新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 今年初めていただいた日本的なインドカレーの味は…
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 今日のランチはインドカレーを出す店に行ってみました。

1月にオーストラリアで、2月にマレーシアなどでインドカレーは食べたことがあるのですが、日本的な繊細なものは今年初めてだったのです。サラサラのカレーとサフランライス、そしてチキンやサラダが付いたセットメニューが食後のコーヒー付きで880円だったのですが、スパイスが効いていて普通に美味しゅうございました。

ちょっと意外だったのが店の入り口に近い喫煙席はガラガラで、奥の禁煙席が混んでいたことでした。たまたまなのかもしれませんが、熊本でもタバコ離れが進んでいるのかもと思わせるものでした。欧米を見れば近い将来にタバコの税率は倍増することが充分に予測できますので、保守的な熊本でも止める人が増えているのかもしれませんね。



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 食後に自動車のディーラー巡りをしました。
 
なぜかディーラーではお茶が出なかったので、近くのスターバックスで休憩することにしました。友人はコーヒーとケーキにしましたが、私は普通のヤツじゃ面白くないのでこの季節だけの桜ラテと桜蒸しケーキを試してみることにしました。見た目は悪く無かったのですが、どちらもちょっと物足りないものでした。

おまけにこの店ではWiFiも無いということでしたので驚かされました。世界中のスターバックスでインターネットにアクセスできると思うのですが、なぜかこの支店では電波が飛んでいなかったのです。スターバックスは値段が他所より高いのですから、WiFiくらいは標準装備しておくべきだと思うのですけどね。



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 今晩はX-MENシリーズのスピンオフDVDを見ました。

ウルヴァリン」というタイトルに「X-MEN ZERO」と副題がありましたが、順番ではX-MENの第1話の前に来る作品のようでした。この作品ではヒュー・ジャックマンがなかなか良いのですが、本人も楽しんで演っていたんじゃないでしょうか。

X-MENの第1話から今回の作品の間のCGの進化はたいしたもので、クライマックスシーンでは完成度の高さに感心してしまいました。意味深なエンディングがありましたので、続編ができることは間違いなさそうですが、それは300円以下ならどこかの国の映画館で観たいと思いました。このレベルの映画なら英語だけでもなんとか理解できそうですからね。



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(2010/03/31(水) 23:59)

 熊本の郊外で桜を愛でた後に夕方から出かけた先は…
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 今日は熊本市から郊外にドライブに出かけました。

1時間ほど南下して穏やかな天気の下で桜が満開の渓谷の吊り橋などを散策しながら、ランチをいただく店に向かっていたのですが、その途中でこんな素朴な風景に出会いました。このエリアには古い石橋がいくつか残っているのですが、普通の田舎道が桜の老木が開花すると自動車を停めてみたくなる光景に変わっていたのです。

私は九州各地を旅して知り尽くしていた気になっていたのですが、こんな近くに素朴な景色が残っているとは知りませんでした。このあたりは熊本市内より少し標高が高いので桜の持ちも良いようで、週明けまで花を愛でることができそうです。普通の花見に物足りなさを感じていらっしゃる方にオススメですよ。



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 ランチはちょっと豪華なものにしてみました。

まだ帰国して1週間ほどですから食べたいものがたくさんあったのですが、今年はじめての鹿肉の竜田揚げの春っぽい定食を選んでみました。筍ご飯やだご汁も美味しかったですし、デザートの桜のゼリーも季節感たっぷりで良いコンビネーションでした。

しかしランチタイムのピークを過ぎていたとしても、店内は空席が目立っていましたのでサミシイ感じでした。一緒に行った友人の話によりますと、最初のうちはわりと流行っていたらしいのですが、新鮮味が無くなってきてからは客足が落ちたということのようです。デフレ傾向が進んで首都圏のサラリーマンの昼食代が400円前後の時代というのに割高感が増しているのは否めないですからね。



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 今日は久しぶりに花見に参加することにしました。

北海道に住んでいる頃には何度か近場に花見に出かけていたのですが、桜の開花は5月初旬にズレ込んでいましたので本州の花見とは別物といった感じだったのです。北海道では料理もBBQやジンギスカンが主でしたので、お弁当を持ち寄る一般的なタイプとは違いましたので尚更でした。

本日の花見の場所は黒澤明監督も惚れ込んだという熊本城の石垣の外側の緑地だったのですが、この季節だけは遅くまでライトアップされているということでしたので好都合でした。キレイなトイレがあるホテルまでも徒歩5分くらいでしたので、女性の参加者も安心でしたしね。



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 今日の花見はちょっと風変わりなものが目立ちました。

中心の鍋は中東のクスクスでしたし、右下のパイレックスはフランス料理のキッシュで、その上のヤツはロシアのピロシキだったのです。真上のヤツは花見の定番のおにぎりでしたが、左上のサラダはニース風でしたし、バケットをスライスしたものにバターとハムを乗せたもの、菜の花とマスカルポーネの生春巻などインターナショナルなものばかりでした。

今回の花見はメインの料理は主催者が用意していただいて、参加者がワインを1本持ってくるというルールだったようです。もちろん「これは皆さんに試していただきたい」と思うような料理などがあれば持ってきていただくのは大歓迎というスタンスだったみたいですが。



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 楽しい宴は23時近くでお開きとなりました。

満月が高い位置に上がってきて、かなり冷え込んできましたし、ライトアップが終わってしまうと後片づけが面倒だというのもありましたしね。主催者の「温かいコーヒーを飲みに行きましょう」という魔法の言葉に促されて参加者が自分の周りの片付けを一斉に始めました。今晩は25人ほどの参加者があったのですが、当然ながら空いたワインボトルも30本くらいありました。

私はワインに詳しくないので価値もわからなかったのですが、今日は最後の方になってブルゴーニュ産の高級なシャンベルタンというワインが開けられました。私は日本では基本的に酒を止めていたのですが、1本6万円ほどするかもしれないという高級酒でしたので、少しだけ味見させてもらうことにしました。夜桜を愛でながらの紙コップでのティスティングでしたが、厳格な性格のワインマニアの方がいなくて良かったですよ。(笑)



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(2010/03/30(火) 23:59)

 熊本港から2000円のフェリーの旅で出かけた先は…
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 今日は友人とドライブ旅行に出かけてみることにしました。

宮崎と鹿児島の県境の霧島や大分の竹田市などいろいろとアイデアが出たのですが、熊本港からフェリーで長崎県の島原市に渡ってみることにしました。フェリーの時刻表をチェックするために公式ウェブサイトを開いてみたら、通常料金の2880円から2000円ポッキリに値下げされていましたのでラッキーでした。

定刻より5分ほど遅れて熊本港を出発したフェリーの上で撮影したのは、友人をホテルに迎えに行く前に立ち寄ったスーパーで衝動買いした97円のイチゴでした。日本のデフレ傾向のおかげで割安なフェリーの上で安くて安心できる商品を食べることができたのですが、そのうちに中国で買うより安くなりそうですのでちょっと心配ですよ。



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 フェリーに着いてきたカモメと共に島原に到着しました。

被災地復興の意味で税金が投入されて作られたらしい観光施設などを見てまわって、それから島原市内でランチを食べることにしました。地元のカジュアルな飲食店を探し回っているうちに製麺所を見かけましたのでチェックしてみたら、1玉60円で美味しそうなちゃんぽん麺を販売していましたので試しに購入してみました。

この小さな店は元々は業務用の製麺所だったみたいですが、被災地を見学しにやってくる観光客が増えたので小売も本格的に始めたのではないかなと思いました。熊本でも3玉100円程度でちゃんぽん麺は販売されているのですが、ちゃんぽんの本場の長崎製とどれほど違うのか近いうちにチェックしてみる予定です。



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 昼食はアーケードの中の老舗の食堂でいただきました。

ちゃんぽん麺を買った製麺所で近くに手頃な店はないかと聞いてみたら即答してくれた店で、数年前に映画のロケにも使われたという昭和的な雰囲気を残した庶民的な食堂でした。ランチタイムが一段落したところでしたのでゆっくりとランチを楽しむことができたのですが、友人はパリパリの固やきそばを、私は島原名物という「具雑煮」というものを試してみました。

雑煮は正月に食べるものというイメージがありますが、なぜか島原では年間を通してメニューに載っているみたいでした。地元の食材が入った具沢山の1品でしたが、ご飯付きにすると1000円近かったので割安感はありませんでした。鍋物を試すのは今年になって初めての経験でしたし、初めて味わったものでしたので納得できたのですが…



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 食後に小さな島原城のエリアを1周してみました。

島原半島でも桜が満開でしたので、なかなか風情がある春のドライブとなったのですが、やはり観光をするのならこの季節がいちばんだと思いました。秋も悪くは無いと思いますが、やはり城と桜の組み合わせは最高ですからね。

