックインして午後に先日の学生さんとクラン港に釣りに行く約束をしていましたので、ネットで釣りに関する情報を検索してみたのですが、これといって役に立つ情報は見つかりませんでした。待ち合わせの時間が迫ってきていましたので、待ち合わせ場所のマクドナルド隣のUOというスーパーの最上階のフードコートへ急ぎました。

昼は麺類と決めていたので、麺類のコーナーに直行して店のお兄さんに「今日のオススメは何?」と聞いてみたら自信を持って4リンギ(約105円)のコレを勧めてくれました。長崎の皿うどん風の固焼き焼きそばでしたが、あんかけがマイルドで確かに美味しゅうございました。しかしこれだけの量でしたから、最後の方では少し飽きてきました。バッグの中には釣り用に醤油やワサビを入れていましたので、それを加えてみたら最後まで美味しくいただくことができました。



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 14時過ぎに西のクラン行きのバスに乗り込みました。

3.80リンギ(約100円)と微妙に高いバスでしたが、最初の内は都市部の渋滞に引っかかってノロノロ運転でした。これはKLIAという新空港などのために開発された新ターミナルエリアの西側で見かけた工事現場なのですが、ここでも高層のコンドミニアムや事務所棟などの開発が進んでいて、ますます過密になるようです。

この工事現場の東側、つまりKLIAの駅とモノレール駅の間にはまだ広い土地が残っているのですが、駅裏には既に高層タワーがそびえていますので、さらにこちら側にもということにはならないでしょう。おそらく地下深く掘り下げて地下街みたいなものが整備され、地上には噴水広場みたいなものが整備されるだろうと予測しているのですが、それが当たるかどうかは数年後のブログで報告予定(?)です。



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 高速に乗ってからはバスはスムーズに走り続けました。

45分ほどでクランの街に降り立ち、今日の目的のひとつである東南アジア最大というイオンのブキティンギ・ショッピングセンターまで1リンギ(約26円)の市バスに乗り換えて行ってみたのです。低層の住宅群の中をクネクネと15分ほど走った所に見えてきたのは、日本とは少しだけカラーリングを変えただけの御馴染みのイオンショッピングセンターでした。マラッカでもほとんど同じようなものを見たばかりでしたから驚きはしなかったのですが、改めてイオンが東南アジアにかける意気込みのようなものを感じました。

このイオンショッピングセンターの中のジャスコの1階にあったサービスカウンターでどこの海岸が釣りに向いているかを聞いてみたのですが、役に立つ情報は皆無でした。その後に3階の書店で地元の詳細地図をチェックしてみてもイメージがつかめませんでしたので、とりあえずポート・クランという駅がある海岸を目指すことにしてクランに戻るバスに乗りました。



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 クランではわざと少し手前でバスを降りました。

イオンショッピングセンターに行く途中に見た街の様子が古いインドの街のようでしたからでしたが、何か冷たいものでも食べて休憩もしたかったからでした。ところが街中を歩き回ってもカキ氷風のものを食べている店はありませんでした。それであきらめてポート・クラン行きのバスターミナルに行ってみたら、その手前の屋台に「ABC RM1.80」の文字が。迷うことなく注文したのですが、店のおじさんがシロップをかけ過ぎたのでカキ氷がみるみる小さくなりました。それでもっと盛ってくれとお願いしたら、快く大盛りにしてくれ、さらにコンデンスミルクをたっぷりかけてくれました。

夕暮れの心地良い風を受けながら一気に食べ終えて勘定を払おうとしたら、なぜか2人分で3リンギ(約80円)で良いということでした。まだ太陽は高い位置にあったので、私が何気なく目の前にあった小さな床屋を指差して、「この街のヘアカットはいくらですか?」と聞いたら、私の隣に座っていたおじさんのことを「彼は私の友人で床屋の主人。8リンギだよ。」と教えてくれたのです。安い中国で切るつもりでしたが、おじさんもヒマそうでしたのでカットしてもらうことにしました。「サイドとバックは短めにして、トップは残して」とジェスチャーをまじえて説明したら、「あ?、チャイニーズ・カットだね」ですって。(笑)



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 髪を切ってサッパリして海岸を目指しました。

1リンギの小型のバスが着いたのは遠くに海面が見えそうな絶好の位置でした。ついに夕陽が見える西海岸までやってきたという喜びと釣りで大物がヒットしたらどう捌こうかなど考えながら海岸を目指して早足で歩きました。上手い具合に海岸には桟橋があり、数人の先客が糸を垂らしていました。我々も仲間に入れてもらったのですが、学生さんが竿の仕掛けをしていた頃に悲しい出来事がありました。夕陽が地平線の上の雲に隠れてしまったのです。

まあ自然現象は仕方がないとあきらめて釣果に期待することにしたのですが、昨晩急に釣りに行くことを決めたので何も用意はしていませんでした。学生さんは海岸で石の下の虫などを探したのですが、見つからなかったので小さな貝を拾ってきて針に仕掛けて試していましたが、まったくアタリがありませんでした。それでルアーに切り替えてみたのですが、結果は同じでした。



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 桟橋の上の他の皆さんはエビをエサに使っていました。

それで学生さんには引き続きルアーで頑張っていただくことにして、ヒマな私が近くのスーパーにエビを買いに行くことにしました。スーパーで100g単位でバラ売りしてたのは高級な大きなエビだけでしたので、安い手頃なサイズのエビのパックのいちばん量が少ないものを選びました。

それでも200gほどで4リンギくらいしましたので、釣りには高級過ぎるエサでした。エビで鯛が釣れれば安いものですが、エサとしては少量で良いわけですから、学生さんにはいちばん小さなエビをエサとして使うようにお願いしました。今の宿にはキッチンがありますので、残りは料理に使おうと考えたわけです。エサは高級なものに変えたものの、我々には幸運は訪れませんでした。まあご近所の皆さんも小さなフグくらいしか釣れていないみたいでしたので、あきらめもつきましたが。ワサビや醤油の出番はなくなりましたが、旅はまだ先がありますので別の機会に活躍してくれることでしょう。



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 夕食は肉骨茶(バクテー)を出す店を探しました。

クランが発祥地だという肉骨茶はクアラルンプールで食べるより格段に美味しいという話を聞きましたので、ポート・クランで探したのですが、まったく見つかりませんでした。それで次はシーフードに路線を変更したのですが、これも美味しそうな料理を出す店が見つからなかったのです。街はずれで流行ってる中華料理店があり、そこでは客がカニや貝を食べていましたので値段を聞いてみたらカニを中華鍋で炒めたものが35リンギ(約910円)というので躊躇しました。今日は無料の刺身をたらふく食べるつもりでしたので、あまりマレーシア通貨を持っていなかったからです。

ポート・クランはあきらめてクアラルンプールに帰ってからチャイナタウンで食べることにしたのですが、何とクアラルンプール行きのバスは22時の最終バスが出てしまったということでした。それでクランまでのバスに乗ったのですが、22時20分頃にクランに着いたら怪しそうなタクシーの運転手が「バスは終わりで、列車は5分後の22時30分が最終。10リンギで駅まで乗せて行くけど…」と我々に持ちかけてきました。

クランはわりと大きな街でしたから、これはメーターを使えば3リンギほどで行くことができる短距離で不当に儲けようとしてるに違いないと思って断りました。まずはクランで何かを胃袋に入れてから先のことは考えれば良いと思ったのです。それでバスが発着するロータリーの近辺で肉骨茶シーフードの店を探したのですが、良さそうな店がまったく見つからなかったのです。それで魚のすり身が原料の4リンギのフィッシュボールの春雨ヌードルで妥協することにしたのですが、釣れたての無料の刺身とのギャップが大き過ぎて切ない味がしました。

アジアの都市ですからバスや電車の他に何か方法があるだろうと誰に聞いてもタクシーしか無いというので、「ここは外国人観光客に親切なマレーシア人を探そう」と発案してクアラルンプール方面の高速道路の入り口の手前のガソリンスタンドに移動して、給油に来た人たちに声をかけることにしました。「我々は日本から来た観光客ですが、ポートクランで釣りをしてたら最終バスを逃してしまったのです…」と20台ほどに話しかけたのですが、残念ながらこちらもつれない返事ばかりでした。

「あと5台に声をかけてダメだったらタクシーで帰ろう」と決めて給油しに来る自動車を待っていたら、24時を過ぎたところでガソリンスタンドの電気が消えてしまいました。残り3台をあきらめきれずに場所を変えてみることにしたのですがダメで、「ROOM RM68」というホテルに泊まろうかと思って行ってみたら「安い部屋は180リンギで、その値段は昼間だけご利用の値段です」ということでした。私一人だけならバスが発着するロータリーに戻って朝までベンチで6時間ほど仮眠して始発で戻ったでしょうが、学生さんが一緒でしたのでタクシーで帰ることにしました。割り増し料金も含めて58.60リンギでしたが、10分ほどの遅れがえらく高い出費になってしまいました。日本円にすると一人当たり750円くらいなのですが、それだけあるとマレーシアではけっこう美味しいものを食べることができますのでね。



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(2010/02/20(土) 23:59)

 大都市のクアラルンプールの街がこれから変わるとすれば…
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 もう街はさすがに正月気分も抜けてきました。

今日は近場だけを歩いてまわることにしたのですが、まず最初はチャイナタウンからスタジアム横の裏道を抜けてタイムズスクエアに行ってみることにしたのです。小学校などが残る裏道を抜けるとモノレールの駅があるのですが、その道路に横断禁止の立て札がありました。「DENDA RM500」と書いてありますが、これが罰金とすると13000円ほどになりますのでムチャムチャな値段だと思います。

それじゃこのモノレールの駅を歩道橋みたいに使えるかというと、改札があるのでチケットを買わないと無理なのです。信号ははるか先でしたので、地元の人は平気な顔で横切っていましたが、タイミングが悪いと捕まってしまうこともあるのえしょう。微罪ですから初回は注意だけで済むかもしれませんが、何度目かになると罰金を払えと言われるかもしれません。その時に500リンギを持っていなかったらどうなるのでしょう?

その時はこの立て札の100mほど先に刑務所がありますので大丈夫なのです。しかしその刑務所もタイムズスクエアやモノレールが真横にできましたので、これから先はどうなるかわかりません。郊外に移転させて、その広い空き地は民間業者に払い下げられて巨大なショッピングモールができるというのが筋書きなのかもしれません。



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 タイムズスクエアの映画館もかなり混んでいました。

何か面白そうなのをやってれば週末に入場料が高くなる前に1本くらい観ておいても良いと考えていたのですが、水曜のミッドバレーのものとラインナップはほとんど同じでしたのでガッカリでした。しかしある意味では観たい映画がなくて幸いでした。長い行列に並んでチケットを買う必要はありませんでしたのでね。タイムズスクエアにもたくさんの飲食店があったのですが、惹かれるものが見当たらなかったので、片側に商店が張り付いた屋根付きのブリッジを渡って大衆的なブキットビンタン・プラザに行ってみました。

たしかこの古い商業ビルにはローカルな雰囲気のフードコートがあったはずと記憶を辿って屋上に行ってみたら、やはり屋根をかけただけのホーカーが立ち並ぶフロアがありました。外国人観光客の姿は見かけませんでしたし、料金表示もほとんどなく、客が自分で好きなだけ皿に料理を盛り付けて、店主が見た目で値段を決めるというスタイルでした。今日はイカリングやエビと筍の煮物などを選んでみたのですが、緑茶と一緒で6.50リンギ(約170円)でした。料理は普通に美味しかったのですが、緑茶が砂糖入りでしたのでガッカリでした。タイほどは甘くはありませんでしたが、やはり最後まで違和感があったのです。日本でも成人病が増えてから缶コーヒーに無糖のものが増えましたが、マレーシアの食文化も経済成長と共に変わってくれるかもしれませんが…



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 あちこちに寄り道して、夕方にMaTiCに行きました。

この高層ビル群の間にぽつんと残った古い建物はマレーシアの観光局で、何度か改装をして規模も内容もアップしていました。この右手の2階建ての建物に観光案内所があり、マレーシア全般についての資料も貰えますし、観光の相談もできるのです。PCも数台置いてあって、申し込めば20分無料で使うことができるということでした。

建物の横には小樽のルタオあたりを参考にしたような、各種のチョコレートを売る建物ができていましたし、裏手にはマレーシアの伝統的な踊りを鑑賞できる円形の劇場が作られていました。空港にありそうなマレーシア産の物産や衣料を売る店や両替所などもありましたが、全体的にのんびりとした雰囲気に包まれていました。赤道に近い国のけだるい空気には合ってるのでしょうが、現代社会のスピードとは乖離しているんじゃないかなという気がしました。ここの係員と世間話をしていた時に日本の最近のデフレ現象について説明したのですが、なぜそんなことになるのか理解してはもらえなかったようです。今は経済成長を続けるマレーシアでも、いつかは資本主義の限界的なものを感じる時が来ると思うのですが、その時に私のことを思い出してくれるかもしれませんね。(笑)



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 これはモノレールの駅の横に開発中の物件です。

マレーシアの観光局からチャイナタウン方向に歩いた角の広い工事現場に何ができるのかなと看板を見てみたら、リッツ・カールトンのレジデンスということでした。このイラストを見ると2本の高層タワーが建つようですが、おそらくその間の低層の部分の屋上にはプールが配置されるのでしょう。リッツ・カールトンホテルの接客のノウハウを生かしたきめ細かいサービスを売り物にした長期滞在者向けの住宅なのでしょうが、ドバイのように投資目的で部屋を買い取ることもできるようなシステムなのかもしれません。

ここから歩いてもさほど遠くないペトロナスツインタワーの隣にも似たような高層タワーの建設が始まるようでしたが、そちらは1棟タイプのフォー・シーズン・プレイスというものでした。こちらはスリヤと同じように低層階は商業エリアとなるようですが、地下やブリッジでスリアと結ばれることになるのかもしれません。パビリオンが完成して、もうこれ以上はマレーシアの人口規模に対して多過ぎてオーバーストアになるんじゃないかなと感じていたのですが、まだまだ貪欲に開発は続いてゆくようです。



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 これはセントラルマーケットの横の河川の様子です。

東京の神田川や渋谷川のように両面をコンクリートで覆われた殺伐とした雰囲気の単に都市排水を流すためだけの装置になっているのですが、私はこれこそがクアラルンプール市が総力をあげて取り組むべき課題だと思います。近くのシンガポールにもクラーク・キーという良い見本がありますが、やはりソウルの清渓川(チョンゲチョン)をモデルにして水質改善や河川の環境整備などをゼロベースで取り組むべきだと思うのです。

特に名物が無いクアラルンプールでは観光客の滞在日数やリピーターを増やすためには、それくらいの投資は不可欠だと思いますし、このとてもキレイとは言えない川が散策路に変われば地元の住民たちも喜ぶはずです。急には無理かもしれませんが、子供が水遊びできるくらいまで水質を改善する目標を立てて取り組んでいただきたいものです。



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 宿に戻ったら日本人の学生さんと知り合いました。

まだ大学生活も半ばで卒業旅行では無いそうでしたが、見聞を広めるためにマレーシアから入ってベトナムから抜けるという珍しいコースを選んだということでした。しばらくマレーシアの話や最近の日本の雰囲気について情報交換をしていたのですが、夕食に行くというのでご一緒することにしました。マレーシアの名物料理はと聞かれたので、肉骨茶やチキンライスを紹介してみたのですが、ちょうどクレイポットで炊き上げるチキンご飯の屋台がありましたので、その26リンギのミドルサイズのセットを頼むことにしました。

まず最初に青菜とモヤシの炒め物が出てきて、それをつまんでいる内に焚きたてのクレイポットとスープが運ばれてきました。今日は夕方から少し涼しくなりましたし、熱々のクレイポットでも汗をかくことなく美味しく完食することができました。26リンギ(約680円)は少し高い気もしたのですが、一人分なら340円と牛丼並みの値段でしたから満足でした。



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(2010/02/19(金) 23:59)

 クアラルンプールの最近は珍しいダメなモールとは…
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 本日は1.50リンギのバスで郊外に出かけました。

ペトロナスツインタワーの北部にあるアンパンという美味しそうな地名のエリアに出かけたのですが、近年になって郊外へ路線が延びたために住宅開発が盛んになり、在留邦人も多く住むエリアとなっているようなのです。そのエリアの中心となっているアンパン・ポイントというショッピングモールの前でバスを降りてみたのですが、これが久しぶりに体験したダメなモールでした。この画像にその理由が写っているのですが、おわかりでしょうか?

この吹き抜け部分は左の昇りエスカレータ部分は膨らんでいて、右の降りはエスカレータが露出しているのですが、つまり昇る時には面倒ですが膨らんだ部分の通路を歩けば次の階に昇って行くことができるのです。しかし降りの場合はエスカレータの横に歩くスペースが無いので吹き抜けを半周するしか方法が無いのです。なぜこのようなアホな構造にしたのかは不明ですが、最上階から降りるのにかなりの苦労を強いられました。私はこれまでいろんな国の数千のモールを見てきましたが、これはワーストの10位以内には入れても構わないと思います。2010年なのにトイレも有料でしたしね。



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 これはその最低なモールの前にあった歩道橋です。

この道路は交通量が多いために歩行者に歩道橋を渡らせるために、中央分離帯に鉄製の柵が立てられていたのです。私は自分の行きたい方向にこんな柵があるのが大嫌いです。だって自動車のために人間が苦労しなきゃならない理由が理解できませんからね。ご丁寧に車をスムーズに走らせるための歩道橋には自動車の広告がありましたが、「階段を昇り降りしたくなかったら自動車を買え!」ということなのでしょうか。この歩道橋は数メートル延ばせばダメなモールの2階につなぐことだってできたはずですが、この計画を考えた人間は常に自動車で移動するタイプで、自分の進行方向に人間がいるとクラクションを何度も鳴らして追い立てようとする人種でしょうからダメモールにはダメ歩道橋はつながらなかったのでしょう。

ちなみにこの「PROTON」という自動車メーカーは「1980年代に当時のマハティール首相の国産車構想の元、政府のバックアップによって設立された国策自動車メーカーである…」とウィキペディアに乗っていました。マレーシアでは輸入車に高い関税をかけるのでタクシーなどはほとんどがプロトン製なのです。一時はロータスを買収したほど業績は良かったみたいですが、ダイハツと提携して軽自動車ベースの大衆車を生産するプロドゥアという第2のメーカーが躍進してきたためにシェアは低下を続けているそうです。ダメモールとダメ歩道橋と、それに広告をしてるダメ自動車会社と3つまとめてこの世から消え去ってくれると嬉しいのですが…(笑)



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 ダメモールから西にしばらく歩いてみることにしました。

KLCC方面に戻ってから、疲れたら電車かバスに乗れば良いかと考えたのです。クアラルンプールの郊外には日本の郊外にもありそうな集合住宅がたくさん開発されていたのですが、まだ未利用の緑地もたくさん残っているのです。ある緑地にこんな物騒な看板が立ててあったのですが、さすがに単なる脅しなのでしょう。本当に土地の持ち主から銃で撃たれることは無いのでしょうが、こうやって脅かしておかないと勝手に住み着いてしまうような人もいたりするのでしょう。

実はこの近くの送電線の鉄塔の下の空き地がスクワッターたちにより占拠されているのを見たのですが、油断してると長い間住み続けて権利まで主張するようになるみたいですからたいへんみたいです。その鉄塔下の廃材を集めて日曜大工で作ったようなボロい家ですが、どの家庭にも自動車があったのには驚かされました。国産車のプロトンやプロドゥアでさえ新車なら70000リンギ(約182万円)前後するほどこの国では自動車は高価という話でしたが、どうなっているのでしょうね?