島原半島からは一般国道をぐるりと回って佐賀県の有田方面へ向かったのですが、引き潮の時間帯に浅瀬でアサリを獲っている団体を見かけました。近くの魚介類の直売所で聞いてみたら1000円の入漁料を払えば10kgまで獲ることができるということでした。肌寒い中で10kgを獲るのはたいへんでしょうが、頑張れば1kg100円というわけですから安いですよね。



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(2010/03/29(月) 23:59)

 桜が満開の時期に試した蕎麦のようなうどんの味は…
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 3月最後の日曜日もスッキリと晴れてくれました。

午前中はゆっくり過ごして、昼過ぎに友人の墓参りのお供をしました。その後に予約しておいた上通の外れにある「常」という和食店に向かったのですが、熊本城周辺の花見渋滞の余波で一般道までも混んでいましたので焦りました。予約時間に間に合いそうに無かったので友人に近くで降りてもらって先に店で待っていてもらうことにして、私は駐車場に自動車を停めに行きました。

少し遅れて店に到着してみたら、タイミングが良くてすぐに予約していた料理が運ばれてきました。見た目は蕎麦のような細いうどんでしたが、春っぽい演出と共にバランス良く盛り付けされていて美味しゅうございました。特筆すべきものは右下の京都の生麩を使った田楽でした。私は普通の豆腐田楽はあまり好きではないのですが、これは甘さも控えめで食感ももちもちでしたし、うどんとのコンビネーションも良くて春を満喫させていただきました。



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 食後に自動車好きな友人と新車をチェックしに行きました。

不況だからショールームはヒマだろうと予想していたのですが、日曜の午後だったためなのか少し混んでいたのに驚かされました。いくつかの新車に試乗させてもらって新機能の説明を聞いたりしたのですが、カタログやインターネットではわからない現物の存在感のようなものをチェックさせてもらいました。

その途中に健軍電停の近くで古めかしいけれども新しい婚礼施設を見かけたのですが、昨年末はまだ建設中だった「マリエール神水苑」という結婚式場でしたが、ウェブサイトを見てみたら3月20日にオープンしたみたいでした。「歴史的価値ある庭園に、美しく調和する教会と瀟酒なウエディング...」とありましたが、以前にあった神水苑というホテルの庭園が生かされているのでしょう。不況下でのオープンはハイリスクでしょうが、少子高齢化や晩婚化はますます進みそうですから前途はキビシイと思います。



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 夕食は今年初めてのフレンチにすることにしました。

2月にマカオでポルトガル風の料理は試したことがありましたが、フレンチはしばらく食べていなかったのです。それで昨年も行ってみた熊本では老舗のフレンチレストランに友人と行ったのですが、友人はメインは子羊を、私は牛の頬肉を選んでみました。それらはちょっと見た目に地味でしたので、前菜の貝柱のサラダ仕立ての1品をアップしてみることにしました。デザートやコーヒーも美味しかったですし、久しぶりに豪華なディナーを満喫することができました。

最近はフランスに行っても高くてレストランに行くことができないのですが、レストランのオーナーご夫婦はパリでの修行時代に5フランのランチを食べた経験があるということでした。当時のレートは不明ですが、1フランが50円としてみても250円で、それでワイン付きだったそうです。私もレ・アールに市場があった頃にテーブルに置いてあるワインが飲み放題の安食堂でランチを食べたことがありますが、5フランなんて激安のものがあったなんてとても信じられません。



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 食後に近くの焼酎バーに行ってみました。

私は帰国後に酒は止めていましたのでアルコールじゃないものをいただいたのですが、カウンターの皆さんは飲み過ぎて眠っている人がいたりと、久しぶりに夜の街の雰囲気を味わうことができて面白かったのです。我々の後にやってきたおじさまたちをタイトな服を着たマダムが「お待たせしました?」とお迎えに来て料金も払っていきましたが、どうやら上の階の高級クラブが満席だったので焼酎バーで一杯やっていてもらっていたようでした。

熊本の夜の街は不況の影響でキビシイという話でしたが、花見のシーズンは少しばかり違うみたいですね。我々が焼酎バーを出た後に見た夜の街も賑やかな様子でしたし、外気は冷え込んでいるのに薄い生地のドレスで常連客を見送りにきている夜の蝶のお姉さんも見かけました。最近は夜の街はご無沙汰でしたので忘れていましたが、そんな世界もまだ健在だったのですね。



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 深夜に録画しておいた今朝の番組を見ました。

いつものようにテレビ朝日の「サンデープロジェクト」を再生してみたら、私にとっては今年初めての今日の回で最後ということでした。この番組は日本にいる時はほとんど録画したものを早回しして見ていたのですが、視聴習慣ができていた番組が終わってしまうと思うと感慨深いものがあります。

今回は最終回ということで各党の代表が顔を揃えていましたが、最後だというのに相変わらず討論がかみ合うことなく終わってしまいました。左の女性アナウンサーも「連立与党の意見がまとまっていないという印象だった…」といった感想を述べていましたが、私もまったく同感でした。取りまとめ役であるはずの田原氏がまとめる気が無いのが原因でしょうが、醜態を晒すのを恥と感じていない鈍感な政治家たちが悪いのでしょう。

私はそんなのを見続けていますので納税する金額を1円でも少なくしたいと考えているのですが、消費を促す装置であるテレビ局からはそんな意見は聞こえてくることはありません。企業の広告で成り立っているテレビ局なら当然のことなのでしょうが、この番組は最終回でタブーも少なかったはずですから最後に「やる気が感じられない政府に納税するのは止めよう!」と消費を抑えるように呼びかけみても良かったんじゃないかなと思いました。



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(2010/03/28(日) 23:59)

 久しぶりに見た熊本の生放送に出ていたタレントさんは…
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 2010年初の熊本のテレビ番組は生放送でした。

フジテレビ系列のテレビ熊本という局のバラエティだったのですが、「8月8日はフジの日」というのをマネて「TKUの日」というのを勝手に決めて社内で2日連続のイベントを開催しているようです。今日のゲストは熊本出身のスザンヌたちでしたが、かなり田舎っぽい演出でしたからスザンヌはMISONOに対して恥ずかしかったのではないでしょうか。

番組の途中から見はじめて、私までも恥ずかしくなってすぐにDVDに切り替えたので内容はわからないのですが、「踊る!上腕二頭筋」というタイトルと優勝者の格好から肉体を使ってトーナメントを勝ち上がっていく競技であることが想像できます。優勝者には赤い半被姿のパールライスの社長さんらしき人から熊本産の米が贈られていましたが、ちょっとローカル色が強過ぎるんじゃないかなと思いました。



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 帰国後の最初のDVDは見逃していた作品でした。

昨年の夏に中南米でタイミングを逸してしまっていた「トランスフォーマー2」だったのですが、半年後にようやくDVDで見ることができました。前作は特撮シーンだけしか評価できない駄作でしたが、今度の作品もネットでの評価は低いものが多かったようでした。私はまったく期待していなかったのでわりと楽しむことができたのですが、やはり見終えた後に何も残りませんでした。

最新のCG技術が無ければ見るに耐えないということでは「2012」と似たようなレベルでしたが、日本で封切り時に映画館で観たわけじゃないですから許容範囲でした。しかしさすがに「トランスフォーマー3」が作られたとしても見ないと思います。



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 ヤボ用で熊本城近くの国際交流会館に行ってみました。 

週末に毎年恒例の国際交流イベントがやっていましたのでチェックしてみたのですが、街に外国人は増えているような気がするのですが、イベントは地味な感じで盛り上がりに欠けていました。会場をぐるりと1周して帰ろうかとしたら、ちょっと面白いものを見かけました。

「クスクス」が「アラビアン風カレー」と書いてありましたが、カレーと言うよりシチューだし、「アラビアン風」という表現も変でした。また「クスクス」は小粒のパスタのことですから、「with ライス」というのも首を傾げてしまいました。久しぶりに試してみたくなりましたが、帰国したばかりで和食の方が良かったので止めておきましたが。



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 午後に友人を熊本空港に迎えにいきました。

ホテルに荷物を置いてヤボ用を済ませた後に出かけたのは、上通アーケードの山水亭という老舗のラーメン屋でした。最初は市立図書館前の緑亭というちゃんぽんが美味しいと言われている店と東バイパスに近い黒亭というラーメン屋を目指したのですが、残念ながら両方とも休みだったのです。

山水亭は普通のとんこつラーメンの店だったのですが、若年層にこってり味のものが人気があるためなのか、「黒味」というものを出していましたので焼き餃子と共に試してみることにしました。定番のさっぱり系とは一味変わっていてなかなか美味しかったのですが、老舗が店内でジャズを流したりして迎合してるような気がして少しサミシイ感じもしましたが。

食後にレジでスピードくじを2枚引いて良いということでしたので友人と1枚づつ引いてみたら、私は見事にハズレでした。友人は500円のお食事券が当たったのですが、「有効期限までにまた利用する機会は無いから…」と私にくれました。まだ今年になって食べていないものがたくさん残っていますので、またラーメンを食べたくなるのは来月になるでしょうが、ありがたく利用させてもらうことにしました。



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(2010/03/27(土) 23:59)

 大阪の梅田からの満員の夜行バスで向かった先は…
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 夜行の高速バスは大阪の梅田を定刻の22時に出発しました。

乗り込んだ時には少し空席がありましたが、神戸で数人を拾って満員になってしまいました。いつものようにいくつかのサービスエリアでの休憩を挟んで高速バスは本州と九州の接点である関門海峡にやってきました。実は私はこの景色を上海フェリーの甲板から24日の21時過ぎに見上げていたのですが、大阪まで大回りしてから戻ってきたのでした。

夜明け前でしたから関門橋はライトアップされていませんでしたが、そんな遅い時間帯でさえ日本の物流を担う長距離トラックは忙しそうに走り回っていました。上海から飛行機に乗っていれば2時間ほどで九州に到着できたはずなのですが、安さを優先したために関門海峡に戻ってくるまで丸1日以上もかかってしまったのです。まあ初めての日中間のフェリーは不快な部分はありましたが、それなりには楽しめる部分もありましたので後悔はしていませんが。この夜景も2度見ることができましたしね。(笑)



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 高速バスは博多駅で別のバスへの乗り換えとなりました。

以前に福岡市ではFONのルーターを使ったWiFiの社会実験をやっていたことがありましたので、その待ち時間にノートPCを開いてみたらFONの電波をキャッチすることができました。しかし無料で使うことができるのは10分間のみということでしたのでガッカリでした。それで気に入れば時間単位で金を払えという金儲けのための導入サイトだったのですが、WiFiの公共社会実験の実験は終了したのか、あるいは天神エリアだけしかやっていないのかもしれません。

10分間しか使えないのに個人情報を入力するのは面倒でしたので、他の電波を試しました。しかしどれもダメでしたのでFONのサイトに戻ってテキトーに入力したら、広告のムービーを見ろということでした。それがようやく終了してネット接続できる状態になったのですが、その途端に出発時間となってしまいました。別にFONのサイトには罪は無いのですが、20世紀的な発想のものでしたので悪い印象だけが残りました。FONは大阪のくだおれ太郎を見習って、新しいビジネスモデルを考え出すべきじゃないでしょうか。



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 途中の道の駅でこんなイチゴを見かけました。

博多あまおう」という立派で美味しそうなイチゴでしたが、なんと7個入りで680円もしたのです。つまり1個が100円もするのですが、バブル絶頂期の中国でもこんな高いのは見たことはありません。もちろん北京や上海の高級スーパーには日本からの輸入物で驚くほど高いヤツが売っていそうなんですけどね。

この「博多あまおう」は6年をかけて研究開発された品種で、福岡県限定で生産されている稀少性がある高級イチゴということですが、そのうちに韓国や中国で技術をパクられて地位を脅かされてしまうのでしょう。私はどこの国のものでも買えないと思うのですが、医者から「余命半年です…」と宣告されたら買うことでしょう。(笑)



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 福岡からの高速バスは熊本城の近くを通りました。

これは坪井川の橋の上で信号待ちをしている時に撮影してみたのですが、NHKの建物が見えにくくなるほどに桜が開花しまくっていました。先日の大阪は小雨混じりの悪天候で肌寒かったのですが、今日の熊本はスッキリと晴れていて暖かそうでした。しかし終点の交通センター前で降りてみたら、ちょっと風が強くて2月並みの10度前後という寒さだったのです。

今回の旅の最後の上海と大阪では雨に降られてしまったのですが、なんとか傘を買わずに済むレベルでしたので助かりました。それに昨年の3月末は韓国内を南下中で日本の桜に間に合わなかったのですが、今年はタイミングがバッチリでした。街の桜は満開で迎えてくれましたので、多少の肌寒さなんて許容範囲です。



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 午後にイベント開催中の熊本城に行ってみました。

地域おこしのひとつとして始まったらしい「お城まつり」というイベントだったのですが、その会場に向かうための道が大渋滞でしたので困ってしまいました。熊本城のエリア内の道路はたくさんの自動車がやってくることは想定していない上に、交通規制や渋滞予測を元にした案内もありませんでしたのでカオス状態に陥っていたのです。開催者側の怠慢で地元の市民はもちろん、週末1000円の高速道路で遠隔地からやってくる観光客がイヤな思いをさせられることは熊本県の観光に対してダメージを与えると心配になってしまうのです。

自動車がまったく動かない駐車場に向かう坂道で何気なく周辺を見回してみたら、以前にはプールや駐車場があったエリアでなにやら基礎工事が始まっていました。以前にこのブログでも新聞記事を紹介したことがある「桜の馬場」という体験型の観光施設のものでした。九州新幹線の開業に向けて観光客が増えることを想定してのものだと思うのですが、私は数年前に姫路城の前にオープンした施設みたいなレベルのものができるだけじゃないかなと危惧しているのです。一部の業者だけが喜んで、観光客からは不評でリピーターを減らしてしまう結果にならなきゃ良いのですけどね。



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(2010/03/26(金) 23:59)

 上海からのフェリーで小雨降る大阪に到着後に向かった先は…
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 予定より少し遅れて大阪の南港に到着したました。

到着前に朝風呂に入って朝食をいただいたのですが、今日はお粥と毒々しい色のハムと缶詰の桃、そして肉まんやマフィンという手抜き料理ばかりでした。おそらくお粥は2日分がまとめて作られていたでしょうから、今朝のレストランのキッチンは1人でも数十人分を楽に用意できたのではないでしょうか。

食後に早めに荷物をまとめたのですが、9時到着という予定が10時30分に伸びましたのでガッカリでした。さらに船が大阪の南港に着岸したものの、乗客の体調をチェックするために乗り込んでくる日本の検査官の到着が遅れましたのでイライラさせられました。船では体温チェックを受けるために番号札を配られたのですが、その番号順に並ぶように強要されたので捕虜の収容所のようでした。

長い検査が終了してようやく下船できるかと思ったのですが、旅行者の中の1人の体温が高かったとかの理由でまたしても乗客全員が足止めを食らってしまいました。出口では女性乗務員の1人が日本語で「日本人のお客様が先に降りてください」と言ったので我々が出口に近い所に進み出たら、その意味を理解できない中国人の乗客が割り込み行為じゃないかと文句を言い出しました。船会社と日本の検疫担当者の段取りの悪さから殺伐とした空気になってしまったのですが、毎週のように同じようなことが繰り返されていると想像すると暗澹たる気持ちになってしまいました。

中国も含めてアジア各地では我々の血税で「ようこそ!JAPAN」という観光客誘致のテレビCMが垂れ流されているのですが、「ようこそ!」と言いながら、日本に着いてみたら囚人のように番号順に並ばされて長時間待たされるというのは第一印象を悪くしてしまい、結果的に外国人旅行者の財布の紐を固くしてしまうでしょうし、負の口コミ効果で渡航先として相応しくないと判断されてしまうかもしれません。船会社や日本の検疫担当者の愚かさのせいで我々の血税が無駄になってしまうのは「しょうがない…」とあきらめてしまう人も多いようですが、私はガマンできません。そんな硬直化した日本は嫌いですから出て行きます。



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 噂通りに大阪南港の入国審査はけっこう厳重でした。

私は数年前に帰国前に新しい靴を履いて帰ったら荷物検査がフリーパスだったことがあり、それ以来は4回ほど成功し続けていたのですが、今回は新しい靴を履いていたのにバッグを開けられた上にボディーチェックまで受けてしまいましたので、残念ながらジンクスは終わってしまいました。バッグも新品でしたし、さほど髪もまだ伸びてませんでしたし、服も船内で洗濯して小奇麗にしていたのですけどね。

フェリーターミナルからは近くのコスモスクエア駅まで無料のシャトルバスが出ていました。そこから大阪府庁の移転計画の実現が濃厚になってきたATC地区に久しぶりに行ってみることにしたのですが、1駅分の距離のために200円(約14元)も払う気にはなれませんでしたので小雨の中を歩いて行くことにしました。

平日の午前中でしたから、タワーもATCもヒマそうでした。案内所の人はみなさん親切でしたが、観光関係の資料はあまり置いてありませんでしたし、WiFiもまったく拾うことができませんでした。11階にあった環境学習施設と2階の100円ショップの大型店などをチェックした後に難波に向かうためにATC駅に行ってみたら、船内で顔見知りになった欧米人たちが電車の自動販売機と格闘中でしたのでタッチパネル式の操作法を教えてあげました。しかし英語メニューはありましたが、改めて複雑さと使いにくさを感じてしまいました。