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 KLCCの手前で線路が地上に出てきていました。

その電車に乗って、まずは郊外の終点まで行って、街はずれの様子を駅から見てからチャイナタウンに戻ろうかと考えながら駅を目指して歩いていたら「イオンモールはこちら」という矢印の看板がありました。まだ太陽は沈みそうにありませんでしたし、ミッドバレーや1ウタマのような開発されたものにテナントで入居するタイプじゃない単独型のものがどんな感じなのかに興味が湧いてきましたので、チェックしてみることにしました。ところが矢印の地点からかなり歩いたのにピンクのサインが見えてこないのです。

大汗をかいて歩き疲れた所に壁に「WiFi」と書かれたレストランがありましたので、冷たいものでも食べて休憩してゆくことにしました。あまり英語は得意じゃないおじさんにメニューの写真を指差して「マンゴー・アイスカチャン、OK?」と念を押したのですが、しばらく経って運ばれてきたものは普通のABC(カキ氷)でした。冷たいものなら何でも良い気分でしたので、取り替えてくれと文句は言わないで45秒くらいで一気に食べてしまいました。食べ終えてネットのグーグルマップで歩いてきた道の周辺を拡大してみてもイオンが見つからないのです。3リンギ(約80円)の勘定を払う時にPCの画面を見せて歩いてきた道の進行方向を指差して「イオン?二ア・ヒア?」と聞いたら大きく頷いてくれましたのでホッとしました。



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 摂取した水分が汗で出た頃にピンクのサインが見えてきました。

ここのイオンは日本の田舎にあるようなタイプじゃなくて、自社のジャスコ以外のテナントは飲食が主体のあまり他所では見かけないタイプのものでした。それだけでも遠い所を歩いてきた価値はあったと自分を慰めようとしたのですが、それ以外に特に面白いものが無かったのでガッカリでした。何かジャスコでお買い得品でもあればと思ったのですが、まだ時間が早かったので寿司などの惣菜コーナーもまだ値下げされていませんでした。

それでも他に選択肢は無さそうでしたから店内を歩き回って1,70のナシ・レマックが30パーセントオフになっていたっものと、コロッケなどの揚げ物を数種類買っておきました。フルーツと朝用の揚げパンみたいなのも買いましたので8リンギほど使ってしまいいましたが、ジャスコみたいなスーパーに行くとついつい惣菜を買いたくなってしまうのです。日本ではめったに買わないのに不思議ですよね。



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 イオンのモール内はWiFiが普通につながりました。

それで歩いてきた道をグーグルマップで辿ったら先ほどの店で見つけることができなかった理由がわかりました。まだその航空写真を撮った頃はイオンモールは工事中で、グーグルマップには何も表記されていなかったのです。ようやく現在地点も明確に理解できましたので、歩いてきた道のひとつ北側を戻ることにしました。その道の方が次の駅にも近いようでしたしね。

しばらく歩いていたら、新興住宅街にしてはわりと歴史がありそうな商店が建ち並ぶエリアがあり、そこに「Snow Car Wash」という看板の洗車場がありました。自動車が白い泡で覆われるところが雪のように見えるからなのでしょうが、このネーミングはちょっとどうなのだろうかと思ってしまいました。雪はクリーンなイメージはありますが、雪で洗うわけじゃないので正確な表現では無いですよね。まあ本物の雪を一度も見たことが無い人たちの考えたことですから、細かい点は許してあげるべきかもですが。

しかし水や洗剤を大量に使用して、しかも排水を大量に出してまで自動車をそんなにキレイにしなくても良いのではと助言してあげたくなります。日本でもJALのことが大好きな団塊世代のおじさまたちの中にもそんなタイプの人が生き残っていたりしますが、自動車は自分の登りつめた地位の象徴だったりするのでしょうね。日本では廃車にするしかないようなプロトンのサガを一生懸命に洗ったりしていましたが、ある種の環境破壊でもありますから「10年以上経った自動車は洗車禁止」くらいの法整備を望みたいくらいです。(笑)



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(2010/02/18(木) 23:59)

 クアラルンプールで久しぶりに長蛇の列に並んで観た映画は…
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 今日は水曜日ですから映画を観に行こうと決めていました。

マレーシアの映画館の料金は昨年は10リンギ(約260円)でしたが、今年は11リンギ(約290円)に値上がっているようでした。しかし水曜は7リンギ(約185円)と安くなるという話でしたので近くのモールへ出かけてみることにしたのです。早起きして宿を出たら小雨が降っていましたので、濡れないように生鮮食品の市場を通ってみたら、レストランなどはほとんど営業しているので需要があるためか、もう半分くらいの店が開いていました。

チャイナタウンは以前は1週間ほど休む店があったらしいのですが、やってくる人が多くなったので休みを減らしてるひかところが多いみたいなのです。日本でもかつては正月の三が日は休むのが普通だったのが元日だけになっていたりするのと似てるようです。おそらくこのおばあさんが小娘だった時代には現在とはまったく違う規模と品揃えなのでしょう。当時は物流や冷蔵技術が発達していないはずですから、半径100km以内くらいから生鮮食品は運ばれてこなかったでしょうからね。初めてマレーシアに旅行した時には食材の種類の少なさに驚いたことがありますが、このおばあさんの若かりし日はそれとは比べものにならないはずですからね。



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 パサール・センリ駅から2駅だけ電車に乗りました。

昨年偶然にバンサーという駅前で郊外行きのシャトルバスを探していた時にミッドバレーという巨大なモールへ行くシャトルバスを発見したのですが、今回はちゃんと公式サイトでまだ運行してるかをチェックしてから行きました。バンサーの駅から近くに見えるミッドバレーにシャトルバスで行くのも変な話ですが、自動車優先で道路が作ってあるために歩道が貧弱なので乗る意味はあるのです。それに炎天下や雨の日は助かりますしね。

このミッドバレーは3回目ですから要領もわかっていましたので、シャトルバスが着いた南側の入り口から近いエレベーターで最上階のゴールデン・スクリーン・シネマズに直行しました。この画像はエレベーターを降りた所から近いのですが、なんとこんな端の方までチケットを購入するための行列が伸びていたのです。18スクリーンの大きなシネコンですからチケットブースも12ほどあり、今日はすべてが開いていたのですが、それでも来場者の方が多過ぎたようなのです。私は11時15分からの「The Wolfman」を観ようと思っていたのですが、結局チケットを買うのに30分以上は並ばなければならなかったので、12時からの上映のヤツになってしまいました。

ベニチオ・デル・トロ主演の古典ホラー映画の「狼男」のリメイク版でしたが、父親役がアンソニー・ホプキンスで、刑事役がマトリックスのヒューゴ・ウィーヴィングと期待できる配役でした。しかしローレンス役のベニチオ・デル・トロが中年太りしていたので、遠目では三宅裕司さんの劇団の小倉久寛さんに見えてしまいましたので、最後まで感情移入することができませんでした。さりげないCGで1891年のイギリスの様子は見事に描かれていますし、メイクアップ界の大御所のリック・ベイカー氏の仕事も素晴らしいのですが、2010年の公開に必要な要素に欠けていたのです。面白くないわけじゃありませんでしたが、1000円の価値は無いと思います。日本公開は4月23日に決まってるようですが、小倉さんにローレンスの役をお願いしてプロモーションすると良いと思いますよ。(笑)




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 ランチはSOTOというスープヌードルにしました。

ミッドバレーのフードコートはカップルのデートに向いていそうな少し高い設定でしたので、ジャスコやカルフールの周辺を探してみたのですが、どれも決定打に欠けていました。次の映画まで時間はありましたので、こうなればとことん納得できるものを探してやろうという気になりました。ミッドバレーには数年前に隣に「ザ・ガーデンズ」というモダンなデザインのモールがオープンして、地下と空中廊下でつながっているのですが、その地下のつなぎ目部分あたりに庶民的なフードコートがありましたので、そこで食べることにしたのです。

おそらく以前は駐車場か倉庫だった所を「ザ・ガーデンズ」を建てる時に改装したもので、ミッドバレーで働く人やお金が無い人向けのもので、映画館の横のキレイで明るいフードコートの半額ほどの値段設定でした。このスープヌードルは4リンギ(約105円)だったのですが、見本の画像のようなフィッシュボールは乗っていませんでしたのでガッカリでした。美味しくないわけじゃなかったのですが、具材がチキンだけでしたので途中で飽きてしまいました。



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 食後にソファに座ってのんびりネットをして過ごしました。

これは「ザ・ガーデンズ」の入り口付近を2階の吹き抜けから撮影したのですが、コンシェルジュのカウンターの前にゆったりとしたソファが置いてあったのです。「ここで眠らないようにしてください」と書いてあったのが笑えてしまいましたが、居心地が良くて睡魔に襲われそうになりました。「ザ・ガーデンズ」は後発ですから、すべてにおいてゆったりとしているのですが、ミッドバレーのジャスコやカルフールに対して伊勢丹などが入っていて、客層も少し違うみたいなのです。

余談ですが、シンガポールからマレーシアにやってきて気になったのが両国の子供たちの雰囲気の違いです。今日も正月休みで多くの子供たちがモールに遊びに来ていたのですが、シンガポールに比べて裸眼の子供の割合が多いと思うのです。またシンガポールでは家族がフードコートで食事している時も一人だけPSPなどの携帯ゲームで遊んでる子供を何度か見かけたのですが、まだマレーシアでは見たことがありません。それが経済成長とどれくらいの相関関係があるものかはわからないのですが、マレーシアが成長したらシンガポールみたいな軟弱そうな子供が増えてしまうのでしょうか?



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 4時25分からは軽い恋愛映画を観ることにしました。

「プリティー・ウーマン」などを撮ったゲイリー・マーシャル監督がアシュトン・カッチャーやアン・ハサウェイなどの豪華なキャスティングでロサンゼルスを舞台に描いたラブストーリーの「VALENTINE’S DAY」という作品でしたが、これは2月12日から日本でも封切られていますので、余計な説明は不要でしょう。「ラブ・アクチュアリー」を観たことがあれば誰もがすごく似ていると感じるであろう作品でしたが、私の評価は「7リンギの日に観て良かった…」というものでした。

これも面白くないわけじゃないのですが、脚本が上手くできていないのです。これだけ多くの登場人物を出すならもっと練って相関関係を構築しないとダメだと思うのですが、それがとても中途半端な印象でした。私は「アバター」のステレオタイプな設定はジェームズ・キャメロン監督があえてそれを選んだものだと納得できたのですが、この作品のソレは出がらしのお茶のように感じました。私はこのタイプのストーリーの作品を何度も観たことがあるので評価は低くなってしまうのでしょうが、3:3で観に来ていた隣に座っていた6人のグループは大いに楽しんでいたようでした。彼らは舞台になったロサンゼルスのことも知らないでしょうから、単なる憧れの目で見ることができるのでしょうが私は違いますからね。2010年の秋にDVDを借りようかと考えて検索してこのブログに辿り着いた方には「ラブ・アクチュアリー」の方を借りられることをオススメします。この作品よりはるかにマシですし、旧作ですからレンタル料金も安いでしょうし…(笑)



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 映画の後でカルフールで食料を少し買っておきました。

今晩の夜食用に半額の7.50リンギ(約195円)になっていたミニうな丼とヨーグルト、明日の朝食用のドーナッツなどでしたが、ここのカルフールでは入り口ではPCを持ち歩くためのバッグの口をテープでしばるという万引き防止の措置がありました。シンガポールでは日本みたいにノー・チェックでしたが、マレーシアの所得はまだそれだけ低いということを証明しているのでしょう。この高層ビルはKLセントラルという東京でいえば品川駅みたいな感じのエリアなのですが、以前とは見違えるような雰囲気になっています。この高層ビルの隣も、そしてモノレール駅側の空き地も工事が始まっていましたので、このエリアは今後も集積度が高まるのでしょう。

マレーシアが発展することに異論があるわけじゃないのですが、どうも私はこのような計画を進める担当者たちが地に足が着いていないように感じることが多いのです。ハリウッドに行ったことが無くて、ハリウッド周辺の上辺だけを楽しく描いたハリウッド映画を観て育ったような底が浅い人たちが中心になって開発計画を進めているんじゃないかと危惧しているのです。マレーシアを歩いているとスピードを出し過ぎている自動車からクラクションを鳴らされることが多いのですが、自動車を保有できることがステータスのような途上国独特のメンタリティがまだまだ残っているのが原因のようなのです。イケアやマクドナルドなどでも食後にトレイを所定の場所に戻さない人が多いのですが、そういったことは下働きの連中がすることだといった考えが彼らを怠惰にさせているのでしょう。マレーシアではマクドナルドはまだまだ高級な部類ですが、彼らはハリウッド周辺じゃ低所得者御用達のファストフードチェーンであることは知らないのです。イケアだって給料が安い若いカップルがとりあえず生活するために家具を揃えるための安物を売ってるチェーン店ですが、そこで客寄せの安い食事をしておいて「後片付けは我々がやるような作業じゃない…」というような態度はちょっと感覚が歪んじゃってると思うのです。

マレーシアは隣にシンガポールという小さな大国があり、そこは独立するまでマレーシア連邦の一部であったということが心にトゲのように残っているのでしょう。プミプトラ政策のような歪んだ長期計画を推し進めて、アセアンではシンガポールに続く地位に着きたいと頑張ってはいるのですが、近いうちに人口が多い資源国のインドネシアに負けてしまいそうです。マレーシアにはシネコンが入居した巨大なショッピングモールがたくさんあり、今日の2本みたいなアホなハリウッド映画はいくらでも観ることができますが、いわゆる文学作品はやっていないのです。それがモール側の大衆迎合主義によるものか、あるいは政府による愚民化政策によるものかは不明なのですが、底が浅い国民を大量生産してることには間違いありません。



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(2010/02/17(水) 23:59)

 世界一安いであろうクアラルンプールのイケアの朝食は…
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 今朝は早起きしてパサールセンリの駅に向かいました。

マレーシアでもイケアの朝食を試すために無料のシャトルバスが発着するケラナジャヤという駅までLRTに乗ったのですが、タッチパネル式の自動販売機で行き先を押したら2.10リンギと表示されましたので、まず10セント硬貨を入れてから5リンギ札を挿入しました。チケットと共に出てきたのは重たい50セント硬貨が5枚と20セント硬貨2枚、そして10セント硬貨。何のために10セントを入れたのか理解できない自動販売機が私は理解できませんでしたよ。

これは電車の中の様子ですが、やたらとインフルエンザに関する注意事項が目立ちました。同じ内容が電車の左右に英語版とマレー語版で表記されていたのですが、ひとつにまとめてしまえば良いのにと思うのは私だけでしょうか。ご丁寧にCGでデザイン化したウィルスの画像を電車の壁中に散らばめてあったのですが、その必要性も疑問です。隣の人と1m以上も離れるように推奨してあったのですが、交通ラッシュ時には無理な話でしょう。それを政府が推奨したいなら増便するか、車両の連結を大幅に増やすべきですよ。



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 シャトルバスは定刻の9時ちょうどに出発しました。

マレーシアのイケアは11時まで朝食を出しているということですし、始発のシャトルバスに乗りましたのでシンガポールの時のような品切れということも無いはずです。世界共通デザインのイケアのレストランでマレーシアではどんな朝食が出るのか楽しみに列に並んだら、なんとナシゴレンだったのです。シンガポールで品切れだった炒麺にも驚かされましたが、こちらは炒飯で値段が99セント(約26円)というのもビックリでした。チキンの春巻も99セントというので、これも試してみることにしました。コーヒーは2リンギだから、合計は4リンギだろうと思ったら総額は3,10リンギでした。

春巻は1本が99セントで、コーヒーは9時から9時半までなら無料ということだったのです。炒飯と春巻2本の3品に5パーセントの税金がかかるので3,10リンギとなったわけですが、コーヒーのお代わりもOKなこのトレイの上の全品が80円ほどという激安プライスでした!私は今回の旅行でオーストラリアのイケアでも5.50オーストラリアドルの朝食を試したのですが、同じチェーン店なのに6倍以上の価格差があるというのもスゴい話ですよね。おそらく世界一高いであろうイケアの朝食と世界一安いであろうものを試したと思うのですが、クアラルンプールの方が後で良かったですよ。逆だったら高く感じてオーストラリアでは注文できなかったかもしれませんからね。(笑)



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 イケアの横には中規模な郊外型のモールがありました。

シネコンもあるイカノ・パワーセンターという大衆的なモールでしたが、ここにはダイソーも入居していました。ダイソーは5リンギ均一でしたから、日本円にすると130円くらいですから、ダイソー・シンガポールの2ドルとほぼ同じ値段でした。しかし日本食材の品揃えはシンガポールの方がはるかにマシでしたが。昼飯前に映画でも観ようかと思ったのですが、明日の水曜が安いと聞きましたので止めておきました。11リンギ(約290円)の入場料でも後悔しなさそうな作品が1本もやっていなかったからでした。

それからイカノ・パワーセンターから1kmほど離れた「1ウタマ」というショッピングセンターに炎天下の中を歩いて行きました。2005年に行った時にはまだ新しい感じがしたのですが、さすがに年月が過ぎていますので古さは感じました。しかしその大きさと周辺に次々と集合住宅が開発されたので客数は増えているようでした。まだ正月だということもあるのでしょうが、ここのシネコンではアバター3Dの昼の回がソールドアウトになっていました。ショッピングセンターやシネコンが繁盛しているのも、この巨大な招き猫のおかげなのでしょうか。しかし今年は寅年なのにちょっと変ですよね。(笑)



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 1ウタマでついに味千ラーメンを試してみました。

ジャスコが入居してる棟の3階に味千ラーメンのマレーシア1号店があったのですが、普通のラーメンの値段が10リンギくらいでしたので悩みました。日本円にしてみると260円くらいですから安いのですが、熊本では毎月22日の味千感謝デーではそのくらいの値段になりますので、ここで無理に食べる必要は無かったからです。しかし店頭に餃子とフルーツがセットになったメニューが11.99リンギであるということでしたので試してみることにしました。日本茶が99セントということでしたので、それもついでに注文しておきました。

5分ほどで運ばれてきたのはコレで、日本の味千ラーメンの丼やレンゲじゃありませんでしたし量も少なめでした。麺も茹で過ぎではありませんでしたし、味も悪くはありませんでしたが、餃子が焼きでは無く揚げ餃子だったことと、タレが中華風だったのが残念でした。フルーツはスイカが2切れで、お茶は寿司屋並みに大きな湯のみで出てきましたが、安物の茶葉で煎れたものでした。味千は日本ではファストフードに分類されると思うのですが、マレーシアではレストランになるそうで、サービス料が10パーセントも加算されて総額は15.15リンギにもなってしまっていました。つまりこれで400円ほどもしたのですが、イケアの朝食の5回分でしたから高いですよね。勘定を払う時になって少し後悔しちゃいました。まあオーストラリアではこの倍以上の値段でしたので、まだマシなのですけどね。



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 今回のマレーシア旅行で見かけるようになったのがコレです。

自動車のフロントガラスにマクドナルドのステッカーが貼ってあるのですが、マクドナルドには似つかわしくないV.I.P.の3文字が入っているのです。Mマークの下にはドライブスルーという文字があるのですが、いったい何のことでしょう?特別なV.I.P.会員にでもなるとドライブスルーを利用する時に特待制度でもあるのでしょうか。例えばオーダーする場所にフィンガーボウルが置いてあるとか…(笑)

V.I.P.のステッカーを貼ってる自動車は小型車だったり、オンボロだったりしますので、特に入会の規定は厳しくないみたいです。1年に何度も利用するような客向けのポイントが貯まるシステムかもしれませんね。ETCと似たような原理でドライブスルーのゲートを通過する度に自動的にポイントが加算されるとか。

余談ですが、こちらでは北海道のようにワイパーを立てて駐車してるのをよく見かけます。北海道ではワイパーがフロントガラスに凍りつくのを避けるためですが、こちらでは逆に暑さでボロボロになるのを防いでいるのでしょう。太陽光で室温が80度くらいになるでしょうから、ワイパーのゴムが劣化しちゃいそうですからね。しかし北国と南国で理由は違うのに同じ行動をしてるなんてちょっと面白いですよね。



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 シャトルバスに乗るためのまた1kmほど歩いて戻りました。

夕方でしたから太陽も傾いていましたので楽でしたが、イケアに到着してから1リンギ(約26円)のソフトクリームは試さずにはいられませんでした。次のシャトルバスの出発まで時間があったのでコールドストレージというスーパーで明日の朝食用のパンを物色したりしていたのですが、その帰りに新規の開発物件の模型を見かけました。イケアの隣のレクサス側の空き地にクレーンが立っていたのですが、そこに建設されるのはキッザニアみたいです。メキシコで生まれた富裕層の子供向けの職業体験施設ですが、日本での成功をきっかけにジャカルタでも事業展開していましたが、マレーシアにも上陸ですか。入り口の飛行機は本家ではアメリカン航空、そして日本では全日空、ジャカルタではエアアジアでしたが、クアラルンプールではどこが契約するのでしょうか。日本航空じゃないことは間違いないでしょうが、意外にタイガーエアかセブ・パシフィック航空あたりになるかもです。

ちなみにビザ代の高さでインド行きを中止した私は、最初はセブ・パシフィック航空でマニラに飛んでからから1週間ほど滞在後に香港に向かおうかと考えていました。しかししつこくあちこちのウェブサイトで料金をチェックしていたらタイガーエアで割安なのが見つかりましたので、中国の海南島に飛ぶことにしました。それでクアラルンプールでは髪を切るのを止めることにしました。海南島はバブルに沸く中国のリゾートですから物価は高そうですが、大陸に渡ったら100円以下で切ってくれる理髪店がありそうですからね。マレーシアでは最低でも10リンギ(約260円)はするみたいですから、もうしばらく我慢せねばなりません。早くサッパリしたいんですけどね。



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(2010/02/16(火) 23:59)

 クアラルンプールで変わったもの、変わらないもの、そして変わってほしくないもの
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 今日もクアラルンプールは暑い1日でした。

スーパーのパン売り場で買っておいたパンとインスタントコーヒーで朝食を済ませて、シャワー・洗濯といつものルーティンワークをこなしてマクドナルドの前でネットをしました。初日の宿はWiFi無料だったのですが、現在の宿は週割り料金があって安いものの、WiFiは別料金とセコいのです。「マクドナルドの前で何も買わずにやってるお前にセコいとは言われたくない」と言われそうですが…(笑)

アバターも観て、中国正月も終わったことですし、そろそろ次の行き先を決めようとネットで調べてみたら、クアラルンプールでインドビザを取るには時間もお金もかかるということでしたので、今回はインド行きは止めておくことにしました。私はビザという制度が大嫌いなのですが、最近は空港税と共に高騰してますので頭にきています。インドごときに200リンギ近い大金を払うことは無いですからね。日本円にすると5000円以上ですよ。ホントにムカつきます。

腹が立っても腹は減るもので、今日はインドには行かないことが決定したので記念にインド料理でも食べようかと思ったのですが、チャイナタウンの北のムスリム系の問屋街の屋台をチェックしてみたら揚げたての美味しそうな魚がありましたので、それにゴーヤの炒め物とナスの煮びたし風のものを選んでみました。マレーシアは年中暑い国なのにゴーヤがマイルドなのが不思議なのですが、どれもマレーシアのお母さんの味といった感じで美味しゅうございました。値段は5リンギ(約130円)でしたが、クアラルンプールが大都市に成長してもあまり値段は変わらないので助かっています。



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 モスリムの問屋街で不思議なトラックを見かけました。

子供向けに売ってるヘリウムガス入りの風船を運転席に満載して歩道に乗り上げて駐車していたのですが、いったいどういったことなのでしょうか。風船売りが知り合いのトラック運転手と偶然に再会して、風船をトラックに入れて食事にでも行ったのでしょうか?あるいはトラックがバイクを巻き込むような事故を起こして、その目撃者の風船売りが事情聴取のために警察に連れていかれたとか…

ちなみにトラック後方のビルに「NAGOYA」という文字が見えますが、どうも東南アジアではニューヨークやパリに匹敵する良い響きの地名のようです。シンガポールから近いインドネシアのバタム島にもNAGOYAという地名がありますし、ある種の憧れを感じる地名なのでしょう。万博をやったということもあるのでしょうが、やはりトヨタなどの企業城下町というのが大きいのでしょうか。しかし最近のリコール問題でNAGOYAブランドも低下気味かもしれませんが。



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 食後に冷たいデザートを探していたらコレがありました。

フィリピンのハロハロやシンガポールのアイスカチャンに匹敵するマレーシアの冷たいデザートのチェンドルなのですが、この移動販売車では台湾のタピオカドリンク風に透明のカップに入れたものを2リンギ(約52円)で売っていました。昨年のブログで確認してみたら、天井の高い古いカフェ風の店で1.50リンギで座って食べていましたが、これは歩きながら楽しめるように工夫した分が高いのでしょう。

しかしハッキリ言ってコレは改良の余地が多いと思います。作りたてならマシかもしれませんが、私が手にした時にはカキ氷の小さな粒は融けてしまっていたのです。ストローは煮豆やグリーンの寒天みたいなものまで吸い上げる太さはありましたが、どうしても水分だけが早めに無くなってしまいがちでした。やはりチェンドルは店で削りたてのものをスプーンでいただくのが最高のようです。そういえば昨年の古い店は今日は見かけませんでしたが、高層コンドミニアムにでも変わっていたりして…



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 スポーツカーのハンドルに変なものが付いていました。

バットみたいな形をしてる棒がハンドルに食い込むようにくっついていたのですが、先端にカギ穴が見えましたので、おそらく盗難防止用の器具なのでしょう。昔からあるものはアクセルペダルとハンドルを固定するタイプですが、コレを付けておいてもハンドルを回せないので盗難防止の効果を発揮するのでしょう。しかもこれならイザという時に強盗犯と戦う武器にもなりますので、その威嚇効果だってありそうです。

しかし最近の自動車は複数の盗難防止機能が付いていますので盗みにくくなってるとは思うのですが、まだこのような盗難防止器具の新型が発売されているところを見ると、まだまだ盗難件数が多いのでしょう。クアラルンプールは真夜中でも平気に歩ける感じなのですが、大都市だけに怪しい人間も少なくないということなのでしょう。お酒は高いのでマラッカ以来は飲んでいないのですが、充分に気をつけた方が良さそうですね。



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 今日はモノレールの終点あたりまで往復してみました。

たしかモノレールは4?5年前に開業したと思うのですが、距離のわりに割高な感じがするので一度しか乗ったことはありません。今日はそごうの前を素通りして、他の路線との乗り換え地点になっているティティワンという駅まで歩いてみたのですが、駅前には新しい高層ビルが建っていました。

この左手の川沿いのフードコートや、この画像を撮影するために渡った歩行者専用の屋根付きのブリッジも昨年からありましたが、このあたりもずいぶんと雰囲気が変わってきたものです。もちろん川はまだ昭和時代の神田川みたいな水質ですし、このフードコートの横はパジャマ姿で近所まで買い物に行きそうなおばちゃんが住んでいる小汚い低層住宅が並んでいます。しかし交通の便が良くなったことからオフィスビルが次々と建設されることになり、投資目的の開発業者に狙われているところなのでしょう。このあたりの低層住宅は歴史的な価値は無い建物ばかりですが、あまり急には変わって欲しくないというのが私の願いです。



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 帰りにこんなイスラム風の歩道橋を渡りました。

そごうの裏手の川と高速道路を跨ぐために架けられたものですが、なかなか良いデザインです。しかし中は階段だらけで、渡るのはけっこう疲れてしまいましたが。壁の模様はすべて小さな穴ですから風は通って涼しい感じでしたし、自動車の騒音はその小さな穴が吸音してくれるみたいで、わりと静かだったのです。全体的に白いので太陽光も反射するでしょうから、それも内部の涼しさに関係しているのかもしれません。

この橋にはどこからか運ばれてきた植物の種が芽吹いていましたが、緑に覆われてしまっても涼しそうではありますよね。日本でも最近の異常気象で北関東の都市などが夏の暑さ対策を考えているようですが、こういった酷暑のアラビア半島あたりの伝統的なアイデアを日本的にアレンジするというのも有効かもしれません。熊谷市の担当課の皆さん、いかがでしょうか?



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 最後に行ってみたのがこの国立のモスクです。

線路と高速道路の先にありますので、これまで何度もクアラルンプールに来てるのに初めての場所でした。さすがに歩き疲れていましたし、大きいだけであまり面白くなさそうなモスクでしたから、階段を上がる気になれませんでした。それで外観だけ撮影していたのですが、その時におよそモスクに似つかわしくにものを発見しました。それは普通のモスクには建設時に充分な数を備えてるはずの公衆トイレと銀行のATMでした。

モスク内のトイレは無料のはずですが、この最近増え始めたデザインが悪い公衆トイレは20セント(約5円)も取るのです。屋外のトイレはまだ理解できるとしても、このATMはなぜモスクに必要なのでしょうね?信者に浄財を寄付せよと暗に呼びかけている風でもありますが、モスリムのメンタリティはちょっと理解不能です。モスリムには友人もいないですしね。



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(2010/02/15(月) 23:59)

 真夏のクアラルンプールからGONG XI FA CAI!
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 2度目のクアラルンプールでの新年を迎えました。

前回の2005年の時もブログをやってましたので、それを読み直してみたら記憶が甦ってきました。2005年は2月9日が中国正月だったようですが、今日もチャイナタウンの寺の出口には物乞いを生業としてる人たちが集まっていました。前回と違うのは警官が睨みを利かせていて、年に一度のチャンスとばかりに小銭を渡そうとする観光客に群がるのを静止していたことでした。

寺の入り口をくぐると天井から蚊取り線香の形をした線香が吊り下げられ、そのすべてに火が点けられていましたのでスゴい煙でした。入り口にはネパールのマニ車みたいに回すと効果がありそうな装置が置いてありましたが、その横の煙が出る装置は中が加湿器であることがバレバレでしたので笑ってしまいました。しかし善良な参拝者たちはその水蒸気を効能があるかのごとく手で扇いで自分の頭にかけようとしていました。「信じる者は救われる」といいますが、線香の煙じゃないとダメなんじゃないでしょうか。水蒸気ですからスキンケアには役に立つかもですが…(笑)



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 正月のランチはマクドナルドでと考えていました。

正月で開いてる店も少ないだろうから、マクドナルドのクーラーが効いた店内でPCでもやりながらマレーシア的なメニューでも試してみようと考えていたのですが、レジがメチャ混んでいましたので断念しました。それじゃ正月とは無関係なインド料理にでもするかなと考えながら歩いていたら、チャイナタウンでもけっこう開いてる店があることに気がついて、路上の屋台で炒麺を食べることにしました。

観光客向けなのか、あるいは皿を使いまわすためなのかはわかりませんが、バナナの葉の上に乗せられて出てきた炒麺は3リンギ(約80円)と屋台では最安値の水準ながら、一応エビも2個だけ入っていました。こういったものはシンガポールではもやしが異常に少なかったのですが、ここの屋台では適量でしたので満足でした。



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 2005年の記憶を元にKLCCへと歩いて行きました。

その時は華僑系のビル内で開催されていた新年会みたいな会場に紛れ込んでサテーなどの無料の料理をいただいたのですが、今日は同じ道を歩いたはずなのにそのビルを見つけることができませんでした。まあ昼食は済ませた後でしたから問題はありませんでしたが、華人たちの正月の雰囲気を再確認してみたかっただけに残念でした。

これはペトロナスツインタワーまでもう少しの所なのですが、ひとつ変なことに気がつきました。世界中の大都市で共通の課題となっている落書き問題ですが、KLではこのように建物の壁には被害が無いのです。変電ボックスだけが集中的にやられていたのですが、もしかしたら罪の重さが極端に違うのかもしれません。それともマレーシアで落書きを趣味とする人種はモラルが高いとか…?(笑)



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 正月のKLCCのスリアは家族連れで大賑わいでした。

まずはいつものように5階の紀伊国屋に行って無料の日本語のメディアをいただいてきたのですが、その時に中国語系の雑誌が置いてあるコーナーを通ったらこんな雑誌が出ていましたので驚かされました。この右のMinaというのは台湾のファッション雑誌をクアラルンプールでライセンスを取って再編集して出版しているようなのですが、表紙に日本語の「の」の文字が溢れていたので笑ってしまいました。台湾の哈日族が使い始めた「の」の文字が今ではマレーシアのティーンエイジャーの心までも魅了しているのかもしれません。

ちなみに左と中央の2誌は読者の年齢層が高いためなのか「の」は見当たりませんでしたし、マレーシア全土で同一料金のようでした。しかしMinaはマレー半島と東マレーシアでは販売価格が異なるようでした。輸送コストがかかるためかもしれませんが、ちょっと興味深い話ですよね。こういった若い読者を相手にする雑誌はIpadのような端末が普及したらデータだけを売るようになると思うのですが、その値段は紙媒体の何分の1くらいにするでしょうね?またデータだけを売る場合には全世界均一料金になるのでしょうか?



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 17時からは正月恒例のライオンダンスがありました。

それは2005年にも見た内容と変わりが無いみたいでしたので、始まってから5分で大混雑の中から逃げ出しました。それでKLCCのビル群が取り囲む中庭に行ってみたら、夕方だというのにプールは元気な子供たちで大賑わいでした。金持ち風の親はちゃんとバスタオルや着替えを持ってきているようなのですが、中流以下と思える子供たちは下着で泳いでいたりしました。気温が高いのですぐに乾くので問題は無いのでしょうが、たくましいものですよね。

気になったのはシャワーがこのようにプールの中に作られていたことです。シャンプーや石鹸を使うわけじゃないので問題は無いのかもしれませんが、シャワーはプールの外にあるのが常識なので、なんとなく不自然な感じがしますよね。メキシコシティでは池の水で体を洗っていたホームレスがいましたが、もしここにもホームレスが紛れ込んだらと想像したら恐ろしい話ですよね。(笑)



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 夕食は悩んだ末に屋台のハンバーガーにしました。

昼にマクドナルドに行こうと考えていたこともあるのですが、シンガポールのイケアでホットドッグを、そしてマラッカのマクドナルドでマフィンは食べたものの、ハンバーガーはオーストラリア以外では食べていないことに気がついたのです。それでKLに来る度に食べているチャイナタウンのマクドナルド前の屋台に行ってみたのですが、ここも正月で繁盛していて5人ほどが順番を待っていました。

地元の皆さんはチキンバーガーをオーダーする度合いが大きいようでしたが、私は王道のビーフバーガーに玉子を加えた3リンギ(約80円)のスペシャルというヤツを注文しました。お兄さんがお金の受け渡しをした手で食材を触っていたのは少し抵抗がありましたが、それがイヤな人はマクドナルドに行けば良いわけですから私は文句はありません。焼きたての熱々のものを豪快にかぶりついたのですが、チェーン店には無い素朴で優しい味でした。

しかし2005年のブログを読み返してみたら、その時も正月の夜に屋台のハンバーガーを食べていたので笑ってしまいました。屋台のお兄さんの画像もあったのですが、同一人物なのかは不明です。屋台の規模はまるで違いますが、儲かってるみたいですから屋台を大きく改造したのかもしれませんしね。この屋台のお兄さんに2005年の画像を見せて本人かどうか確認してみたいものですが、いつも忙しそうですから難しいのです。



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(2010/02/14(日) 23:59)

 久しぶりにクアラルンプールで迎えることになった中国正月の大晦日は…
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 今年は2月13日が中国正月の大晦日でした。

チャイナタウンは明日から休みとなりますので、今日が仕事収めで賑わっていました。街の商店には獅子舞とドラゴンダンスがやってきて、1年の締めくくりや新年の繁栄を祝っているみたいでした。日本人は今では西洋的な暦の新年を形だけ祝っていると思うのですが、まだこちらでは新年を祝う度合いが大きいようです。

人口規模ではシンガポールより華人の数はマレーシアの方が多そうですが、構成比率としては少数派ですので正月のイベント的なものは少ないのです。経済規模が違うこともありますが観光客数も桁が違うでしょうし、ジャカルタのチャイナタウン襲撃事件の記憶もまだ記憶に新しいでしょうから、波風は極力立てないで穏便に過ごそうという傾向が強いんじゃないかと思います。

しかし昔のチャイナタウンにアーケードが無かった時代と較べると、これでもかなり派手になった方なのですけどね。ペトロナスツインタワーがシンボルのKLCC地区や最近のパビリオンの開発などで、チャイナタウンは相対的に地味になったような印象もあるかとは思うのですが、これでも以前と較べれば大きく変化しているのです。



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 午前中に宿を移動して、すぐに街へ出かけました。

今日こそはアバターを観ることにしているのですが、もう年末の公開から2ヶ月近くが経っているので混んでいるはずは無いと思ったのですが、できるだけスクリーン正面の良い席を確保しようと考えて、早めにチケットを買うことにしたのです。映画館のあるパビリオンという大型のショッピングセンターはフードコートも高いので、途中で何か食べていこうと物色していたら、上手い具合にインドネシアの屋台が組み込まれているレストランがありました。

ジャカルタで何度か食べたBAKSOという春雨ヌードルの高い方を注文してみたのですが、米粉のダンプリングに加えてフィッシュボールも乗せてあって、スープも美味しかったので大満足でした。器がプラスチック製だったことは残念でしたが、大都会の真ん中でこれで4リンギ(約105円)と日本ではおにぎり1個の値段ですから享受すべきでしょう。ちなみに店のおばさんはインドネシアの人みたいで、「いや?、美味しかった。今度はガドガドを食べに来ますよっ!」と言ったら嬉しそうでした。異国で母国の料理を褒められるのは悪い気はしないものでしょうからね。



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 シネコンには1時間前に到着して良い席を確保しました。

アバターは「ついに新記録達成!全世界興収1位に!11年ぶりにタイタニックの記録抜く…」などのニュースを見ていましたのでロングラン上映しているかもと考えて、物価が高いオーストラリアやシンガポールで観るのは我慢してきたのですが、それでもマレーシアでは普通の映画は300円くらいなのに、3Dは専用のグラスが要るためなのか19リンギ(約500円)とかなり割高だったのです。まあ劇場は新しくて座席の座り心地もファーストクラス並みでしたし、劇場の前の方のど真ん中に席を取ったので前方には誰もいませんでしたので安心でした。まあ仮に誰かいたとしても傾斜も充分にありましたので、篠山紀信が座っていたとしても大丈夫だったと思いますが。

予告編とCMが終わり、ついに待ちに待ったアバターの本編が始まったのですが、パビリオンの客層を考えてのことなのか字幕無しのバージョンでしたのでラッキーでした。オーストラリアやシンガポールでは字幕無しが当然ですが、マレーシアでは邪魔な字幕が入るものだと覚悟していたのです。そのおかげでどっぷりと美しいパンドラの世界観に浸ることができたのですが、隣に中華系の母娘がいたのがアンラッキーでした。英語がわからない母親に娘が静かなシーンで中国語で概略を説明していたのですが、親孝行な娘だと考えるようにして「静かにしてください」と注意するのは控えました。しかしこの母親は3Dの効果が目立つシーンで子供のようにはしゃいだり、クライマックスシーンでトイレに行ったのには腹が立ちました。まあ映画の出来が良かったのですぐに怒りは収まりましたが…

アバターは期待した以上だった部分と、そうでもなかった部分とがあるのですが、オーストラリアを旅行したばかりの私が印象に残ったのは西洋系の登場人物による侵略の描き方です。22世紀には混血や人種の融合が進んでるはずなのにイノセントなパンドラのナヴィという種族を侵略する圧倒的な武力を持った側は西洋系のエキストラでした。アメリカでもオーストラリアでもインディアンやアボリジニを虐殺してまわったのはほとんど西洋系の人種だったでしょうから、それを下敷きにしたのかもしれません。それとも親日家でもあると言われるジェームズ・キャメロン監督は、アジアでの興行成績のことも考えて、わざとアジア人を侵略する側に登場させなかったのでしょうか?大企業の手先でパンドラでの地下資源の開発を強行するRDA社員役には1990年代だったら日本人が選ばれたのでしょうが。(笑)

アバターは作品の完成度としても欠点をすべて補えるだけのものがあると思うのですが、映画が白黒からカラーになった時以来の3Dというテクノロジーを世に再認識させた功績も大きいと思います。アバターを観たジョージ・ルーカス監督が「スター・ウォーズ」の新作を3Dで製作してみてもという発言があったそうですが、もしもそれが実現したらアバターの功績としては最大のものになるでしょう。残りの3部作は観ることができないと私はあきらめていましたので。「スター・ウォーズ」と「ガラスの仮面」はキッチリ最後まで楽しませてもらいたいという意見は多くの人に賛同してもらえるんじゃないでしょうか。



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 アバターを観終えて、今日は「終わった」感じがしました。

大作を観終えた満足感と楽しみがひとつ減ったサミシサみたいなものが同居した不思議な気持ちでしたが、映画館を出たら18時近かったのに強い日差しと体にまとわりつくような生ぬるい風に現実に引き戻されました。東京では雪が降ったらしいのですが、赤道に近いクアラルンプールでは大晦日だって真夏日なのです。

これはパビリオンの入り口に出現していた情人橋というディスプレイですが、そういえば偶然にも明日の中国正月はバレンタイン・デーなんですね。東南アジアでは日本みたいに企業戦略が成功していないみたいですからバレンタイン・デーはわりと地味なのですが、たまにこれくらいのディスプレイはあったりするのです。しかしこの橋のまわりには彼女がいそうにない若い男の子ばかりがたむろしていたのですが、その理由がわからないのです。ネットにアイドルが新曲のプロモーションにやってくるという情報でも載っていたのかな…?