ATCエリアに欧米人たちが興味を持つようなものはありませんから、なぜコスモスクエアから電車に乗らなかったのかと聞いてみたら、「ここでしか両替できなかったから」とうんざり顔でしたから日本人として恥ずかしくなりました。私が船内で彼らが日本円を持っていなくて、しかもフェリーターミナルやコスモスクエア駅に両替所が無いことを知っていたら街中に出るまでの交通費分くらいは両替してあげることができたのですけど、まさか国際船が毎日のように入港する港の周辺がそんなレベルだなんて想像できませんでしたからね。

ちなみにフェリーの中で知り合った学生さんが残した中国元を私が陸に上がったら両替することを約束していたのですが、入国前の囚人のような扱いで待たされたことの怒りですっかり忘れていました。もしコレを読まれたら右のメールフォームから連絡してください。もしまだ持て余しているようなら、送料がかからない郵貯銀行など何らかの方法での両替を考えますので。



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 ATC前から270円の電車で四ツ橋駅に向かいました。

知り合いの店に荷物を預かってもらって出かけた先は以前に99円の朝食を食べに行ったことがある鶴浜のイケアでした。同じ湾岸の人工島にあることからATCからは近かったのですが、島と島の間の交通機関が無かったので、ATCから2度の乗り換えをした上にOCATまで歩いて、そこからまたイケアの無料シャトルバスに乗らなきゃならなかったのです。そんな面倒なことをしてまで出かけたのは、この明日までの期間限定のスィーツ・バイキングを試すためでした。

大阪を帰国場所に選んだ時にイケア鶴浜店のウェブサイトをチェックしてみたら魅力的な情報がありましたので、帰国後の最初のランチは和食ではなくてケーキにすることにしたのですが、180円のコーヒーも含めて777円で20種類が食べ放題でしたので甘いものが大好きな私は嬉しくなりました。格別に美味しいというものは無かったのですが、どれもスーパーの店頭で100円で安売りされているようなケーキよりマシでしたし、コーヒーを何杯もお代わりできてWiFiも高速でつながりましたので大満足でした。



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 湾岸から難波に戻ったら、雨はすっかり上がっていました。

OCATから地下街を抜けてパチンコ屋のエレベーターから地上に上がってみたら、南の街は相変わらずの大賑わいでした。前回は建物だけが完成していた世界に2000店舗目という記念すべきH&Mでしたが、さすがに今回はオープンしていて、行列こそありませんでしたがセール会場みたいな雰囲気でした。それを見たらメンズフロアに上がる気にもなれず、すぐに逃げ出してしまいました。

今日はひっかけ橋の上に無料で肩揉みをするという不思議なグループがいました。少し前にフリー・ハグする人がいたりしましたが、彼らの目的は何なのか不明でした。不況下の日本を少しでも明るくしようというNPOのメンバーなのか、マッサージの専門学生の武者修行なのか、あるいは怪しい宗教団体の新手の勧誘手段なのか…(笑)



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 道頓堀には「くいだおれ」の新しいビルが完成していました。

正確には閉店に伴って異常な人気となった「くいだおれ人形」をシンボルとした商業ビルなのでしょうが、太郎の落ち着き先が以前の場所から数十メートル先であったことは大阪府民でなくても喜ばしいことだと思います。太郎は大阪に遊びに来た観光客との記念撮影の「装置」として活躍してもらうことになったようですが、ガラスケースの中に収められて展示されるようにならなかったのは正解だったと思います。

太郎と一緒に記念撮影するのは無料ですし、太郎とものと似たメガネも貸してくれるようです。撮影後は「どうぞ中も見て行ってくださ?い」と記念グッズ売り場へ案内されるようでしたが、時間や興味が無いならパスしても構わないでしょう。しかし太郎と記念撮影するようなタイプの人なら記念グッズ売り場へ入り、何かひとつくらいは土産を買ってしまいそうですよね。太郎を最大限に生かすためのなかなか良いアイデアだと思います。



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 それから高島屋やなんばパークスをチェックしました。

高島屋は昨年は工事中だった部分を、そしてなんばパークスではリニューアルした部分を見たのですが、特に話題となりそうなものは見当たりませんでした。もちろん大阪でもトップクラスの商業地のひとつですから、それなりの完成度のものが揃っていたのですが、私の予想の範囲内のものでしか無かったのです。

なんばパークスを出た所に大阪らしい130円のキャベツ焼きがありましたので、まったく空腹じゃ無かったのですが食べておくことにしました。14時くらいにイケアでケーキをたらふく食べたばかりでしたからね。今晩は別に何も食べる必要は無さそうでしたが、夜行バスに乗ってから空腹になると高速インターの売店くらいしか選択肢が無くなりますので食べておくことにしたのです。中国から戻ったばかりでしたので、10元(約140円)に近い値段も精神的な負担が少なかったですしね。(笑)



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(2010/03/25(木) 15:58)

 上海から大阪へ向かうフェリーの中での些細な出来事
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 目覚めたのは東シナ海のど真ん中でした。

天気は良くありませんでしたが、今日はどうせ1歩も外出できないわけですから問題ありません。外洋ですから船はけっこう揺れていましたが、これまでの旅で鍛えられた私はまったく平気でした。インターネットがつながらないことだけが中毒気味の私にとっては苦痛でしたが、衛星電話を使ったネット接続は日本に近づかないと無理みたいですし、仮につながる距離となっても有料ということですから明日の朝に大阪の地を踏むまでは耐え忍ぶつもりです。

日本時間の7時30分になり朝食の時間となりましたので食堂に行ってみたら、無料の朝食はお粥とパンという不思議な組み合わせでした。生野菜には飢えていたので、もう少し量が欲しかったのですが、コーヒー以外はお代わりができないということでした。実はこれと少し甘めの温いミルクがあったのですが、その存在はすべてを食べ終えてから気がつきましたので一緒には撮影できませんでした。



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 ありがたいことに船には洗濯機が備えてありました。

使う人が多いので順番を待つのに時間がかかりましたが、乾燥機もありましたし洗剤も含めてすべてが無料でしたので文句はありませんでした。帰国日が近づくにつれて着ていた服を捨てていた私はたいして洗濯したいものは無かったのですが、せっかくですからパジャマ代わりに着ていたスウェットの上下などを洗濯させてもらうことにしました。

薄いレインジャケットや1本だけ残っていたトラウザースも洗濯しちゃいましたので、その間は真夏のオーストラリアで穿いていたトランクスタイプの海パンで過ごすことになりましたが、船内はけっこう暖かかったので平気でした。全部で2時間半くらいで洗濯と乾燥を終えて、これで帰国の準備も万端です。まだ上海のウォルマートで買った靴やバッグも新品同然ですから、大阪での入国審査もスムーズなことでしょう。



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 昼食は先日の朝に上海で買ったカップ麺にしてみました。

海鮮ラーメンとカップやきそばの2種を購入していたのですが、船内で知り合った学生さんが買ってきていないということでしたので、一度試したことがある海鮮ラーメンをあげることにしました。他の2人も持ち込んでいたカップ麺を食べることになり、卓上は賑やかになりました。

私のはいちばん手前の3元(約48円)の日清のカップやきそばだったのですが、まあまあの美味しさでした。私が普段に食べるのは袋麺ばかりで、カップやきそばを食べるのは北海道に住んでいた頃以来だったのですが、たまには悪くないかなと思いました。面白かったのは他のカップ麺に付属していたのはフォークでしたが、私のだけが割り箸だったことです。理由は不明ですが、箸の方が好きな私にとっては好都合でした。



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 船には日本円を使える各種の自販機がありました。

1個150円のカップヌードルや150円のジュース類、そして200円のビールのロング缶などがありまして、安かった中国の癖で風呂上りに飲みたくなったのですが、「中国に比べると4倍の値段か…」と考えたら自制心が働いてしまいました。またいつものように日本に着いてから断酒してしまうのでも構わないのですが、少し早めに止めてしまうことにしました。

私は長い自民党の政権下で納税額を少しでも減らしたいという気持ちで税率が高い酒を止めていたのですが、民主党の鳩山政権に変わっても裏に大嫌いな小沢が笑っていると想像すると1円たりとも日本政府に税金を納めたくないという気持ちになってしまうのです。小沢が議員辞職でもしたら祝杯を上げることにしますが、それまでは日本国内では我慢の日々が続くことになります。