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 今日も先日に続いて伊勢丹で夕食を買いました。

大晦日だから生鮮食品などは安くなってるかもと考えて地下の食品売り場に直行してみたら、まだ18時過ぎというのに惣菜類はすべて50パーセントOFFのシールが貼ってありました。売り場の担当者が大晦日は帰宅時間が早いと経験的にわかっているので早めに値下げしたのでしょうが、「半額なら買わない手はないよな?」と考えて蕎麦とうな丼のセットとアラカルトの寿司を6つ購入しました。値引き前の総額は昨日より高かったのですが、今日は50パーセントOFFでしたから9.70リンギ(約255円)と昨日より安上がりでした。

この画像は伊勢丹が入居しているLOT10という建物とモノレールを入れて撮影したものなのですが、大晦日でモノレールの本数が少なかったのか苦労しました。19時前でも日差しは初夏の日本の午後くらいの強さでしたしね。東京でいえば銀座の三越前でマクドナルドのハンバーガーを手に持って撮影しているアメリカ人観光客みたいな感じだったのでしょうが、近くで客待ちをしていたタクシーのおじさんなどはモノレールがやってくる度に弁当を撮影している私を見て「変な日本人だな…」とあきれていたかもしれません。(笑)



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 最後にSDカードを1枚買って帰ることにしました。

間違って画像を消去しちゃった4GBのカードは時間をかけて復旧することにして、古い1GBのカードのデータをノートPCにすべて移してから初期化して使おうとPCに差し込んだところ画像を認識しないのです。そのカードは年末まで普通に使っていたもので、中身はすべてコピー済みだと思うのですが、もしノートPCのハードディスクがクラッシュした場合にはデータが1つになってしまうと危惧して残しておいたのです。無料のネットのストレージにアップして保全するという手もありますが、画像を整理してからじゃないと混乱しそうなので、いちばん楽な新規のカードを購入するという方法を選んじゃいました。

PCや携帯関連の小さな店が集まってるブキットビンタンプラザ内をチェックしてみたら、大晦日の18時過ぎでしたから半分以上の店がシャッターを降ろしていました。閉店作業中だった華人系の店で交渉してみたら44リンギ(約1150円)の2GBのカードが35リンギ(約910円)まで下がりましたので妥協してしまいました。アキバで買えば安いのですが、マーケットが小さなマレーシアだとそれくらいが限界のようでした。購入したSDカードはすぐにデジカメに入れてテスト撮影したので現物はありません。ですから店の領収書と支払いの際にいただいた正月用のミカンを撮影しておくことにしました。

ちなみにこの古いタイプの壁面ディスプレイで「トロン」のリメイク作品の「TRON LEGACY」の予告編を見ました。「トロン」とは1982年に世界で初めてコンピューターグラフィックスを全面的に使用した映画で、当時の技術は現在では中学生でも作れるくらいの稚拙なものでしたが、CG映画の草分け的な存在なのです。そのリメイク作品は最新のテクノロジーで、しかも3Dでの公開が決まってるらしいので楽しみです。おそらく北米ではクリスマスシーズンに公開されるのでしょうが、その頃に物価が安い国を旅行することがあるかな…?(笑)



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 これは大晦日の夜のチャイナタウンの様子です。

シンガポールでは0時になってから爆竹に火がつけられましたが、クアラルンプールでは0時前に何度か爆音がしていました。チャイナタウンのど真ん中に泊まっていますので10分前くらいに降りていけば大丈夫だろうと思っていたのですが、0時前にアーケードに到着してみたら既に地面には爆竹の残骸が散らばっていました。

この後にもアーケードでは花火と爆竹があったのですが、どちらもしょぼい規模でした。どうやらクアラルンプールのチャイナタウンでは個々の店が勝手にやっていて、商店街組合のような組織が全体を見てイベントとして盛り上げようとはしていないみたいなのです。アーケードを作ったり、正月用の飾りつけなどは共同でやってるのでしょうから、まったく関与していないわけじゃないのでしょうが、それぞれの店が自由にやろうという意識が強いんじゃないかと思います。観光客としてはシンガポールのようにオーガナイズされたものの方がありがたいのですが、こちらの方が本来の姿なのでしょう。



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(2010/02/13(土) 23:59)

 マラッカからクアラルンプールに行く前に見た懐かしい風景
(データ復旧中のため、画像は後ほどアップ予定です)



 今朝もなぜか薄暗い内から目が覚めてしまいました。

しかし今日は朝食用のパンは購入済みでしたし、ネットもつながる宿でしたので何も問題ありませんでした。友人からのメールで頼まれた東南アジアの風景を画像を共有できる無料のストレージにアップしたりして、チェックアウトの時間までのんびりと過ごしました。私はいつも予定を決めないで旅行していますが、今日あたりから中国正月の休みになる会社も多いということですから、冷蔵庫に残っていたパイナップルを食べてしまってから、用心のために早めにバスターミナルへ行くことにしました。しかしマラッカの街は増え過ぎた自動車のために慢性的に渋滞してるようで、一昨日の夜は10分ほどで到着したのに、今日は同じ距離を30分以上もかかってしまいました。

もうそろそろ「マラッカ・セントラル」のサインが見えてきてもおかしくないと思っていたら、どこかで見たような懐かしい風景が現れました。なんとそれは日本の地方都市で見かけるイオンモールが少しだけアジアチックにカラーバリエーションを変えたものだったのです。これまでもマレーシアにはイオンは進出していたのですが、この日本的な工夫が積み重ねられたタイプは私は見たことが無かったので驚かされました。バスを降りてみようかと悩みましたが、炎天下で荷物を持って歩き回るのを躊躇しているうちに通過してしまいました。





 バスはそれからすぐにターミナルへ到着しました。

マラッカに到着した夜には気がつかなかったのですが、イギリス系のテスコの先にイオンはあったのです。イオンの建物はテスコの1kmほど先に見えていましたし、その途中のテスコの駐車場には歩行者用に屋根が用意されていましたので歩いて行ってみることにしました。テスコのショッピングカートに荷物を乗せて、屋根の下を押して歩けば楽ですからね。10分ほどでイオンの正面玄関に辿り着くことができたのですが、あまりにも雰囲気が日本とそっくりでしたので変な気分でした。しかしそこにはカルディ・コーヒーなどの定番の店は無かったのです。「モールの設計図はそのままで、マレーシアのテナントを入れるとこうなるのか…」と感心しながらクーラーの効いたモール内をカートを押して歩き回りました。

ジャスコのレジの近くにたこ焼きのブースを見つけて食べてみようかなと考えていたら、近くでもっと良いものを見かけました。それはオープニングセールで1枚4.90リンギ(約130円)になっていたお好み焼きでした。以前にシンガポールの西友(西田百貨店)のオープン日にもお好み焼きを食べたことがありますが、あれからの年月を経てマレーシアの地方都市でも普通に食べることができるほどポピュラーな存在になったんだなあと感慨深いものがありました。注文してから焼きあがるまで地元の母娘と世間話をしていてわかったことは、このイオンモールは2月5日にオープンしたばかりで、マラッカでは2号店だということでした。またお好み焼きはイカやタコが入った1種類のみということでした。日本ではお好み焼きと言えば豚肉が定番ですが、こちらではイスラム教徒が多いのでNGなのでしょう。

日本と同じようにソースを塗った後にかつおぶしと青海苔がかけられたものをランチタイムで混雑していたフードコートでいただくことにしたのですが、こちらでは割り箸は有料でした。もちろん私はこんな時のために持ち歩いていますので問題ありませんでしたが。お好み焼きはタコが少し固いだけで、日本のジャスコで298円くらいで売ってるものと変わりませんでした。まさかマラッカで日本的なお好み焼きを食べることができるなんて思っていなかったので、すごく嬉しかったですよ。ちなみに味はほとんど日本と変わらなかったのですが、こちらではキャベツは人間が刻んでいました。その部分と値段が日本とは違うと母娘に言ったら大笑いしていましたっけ。(笑)





 イオンからカートを押して、バスターミナルへ戻りました。

中国正月前ということで混雑していたのですが、チケット売り場に行ってみたらKL行きのバスは今日の分は売り切れているところが多かったので焦りました。現地通貨の残りはわずか500円分くらいしかありませんでしたし、またマラッカ市内に戻るのも億劫でしたし。いくつかの窓口を回ったら17:30発のチケットを発売してましたので、とりあえず並びました。「これだと到着は夜だから、今日はアバター3Dを観にいけないなぁ…」とガッカリしていたら、私の番の直前で18:30発の表示に切り替えられ、またしてもガッカリ。「まあKLのチャイナタウンの屋台は遅い時間でも営業してるからいいか…」と開き直って12.40リンギ(約325円)のチケットを購入しました。

出発までの中途半端な時間をどのように過ごそうかなと考えて歩いていたら、先ほど「本日分はすべて売り切れ」の表示を出していた窓口に行列ができていました。臨時便の増発があったみたいで約10分後の14:00発とありましたので、とりあえず並んでみました。チケット販売は要領が悪いので時間がかかり、「残り5分だと無理かな…」と半ばあきらめていたら、背が高いお兄さんが14:00発のチケットを私に見せて「KLに行くのなら買いませんか?」と。ダフ屋じゃ無さそうでしたので定価の12.40リンギで譲り受けることにして、急いで先ほどのカウンターに戻って払い戻しを試みました。しかし窓口には先ほどより長い行列ができていましたので、チケットを買う人に直接交渉することに。最初のお姉さんは私を怪しんだみたいでダメでしたが、2人目のお兄さんに「10リンギでいいよっ」と言ったら買ってくれました。少し損をしちゃいましたが、「これで明るいうちにKLに到着できて、アバターも観ることができるかも!」と気が晴れました。





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 バスはKLの手前までは順調に走っていました。

しかし高速の出口あたりから混み始め、ペトロナスツインタワーが見えてきた頃にはノロノロ運転になってしまいました。モノレールの高架下をくぐって中心部に入った頃には停まってる時間の方が長いくらいになりましたので、せっかちな乗客は荷物を持って降りはじめました。夕方で太陽は傾いていましたが、排気ガスの中を歩くのもイヤでしたので、バスターミナルが見えるくらいの距離までクーラーが効いた車内でのんびりしておこうと思ったのですが、ついに動く気配が無くなりましたので降りて歩くことにしました。

KLにはマレー半島中から長距離バスが集まる所ですし、今日は各社が臨時便を増発しているでしょうからキャパシティを完全に超えちゃっているのでしょう。15分ほど排気ガスの中を歩いてまずは両替所へ直行したのですが、昨年は1万円が400リンギに少しだけ届かないレートでしたが、今年は378リンギまでにしかなりませんでした。四捨五入すると1リンギは27円になるのですが、面倒ですのでこれまで通りに26円で計算し続けます。しかし円高ドル安傾向だというのに、シンガポールもそうでしたがアジア通貨は強いですね。問題を起こしたタイ・バーツ以外は…(笑)



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 宿にチェックインして、急いで映画館に向かいました。

たいていは18時台から夜の回が始まることが多いからでしたが、どこでも同じ料金と推測されるアバター3Dは街でいちばんの映画館で観ようと考えて、最近になってオープンしたパビリオンという高級モールへ行ってみました。18時30分くらいに到着したら、既に18時10分から始まっていましたのでガッカリでした。最終回は21時台にありましたが、そんな時間から3時間近い作品を観る気にはなれませんでしたので、明日のお楽しみにすることにしました。料金は平日も週末も変わらず、普通の新作が13リンギ(約340円)に対して、3D新作は19リンギ(約500円)ということでした。ちなみに水曜だけが8リンギ(約210円)と安くなるそうでした。

他のラインナップは安くなる水曜じゃなきゃ観たいとは思わないものばかりでしたので、今日は夕飯を食べて帰ることにしたのですが、近くのLOT10に伊勢丹があるのを思い出して寄ってみました。地下のスーパーの惣菜コーナーが安くなってるかなとチェックしてみたら、ちょうど30パーセントOFFのステッカーを貼り始めていたところでした。「30パーセントOFFになりはじめたばかりだから、半額になるまでは1時間以上はかかりそうだな」とあきらめて、アラカルトの握り寿司と巻き寿司を2種類、そしていなり寿司と4パックを購入したのですが、30パーセントOFFで9.95リンギ(約260円)でした。昼はお好み焼き、そして夜は寿司と和食続きで、しかも先ほど朝のパンを買うついでに1リンギのどら焼きも買いましたので、デザートまで和風でした。しかしカヤペースト餡を選んだこともあり、ちょっと和風とはかけ離れてしまいました。もしも私がブラインドテストをされたら、マレー風のミニ・ホットケーキと答えたことでしょう。(笑)




 夕食後に買い物に出かけてからシャワーを浴びました。

ベッドに横になってコーヒーを飲みながらブログに画像をアップする作業をしていたのですが、SDカードからPCに移動させようと選択した数十枚の画像を不注意で削除してしまったのです。ハッと気がついて作業中止のボタンを押したのですが、選択したすべての画像が消えてしまいました。たいへんなことをしでかしたことに気がついて、ネットで画像の復旧について調べてみたのですが、「すべては救えないこともあるが、試してみる価値はある」とオススメしてある無料のソフトがいくつかありました。それをいくつかダウンロードしてSDカードの復旧を試みたのですが、どうも上手くいかないのです。

「これはSDカードに上書きしないように、上手い手段が見つかるまで他のカードを使っておくべきだな…」と判断しました。慌てて変なことをしちゃうと、救えるものも救えなくなってしまいますのでね。しかし初歩的なミスをしでかしてしまって、お恥ずかしい限りです。ぼんやりしてるとそんなこともあるのですが、KLの暑さのために脳が溶けてしまったと言い訳しておきましょう。(笑)



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(2010/02/12(金) 23:59)

 炎天下の世界遺産都市のマラッカで感じた「寒さ」とは…
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 疲れていたためか、マラッカでは早く目覚めました。

早朝のシャワーでサッパリして近所でパン屋を探したのですが、20分ほど歩いてもコンビニしか見つかりませんでした。もちろん外国人旅行者用のカフェレストランや地元住民向けの粥の専門店などはやっていたのですが、私は街の小さなパン屋の焼きたてのパンを食べたかったのです。マラッカの街には以前には見かけなかったマッサージ店やペット店などが増えていましたが、パン屋は見事に消え去っていたのです。

1日だけコンビニの大量生産のパンでガマンすることも考えたのですが、目の前に24時間営業のマクドナルドがありましたので、マレーシアの朝マックのメニューをチェックしてみることにしたのですが、以外に高くてガッカリでした。帰ろうとしたらタイミングが悪く店員さんが0リンギのスマイルでやってきましたので、「朝食は他に無いの?」と聞いたら端の方を振り向いて見て、「あの4リンギのコーヒーとマフィンのセットもございます」とニッコリ。日本円で100円ほどですから小さなコーヒと小さなマフィンだろうと思って、断る理由を探すために「コーヒーのお代わりは無料?」と聞いてみたら、私の後方を指差して「あちらのポットに入っておりますので、ご自由にどうぞ」ですって。オーストラリアじゃお代わりできなくて500円近くしていたのですが、まったく断る理由がなくなり注文したのですが、マフィンはたいしたことはありませんでしたが、コーヒーはシンガポールのイケアより数倍マシでした。ただマレーシアでもクリーマーは粉末でしたが。

こうしてマラッカの暑い1日はスタートしたのですが、コーヒーを4杯お代わりしながらわずか数年の内に劇的に変化したことについていろいろと考えてしまいました。世界遺産の街のど真ん中にカルフールやシネコンが入居したビルが建って、そのビルの一角のクーラーが効いたマクドナルドのテーブルに座り、無料のWiFiでネット接続しながら100円くらいの朝マックを享受しているわけでしたが、これってちょっと変じゃないのかという気がしたのです。その理由は後半に書きます。



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 マラッカには不釣合いなものをいくつも目にしました。

まずはシンガポール・フライヤーを半分以下にしたような観覧車と高さ100mくらいを回転しながら上下する展望タワーのアトラクション、そしてカルフールの入居するビルの前に建設中の「HATTEN」という名前の商業ビル。そしてなぜかヨーロッパ調の「Casa del Rio」という川沿いに建設中のこのリゾート施設などでした。
 
世界中から世界遺産を見るためにやってくる観光客はそんなものをマラッカに求めているとは思えないものばかりだったのですが、マラッカの若い市民たちからは「だって京都や奈良にもマクドナルドはあるんでしょう?」と反論されてしまいそうです。たしかに程度の差はありますが、日本にも外国人観光客をガッカリさせる世界遺産はあると思います。しかしマラッカは限度を超えていると思いますし、そのHATTENのスピードは他に類を見ないものだと思うのです。お金のかかり具合はシンガポールの方が上でしょうが、都市開発部門のラジー賞があるとすればマラッカが受賞すると思います。(笑)



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 この正面の建設中のビルがHATTENです。

それと空中廊下でつながるのが左手の3階にカリフールが入居しているビルで、2階にはダイソーが入居していました。サッカーのコートのような芝生の広場の下は若い消費者向けのショッピングモールになっていて、縫製が悪そうな服を廉価で販売していました。

マラッカの中心部の丘の上から見下ろした場合に芝生の広場の下に商業施設が隠れているというのは良いアイデアだと思うのですが、それならこの目立つふたつの建物も地下を深く掘り下げて芝生の下に配置すれば良かったでしょう。もし地盤や地下水位の関係で難しいばあいは壁面や屋上を緑化する方法があったと思います。ビルが植物に覆われてしまえば見た目にも涼しげでしょうし、空調の効率を上げることにもつながるはずです。



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 ショッピングモールにはこんな変な店もありました。

小泉政権下で外国人観光客を誘致するために始まった「YOKOSO!JAPAN」キャンペーンのロゴをそのままパクった「YOKOSO!Shiyuki」という店でしたが、丁寧にカタカナでも「シユキ」と書いてありました。ちょっと意味不明な名前ですが、「小雪」を「シユキ」と読み間違えたわけじゃないでしょうね?

この店は「BEAUTY AND NOVELTY MART」と書いてあり、日本製の化粧品やスキンケアグッズなどを販売しているようですが、入り口の着物姿のマネキンがいかにも怪しいですよね。ディスプレイの担当者は満足してるのかもしれませんが、日本人からしてみるとネーミングと共に笑い話になるレベルですよね。



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 パン屋をショッピングモールの中で発見しました。

店内にガラス張りのパンを捏ねる大理石の作業場とオーブンがある本格的なタイプで、高そうなイメージでした。しかし私が明日の朝食用に選んだパンはプロモーションの値下げされているものばかりでしたので、4つで5,70リンギでした。つまり1個が40円以下でしたが、熱々に保温されていたカヤペースト入りのパイはその場でいただきましたが、上品な甘さで美味しゅうございました。

またカルフールでついに4,29リンギ(約110円)のビールを買ってみたのですが、これが大失敗でした。一口飲んだだけで悪酔いしてしまいそうな予感がしたのですが、風味が悪い上にケミカルな感じがしましたので飲み干すのを躊躇したほどです。値段が他の物価に較べると高かったので全部飲んでしまいましたが、飲んだ後に階段を踏み外しそうになりましたよ。(笑)

それとは逆に当たりだったのが、このパイナップルです。プロモーションで1個が88セントで投売りされていたのですが、こんなのが20円くらいですから笑ってしまいました。甘さも充分にありましたし、外観が少し悪かっただけのようでした。しかしショッピングモールの中の日本のベーカリーを真似たようなパン屋はまだマシだとしても、わずかな見かけの悪さで野菜や果物が投売りされたり、廃棄処分される文化まで真似されるのは良い傾向とは言えないでしょう。



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 買い物の後で一度宿に戻ってネットをしていました。

炎天下のマラッカを歩き回ったあとですから、コーヒーも美味しくて水分補給のために2杯も飲んでしまいました。ついつい外を歩いているとアイスクリームやスラーピーを買いたくなってしまうのですが、3週間ほどの禁酒でもお腹まわりの肉に変化はありませんでしたから、1日に1アイスの原則は物価の安い国でも守らねばなりません。

ネットでいろいろと見ていたら時間があっという間に過ぎてしまい、窓の外は薄暗くなってきていました。マラッカは海に面しているので、すぐに海岸へ行くことができるので太陽が水平線ギリギリの所まで来て、多少は涼しくなってから出かけようと考えていたのですが、大失敗してしまいました。この画像は海岸線の空き地に出現していた移動遊園地ですが、西の空はさほど赤くはなっていませんでしたので、「まあ今日は雲が多かったみたいだから、早く行ったとしてもダメだっただろう」と自分を慰めることにしました。



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 これはマラッカの沖合いにできた人工島の街並みです。

歴史ある世界遺産の街なのに神戸のように沖合いを埋め立てて人工島を作り、そこの街の中心にはモスクを建設していたのです。宿から1kmほど歩いて橋を渡っていたら、その上では釣り人たちが魚にエサをあげていました。街の中心部の4階建ての建物はすべて完成していましたが、明かりが点いているのはモスクの近くだけでした。後で理由がわかったのですが、まだ入居は始まっていなくて、工事の人たちが寝泊りしていただけだったのです。

街の中心のモスクだけはしっかりと完成していて、11人が自動車やバイクで陸からお祈りに来ていました。なぜ人数が正確にわかるかというと、モスクの外に脱いであった靴を数えたからです。イスラム教に無関係な私はトワイライトタイムにトワイライトゾーンに紛れ込んだような不思議な感覚に襲われたのですが、対岸には消費を煽るショッピングモールの灯りが輝く中で、人工島では宗教色が強いモスクの灯り、そしてゴーストタウンのような無人の高級住宅という不思議な組み合わせにゾクゾクしてしまいました。

あちこちを旅行しているとたまにこういった面白い体験をすることがあるのですが、それが世界遺産の都市だということも興味深いものだったのです。ユネスコはマラッカの独特の歴史的な背景を考慮して世界遺産都市に選定して、そのことが観光客が増えることにつながっているのですが、その落とす金が地元の消費を盛んにしたり、開発やHATTENの原資となるわけですから皮肉なものです。この人工島の原案はドバイのバブルの海上都市だったかもしれませんが、おそらくドバイは神戸の六甲アイランドなどから発想したと思いますので、日本がマラッカを異常な状況にしているのに間接的に関与しているのは間違いないでしょう。マハティール時代に「ルックイースト政策」により2020年までに先進国並みの経済成長を目指すという計画でしたが、私は隣のシンガポールを参考にする「ルックサウス政策」に軌道修正すべきなんじゃないかなと思いました。(笑)



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(2010/02/11(木) 23:59)

 シンガポール最終日、イケアの朝食の時間には間に合ったものの…
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 早いものでシンガポール滞在も6日目になりました。

今回は中国正月は物価が安いクアラルンプールで迎えることにしましたので、宿のチェックアウトを済ませてからイケア・シンガポールの朝食を試すことにしたのです。2月7日にイケアのアレキサンドラ店で朝食を試そうとした時は時間がかかるバスで行ったために10時30分までの朝食提供時間に間に合わなかったので、今回は早めにもうひとつのタンピネス店にMRTに乗って出かけました。

タンピネス駅前のバス乗り場から無料のシャトルバスに乗って、無事に10時前にイケアの青いビルに到着しました。世界共通のデザインのイケアのレストランですが、国や地域によって朝食メニューは違いますので、今日はどんなものがあるのかなと楽しみにトレイを持って列に並びました。私の順番になったので「このローカルの炒麺の朝食をひとつお願いします」と笑顔で頼んだら、なんと1.80シンガポールドル(約115円)の朝食は売り切れだったのです。

世界のイケアの朝食の全制覇という偉大なる野望が打ち砕かれた一瞬でしたが、「シンガポール滞在の初日に来なかった私の責任もあるかな…」と考えて次回にすることにしました。シンガポールはカジノやユニバーサルスタジオが完成したらその様子も見てみたいですし、総2階建てのA380にも乗ってみたいので次回はシンガポール航空で飛んでこようと考えていましたし。

イケアに着いたばかりでしたが、また1階のカフェでホットドッグを食べる気にはなりませんでしたので、シャトルバスに乗ってタンピネスに戻ろうかと考えました。しかしレストランのメニューを見ていたら、もうひとつの朝食メニューを発見したのです。正確に言うと「朝食」とは書かれていませんでしたが、パンケーキとボイルドエッグの組み合わせで1.80シンガポールドルでしたから、これはイケアの朝食と断定しても良いと思います。これと1シンガポールドル(約63円)のコーヒーを頼んで、「これで無駄足にはならなかったな」とホッとしました。もちろん近い将来に炒麺の朝食も試すつもりですが、キッズ・プレート以外の朝食は全制覇という野望には一歩近づいたことになりました。ちなみに今日の感想ですが、このパンケーキのセットはオススメできません。パンケーキもシロップも質が悪い安物で、コーヒーも安いけど美味しくなかったし、エスプレッソやカプチーノなどを選ぶボタンがありませんでしたからね。



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 イケアからシャトルバスでタンピネスに戻りました。

駅前には昨年は工事中だったタンピネス1というショッピングセンターがオープンしていたのですが、そのことは昨年の4月にユニクロの東南アジア1号店がオープンしたというニュースの時に聞いたことがありました。税制の優遇でもあるのか、あるいはインドネシアを越えてオーストラリアやニュージーランドあたりまでの展開を狙っているためなのか、ユニクロはシンガポールに拠点を置くことにして、タンピネス1に記念すべき1号店を出したみたいなのです。将来は少子高齢化の日本より稼いでくれることになるかもしれないわけですから、この赤道直下の店での第一歩は重要だと思います。

このタンピネス1にはもうひとつ気になるチェーン店がありました。力士をキャラクターにした「MANPUKU」という日本料理専門のフードコートみたいな店でしたが、北は北海道から西は博多までの数店舗の名前の店が並んでいたのです。「ジャパン・フード・ホールディングス」という会社が経営しているみたいなのですが、どうやらシンガポールに味千ラーメンなど複数の飲食店を展開して成長してきた企業のようなのです。ある程度の資本力もできたところで、ユニクロと同じようにタンピネス1を飛躍の場所として選んだようなのですが、はたして両企業の将来はどうなるのでしょうか?



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 タンピネスからは市バスで戻ることにしました。

料金は1.40シンガポールドル(約90円)とMRTとたいして違わなかったのですが、MRTの何度も乗ったコースじゃ面白くなかったので、時間はかかっても窓の外の景色を楽しむことができる市バスを選んだのです。65番乗り場でバスを待っていたら、ちょうど上手い具合に2階建てのバスがやってきましたので運転手の真上の特等席に座りました。タンピネスを出発した時にはガラガラだった市バスも郊外住宅で少しづつ乗客を拾って、ダウンタウンまで半分ほどの所まで来た時には混み始めていました。

郊外のガソリンスタンドの値段を見て「1リットルが1.80シンガポールドル前後なら日本とあまり変わらないなぁ…」と考えたり、「やはり低層住宅でも長屋タイプのタウンハウスばかりで、日本みたいな一戸建ては無いんだなぁ…」と再確認したりしていました。そんな時に突然に刑務所らしき高い塀が進行方向の右手に出現しました。治安が良いシンガポールですから、その存在自体を忘れるところでしたが、500万人が暮らす社会ですから犯罪者だってそれなりにいるわけですよね。国家にはあるべきものの存在を確認しただけなのですが、ちょっと得をした感じがしました。(笑)



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 市バスを宿の少し手前で降りることにしました。

今朝は宿とイケアと朝食を2度も食べていましたので13時を過ぎても空腹感は無かったのですが、昨晩にフードコートで見かけたキャロットケーキの店が私が初めて食べた店っぽい感じがしましたので、それを確認するために寄ってみたのです。2010年の現在では大衆的なホーカーであってもプロがフォトショップなどでデザインしたような電飾看板に変わっていますので当時の面影は無いのですが、巨大な鉄鍋で寡黙にキャロットケーキをかき混ぜるおじさんは当時と同じように見えたのです。

たしか当時も2シンガポールドル(約125円)だったと思いますが、同じ値段を払って口に入れてみたら美味しいのですが微妙に違う感じがしました。同じ店であることは間違いないでしょうから、薬味のネギが入っていないためなのか、あるいは期待し過ぎや空腹じゃないからなど理由は考えられます。しかし本当の理由はおそらく先日の昼にトマトと玉子入りのスペシャルを試したので、その良いハーモニーが私のキャロットケーキに対するスタンダードになってしまったのでしょう。あれはかなりの美味しさでしたからね。



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 昼食後にブギスで最後のネット接続を済ませました。

今朝はイケアに行くためにネット接続できませんでしたし、もうチェックアウトをしたので宿のPCを使うのも気が引けたもので、ブギスの無料のWiFiにアクセスしたのです。本当は13時頃に国境のコーズウエイを渡って、久しぶりにジョホール・バルの街を歩いてみようかと考えていたのですが、時計を見たら15時でしたのでマラッカに直行することにしました。西海岸のマラッカでは海に沈むキレイな夕陽を見ることも期待できますのでね。

まずはいつものように2.40シンガポールドル(約150円)というムチャ安い国際バスに乗ってシンガポールからジョホール・バル郊外のバスターミナルまで行きました。あいにく16時のマラッカ行きのバスは出たばかりでしたので17時発のチケットを19リンギ(約500円)払って買いました。ここのマクドナルドもオーストラリアみたいに無料のWiFiがあったのでバスを待ってる間も退屈はしなかったのですが、バスターミナルでつながるのならブギスでやらなければ良かったですよ。そうすれば16時のバスに間に合っていたかもですし。

定刻の17時ちょうどにバスは出発したのですが、帰宅ラッシュの渋滞にはまってしまって高速に乗るまではノロノロ運転でした。「これでもう今日の夕陽を海岸で見ることは無理だな…」とあきらめたのですが、そんな私を慰めるかのように西の空がくもってきてくれました。高速をマラッカインターで降りる時には暗くなっていたのですが、マレーシアも治安が良いので心配はありませんでした。



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 しかしひとつ厄介なことが私を待ち受けていました。

高速バスはダウンタウンの外れで我々を降ろしてくれるものだと思っていたのですが、見たことも無い郊外のバスターミナルで降ろされたのです。ドライバーに地図を見せて「マラッカのシティセンターは?」と聞くと、「タクシーで20リンギ」だとか。何か安い方法はあるだろうとバスターミナルで夕食を済ますことにしたのですが、マラッカのチャイナタウンじゃないので美味しそうな炒飯を出してくれそうな店は見当たりませんでした。昨晩に帰国した学生さんが炒飯を美味しそうに食べていましたので、今晩は私もマラッカのチャイナタウンで炒飯と決めていただけにショックでした。

まあ炒飯は明日のランチにすることにして、いろいろとメニューを見てまわった結果、試したことがない4.80リンギ(約125円)のライスボールとローストチキンというのを選んでみました。本当は5.80リンギ(約150円)のローストダックを食べたかったのですが、それは売り切れだったので妥協したのです。スープが付いてくるとは知らなかったのでビーフボールのスープも頼んだのですが、持ってくるのが遅かったのでこんな食べかけの画像になってしまいました。このビーフボールは1個が50セントでミニマムが5個でしたので2.50リンギ(約65円)だったのですが、自家製でムチャ美味しかったのです。人目を気にせず最後の1滴までもキレイに飲み干したいほどの味でした。まったく期待していなかっただけに嬉しかったですよ。

すっかり満腹となってダウンタウンへの行き方を聞いてまわったら、1リンギで中心部に行くバスがありました。10分ほどで見慣れた景色が見えてきたので、降りて歩き出したのですが、街の雰囲気がガラリと変わっていたので迷ってしまいました。マクドナルドでネット接続して宿周辺の詳しい地図を出してなんとか辿り着くことができたのですが、ちょっと焦りました。何度も来たことがある街だからと油断していたからですが、マレーシアを舐めてはいけませんね。シンガポールやタイに負けないでちゃんと経済成長していました。(笑)



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(2010/02/10(水) 23:59)

 シンガポール第5日目、どうしてももう一度食べたかった庶民の味は…
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 シンガポール滞在中にもう一度食べたかったものがあります。

それはシンガポール・フライド・キャロットケーキという庶民的な一皿だったのですが、ニンジンを練りこんでオーブンで焼いたケーキでは無いのです。広東語でキャロットとはホワイトキャロット、つまり大根を意味するらしいのですが、おそらく摩り下ろした大根を練り込んだボンレスハムくらいの大きさの塊を包丁で太めに切って炒めた料理なのですが、シンガポールとマレーシア以外では見かけたことがないのです。一度マレーシアのフードコートで試した時は何か違う感じがしましたので、本場でのリベンジを目論んでいたというわけです。

学生さんとチャイナタウンの外れのホーカーエリアに行ったら、そのフライド・キャロットケーキを出してる店がありましたので嬉しくなりました。しかも店主のオリジナルのトマトと玉子を加えたスペシャルがありましたので、3シンガポールドル(約190円)と少し高かったのですが注文してみました。シンプルなキャロットケーキも良いのですが、ここではトマトと玉子が良い相乗効果を出していて美味しゅうございました。使い捨ての皿じゃ無ければ満点をあげたいくらいでしたよ。



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 私がチャイナタウンにやってきた目的はコレでした。

シンガポール政府機関の開発部門の「アーバン・リデベロップメント・オーソリティ」という組織が一般市民向けにオープンしている展示施設があり、私はシンガポールに来る度に最新情報をチェックさせてもらっているのです。今回の最大の関心事はやはりカジノを中心としたマリーナベイの周辺がどのような計画になっているかでしたが、なんと高速道路を挟んで都市公園が整備されるということでした。

シンガポール・フライヤーの対面には2つの温室みたいな建物が配置されていましたが、逆の発想で室温を下げて南国のシンガポールでは育ちにくい寒冷地の植物を鑑賞できる施設となるんじゃないかと思います。その都市公園の先には広大な未利用地が残っているようで、そこに関しては「検討中」ということでしたが、このままの経済成長が続けばドバイのような1000m級のシンボリックな高層タワーでも作るんじゃないかなという気がします。もしそれが完成したとすると、展望フロアからの眺めはこの画像のようになるわけですが、観覧車のトップでいちゃつくカップルやカジノの屋上庭園のプールで泳ぐ美女を見下ろすことができるというわけです。(笑)



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 これはシンガポール駅の近くの新しい高層ビルです。

数年前にアーバン・リデベロップメント・オーソリティで模型を見た時に微妙な弧を描いて空中庭園でつながっているデザインが印象に残っていた建物でしたが、もうかなり完成に近いようでした。この角度から見ますと3つのビルが丸くつながっているように見えますが、実際には北斗七星みたいな感じで7つほどのビルが不規則に上下2段の空中庭園で連なっているのです。

私のような旅行者は単に「お?、ついに出来上がったのか」と思うだけですが、その近くに古くから住むチャイナタウンのお年寄りたちからしてみますとこんな高層ビルは目障りな存在でしかないでしょうね。このあたりはほとんどが2?3階建てのタウンハウスばかりですから、異質な存在が急に出現して威圧的に見下ろしているかのようですからね。まだ空中庭園が一般に開放されるのなら許せるのでしょうが、おそらくICカードを持った住人じゃないと入れない閉ざされた優越的な空間になるんじゃないでしょうか。



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 これは古い歴史を持つコロニアルな建物です。

かつてインドネシアのバタム島などへのフェリーが発着していた港に近いラォ・パサ・フェスティバルマーケット(Lau Pa Sat Festival Market)という施設ですが、正方形の敷地の中には各国の料理を出すホーカーが放射線状にずらりと並んでいて壮観なのです。ラッフルズ・プレイスあたりの高層ビルの建設がこの建物の周辺にも迫り、最近では3面をビルで囲まれたような雰囲気でしたが、新たに海側にも高層ビルの建設が始まりましたので、ビルの谷間にぽつんと残る唯一の低層の建物になりそうです。

こちらのホーカーの店主たちは周辺のオフィス面積が増えることは売り上げのアップにつながりそうですから悪くは思っていないでしょう。かつては港湾労働者たちが座って食べていたテーブルにはネクタイを締めたビジネスマンが携帯を片手にランチを食べていたりするのでしょうが、周りがどんどん変化してゆく中でこの建物だけが変わらずにその様子を見つめ続けてゆくのでしょう。



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 今日こそカジノの裏側への潜入を決行するつもりでした。

アーバン・リデベロップメント・オーソリティの模型を見たら、高層オフィスビルの工事現場の裏側に道路がありそうだったので高速道路の脇から海側に向けて歩いてみました。しかしそこには小さなイスラムモスクとバスの駐車場があるだけで、その敷地もフェンスで囲われていました。鉄条網の先にはカジノの工事現場が見えましたし、幸いに近くには木陰で昼寝してる数人以外には人影が見当たりませんでしたのでフェンスを乗り越えることにしました。以前に似たようなことをした時にチノパンを鉄条網に引っ掛けて破いてしまったことがありますので、今回は慎重に太めの木の枝を捜してぶら下がってフェンスを越えることに成功したのです。

しばらく高速道路沿いに歩いていて、「これは上手く裏側に回りこめるかも…」と糠喜びしたのですが、路肩の部分が次第に少なくなりました。それでも更に進んで行ったら工事現場の監視小屋が現れて、そこから先は黄色いヘルメット無しでは潜入することはできない雰囲気でした。「地図に残る仕事」をしていそうな日本のゼネコンさんが工事をやってるようなら、どこかでヘルメットを黙って1?2時間お借りしてそ知らぬ顔をして現場監督風に携帯で誰かと話をしながら歩き回るという方法も考えられたのですが、そのあたりはインド系ワーカーばかりでしたからあきらめました。