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 夕食はまた船内のレストランで食べることにしました。

昨晩の中華丼は期待ハズレでしたので、今日は無難に500円のカツ丼にしようかなと考えていたのですが、ご一緒した方が先にカツ丼を注文されたので、同じものじゃ芸が無いと思った私は500円の春雨の土鍋煮と300円のワンタンスープと50円のご飯を注文しました。結果は見本の写真とはイメージが違った、あまり見た目が良くない料理が運ばれてきたのですが、残念ながら味の方もそれに比例していました。それについては我慢するとしても、私が腹が立ったのは日本語をある程度理解する中国人の従業員の態度でした。彼らは早く仕事を終えてしまいたいためなのか、我々の食事中に支払いを求めてきましたし、食べ終わろうとしてる瞬間に皿を下げはじめたのです。

その時点で日本の領海内でしたし、このレストランは日本並みの金額の料理を日本円で表示していて、主に日本人客を相手に商売をしているくせに、店員の態度は中国的なものでしかまかったのが腹立たしかったのです。我々以外にもつい先ほど食べ始めた客がいたというのに、我々がまだ飲んでいた水のグラスまで下げはじめて、「ハイ、オワリデス」とお客様に対して店を出て行けと言わんばかりの態度でしたので呆れてしまいました。我々を早くレストランから追い出しても他に食べている客がいる内は彼らは仕事を終えることはできないので得なことなんて無いはずなのですけどね。上海で往復チケットを購入した私は1年以内にまたこの2泊3日の船に乗ることになるはずですが、次回は船内で食べる4食分はすべて日本国内で用意してゆくことに決定しました。もう金を払ってイヤな思いをするのはうんざりですからね。



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 21時過ぎに関門海峡に差し掛かりました。

このあたりは狭いので船はスピードを落とすようですし、外洋じゃ無いので波も穏やかになります。進行方向右手のデッキに出てみたら九州側の陸地のパチンコ屋のサインが読めるまでになり、「あ?、もう日本なんだな…」と半分帰国したような気分にさせてくれました。門司港レトロのエリアに新しく仲間入りしたモダンなデザインの博物館らしき建物も見えてきて、何度も通ったことがある関門大橋をくぐったら瀬戸内海で、明日の日が昇る頃に瀬戸大橋を過ぎたら長いようで短かった旅ももうすぐ終わりです。

今回初めて乗ってみた上海フェリーという会社の船ですが、往復で3万円もするのにクレジットカードは使用できませんでしたし、DVDのラインナップは首を傾げてしまうようなものでした。上海港では港湾使用料を、そして船内のレストランではサービス料を払わなくてはならないのに満足度は低いものでしか無く、私は購入済みの大阪‐上海便に乗ったら2度と利用することは無いでしょうし、誰にも利用をオススメはしません。対価に見合う満足度を得ることはできませんでしたからね。



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(2010/03/24(水) 23:59)

 小雨が降る肌寒い上海から桜が開花した日本へ…
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 今朝の上海の街は小雨が降って肌寒いのです。

それでというわけじゃないのですが、中国はこれから春の旅行シーズンということで安い航空券が見つかりそうに無かったので、ちょっと帰国日を早めてフェリーに乗ることにしました。それで今朝は早起きして、昨晩は閉まっていた近くのスーパーでカップ麺を買って準備万端となりました。

フェリー会社のウェブサイトをチェックしてみたら、今回の2泊3日の船旅は2回の朝食のみが付いてるそうで、昼食2回と夕食2回は船内のレストランで食べるか、インスタントのカップ麺などでしのぐしかないのです。ウェブサイトに船内のレストランのメニューが載っていましたが、カツ丼で500円とそれほど高いわけじゃありません。しかし中国の物価に慣れているとムチャ高く感じてしまいます。4回の食事をすべてをカップ麺で済ませれば安上がりなのですが、それじゃちょっとツラいので2個にしておくことにしたのです。



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 小雨の中をバスでフェリーターミナルに向かいました。

フェリーターミナルは上海の初日に乗ることになるとは思わずに歩いて来たことがありましたので、まずチケット販売をやってそうな駐車場に面したオフィスに行ってみたら英語も日本語も理解しないおばさんが出てきて、中国語でターミナルの中でと身振りで教えてくれました。それでセキュリティとケミカルチェックを受けてから中に入ってみたら、ようやく日本語を理解するお兄さんがいて発券手続きをやってくれました。今回のフェリーは2等の安い大部屋の1年間オープンの往復チケットが1950元で、それに「燃料油価格変動調整金」が往復で200元かかりましたので合計は2150元(約30100円)でした。今日のヤフーファイナンスのレートで計算すると3万円を切っていますので、片道15000円ということになります。

30元(約420円)のターミナル使用料というのを払わされてからプラスチック製のボーディングパスを受け取って中国出国となるのですが、今回もまったくスムーズなものでした。なぜか2度目の荷物のX線のチェックを受けて、エレベーターで上に上がるようでしたから、歩行者用のブリッジを歩いて乗船になると思っていたらバスが待っていました。後で理解できたのですが、ターミナルの近くには豪華客船が2隻停泊していて、我々が乗るフェリーは離れた場所に泊められていたのでした。



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 フェリーの出航は予定よりも30分ほど遅れました。

コンテナなどの荷物の積み込み作業に時間がかかったのかもしれませんが、そのくらいの遅れは2泊3日の長旅の中では外洋でスピードを上げることで問題なく取り返すことができるのでしょう。フェリーは水先案内の小型船の後をゆっくりと追って狭い川を下り、広い揚子江に出ました。12時を過ぎましたのでランチにすることにしたのですが、まずは昨晩と今朝に買い込んでいた軽食で済ませることにしました。

今朝は気温が低かったので、昨晩コンビニで2.80元(約39円)で購入しておいたサントリーのビールはまだ飲み頃に冷えていましたし、宿の近くのパン屋で先ほど3元(約42円)で買ったトーストにベーコンと玉子が乗ったヤツは美味しゅうございました。しかし昨晩カルフールで買った中国風の中身が入っていない2元(約28円)の揚げパンは風味が落ちていてダメでした。船に電子レンジでもあれば加熱して少しはマシにできたかもですが、食堂に行って頼む気にはなれなかったので我慢してビールで胃袋に流し込んでしまいました。やはり無難にコンビニの2.50元(約35円)のおにぎりにしておけば良かったですよ。フェリーターミナルにはローソンもファミリーマートの支店もありましたのでね。



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 昼食後に数ヶ月ぶりに湯船に浸りました。

旅行中はほとんどシャワーばかりでしたので、海を見ながらの風呂は極楽気分でした。上海と関西を結ぶ船は今回の蘇州号という船と鑑真号と2隻が週に1便づつ就航しているのですが、蘇州号の方にだけ風呂があるということも私が帰国を早めて乗ることにした理由のひとつだったのです。

久しぶりに風呂に入ってリラックスできましたので風呂上りのビールでもと思いましたが、船内のレストランでは中国製の青島ビールの大瓶でさえ250円もしちゃいましたので止めておきました。日本の感覚だと高くないのでしょうが、カルフールあたりの安売りの時期だと3元?4元、つまり50円前後で買えるビールが5倍ほどになっていましたのでね。



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 船の夕食時間は17時から19時30分と早めでした。

あまり空腹じゃ無かったのですが、カップ麺という気分でも無かったので19時頃にレストランに行ってみました。440円の本日の定食はあまりそそられる内容じゃ無かったので400円の中華丼を注文してみたのですが、これがちょっと残念な味でした。中国人の料理人が作る中華丼ならマシかなと思ったのですが、昭和時代の大学の学食並みのチープな味だったのです。

船のレストランには中国人の客はほとんどやってこないのですが、その理由は値段の高さだけでは無いことを理解できました。おそらく口コミで悪い評判が知れ渡っているのでしょう。もちろん船酔いして食欲が無い乗客も多かったみたいですが、中国人の乗客は4食分の食料を持ち込んでいるのでしょう。400円の中華丼には40円のサービス料まで請求されちゃいましたし、私もそうすれば良かったかなと少し後悔をしちゃいました。



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 船の売店にも万博のキャラクターが並んでいました。

上海を出航して「これでようやく青いキャラクターともオサラバできる」と思っていたのですが、船の中にまで進入してくるとはしつこいヤツですね。明後日の朝に大阪に到着したら見かけることは無くなると思うのですが、4月末の海外ニュースあたりでは再び見ることになり、その時に初めて名前を知ることになるかもしれません。もちろん今までも検索さえすれば名前はすぐに見つけることができたはずですが、自分にとって価値が無いものを検索する気にはなれなかったのです。