正直に「日本からカジノの工事現場を見学に来た」と言えば案内してくれるかもと、方針を変えて監視小屋の兄ちゃんたちに笑顔で話しかけてみました。「ここは何の工事をしているのか?」と聞いたらムチャクチャ訛った英語でMRTの駅だと答えてくれました。それで先ほどアーバン・リデベロップメント・オーソリティでいただいてきたマリーナベイエリアの完成予想図を広げて「ここの駅?」と聞いてみたら、彼らは初めて見たようでよくわからないみたいでした。

「君たちはインドから来たの?」と聞いてみたら、頷いて地名を教えてくれたのですが、訛っていましたので検討が付きませんんでした。「私はインドに行ったことがあるよ」と言って、いくつか地名を挙げてみたのですが無反応でした。それで「シンガポールで働いて、家族に送金してるの?」と聞いてみたら、800シンガポールドル(約50000円)ほどの月給の内の600シンガポールドル(約38000円)ほどを送金してるそうでした。最後に記念撮影をお願いして、それははにかみながらもOKしてくれたのですが、工事現場に入ることは断られました。残念でしたが、次にシンガポールに来る時には工事は終了していて、シンガポール・フライヤー側から歩行者専用の橋を渡って簡単にアクセスできるはずですからガマンするしかありません。



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 その帰り道でこんな日本語メディアを見かけました。

ラッフルズホテルの前にチャームスという日本人女性にウケそうな古い建物と庭をリノベーションした施設があるのですが、そこの和食店の前に置かれていたのです。フリーペーパーにしては紙面がごちゃごちゃしていなくて読みやすく、わりと内容も充実していましたので、今日の夜の便で帰国する学生さんの分もいただいておきました。

アジアXというタイトルはまるでアジアの格安航空会社の名前みたいですが、これからの将来の未知数を「X」で表現したものなのでしょう。現物はシンガポールでしか入手できないのでしょうが、この誌名と同じウエブサイトがありましたので、興味がある方はアクセスされてみると良いでしょう。もちろんシンガポールの地名などの基礎知識が無いと理解できない部分もあると思うのですが、その急成長の息吹は感じ取ることができるでしょうからね。



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(2010/02/09(火) 23:59)

 シンガポール第4日目、100円以下の庶民的なB級グルメの味は…
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 さすがに大都会ですから1万円分は底をつきました。

それで旅行者の方から教えていただいたインド人街の両替屋でもう5000円ほどシンガポールドルに替えておくことにしたのですが、たしかに初日の時より少しだけ両替率は高めでした。日本円にしてみると100円以下の差なのですが、シンガポールではその差額で食べることができる庶民の味というべきB級グルメがあるのです。

この薄餅というのは薄く焼いた皮の上に野菜やピーナッツなどの具材を乗せて巻いた春巻のようなものなのですが、中国各地の屋台で食べることができるものより少し甘くて上品な感じがしました。英語があまり得意ではないおじいさんでしたが、占領下に日本語を覚えることを強要されたためなのか、日本語の単語をいくつか喋っていました。少し前なら1シンガポールドル(約63円)だったのでしょうが、新しそうな「$1.20」の切り文字が貼ってありました。九州や北海道などより個人所得が多そうな経済成長を続けるシンガポールですから、そのわずかな値上げは仕方が無いのでしょうね。



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 それからオーチャード方面を歩いてみました。

昨年の11月に日本大使館の近くにオープンしたという「ジャパン・クリエイティブ・センター」という文化施設に行ってみようと考えて歩いていたのですが、お昼を過ぎて空腹になってきたので、いろんなビルのフードコートをチェックしてまわったのです。以前に2シンガポールドルで食べた野菜を練り込んだキャロットケーキという炒麺をもう一度食べたいと探していたのですが、見つからないので5シンガポールドル(320円)のビビンバで妥協することにしました。

満腹になっていくつかのビルの中を探検していたら、「AJIMAN」というラーメン屋を発見しました。これは10年以上前にブギス・ジャンクションのオープン時にシンガポールに上陸して、順調に支店数を増やしている「味千ラーメン」のパクリで、「千の上を行く」ということでのネーミングなのかもしれません。中国の北京でも味千ラーメンにそっくりな店を見たことがありますが、知的所有権の意識が高そうなシンガポールでのことでしたから意外でした。もしかしたらこの店のオーナーは大陸でバブルを享受している中国人かもしれませんね。(笑)



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 日本の文化を紹介する施設はなぜか休みでした。

営業時間は公式ウェブサイトには「月曜から金曜 9:15?5:15」と書いてあったのですが、施錠された門には何の情報も貼られていませんでした。またこれで日本で税金を払いたくない理由がひとつ増えたのですが、炎天下を歩いてやってくるシンガポールやマレーシアのオタクたちも少なからずいるでしょうから、こんなことはいいかげんにしてもらいたいものです。

これはMRTのダービー・ゴート駅で見かけたものですが、鳩山政権は小泉政権時から始まった「YOKOSO! JAPAN」キャンペーンを継続しているようでした。シンガポールの富裕層は日本にも気軽に遊びに行けるほど生活に余裕がありますので、我々の貴重な税金をこのようなキャンペーンに使うこと自体には反対しないのですが、ジャパン・クリエイティブ・センターも含めて、そのデザイン面に対しては大いに不満があります。ゴミ問題の原因となるのでシンガポールでは売ってないガムに日本観光を呼びかけるメッセージを印刷して配ったら宣伝効果がありそうですが。(笑)



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 ダービー・ゴート駅から近くの丘を目指しました。

近道のためにフォート・カニングの横を通ってヒル・ストリート沿いに2年前くらいに日本のパルコが計画に参加してオープンした「セントラル」というモールへ行こうと考えたのですが、途中でナショナル・ミュージアムがあったので、中を通り抜けることにしたのです。周辺には美術館や博物館などが多いエリアでしたが、丘を降りた一角にモダンなデザインの建物が建設されていました。

わりと大きな建物で窓の開き方が銀座2丁目のMIKIMOTOのビルに似ていましたので、もしかすると著名な日本人建築家による新しい美術館かなと思ったのですが、これはどうやらモダンなデザインの教会になるようでした。来る度に新しい建物ができているシンガポールですが、この建物は工事が最終段階でしたから確実にオープンしていることでしょう。



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 夕方にまたカジノの建設現場の近くに行ってみました。

このカジノの裏側がどうなっているのかを知りたくて歩き回ってみたのですが、工事用のフェンスに阻まれて真横くらいまでしか行くことができませんでした。カジノの裏側には高速道路が走っていますので、タクシーに乗りさえすれば裏側の様子をうかがうことができるのですが、そんな金があったらビールを飲みたい気分でしたので止めておきました。

徒労感を覚えてマリーナベイ沿いに歩いてマー・ライオンの所で休憩していたら、水陸両用のダックツアーの観光船がやってきました。これならマー・ライオンだけでなくカジノの近くまで行きますし、もしかしたらカジノの裏の方までまわるかもと考えたのですが、タクシーより高いはずですから却下することにしました。医者から「あなたは余命半年の命です…」と宣告されたら貸し切ってギリギリまで寄ってもらうのですが。(笑)



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 日暮れ時にカルフールで買い物をしてきました。

せっかく海の近くに来ているので100g99セントのエビを料理して食べたいと昨日から考えていたのですが、シンプルにスープ系のビーフン仕立てにしようかなと乾麺の売り場に行ってみたら、見慣れないインスタント食品があったのです。隣にいた上品なマダムに「これは米の麺ですか?」と聞いてみたら、パッケージの写真を指差して「こんな白い米で作ったものよ」と教えてくれました。写真じゃ内容はよくわからなかったのですが、エビとの相性は悪く無さそうでしたので5袋入りで3.50シンガポールドルのインスタント食品とエビを200gほど購入しておきました。

パッケージの中には具がないワンタンみたいな薄い四角い麺とスープとかやく、そして調味油が入っていましたので、下準備をしたエビと共にお湯に入れて電子レンジで3分ほど加熱してみました。あまり期待していなかったせいもあるかもですが、材料費が160円ほどとは思えない水準の料理が簡単に作れてしまいました。これならホーカーで2,50シンガポールドルで出せますよ。でも2.50シンガポールドルってちょうど160円くらいですが…(笑)



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(2010/02/08(月) 23:59)

 シンガポール第3日目、早起きしたのに間に合わなかった朝食とは…
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 シンガポール3日目の朝はなぜか早く目覚めました。

宿で朝食をいただきながらブログの更新を済ませて、バスに乗って出かけた先は郊外のイケアでした。昨年の1月28日にはタンピネスのイケアに行きましたので、今日はもうひとつのアレキサンドラ店を試してみることにしたのです。私のブログの常連さんには説明不要ですが、イケアの朝食マニアの私としては1.80シンガポールドルの朝食も試さないわけにはいかなかったので、わざわざ1.40シンガポールドルを支払ってバスに乗って行ったのですが、10:30分までの時間に間に合わなかったのです。

宿を出たのが10時少し前と遅かったのが悪かったのですが、日曜ということでバスの本数が少なかった上に、乗り降りする人がやたらと多かったので時間がかかってしまったのです。10時40分頃にイケアに到着して、念のために2階のレストランに行ったら朝食メニューは既に降ろされていました。「私は世界のイケアの朝食を食べ歩いている者ですが、今日の午後に日本に帰るので試させてくれませんか?」とウソを言おうかなと考えたのですが、やたらと混んでいましたので止めておきました。

せっかく来たのでコーヒーだけでも飲んで行こうと1階のカフェに行ってみたら、コーヒーもホットドッグも1シンガポールドル(約63円)だけれども、2つを頼めば1.70シンガポールドル(約110円)と少しだけ安くなるということでしたので、セットを注文しました。ホットドッグのサイズはオーストラリアとは違って世界標準サイズに戻りましたが、55円と考えれば文句はありませんでした。しかしコーヒーがレギュラーだけしか選択できなかったのにはガッカリでした。クリーマーも粉末状のインスタントでしたしね。美味しくなかったので3杯しかお代わりしませんでしたよ。(笑)



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 それからイケアの対面の商業施設をチェックしてみました。

アンカーポイントという小規模なものでしたが、地下と1階だけという中途半端な規模でした。せっかくイケアとは空中廊下で結ばれているというのに、2階はテナントじゃ無かったので繋げられていなかったのです。イケアから次の目的地のセントサ島の入り口の「VIVOCITY」まで2kmほど歩こうかと考えていたら、目の前に無料のシャトルバスがやってきましたので、とりあえず乗ってみました。行き先はちょうど進行方向の?だったので好都合でした。その上にMRTの駅の上には小型の商業施設があり、WiFiも拾うことができました。

小雨も降ってきたので1時間ほどネットをしていたのですが、1時を過ぎていましたので少し空腹になってきました。それで何か軽い食事は無いかなと歩き回ったら今の私にピッタリのものを見つけちゃいました。それはモスバーガーのうなぎのライスバーガーでしたが、値段は3.75シンガポールドル(約240円)と手頃でした。サイズは小さかったのですが、ミニうな丼を食べているかのようで満足しました。1月6日に成田を発ってから初めての和風の外食でしたが、そのせいもあって美味しさも2ランクほどアップしたのでしょう。



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 そこから「VIVOCITY」までは20分ほどでした。

空には雲があったので暑くもなく、楽に辿り着くことができました。この巨大なモールは昨年の中国正月の元日に行ったことがあるのですが、その時と較べて客の入りは4?5倍に増えている感じでした。元日には閉まっていた店などをチェックしてセントサ島へのモノレールが発着する3階に向かっていたら、そこには懐かしい「DAISO」の5文字がありました。その店頭には誇らしげに「25カ国、3080店」という情報が掲示されていたのですが、私が行ったことがあるアジアや中東以外にもモーリシャスやニューカレドニアなどにも店舗があるというので驚いてしまいました。

シンガポール内にはここも含めて5店舗あるようでしたが、すべての商品が2ドル(約136円)と日本より少しだけ割高でした。それでも日本製の食品が1.3倍ほどで購入できるというのは魅力的でしたから、エビせんべいと羊羹を2個購入しておきました。嵩張るエビせんべいはシンガポール滞在中に食べてしまい、羊羹はいざという時の非常食としてキープしておくつもりです。たいして荷物にはなりませんので、ここで買っておいて正解じゃないかなと思ったのです。



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 今日はセントサ島に渡るのはあきらめました。

モノレールが意外と高く、片道3シンガポールドル(約190円)もしたからでしたが、まだ島内はあちこちで工事中のようでしたから、すべてが完成してからでいいやと思えたのです。それで近くのバスターミナルから95番のバスでオーチャードまで行くことにしたのですが、眺めが良い2階建てバスで料金は1,20シンガポールドル(約76円)と距離の割に割安感がありました。ラッキープラザ前の停留所で降りて、観光案内所でいくつかの質問をしてカルフールへ向かったのですが、その手前の大統領官邸に人垣ができていましたので、野次馬根性を発揮して見学していくことにしました。

18時頃から始まったのは白い凛々しい制服を着た音楽隊による演奏と、それに合わせてバトン・トワラーみたいに銃を器用に振り回すMPたちの共演でした。3曲目あたりがなぜか沢田研二の「勝手にしやがれ」のメロディーだったのですが、昨年のマカオのステージで聞いた中国語版の「モニカ」並みに違和感がありました。おそらく日本の歌謡曲だとは知らない若いMPたちは真剣な表情で銃を振り回していましたが、ユーチューブあたりで沢田研二が熱唱してるところを見せてやったら、どんな反応をするか試してみたいものでした。(笑)



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 今日はオーチャードでいろんなものをいただきました。

まずは観光案内所で「福」と書かれた開運の封筒とシンガポールのロゴが入ったネームタグ、そしてこの竹馬を履いたヒゲのコスチュームの人から開運に関係がありそうな紙製のバッグ、そしてカルフールが入居するプラザ・シンガポールの靴屋での綿菓子などでした。13日の中国正月の大晦日に向けて街は盛り上がりつつあるのですが、今日は直前の日曜日ということで、皆さんが趣向を凝らした結果なのでしょう。昨年のこの時期にカルフールでこんな赤いコスチュームのおじさんにキャンディーをもらいましたが、おそらく福をばらまいてくれる有名なキャラクターなのでしょう。しかしこのキャラを演じるには赤道直下で暑苦しい格好をしなければならないので高そうです。

今晩は学生さんが遠くに出かけていたので、外食はせずに1個だけ残っていた辛ラーメンを食べてしまうことにしたのですが、それだけじゃ物足りないので何かないかと探してみたのです。100gが99セントで安売りされていたエビでも入れてみようかと思ったのですが、辛ラーメンに負けてしまいそうでしたから却下。それで6.80シンガポールドルが5.80シンガポールドルに値下げされていた寿司のパックを購入してみたのですが、1月5日に築地で食べてから今年2度目の寿司となりました。今日はうなぎに寿司と豪華な感じがしますが、両方で600円ほどですからかわいいものでしたが。(笑)



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 宿への帰り道でこんな風変わりな建築物を見かけました。

「ラサール・アートスクール」という表示がありましたが、日本の東京モード学園みたいな感覚の学長が経営しているのかもしれません。私はこの建物を日本の建築雑誌か何かで見た記憶があるのですが、たしか日本人の建築家による設計で、何かの建築の賞も取った建築だと思います。この建物は外側は窓が不規則に開いている黒い箱みたいな感じで、そこに亀裂が入ったような斬新なデザインに仕上がっているのです。

その亀裂の内側が不規則なガラスで不安定な雰囲気を醸し出しているのですが、外壁と内部のアンバランスさがこの建物の最大のウリじゃないかなと思います。この近所のリトルインディアには景観を邪魔する10階建てくらいのモダンなデザインの集合住宅棟が建ち並んでいたのですが、この建物はそれほど高くないですし、概観はシンプルですからマシだと思います。もちろん好みの問題ではありますが…



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(2010/02/07(日) 23:59)

 シンガポール第2日目、寒過ぎる朝と暑過ぎる昼の温度差は…
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 今朝は宿の室温が低過ぎて早く起きてしまいました。

クーラーの調整ができなかったからですが、これじゃ南国で風邪を引いてしまうかもと宿を変更することにしました。先日はフルだったいつもの宿にも空きがありましたので、10時過ぎにチェックインしたのですが、いつもの2階の部屋は空いていなくて、4階でガマンすることにしました。荷物を整理して学生さんと1,60シンガポールドル(約100円)のMRTで出かけた先はバイオポリスという新時代のシンガポールの研究開発拠点でした。ここはNHKの「沸騰都市」シリーズでも取り上げられていましたが、シンガポール政府が厚待遇で世界中から優秀な研究者を集めて、バイオメディカル関係での特許を数多く取得して資源無き国の基盤のひとつとしようとしている試みなのですが、人口500万人の島国としては信じられない規模でした。

広大な敷地内には真新しい研究棟がいくつも建ち並び、そのビルの入り口には現代アートがさりげなく置いてあったり、研究者たちがリラックスできるように洒落たカフェなども作られていました。残念ながら土曜日でしたので、その研究者たちはあまり見かけることができませんでしたが、良い研究結果を残してる研究者はリゾートにでも遊びに行っていて、逆にまだ芳しい結果に到着できていない研究者は建物内に泊り込んでいて表にはあまり出てこないのでしょう。日本でもバイオや医療などの先端分野の開発拠点を整備しようという動きは各地でありますが、日本の港湾や空港の問題と同じで「集中と選択」という理想とはかけ離れていると思います。つまり地方の声が大きな政治家がろくに内容もわからない研究施設を公共工事がしたいために誘致合戦を繰り返した結果、全国に分散してしまうという構図です。本来なら景気が良かった時代に国家戦略で東京と大阪をリニアで結び、そのライン上にアジアのハブとなるような巨大な空港や国際的な頭脳を集める研究施設などを配置するべきだったと思うのですが、シンガポール政府はその日本の失敗例を反面教師として着実に成果を上げつつあるみたいです。

これは「フェーズ3」という建設中の研究棟でしたが、「将来に外貨を稼いでくれる研究に対しては金は惜しまない」という方針のようですから、これからも広大な敷地内には新しいビルが次々に建築され続けることでしょう。ちょうどお昼のサイレンが鳴り、インド系と推測されるワーカーたちが昼休みに向かっていましたが、我々も空腹になってきましたので、先を急ぐことにしました。



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 ランチはシンガポール大学の学食を試す予定でした。

しかし炎天下にあちこちに寄り道していたのでバテてしまいましたので、バイオポリスに隣接していた古い中層住宅の1階のホーカーエリアでランチを食べて休憩することにしたのです。学生さんはインド料理を、私は2.50シンガポールドル(約160円)の平たい麺の鶏のつくね入りのものを注文したのですが、あっさりしていて美味しゅうございました。しかし麺が乾麺だったのはちょっと残念でしたが。

食後に試してみたのが台湾でお馴染みのタピオカ入りドリンクでしたが、この店ではヨーグルトを混ぜたシェイクが人気のようでしたので、私も1.50シンガポールドル(約95円)のパッションフルーツを注文してみました。中の氷の粒の喉ごしが最高に良くて、もう1杯お代わりしたいくらいでした。なぜかこの店には私を含めて男性ばかりが並んでいたのですが、たまたまそうだったのでしょうね。



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 食後に近くの大学病院まで歩いて行ってみました。

なんと病院の入り口にオープンカフェ風のフードコートがあるカジュアルな雰囲気の病院でしたが、南国のシンガポールにはマッチしていると思いました。クーラーが効いた病院内を散策して、受付で目的地のシンガポール大学への行き方を聞いてみたら無料のシャトルバスがあるということでしたので、その話に飛びつきました。バイオポリスとシンガポール大学は高速道路を挟んで隣り合っていましたので遠くは無かったのですが、炎天下を歩くことは予想以上に体力の消耗が大きいのです。