食後にヒマでしたのでラウンジでDVDを見ていたのですが、ラインナップが酷くてガッカリでした。1日に6本ほどが上映されているのですが、見たいと思うものは皆無でした。日本語のヤツは「盲導犬クレール」でしたし。最後の「Mr.ビーン」の短編集はそれなりに面白かったのでブログの文章を打ちながら見ていたのですが、船の従業員が自分たちの就寝時間になったらしくて途中で切られてしまいました。中国時間では22時くらいでしたが、つい数時間前に「これから先は日本時間になります」と船内放送があり、23時ということで終了となったのです。


‐‐追加情報‐‐

先ほど上海に留学中の学生さんと世間話をしている内に青いキャラクターの名前がわかってしまいました。「海の宝」という意味で「ハイバオ」というそうです。彼らの間ではその見た目から「コンドーム君」と呼ばれてるそうでした。(笑)



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(2010/03/23(火) 07:56)

 新しい靴を履いて出かけた上海の街で見かけたものは…
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 今日はウォルマートで買った靴で出かけました。

香港の宿でクロックスもどきの黒い靴を貰いましたので、それまで履き続けて破れていたスニーカーは捨てていたのです。さすがに裸足にクロックスもどきじゃ日本の税関の人に怪しまれると思いましたので、ウォルマートで59,90元(約840円)の新しいスニーカーを買っておいたのです。久しぶりに靴下とスニーカーを履いてみたら、なんとなく変な感じがしました。最初はクロックスもどきの方が違和感があったのですが、慣れというものは恐ろしいものですね。

ちなみに週末に送っておいた上海発の航空券についての問い合わせに対する回答が届き始めたのですが、どれも割高でしたので困ってしまいました。まあ昨年と同じように韓国経由で帰国するという手もありますので焦る必要は無いのですが、ちょっとガッカリでした。



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 今日も午前中はのんびりと過ごしていました。

お昼前に近所に出かけたのですが、上手い具合にそろそろ食べたいと考えていた刀削麺を出す店がありましたので、5元(約70円)の小さなサイズを注文してみました。このイスラム系の店は人気店のようで店内は満席だったので、通りを挟んだ所に置いてあったテーブルで食べたのですが、屋外でしたので肌寒くて余計に温かいスープが美味しさを倍増させてくれました。

昨年の同じ時期に北京で食べたものよりスープが濃厚でしたし、途中で飽きて味を変えたくなるということも無く、一気に食べきってしまいました。他所のテーブルの料理を見ても美味しそうでしたし、良い店を発見できて良かったですよ。それに他の店では食い逃げ防止のためなのか前払いを要求されることがあったのですが、この店はそんなこともありませんでしたし。また次回に上海を訪問した場合は他のメニューを試してみるつもりです。



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 食後に准海路という繁華街を歩き回りました。

相変わらず賑やかな通りでしたが、1年前と比べて大きな変化はありませんでした。ちょっと気になったのは田崎真珠の店がオープン間近だったことと、工事中の壁に資生堂の椿の広告が50mほどあったことでした。数ヶ月前に見たテレビ朝日のドキュメンタリー番組で後発の資生堂が地道に日本人のデモンストレーターを派遣して中国展開をする様子を追いかけていましたが、バブルの中国で売り上げを上げようという意気込みを感じました。

その後に北上して高級ブランド店が軒を並べるあたりに移動したのですが、その途中の横断歩道の上で昼寝している人たちを見かけました。彼らが何故このような場所で昼寝しているのかは不明ですが、バブルが崩壊するまでは良い夢を見ることができるのかもしれません。




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 ブランド街から中山公園駅方面まで歩きました。

地下鉄で3駅分くらいの距離ですが、昨年はまだこのあたりにはまだ昔の上海の風情が残っていました。しかし今年は万博の開催を控えているためか、街中で一斉に外壁や電柱の塗り直しや看板を新しくする作業を行っていました。いくら中国とはいえ、多くの店が自費だけで参加するとは思えませんので、何らかの行政の補助のようなものがあるだろうと思いますが、もしかしたら全額が行政負担なのかもしれません。

まあ街がキレイになること自体は悪いことではありませんし、高級ブランド店がこちらまで侵食してるわけではないので、バブルが崩壊したとしても被害は少ないでしょう。しかしバブルの崩壊時期が遅れてしまうと、この通りにもブランド店が建ち並んでしまうことになるかもしれません。周辺には高級コンドミニアムがどんどん建設されていますので、開発業者から狙われる要素は充分にありますのでね。



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 夕方に中山公園駅ではカルフールで買い物しました。

少し前に旅行会社のメールをチェックしてみたら、安い席は売り切れていて割高な航空券も残りわずかということでしたので、今回は上海から大阪まで2泊3日の船旅で帰国することにしましたので、今晩の夕食と共に食料品も少し買って帰ることにしたのです。最後の方で服はずいぶんと捨てたのですが、カバンが小さいのであまり多くの食品は買えないことはわかっていたのですが、試したことが無いものをいくつか買ってしまいました。それについては帰国後にブログにアップする予定です。

今晩の夕食は1,50元(約21円)の缶ビールに粽と点心、そして深センでも試したいろんな食材をお客が好きなだけボウルに入れて、それを店員さんがピリ辛に味付けしてくれる韓国風の惣菜などでした。



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 食後に近くのスーパーにカップ麺を買いに行きました。

私は営業時間が7時30分から22時と記憶していて、閉まる前にと思って21時30分頃に出かけたのですが、私の記憶違いで21時まででした。2泊3日の船旅用ですから2個くらいしか要らないので、少しくらい割高でもコンビニで買っても大差ないのですが、気分的にイヤですので明日の朝に出直すことにしました。

その帰り道に今晩用と明日のランチ用にコンビニでカルフールと変わらない値段だった2.80元(約39円)のサントリーのビールを2本購入しておきました。そこから宿に向かう途中に高速道路の横の道を通ったら、昨年までは無かったブルーの照明が仕込まれているのを発見しました。これも万博のためのデコレーションなのでしょうが、ちょっとやり過ぎなような気がします。計画した担当者たちは「上海の風格が増した」と自画自賛してそうなのですが、私はちょっと悪趣味だと思います。



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(2010/03/22(月) 23:59)

 上海のマクドナルドの6元(約84円)の朝食の感想は…
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 今朝の上海は先日の黄砂がウソのように晴れてくれました。

昨晩はわざと朝食用のパンを買わないでおいたのは、近所のマクドナルドで6元(約84円)の朝食を食べようと決めていたからでした。宿で知り合った方に「店は空いているし、コーヒーは不味かったけどお代わりはフリーだった」と聞いて行ってみることにしたのです。安い朝食メニューは4種類あるのですが、今日もいちばん安い6元のエッグマフィンにしてみました。

マフィンは世界共通のマクドナルドのスタンダードというべき味でしたが、コーヒーは覚悟していたのに想像を上回る不味さでした。コーヒー豆が低品質なためか、あるいはお客さんが少ないので煮詰まっているためなのか、久しぶりに昔のアメリカの田舎のレストランで飲まされたようなヤツを味わうことになりました。それでもコーヒー中毒なもので、1回だけお代わりしちゃいましたが…(笑)



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 午前中はシャワー・洗濯・インターネットでつぶれました。

午後から今日は天気も良いので万博会場を見に行くことにしたのですが、まずは腹ごしらえということで上海美術館の近くの地下街のレストランを試してみることにしました。せっかくの天気なのに「なぜ地下?」と思われるかもですが、地下へのエスカレーターを降りた所の小さな広場に面した西洋風のステーキハウスだったのです。日本じゃ高いですから、久しぶりに42元(約588円)のサーロインステーキでもと考えたのですが、テラス席で他の客が食べていた22元(約308円)の牛肉と野菜の鉄板焼きが美味しそうでしたからマネしてみることにしました。

10分ほど待たされて店員がフタをして鉄板を持ってきたのですが、フタを開けたら湯気が出て美味しそうな演出でした。好きなモヤシも適当な量がありましたし、玉子は最後に落としてくれたみたいで半熟でしたので悪くありませんでした。黄身が全部固まってしまうと料理が台無しになりますからね。味は中華風でしたが、天気の良い日にテラス席で食べるにはピッタリの料理でした。これから暑くなるまでの数ヶ月だけはオススメできる1品でした。



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 地下鉄に向かっていたら新しい商業施設がありました。

無印良品や和民なども入居している「無限度広場」というもので、半分以上がまだオープンしていないみたいだと思ったのですが、ネットで検索してみたら「2007年10月に開業した無限度広場は経営危機に陥っていて、経営側はリニューアル計画を進めている…」ということでしたので、テナントの入れ替え中ということのようでした。

3階までエスカレーターで上がってみたら「北の綿雪」という怪しげなネーミングのバナーがありましたので、「また北海道のイメージを勝手に使って、日本風なイメージで儲けようよしているんだろう」と考えていたのですが、公式ウェブサイトを見てみたらちゃんとした青森の会社の支店でした。高かったので試していないのでハッキリとしたことはわかりませんが、数年前に日本各地で流行った台湾アイスを青森の会社がアレンジしたものじゃないかなと思います。今度の万博にも出店するようですが、はたして人民の皆さんににウケるでしょうか?



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 地下鉄駅で「上海公共交通卡」なるものを購入しました。

これは上海市の上海地下鉄だけじゃなく、バスやフェリー、またタクシーなどでも利用可能というマルチなICカードなのです。この標準タイプのカードはデポジットが20元でしたが、帰国前に残金が10元以内なら手数料なしで返金されるということでした。空港行きのリニアモーターカーに乗る場合は割引もあるそうですし、小銭を用意する手間から開放されましたので楽ちんです。

今回は万博会場近くに行くために昨年と同じ地下鉄8号線に乗って行ったのですが、中心部の人民広場駅からは乗り換えなしで行けるので便利ですし、もうすぐ川に近い方に新駅ができてさらに万博会場へのアクセスが良くなるみたいです。さらに路線図を見てみたらピンクの12号線も作られるようですから、上海市内のほとんどのエリアから簡単にアクセスできるようになりそうなのです。



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 地下鉄から地上に上がってみたら昨年と大きく変化していました。

昨年はまだ中国館などいくつかのパビリオンが鉄骨で輪郭ができているくらいでしたが、今回は開催まで41日ということでほとんどの建物は完成していました。そのことは当然ながら予測していたのですが、驚いたのは未完成の建物を見学に来ている人の多さでした。1枚5元(約70円)で中国館をバックに撮影してくれる写真屋まで出没するほどの人気だったのです。

昨年は3月20日に同じ地下鉄8号線で工事現場の見学に出かけたのですが、その時は万博会場側の出口に向かったのは私ひとりだけでしたからね。しばらくブロックの壁越しに建設現場を眺めていて、それから乗り越えて行く現地の人に続いて私も工事現場に潜入してみたのですが、そんなことがウソのような盛り上がりぶりでした。これだけ興味を持った見物人が多いということは、万博人気も相当にありそうです。入場料は200元(約2800円)と高価らしいのですが、中国政府が目標とする7000万人の入場者数なんて軽くクリヤーしそうです。



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 万博会場からウォルマートまで歩いて行きました。

周辺の住宅地も外壁などが塗り替えられていましたし、歩道も広くなっていて花まで植えられていました。そのあたりまでは問題ないのですが、ちょうど監視カメラの取り付けが始まっていましたので、ちょっとイヤな感じがしました。そのあたりは郊外の普通の住宅地で、監視カメラなんてものは似合わないエリアでしたからね。万博開催によって起こるであろう悲喜劇を想像しながら歩いていたら、1時間ほどでウォルマートの青いサインが見えてきました。

もう旅も最後ですから、いつものように新しい靴や割安な食料品などを物色したのですが、2階で車輪が付いた旅行用のバッグのマシなのがありましたので購入することにしました。このサイズならLCCの飛行機に乗る時も機内に持ち込めるはずですし、移動の際に楽になりますからね。値段は239元(約3346円)と安くはなかったのですが、他の商品より作りがしっかりしている感じだったのです。これまでの背負うタイプのバッグは一緒に世界を何周かしたヤツですので名残惜しいのですが、上海の街でサヨナラすることになります。



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(2010/03/22(月) 09:17)

 夜行列車で上海に到着する前に見えたものは繁栄の象徴か…?
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 上海行きの夜行列車は早朝に杭州南に停まりました。

そこで半分近くの乗客が降りたので、列車内はずいぶんと静かになりました。洗面所で洗顔を済ませてコーヒーを淹れ、大陸に昇る朝日を眺めながらウォルマートで購入しておいた1元(約14円)のパンを3個食べていたら、窓の外に高架の工事現場が見えてきました。これは高速道路か高速鉄道用なのかわかりませんが、しばらく既存の線路と平行して続いていたので新しい高速鉄道のためのものじゃないかなと思います。沿線には新しいビルや住宅がいくつも開発されていましたし、工事現場には赤い文字で中国らしい勇ましそうなスローガンが書かれていたりしたのですが、そんな現代中国の典型的な光景を見て、「やはり上海の周辺はそんなことになっていたのか…」と小さなため息をつくことになりました。

朝からカップ麺を食べてるような中国人の乗客からは高架工事の現場が繁栄の象徴に映ったかもしれませんが、私には美しかった田園風景を壊す墓標が並んでいるように見えたからです。膨大な人口を有する上海の広域圏ではエネルギーの効率化の面でも高速鉄道や高速道路の建設は理に適っているのですが、工事が終了する前にバブルが弾けてしまうと無駄な投資となることもあり得ますし、日本のバブル期にも各地で見られた杜撰な手抜き工事が横行してるんじゃないかなと余計な心配をついついしてしまうのです。四川のような大地震は上海周辺じゃ起きないのかもしれませんが、「2010」というおバカな映画のDVDを中国語で見たばかりですので、これらが本当に墓標になりそうな気がしてしまったのです。(笑)



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 ほぼ定刻に夜行列車は上海南駅に到着しました。

この駅は初めてでしたが円形の北京南駅を小さくしたような感じで、当然ながら上海万博のマスコットの青いキャラクターが出迎えてくれました。この上海南駅はイケアがある地下鉄1号線の体育館駅まで2駅と近いので宿にチェックインする前に寄っていくことも考えましたが、週末はファミリーカードを出してもコーヒーが無料にならなかった広州での失敗を思い出して止めておきました。わずか6元(約84円)のことなのですが、気分の問題でして…(笑)

この上海南駅は地下鉄が2路線も乗り入れていますし、それほど中心部から離れているわけじゃないのですが、最近の中国じゃ高速鉄道網の整備と共に駅が分散化する傾向にあるので面倒です。経済が活性化して、しかも上海万博のようなビッグイベントが開催されるために既存の上海駅だけじゃ対応できなくなるという予測から上海南駅が整備されたのでしょうが、私はどうせなら万博会場の地下に新上海駅をまとめて作るという方法もあったのではと思ってしまいました。上海市民からは「そんな所に上海の玄関口を作るのはちょっと…」と歓迎されない案かもしれませんが、長期的な効率面で考えると理に適っているんじゃないかと思うのですが。



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 地下鉄で4元(約56円)払って、いつもの宿に向かいました。

午前中はコーヒーを飲みながらネットして過ごし、午後から近くの歩行者天国の繁華街を歩いてみることにしました。まずは屋台に毛が生えた店で6元(約84円)のケバブもどきのものを食べ、それじゃ足りなかったので1.50元(約21円)の肉まんも購入しました。上海は大都市ですから、他にも試してみたいものはたくさんあったのですが、15時から17時までのヒマな時間帯に吉野家の牛丼が安くなるはずでしたので、それを期待して抑え目にしておくことにしました。

歩行者天国の繁華街の顔ぶれは1年前とさほど変化はありませんでしたが、数件が42日後の万博に向けて改装工事をやってるようでした。地味な観光案内所のブースがあったので、ガラス越しに中を覗いてみたら日本語のパンフレット類が見えましたので全種類をもらってみたのですが、2元で売ってるような地図まで無料でしたのでビックリしました。お金を落とす観光客に対して市内地図を無料提供するのは世界の常識ですが、これまでの中国では非常識だったのです。しかしその中国も変わってきたようですね。トイレもほとんど無料になっていますし。

この画像は上海万博の公式記念グッズ売り場の前で撮影したのですが、昨年に比べて関連商品の種類が爆発的に増えていました。青いキャラクターがトラの格好をしてる今年ならではのものもありましたので笑ってしまいました。この公式記念グッズ売り場も多くの観光客で賑わっていて、それなりに売れていたみたいですが、道路上で売られている偽物も安いためか人気のようでした。



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 地下鉄2号線の南京東路駅近くのビルも完成間近でした。

上海で最も賑やかな通りの一等地に新たに建設されているビルですから、テナントは世界的に知名度が高いものが入居することでしょう。上海に既に14店舗ほど展開中のユニクロも近くの2階の店を閉めて、こちらに移ってくるかもしれませんし、味千ラーメンなら既存店を残したままでも店舗展開しそうです。東南アジアに積極的に多店舗展開中のペッパーランチあたりも出店するかもです。

また工事中の外壁にはアディダス・ウーマンの広告がズラリと並んでいましたので、香港のコーズウェイベイに続いて上海にも大型店を出すかもですし、アップルストアの中国2号店もここの1?2階を狙っているのかもしれません。次回に上海に再訪した時には自分の目で確認できるわけですが、はたしてその予想は当たっているでしょうか?