大学行きのバスは5分ほどでやってきて、クーラーが程よく効いたバスでの移動は楽ちんでした。そのバスが信号待ちしていた時に見慣れたデザインの広告を施したラッピングバスがやってきたのですが、昨年末に日本からは撤退したウェンディーズのものでした。たしかシンガポールには最近になって再上陸した飲食チェーンということですが、ウェンディーズのことを知らない若い世代に向けてのアピールなのでしょう。こちらでは景気の良さからの再上陸なのでしょうが、日本で再上陸するかは疑問です。民主党がシンガポールのように自民党がやってきたことを反面教師にして大胆な改革を行えば景気が回復してウェンディーズの再上陸なんてことがあり得るかもですが、総理の背後に居座り続ける小沢は日本の将来のことなんてまったく考えていないみたいですから無理でしょう。



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 名門のシンガポール大学は意外と質素でした。

考えてみたら1965年の8月9日にマレーシアより分離・独立したばかりの新しい国ですから、大学の建物が重厚な格式が無くても当然なのですが、シンガポールの街中にはイギリス統治時代の古い建築物が点在していますので、大学内にもそういった歴史を感じさせる建物があるのではと勝手に想像していたのです。大学は海に向かって下ってゆく傾斜地にありましたので、その建物の多くは階段状の構造になっているようでしたが、我々が歩いた範囲ではエレベーターを見かけませんでした。若い学生さんにとっては問題ないのでしょうが、高齢の教授やハンディキャップを持つ学生さんたちに対しては配慮がされていないようでした。

最後にまだ新しい大学の美術館や音楽ホールに行ってみたのですが、ここもさほど特色があるものではありませんでした。シンガポールは東インド会社が貿易の拠点として着目するまでは単なる椰子の木が生い茂る未開の島だったでしょうから、島内には歴史的に価値がある古いものは無いのでしょうが、もう少しシンガポールに相応しい内容の展示というのはあり得たと思いますので残念でした。シンガポール人研究者による発掘調査の成果かもしれませんが、ここでカンボジアの遺跡からの出土品を見せられてもねぇ…(笑)



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 上手い具合に大学からはバスで宿まで帰ることができました。

現金だと1.60シンガポールドル(約100円)で、専用のICカードを持ってると3割ほど安いようでした。それで宿に戻ってシャワーで汗を落として、サッパリしてから夕方のインド人街へと散歩に出かけることにしたのです。私の前々回のシンガポール滞在の記憶では、インド人街の週末は閑散とした雰囲気だったのですが、意外にも多くの店が盛業中でしたし、歩いている人もたくさんいたのです。

昨年はこのエリアには足を踏み入れなかったので知らなかったのですが、かつては2階建てのタウンハウスが並んでいた通りの裏側には10階建てくらいの集合住宅が次々と建設されていましたので、独特の都市景観を台無しにしていました。子だくさんのインド系市民の要望にシンガポール政府が応えた結果なのでしょうが、私はそれはMRTの新線開業の先の新興住宅地に用意すべきものだったのではないかと思います。必ずシンガポールの観光ガイドブックに載ってるヒンドゥー寺院の裏にも巨大なビルが建設中でしたが、狭い国土の中で人口増を受け止める難しさは理解できるのですが、クレバーなシンガポリアンなら違う手法を考え付いたはずなのにと残念でした。

インド人街では珍しい行列ができていましたので、興味を持って行列の先を辿ってみたら国際チェーンの銀行でした。私も海外でお金を無くした時にお世話になったことがあるウエスタン・ユニオンの支店でしたが、19時を過ぎていたのに営業中だったのです。おそらく母国に送金したい出稼ぎの人の要望に応えるための長時間の営業なのでしょうが、シンガポールの重要な一面を見たような感じがしました。2年前のドバイでも街でインド系ワーカーをずいぶんと見かけましたが、里帰りする彼らと一緒にエアアジアに乗ってみたくなりました。シンガポールからは飛んでいないので、クアラルンプールからなのですが、片道10000円以下で飛べるのですがビザが必要なので躊躇してしまうのです。



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 今日の夕食は豪華に韓国飯にしてみました。

学生さんはインド人街の余韻を楽しむかのようにチキンカレーをチョイスしていましたが、私は本場に飛ぶかもしれないのでコーリアンのイカの炒め物定食にしてみたのです。これで6.50シンガポールドルでしたから、400円ちょいと高かったのですが、クーラーが効いた新しいフードコートでしたので仕方が無いかもしれません。見本の写真に較べてもやしの量が3分の1ほどだったのは残念でしたが、2010年になってから初めての韓国飯でしたので大満足でした。キムチの量や味は日本から飛んできたら文句を言いたくなるレベルでしたが、インフレのオーストラリアの後ですから寛容になっていましたので問題ありませんでした。

アグレッシブに寺院を見に行くという学生さんと別れて私は宿への帰路についたのですが、その途中で口直しに1シンガポールドル(約63円)のマンゴー味のアイスクリームと同額のジャックフルーツのドリンク、そして80セントのクリスピーな薄いホットケーキみたいなのを食べました。宿の近くのコンビニで最後にあんまんでも考えたのですが、売り切れでした。ドリンクコーナーに行ってみたらシンガポール製のアンカービールが1.95シンガポールドルで売っていましたので手に取ったのですが、冷蔵庫に戻しました。日本円にしてみると125円くらいですから許容範囲でしたが、アジアに入ってからは外食ばかりでお腹のまわりが許容範囲じゃ無くなってきていたからでした。(笑)



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(2010/02/06(土) 23:59)

 シンガポール第1日目、朝はやっぱり名物のカヤ・トーストで…

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 シンガポールの朝といったら名物のカヤ・トーストでしょう。

それで4.20シンガポールドル(約265円)のカヤ・トーストのセットを頼んでみたのですが、サクサクの食感や苦味の中に広がるコンデンスミルクの甘さのハーモニーなど懐かしいものでした。半熟の玉子も2個付いてきましたし、テーブルの上の醤油を垂らして口に入れたら、「アジアに帰って来たんだな?」と実感させてくれました。前回はマレーシアにしばらく滞在後にシンガポールに降りてきたので、カヤ・トーストは割高に感じたのです。しかし今回はインフレのオーストラリアの後ですから、逆に割安感がありました。

ちなみにシンガポールのカヤ・トーストのチェーン店が日本にも上陸したという話を何かで読んだ記憶があります。シンガポールに行ったことや住んだことがある日本人も少なくないので日本でも確実にウケるとは思うのですが、私は一度も日本では見かけたことはありません。偶然に店の前を通りかかったとしても、このセットなら500円以上はするでしょうから試さないと思います。



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 今回のシンガポール旅行の楽しみはコレでした。

オーチャードとパターソン通りの角に建設されていた「ION」という松本零児のマンガに出てきそうな未来チックなショッピングモールでしたが、バンコクのパラゴン並みに欧米の有名ブランドがズラリと軒を並べていました。この建物は上部に駐車場を配置して、地下を深く掘り下げて飲食店などの店舗にしていましたが、空調の効率面からも妥当なのでしょう。また地下は道路の下で他のテナントビルとつなぐことにより、相乗効果もあるみたいですし。

その地下の部分なのですが、いつの間にか「ION」の敷地外に出ていたのには驚きました。地上に出てみたらパターソン通りを超えて、この角度で「ION」を眺めることができる場所まで来ていたのですが、不思議な感じがしました。また次回にでも商業施設の境界を特定する散策にチャレンジしてみたいと思います。



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 ランチはオーチャードの雑居ビルで簡単に済ませました。

シンガポール旅行が初めてという学生さんと一緒でしたので、久しぶりにニュートンサーカスにでも行ってみようかなと思ったのですが、食後に観光案内所や両替に行くことを考えると面倒でしたので止めました。ランチタイムで混雑する中で、先日ちょっとハズしてしまったドライヌードル系のメニューをリベンジしてみたのですが、3シンガポールドル(約190円)と先日の9.90リンギ(約260円)より安かったのに味はマシでしたし、スープも付いていましたので大満足でした。

やはりシンガポールの食はその質と安さにおいて他を寄せ付けない強さがあります。もちろんインドネシアなども安さではシンガポールより数段の安さなのですが、国民の収入レベルが日本を抜いてアジアで1番になった優等国のシンガポールで庶民的な料理をまだまだ安く食べることができるところが注目に値するポイントだと思うのです。



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 午後もオーチャードの新しい商業施設を見てまわりました。

堅調な経済成長下でのシンガポールの若い世代の消費意欲に応えるべく、オーチャードには新しいテナントビルが2つ並ぶようにオープンしていたのですが、内容的にはさほど面白いものではありませんでした。しかし地下のフードコートのパン屋で日本にもありそうな細長いスティック状のパンに切れ目を入れて、そこにチョコクリームを入れたものが1.40シンガポールドルでしたので、キャンペーン中で50セントと安かったアイスティーと共にいただきました。ふたつで120円くらいだったわけですが、オーストラリアでは考えられない値段でしょう。

それから8階くらいにあった大戸屋のメニューを確認して屋上庭園に上がってみたら、こんなポップなオブジェが置いてありました。作者は水玉模様の芸術作品などでお馴染みの草間彌生さんでしたが、ここのは作風が少し変わっていると思います。シンガポールの現地に来てみて、何か大きな心境の変化があったのかもしれませんが、もしかしたら今後はこのラインで行くのかもしれませんね。



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 夕方にクラーク・キー方面に散歩に出かけました。

川沿いに建ち並ぶ飲食店では勤め帰りの欧米人がネクタイをはずしてビールを飲みながら和んでいましたが、店員以外のアジア人は見かけませんでしたので、まるでオーストラリアに戻ったかのようでした。しかしそこからしばらく歩くとアジア人だらけの普通のホーカーが残っていましたので、そこで夕食を済ませることにしました。

同行の学生さんに私が注文しようと考えていた3シンガポールドルの海鮮炒飯を取られてしまいましたので、私は白米の上におかずを少量づつ乗せるタイプのものにしてみました。豚の角煮や野菜の炒め物などをいろいろ乗っけて2.90シンガポールドルという安さでしたが、味も文句なしでした。どちらも200円以下ですから、もし不味くても文句は言わないでしょうが。(笑)



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 シンボルのマーライオンは相変わらずの人気でした。

学生さんのリクエストで掌の上にマーライオンが乗ってる風に記念撮影したりして夕暮れをのんびりと過ごして、大観覧車のシンガポール・フライヤー方面に歩いて行きました。私の今回のシンガポール訪問の目的のひとつはマーライオンの対面に建設中のカジノを見学するためだったのですが、その工事はかなり遅れているようでした。

最初の1月オープンという予定が4月に延期になったという話は何かで読んだことがあるのですが、これじゃとても4月には間に合わないんじゃないかなと思えました。もちろん金をばら撒いて大陸から中国人の労働者を大量に呼び寄せれば突貫工事で間に合わせることも可能でしょうが、私はオープン月をもう一度遅らせるんじゃないかなという気がします。しかし夜だというのに工事の明かりがたくさん灯っていましたが、出稼ぎのインド人たちが2交代制で働いているのでしょう。カジノの周辺はどんな感じになっているのか見に行ってみたかったのですが、まだ橋が完成していないので無理でした。もう渡れそうな雰囲気でしたが、関係者以外は通行禁止だったのです。



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(2010/02/05(金) 23:59)

 オーストラリアからの脱出先を急に変更した理由は…
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 パースの空港での夜明かしはなかなか快適でした。

ここの空港にも無料のシャワーがありましたし、夜中のアナウンスもそれほどうるさくは無かったのです。日本語は打てませんでしたが、無料のPCも置いてありましたので、これから先の情報を収集するのに役立ちました。実は空港に向かう直前にアフリカで知り合った学生さんからシンガポールに飛んでくるというメールがありましたので、マレーシアでしばらくのんびりするというプランを差し替えることにしたのです。それでマレーシアからシンガポールへの片道の情報や、それ以降にどちら方面に向かうかを検討したのです。

平らなソファの上で3時間ほど仮眠して、まだ外は真っ暗な4時半くらいにチェックインして、「もうこんなインフレの国とはあさらばだ?!」とすぐに出国しました。試飲できる無料の酒でもないかとデューティーフリーを冷やかしたのですが、何も無くてガッカリ。しかしなぜか2階の待合室ではWiFiがつながったので、学生さんにローマ字で送ったメールを読みやすいように打ち直して送りました。

搭乗が始まりましたが、ネット接続できているのに急ぐ必要はありませんから、いちばん最後に乗り込むことにしました。足が悪そうなおばあさんがゆっくりと搭乗口に向かっていたので、そのスピードを見計らって最後に搭乗口に向かったのですが、もう空はすっかり明るくなっていました。「パースはまた今日も天気なんだろうな…」と少し名残惜しいような気分になりました。思い返せばこの1ヶ月弱のオーストラリア旅行はインフレとの戦いでずいぶんと苦しめられたのですが、オーストラリア人からは何ひとつイヤな思いをさせられたことがありません。皆さんが親切で、料金をボラれたこともありませんし。オーストラリアが地理的に孤立していたり、人口増加中の資源国ということで世界的な経済不況の影響も少なくて、為替相場が我々にとっては不利だっただけなのでしょう。しかしあえてオーストラリアに対して文句を言いたいことがいくつかあります。長くなりますので、それについては帰国してからにします。



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 飛行機には各座席に小さな液晶が付いていました。

それをiPadみたいに指で操作するのですが、反応は良くは無かったものの、初めての体験でしたので面白いものでした。映画が項目毎に15本ほどラインナップされていて、それぞれの予告編は無料で見ることができました。面白そうだと思って本編を見たい場合はクレジットカードの番号を指で押していけば良いということでしたが、5時間ちょっとのフライトですから2本を見るのが限界でしょうし、値段は30マレーシアリンギでしたから日本円にすると800円と高いので止めておきました。途中で睡魔に負けて寝てしまいそうでもありましたし。

マイケル・ジャクソンの「This is it」もやっていたのですが、こんな小さな画面じゃちょっと魅力が無いですよね。数時間後にはマレーシアに到着するのですが、10リンギの違法DVDが出回っていそうですから、どこかで見る機会はありそうですよ。(笑)



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 飛行機は定刻にマレーシアのクアラルンプールに到着しました。

やけに古い建物だなと思ったら、ここはいつものKLIA新空港じゃなくて市内に近い昔の空港だったのです。それをLCCのエアアジアがハブ空港に使ってるということでしたが、ドバイ空港の隣のショルジャ空港をエアアラビックが使っているのと似た構図です。マレーシアに到着してすぐに出国するチケットを買うために窓口に並んだのですが、なぜエアアジアはいつも混んでいるのか不思議です。

チェックインは小型のタッチパネル式の機械で行うのですが、もう航空券とは言っても長距離バス並みの手軽さですので、JRの駅にあるような自動販売機を数台置いておくだけで良いと思うのですが。仮にお金の清算部分の機械が複雑で高価なら、タッチパネル式のPCで乗客が自分の乗りたい便を選んで、決定したものをプリントアウトしてレジでお金を払うというのでを良いでしょう。プリントアウトした紙にバーコードを印字しておけば間違いも無くて速いですからね。



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 チケットの手配が済んでランチタイムとしました。

まずは米を食べようとは決めていたのですが、久しぶりのマレーシアでしたから王道のナシレマックにしてみました。それも普通のヤツは6・90リンギでしたが、スペシャルの9.90リンギのものにしてみたのです。このスペシャルのナシレマックは目玉焼き、小魚、ピーナッツ、きゅうりの他に牛肉かチキンを選ぶことができたのですが、見た目が美味しそうでしたのでビーフにしてみました。

久しぶりのアジア飯は小さな感動を覚えるほどの美味しさでした。アーストラリアのフードコートにも似たような料理を出す店はありましたが、1皿1000円くらいしていましたので手が出ませんでしたからね。今日からは日本の牛丼並みの値段でいろんなアジア飯を選び放題ですので楽しみです。シンガポールはマレーシアに較べてやはり少し高いのですが、一皿の分量が少ないものは割安感があるので許容範囲なのです。



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 空港では特に面白いことはありませんでした。

しばらくは屋外との境目にあるスターバックスのWiFiを使ってネット接続していたのですが、午後になって気温が上がってきたので、いつも巡回するサイトを開いてからクーラーが効いたターミナル内に逃げ込みました。バッテリーが減ってきたので以前にマレーシアで使ったことがある電源コードをコンセントに挿したのですが、充電ランプが点かないのです。接触でもなさそうだし、いろいろ試していたら驚きの理由でした。なんとコードの外側はそのままで、銅線だけが跡形も無く消えていたのです。熱を持って空気中に昇華してしまったのかもしれませんが、そんなことってあるのか不思議な事件でした。

ターミナル内でなんとか工夫して充電をやってたら、いつの間にかWiFiがつながっていたのですが、その正体は空港の管理事務所のようでした。2時間のみ無料で接続できるということでしたので、しばらく快適に使わせてもらってたのですが、突然に切れました。再起動したらまた使えましたので、2時間の枠が必要なのかなと疑問です。



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 マレーシア分のブログ更新を終え、早めの夕食としました。

フライト前に食べておかないと、シンガポールに到着してからでは遅いし、マレーシアより物価が高いことはわかりきっていることですしね。それでKLの空港内を歩きまわったのですが、ハンバーガーとかじゃイヤだったので、昼間と同じ店で麺類を試すことにしたのです。

ドライヌードルという見慣れない油そば風のものがありましたので試してみたのですが、見た目とは裏腹にぜんぜんダメでした。まず麺が腰が無く、温かいのか冷たいのかはっきりしない中途半端な温度だったのです。いただけなかったのがあんかけ風のタレで、まったくコクが無いのです。辛くすれば少しは食べやすくなるかもと考えて、レジにあったホットソースをかけてみたのですが、効果はありませんでした。値段は9.90リンギもしたのですけどね。

残すのももったいないので、これをかき込むように食べてからマレーシアを出国して、待合室のトイレで無料のシャワーを浴びてスッキリしてシンガポール空港に降り立ちました。ここの空港は無料のPCはありましたし、空港内もWiFi完備で、パスポートを見せて手続きするだけで自由に高速なネットを楽しむことができています。やはり成田や関空は10年は遅れてる感じがしますよ。情けない話ですよね?。



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(2010/02/04(木) 18:37)

 オーストラリア最終地のパースに来て良かったことは…
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 パースではイケアの朝食を食べるのはやめました。

ウェブサイトを見たらアデレードとまったく同じものみたいでしたし、ちょっと距離があるので午後に周辺のモールめぐりをする時に立ち寄ってランチを食べることにしたのです。それで朝食はたまたま通りかかったマクドナルドでラップとカプチーノだけで簡単に済ますことにしたのですが、ここもインフレでたったこれだけで5.80オーストラリアドルもしたのです。まあ何時間でもねばることができる駐車場付きのネットカフェだと割り切れば良いのでしょうが、店によって通信速度に差があるのが難点なのです。

グーグルマップでレンタカーを返すまでのおおよその予定を立てて、要所をデジカメで撮影してからのスタートです。こんな旅行のスタイルももうすぐ終わりですが、次はiPadを片手にもう少し楽にドライブできるのでしょうか。現在のMSIのネットブックはバッテリーが4時間ほどしかもたないのですが、iPadなら倍以上の10時間というのも魅力なのです。でもアップルのことですから、本体が499ドルなのにバッテリー交換は150ドルなんてこともあるかもですが。(笑)



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 午前中にハーバーシティというアウトレットに行きました。

これは同じ名前のヤツがアデレードにもあって、面白くなかったのでパスしようかなと思ったのですが、ダウンタウンに近いので内容も違うのかなと一応チェックしてみる気になったのです。しかしそれが間違いだったということをすぐに思い知らされました。なんと街外れの高速脇の辺鄙な場所にあるのに、駐車料金が1時間でも4オーストラリアドルもかかるというのです。「やはりパースは止めておいて、メルボルンからのアウトにすべきだったか…」とまたしても後悔したのですが、中で買い物をしても駐車料金は無料にはならないということでしたから開き直るしかありませんでした。

3時間までは同じ料金ということでしたので、このアウトレットから徒歩10分くらいのダウンタウンのオープンモールまで散歩してみることにしたのですが、西オーストラリア州の州都で最大の街といってもたいしたことはありませんから、収穫は無かったのですが。まあ運動不足の解消には役立ちましたけどね。(笑)



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 気を取り直して郊外のイケアにやってきました。

今日はまだ一度も試したことが無かった2オーストラリアドルのピザと1.50オーストラリアドルのコーヒーでランチとすることにしたのですが、これがパンのような厚いピザ生地の上に薄い具材が乗ってるものでしたので、ちょっと後悔しちゃいました。クソ不味いというわけじゃないのですが、オーストラリア最後のランチに食べるものじゃ無かったのです。これだけじゃ足りなかったので1オーストラリアドルのホットドッグも追加注文しちゃいましたが。コーヒーを4杯もお代わりしちゃいましたので元は取れたのですが、オーストラリアの物価との戦いも最終地のパースで終わるかと思うとホッとします。

明日の飛行機はLCCですから自分で何か食べるものを持ち込むしかないのですが、到着したら値段を気にせずに何でも注文できるようになるでしょうからね。でも根っからの小心者ですから、物価が安い国に行ったとしても無意識に節約しちゃうのでしょうが…(笑)



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 午後にいくつかのモールをハシゴしました。

アデレードと似たようなレベルで特に面白いものは無かったのですが、どこの駐車場も混んでいたのには驚かされました。以前にも書きましたが、店員が売り場に近い良い場所に停めているんじゃないかなと思うのですが、時間に余裕がある時ならまだしも、今日のようにレンタカーの返却時間が迫ってきている時にはムカついてしまいます。売り場に近い所が常に混んでいると、客足が遠のくんじゃないかと思うのですが、この国じゃ「顧客の利便性が最優先」という考え方は通用しないのでしょう。

この「Roc Candy」というキャンディー専門店は日本の金太郎飴のように断面に絵や文字が入ってるオリジナル商品を売っていました。技術的にはたいしたことは無い感じでしたが、さすがにデザインはオーストラリア的なものでした。実演しながらの販売でしたが、あまり通行人の興味は引いていなかったようです。オーストラリアでは初めて見た店でしたが、珍しくないのかな?




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 夕方にガソリンを入れて、スーパーで買い物しました。

すべての用事が終わった段階でレンタカーの返却時間ギリギリまでマクドナルドでネットして、時間になったので国際空港に向かいました。今回の走行距離は約250kmでしたが、ガソリン代は21オーストラリアドルでしたから、総コストはアウトレットでの駐車料金まで加算すると85オーストラリアドルくらいだったことになります。かかった費用の割には収穫が少なかった1日でしたが、パースじゃなくてメルボルンからのアウトを選ばなかった自分に責任はあるのです。それはわかっているのですが、なんとも後味が悪いパース滞在でした。

これは空港の無料ネット端末ですが、1階の到着ロビーと2階の出発ロビーに3台づつ置いてありました。まったく無いよりはマシでしたが、日本語入力はダメでしたし複数のページを開くこともできませんでした。マウスの右クリックもできませんでしたし、バカ高い空港税を払っている身としては「余計なのは要らないからWiFiを!」と叫びたくなりました。日本語が打てないのでローマ字でメールしていたのですが、「なんでこんな面倒なことをやらなきゃならないんだろう…」と腹が立ってきました。




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 これは夕陽が沈む時間帯のパース国際空港の様子です。

昼間は雲ひとつない晴天でしたが、今日も西の空には雲がありましたので、ビーチに行っていたとしてもキレイな夕陽は見ることができなかったでしょう。ターミナルのいちばん近くのエプロンには懐かしいデザインの南アフリカ航空の飛行機が停まっていましたが、パースとヨハネスブルグは近いので当然なのです。

私も以前にその航路を飛んだことがあるのですが、マンデラ政権誕生以前でしたので乗客は白人ばかりでした。アフリカーンス訛りとオーストラリア訛りの英語が飛び交っている中でアジア人は私ひとりだったのが印象に残っています。今年は南アでワールドカップが開催されますので、この航路だって多くの日本人が利用することになるのでしょうが、まさかそんな時代になるとは予想できませんでした。




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 陽が沈んでからスーパーで買った食材をいただきました。

4個入りで2.50オーストラリアドルだった表面のチーズをほどよく溶かしてあったパンと200gで2.80オーストラリアドルのスモークハム、そして大きな3色のパプリカが1.55オーストラリアドルでしたから総額は6.85オーストラリアドルでした。空港では飲み物も高いのでマクドナルドのコップを持ってきて、コイルヒーターでお湯を用意してインスタントコーヒーを飲んだのです。

これを3分の2ほど食べて、残りは明日の早朝に出発する飛行機の中でいただくことにします。次の訪問地であるマレーシアのクアラルンプール空港に到着した時にはキレイに無くなっていて、ランチは値段を気にすることなく豪華なアジア飯を堪能する予定です。そして3週間ぶりくらいにビールでも飲んで、まだやってたら「アバター」を観に行こうかと考えているのです。クアラルンプールでは久しぶりに人間的な生活に戻れそうですので楽しみですよ。

このように何も良いことが無かったようなパース滞在でしたが、ひとつだけ得したことがありました。イケアの駐車場でグリーンの縁取りがある白い星型のナイロン袋を拾ったのです。5つの端の部分を束ねると袋になるような商品でしたが、果物などを運ぶ時に使えそうな感じでした。軽いので荷物にならないのでありがたくいただいておきました。それがオーストラリアで増えた唯一の荷物となりました。(笑)



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(2010/02/03(水) 16:08)

 アデレードから3時間のフライトで最終地のパースへ…
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 本日はついに最終地のパースへ飛ぶ日になりました。

午前中は時間があったので、近所のセントラルマーケットに朝食後の散歩に出かけました。ここはどこかヨーロッパの地方都市のマーケットの雰囲気があり、これまで行った都市の中ではいちばん商品が充実していそうな感じでした。物流が進化したことや、隣の中華街の影響で世界中から食料が集まるということもあるのでしょう。

それにシドニーやメルボルンに較べたら開発途上の成長期にある都市ですので、世界中からの移民がチャンスを求めてやってきて、彼らが母国の食料を求めて集まってくるというのもありそうです。そういえば昨晩に高過ぎて食べるのを諦めた味千ラーメンの中国製の持ち帰り用の商品は隣の中華街の超級市場で売っていました。なぜかはわかりませんが、シドニーなどでは4,50オーストラリアドルだったものが3.95オーストラリアドルで売られていました。もう数日オーストラリアに滞在するのなら買ってみたと思いますが、東南アジアの支店で食べれば良いと諦めました。おそらくその方が安いでしょうしね。



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 これは先日の無料自転車の貸し出しステーションです。

宿から徒歩1分の所にあったのですが、今日はもう午後から飛行場に行くので借りる必要は無いのです。いただいた資料によりますとここがヘッドステーションで、街中にはあちこちにサテライトステーションがあるようなのですが、空港にひとつステーションを作ってくれると私のように荷物が少ない旅行者には便利なのですが。

アデレードの空港は中心部から4?5kmほどしか離れていないのに、空港バスは8オーストラリアドルもするとか。空港の近くを通る市バスでさえ3オーストラリアドルくらいするみたいですので、無料の自転車があれば節約できるのですけどね。インフレの真っ最中のオーストラリア人の脳裏には節約よりも、いかに給料をインフレ率より高くするかに熱心なので節約には無関心なのでしょうが…



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 節約志向の私は空港まで歩いて行くことにしました。

晴天でしたので躊躇したのですが、先日まで楽ちんなレンタカーでしたし、パースでもレンタカーを借りることにしていましたので運動不足の解消のためにも良いかと考えたのです。歩き始めてちょうど1時間でイケアの青い建物が見えてきたのですが、汗をかいて喉がカラカラでしたので、普段は頼まないコーラとホットドッグを注文しました。

なぜか日本語で書かれたチョコレートが定価の半額の95セントで売っていましたので、それもついでに買って合計で2,95オーストラリアドル。バスに乗る金額でコーラを4杯飲んで、ランチを食べ、しかもデザートまでゲットできました。イケアには無料のロッカーやキレイなトイレもありますし、今回のオーストラリア旅行ではマクドナルドと共にいちばんお世話になった店でした。(笑)



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 パースの空港に着いてから、ちょっとたいへんでした。

今までの感覚でイージーに考えていたら、なかなか手強い空港だったのです。まず国内線と国際線のターミナルが10kmほど離れていて、ターミナル間のシャトルバスに無料で乗るためにはEチケットをプリントアウトしなければならないということでした。しかもその費用は1枚10オーストラリアドルだったのです!私は長時間を過ごすことになる国際線ターミナルがWiFiがあるかなど様子が知りたかったのですが、それはあきらめてレンタカーを国内線ターミナルで借りて国際線ターミナルで返すという方法を模索しました。

到着ロビーにあった無料の電話でいくつかのレンタカー会社に電話してみたら、レンタル料金が他の都市に較べて割高である上に空港までの無料送迎はやってないので、オフィスまでタクシーで来いとのことでしたので驚きました。仕方が無いので空港内のすべてのレンタカー会社のカウンターで値段を聞いて最安のバジェットにしたのですが、お馴染みの韓国製の小型車が60オーストラリアドルと他の都市の1.5倍くらいの値段だったのです。

「やはりパースは止めておいて、メルボルンからのアウトにすべきだったか…」と後悔したのですが、現時点で他に選択肢も思い浮かばなかったので妥協しちゃったのです。いつものようにボディのダメージなどをチェックして夕陽を見に海岸に向かおうかとしたところ、燃料のメーターがフルで無いことに気がつきました。針はFのライン上にはあったのですが、これはちょっと看過できないなと考えてデジカメで撮影してカウンターに戻ってクレームを言ったら、「5kmほど先の事務所で給油してください」とのことでした。もちろん無料で給油してくれたのですが、3.50オーストラリアドル分の給油でしたので文句を言ってみて正解でしたよ。インフレに慣れたオーストラリア人ならクレームは言わないでそのまま走っちゃうのでしょうが…(笑)



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 国内の時差もあることから19時にはお腹が空いてきました。

それで火曜日はミートボールが3.50オーストラリアドルと半額になるということを思い出して、イケアに急いで行ってみたら18時で閉店でした!シドニーなどでは平日は21時までやってましたので油断したのですが、パースの人間に「もっと働け!」とどなりたくなりました。

「海岸で夕陽を見ながらシーフードでも食べるか…」と思い直してビーチに向かったのですが、残念ながら今日の地平線の上には薄い雲がありましたしので、前回のような感動的なものではありませんでした。おまけにビーチ沿いには良さそうな店もありませんでしたし、コールスやウールワースのようなスーパーもすべて閉まっていましたので、「こりゃ夕食難民化しちゃうかも…」と心配になりました。



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 それで観光案内所で聞いたエリアに行ってみました。

「魚介類を安く食べる所は無いの?」と聞いたら、自信たっぷりにインナーハーバー近くのフリーマントルに印を付けてくれたのですが、行ってみたら単なる観光用の飲食エリアでした。おそらく昔は漁船が発着して、新鮮な海の幸を安く食べることができるエリアだったのでしょうが、現在ではシドニーのフィッシュマーケット以下の存在でした。「オイスターが13オーストラリアドルか、高いけど最後に食べてみるか…」と注文しようとしたら、なんと6個の値段でした!!

フィッシュ&チップスなども日本円で1000円以下では食べることができないツーリストプライスの店ばかりでしたので、「やはりパースは止めておいて、メルボルンからのアウトにすべきだったか…」と再び後悔して夜の街を彷徨うことになりました。結局はフィリピン人経営の小さなスーパーで3.50オーストラリアドルのミートパイを食べ、それだけじゃお腹がいっぱいにならなかったので、全豪に支店があるレッドルースターというチェーン店で4.95オーストラリアドルシーフードラップを食べました。これが木曜日なら遅くまで営業しているので、こんな苦労をすることはなかったのでしょうが…



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(2010/02/02(火) 22:08)

 やはりアデレードでも行ってみた青い店のレストランで…
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 やはりアデレードでも青い店に行ってみました。

最初は1階のカフェで1オーストラリアドルのホットドッグと1.50オーストラリアドルのコーヒーだけで済ませようかなと思ったのですが、もしかしたらキッズメニューの朝食を食べることができるかもしれないと思って2階のレストランに行ってみたのです。トレイを持って何と言って切り出そうかなと考えながら並んでいる時に前の人の皿を見たら何かいつもと違う感じがしたのです。シドニーやメルボルンじゃ見かけなかったトーストを皿に乗せていたのですが、なんと値段も3.10オーストラリアドルと微妙に違っていたのです。

これはキッズメニューよりこちらを試さねばと注文してみたのですが、店のスタッフはベーコンとスクランブルエッグと豆だけを乗せた皿をこちらに差し出しました。それで後はご自分でと促されたのですが、他の国みたいに安いわけじゃないので全部そちらでやってくれよと言いたくなりました。一応トーストは保温してはあったのですが、焼いてから時間が経っていましたので味は落ちていましたし。セルフにするのならトースターを何台か置いておき、お客さんの好みで焼かせてもらいたいものでした。



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 青い店の前にこんな自動車が停まっていました。

エアーブラシで髑髏や魔法使いが描かれていたクラシックカーだったのですが、室内を覗き込んでみたら後部座席は中央にひとつだけに改装されており、そこに「FOR SALE」の看板が置いてありました。それによると1953年のホールデンということでしたが、なんと希望価格は12000オーストラリアドルとか!これはインフレという枠じゃ収まらないオーナーのこの自動車に対する思い入れが乗っかった値段のようでした。ナンバーも「WIZZ」となっていますが、もしかしたらオーナーが「ハリー・ポッター」に出てくる校長のような風貌なのかもしれません。

ちなみにホールデンという自動車会社は今では国際的な再編の波に飲み込まれてゼネラルモーターズの系列に入っているようですが、この自動車が作られた当時はオーストラリアを代表する花形産業のひとつだったのでしょう。今でも郊外を走っているとホールデンのディーラーをいくつも見かけるのですが、やはり白豪主義の中高年の数が減ってゆけば売り上げも落ちそうな気がします。どこのディーラーの看板も新しいので最近になって全豪の店舗の手直しをしたみたいですから、もしかしたら新世代の社長に代わって復活しつつあるのかもしれませんが。




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 それからいつものようにモール巡りをしました。

アデレードの街はアリゾナのフェニックスみたいにかなり遠くまで広がっていて、モールはその外郭に点在していましたので移動するだけでもたいへんでした。道路はダウンタウンは碁盤の目になっていますし、そこから郊外には放射線状に延びていましたので難しくは無かったのですが、空港の観光案内所のおじさんが間違った地点を教えてくれていましたので1時間ほどのロスがありました。私が前もってグーグルマップで確認しておけば防ぐことができたロスでしたが、まさか地元に精通した人が場所を間違えるとは思わなかったのです。

アデレードでは大きなモールを3ヶ所と空港近くの小さなアウトレットに行ってみたのですが、どれも特色が無い大衆モールでしたので退屈しちゃいました。ただちょっと不思議だったのが、どこも変則的な2階建てだったことです。モールの造りとしてのメリットは何も無いと思うのですが、開発業者がどこかの変則的なモールが気に入って、それをマネしたからなのでしょうか。



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 夕方にアデレードの中心部でレンタカーを返却しました。

走行距離が2500km近かったのでイヤミでも言われるかと心配したのですが、無人の返却場所に置いてくるだけでしたので問題ありませんでした。レンタカーオフィスから宿まで歩いたのですが、いつものことながら私の荷物はLCCの飛行機の機内に持ち込めるサイズと重さなのに金塊でも入っているんじゃないかと思える重さでした。数ヶ月を無重量で過ごした宇宙飛行士が地球に戻ると体が鉛のように重たく感じるといいますが、程度は違うものの似たようなものかもしれません。部屋に荷物を置いてからコーヒーでも飲んで一休みしたいところでしたが、あまり時間の余裕が無かったので重い足を引きずってダウンタウンの街を散策することにしました。自動車では行けなかった街中のオープンモールなどの様子を見るためでしたが、そこまでの10分ほどの距離は3?4倍に感じました。

「こんな時には無料の自転車でもあれば良いのに…」と考えながら歩いていたら、なんとそれを発見しました!黒いママチャリのカゴに「CITY BIKES」と書いてありましたが、そこには借り方についての詳細は見当たりませんでした。それで後でウェブサイトにアクセスしてみたら、宿のすぐ近くにオフィスがある「Bicycle SA」という組織が運営しているもので、パスポートなどの身分証明書で借りることができるようでした。もう数日アデレードに滞在するのなら借りてみるのですが、今回は残念ながら時間が無いので次回ということになりました。



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 20時を過ぎてもアデレードの街は暗くなりませんでした。

しかしほとんどの商店は18時前後には閉めてしまうようで、開いてるのはマクドナルドなどのチェーン店ばかりでしたが。南側のダウンタウンの北端にあるフェスティバルホールやカジノ、駅舎などを散策した後にマクドナルドがありましたので50セントのソフトクリームを買ってネットしながら休憩することにしました。ほどよくクーラーが効いた店内で「関東で大雪 都心も積雪の恐れ…」などの北半球のニュースを読んでいたのですが、「そういえば味千ラーメンはアデレードにも店があったな」と思い出して検索してみたら、偶然にもマクドナルドから50mくらいの近さでした。

宿への帰り道の途中でもありましたし、「これでハッピーアワーでもやってたら食べちゃうかも!」と少しだけ期待して行ってみたのですが、いちばん安いラーメンでも9オーストラリアドルと日本の2倍ほどの値段でガッカリ。まあ味千ラーメンはオーストラリアの次のアジアにも店はありますので、こんなインフレの国で食べることも無いのですが、1ヶ月ほどの滞在中に一度くらい和食を食べてみてもと思っていましたので残念でした。



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 最後にアデレードの中華街にも行ってみました。

ここの超級市場に持ち帰り用の味千ラーメンがセールで安く売っていないかなと思ったのですが、さすがの中国人もオーストラリアに順応したみたいで、レストラン以外はすべて閉まっていました。まだ空は明るかったので錯覚したのですが、時計をみたら21時近かったので当然なのでしょうが。この画像の右側のレストランは餃子が名物みたいで、夕暮れの心地良い涼風は吹く中で皆さん美味しそうに食べていましたが、私は荷物を少しでも減らすべく宿に戻って余ってる辛ラーメンを作って食べることにしました。

ちなみにこの中華街は真横が生鮮食品を扱うセントラルマーケットで、対面が真新しいバスターミナルという面白い位置にありました。私の宿にも近かったのですが、グレイハウンドのバスで旅行するようなアジア人のワーキングホリディ組には便利なことでしょう。空港までも5kmほどしか離れていませんので、真夏じゃなきゃ頑張れば歩いて行ける距離ですし、空港のすぐ近くには青い店もありますのでホットドッグは1オーストラリアドルで食べることができますし…(笑)

余談ですがこのバスターミナルにも、そして空港にも無料で使うことができるシャワーがありました。飛行機やバスを乗り換えする時に時間が余った時などに便利かもですが、カスタマーサービスとしての質は高いと思います。でも未だに空港やバスターミナルなどでウォシュレットタイプの便座は見たことが無いのですが。オーストラリアは10ドル前後もするラーメンを普通に食べている国なのですから、そろそろ導入してくれてもおかしくないと思うのですが。



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(2010/02/01(月) 23:59)

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