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 それから橋を渡ってフェリーターミナルまで行ってみました。

日本の大阪や神戸などとの航路がある上海の玄関口のひとつなのですが、そのあたりは古い建物が壊されて急速に街の雰囲気が変化しているので注目しているのです。好調な個人消費を背景に世界企業が注目してる上海ですが、そのフェリーターミナル近くの開発エリアには取り残されたように残る昔のままのエリアがかろうじて残っていまして、そこではバブル景気とは関係が無さそうな庶民の暮らしが残っているようでした。

路上のミシン屋さんの周りには近所のおばあさんたちが集まって世間話をしていましたが、その手前は外からは中が窺えないものの「理髪3元」と手書きの文字がありましたから床屋が営業中なのでしょう。私は昨年の中国旅行の最後に青島の床屋で5元(約70円)で髪を切ってもらいましたが、上海で3元(約48円)の格安料金の床屋が残っているとは意外でした。しかしここも数年のうちには地上げされて跡形もなくなってしまうのでしょうが。



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 16時くらいに繁華街の吉野家に行ってみました。

しかしここの立地のためか、あるいは土曜日だったためか、ヒマな時間帯なのに牛丼の値段が下がっていませんでしたのでガッカリでした。他の店で普通の中華料理を食べることも考えたのですが、6種類ほどのお得なセットメニューの中に22元(約308円)のカツカレーがありましたので試してみることにしました。見た目には美味しそうだったのですが、カツはボリュームに欠けていましたし、カレーはマイルド過ぎて好みじゃありませんでした。いちばん美味しかったのは大量生産品の茶碗蒸しだったので、ちょっと笑ってしまいました。

しかしこの繁華街の吉野家の支店はカウンターの中の店員が多いわりにはレジが2台しか開いていなくて、アンバランスでした。店員もファストフードの教育を受けているとは思えないふてぶてしい態度でしたし、このカツのいびつな形から厨房のスタッフが一切れつまみ食いしたんじゃないかなと疑わしいものでした。吉野家は5月からの上海万博に日本館の近くに出店するとトレイの紙に書いてありましたが、世界に恥を晒さないように教育をしっかりとやり直すべきだと思いました。



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(2010/03/20(土) 23:59)

 2日目の長沙で上海行きの夜行列車に乗る前に見たものは…
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 2日目の長沙も良い天気に恵まれました。

この街はたいした観光名所もありませんし、今日は夕方に上海行きの夜行列車に乗るだけですので午前中は宿でネットをやりながらのんびりと過ごしました。お昼少し前にチェックアウトして2元(約28円)の市バスで街である中心部の五一広場に向かったのですが、バスは上手い具合に私が自転車で走っていない道を通ってくれました。これはそのバスの車内から撮影したものですが、大きな空き地の外壁にこの場所に建設予定の高層ビルのパースが描いてありました。

長沙では最大級のショッピングモールも同時に作られるみたですが、このままバブルが膨らんでゆけばスゴい規模のものになりそうです。しかし建設途中でバブルが崩壊したらかなりヤバいことになりそうです。どちらにせよ私は日本円が暴落しない限りは、また再訪することになりそうですが…



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 バスを降りて、まずは平和堂へと向かいました。

先日は地下に無料のロッカーがあることだけ確認した後に南の東塘店の方に行ったので、まだ五一広場店の売り場のチェックはしていなかったのです。まずは地下に降りて荷物をロッカーに入れて近くのフードコートに行ってみたら、ランチタイムでしたので混雑していました。米が続いていたし、夜行列車用にはカップ麺を購入済みなので、何か良いものが無いかなと探していたらバッチリのがありました。

値段も6元(約84円)と安い炒粉を黙々と作ってるおばさんがいましたので試してみたのですが、ちょっと味に深みがなくて期待はずれでした。魚介類や肉類などの味が出る食材を使っていないせいもあるのでしょうが、おそらく淡白な味付けがスタンダードなのでしょう。途中で飽きてしまいましたので、カウンターの上にあった唐辛子をかけてみましたが、あまり変わりませんでした。ロッカーの中には調味料がいろいろとあったのですが、食べかけの皿を持って取りに行くこともできなかったので我慢して食べ続けました。



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 市バスの中から見かけた商業施設に行ってみました。

「LA NOVA」という見た目は立派なショッピングモールでしたが、テナントが半分ほどしか入っていませんでしたので、お客さんより店員の方が多そうな雰囲気でした。ここはわざと両側に店が入居していない場所を選んで撮影したのですが、本当にこんな感じでガラ?ンとしているのです。

それほど古くは無さそうでしたし、場所も五一広場に近くて悪いわけじゃありません。最初からこんな感じだったのか、あるいはライバル店ができてから撤退が相次いだのかはわかりませんが、こんな悲惨なモールを見たのは久しぶりでしたよ。



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 長沙の街でもあちこちで古い建物が壊されています。

五一広場より西側の川に面しているあたりが特に再開発が盛んなようでしたが、この現場ではおじさんが1人でハンマーを振り回していました。もちろん左側の空き地の部分は重機で壊して、重機がやり残した部分をおじさんがやってるのだと思いますが、中国のことだからわかりませんけどね。

私は中国に入国した日からこういった光景を見てきているわけですが、人民の皆さんのパワーには圧倒されっ放しです。こうやって壊すのも、またはブロックやレンガを積み上げるのも手作業で黙々とやってるのを見る度に、「日本とは根本的な部分が違うんだな…」と感じてしまうのです。上手く表現できないのですが、アフリカで大きなアリ塚を見た時の驚きと似たような感じなのです。



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 それから賑やかな歩行者天国の黄興中路に行ってみました。

日本でいえば三越のような王府井百貨もある広い通りで、中国で展開中の主なチェーン店が勢揃いしてるような感じの通りでしたが、まだユニクロは進出していませんでした。こういった通りには行政がストリートファニチャーを用意したりすることが多いのですが、やはり長沙で火宮殿にも近いので題材として臭豆腐が選ばれたようです。

臭豆腐を美味しそうに食べているおじさんの像のテーブルには臭豆腐よりマクドナルドが好きそうなお兄さんたちが座って携帯をいじってましたが、中国人も変わったものですよね。そんなことを言ってる日本にだってマクドナルドが初出店したのは30年ほど前に過ぎないのですが、中国の急速な変化を見てるとついついそのように思えてしまうのです。(笑)



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 平和堂から荷物を取り、ウォルマートに向かいました。

平和堂のロッカーは3時間までの利用だったので、近くのウォルマートのロッカーに入れ直すことにしたのです。それで今晩の夜行列車用に「北海道」と大書きしてあるスルメやビールなどを購入したのですが、このパイナップル味のビールも1,20元という安さに負けて買ってしまいました。「どうせパイナップルジュースをビールで割ったみたいな味なのだろう」と馬鹿にしていたのですが、飲んでみたら予想通りの味でした。

一緒に写っているのは「中国風ピザ」と書いてありますが、とてもそのようには思えない屋台の1品でした。ピザ生地のようなものを油で揚げ、その中に肉やザーサイを入れて半分にたたんであるもので、値段は2元(約28円)と安かったのですが、それくらいの価値しかありませんでした。普通のビールと一緒に食べたらもう少し美味しく感じたかもですが…(笑)



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 ウォルマートから長沙駅までは歩いて行きました。

3kmほどの距離でしたし、バスに乗ってしまうと早く着きすぎると思ったのです。自転車でも走っていない道でしたので、駅前の通りの雰囲気もゆっくりと見ておこうと考えたのです。寄り道しながら1時間ほどで長沙駅に到着してノートPCのために電源を探したのですが、古い駅だったので見つかりませんでした。ひとつだけ見つけた場所は残念ながら他の人が携帯の充電中でした。

定刻の18時30分に列車は満員で発車したのですが、今日もいろいろと屋台で食べていましたのでなかなか空腹にはなりませんでした。21時になって「そろそろ食べておかないと消灯されそう…」と考えて、先日カルフールで購入しておいたカップ麺を試すことにしたのですが、これが生麺タイプで予想以上の美味しさでした。具材が何も無いのが残念でしたが、2.40元(約34円)でしたから文句はありませんでした。このシリーズは他の味も試してみる価値がありそうです。



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(2010/03/19(金) 23:59)

 久しぶりの長沙の街の屋台で食べた名物とは…?
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 深センからの夜行列車はほぼ定刻に到着しました。

これは列車から出口に向かう途中で見かけたものですが、中国の新幹線風の列車が連結していたのを見かけたので撮影してみたのです。私は鉄道に詳しくないので推測なのですが、こうやってどこかの大きな街まで走り、そこで二手に分かれてそれぞれが違う方向に走っていったりするのではないでしょうか。それとも人口が多くて車両が長いので、それを高速で引っ張るためのものでしょうか?

そんなことを考えながら長沙駅の正面に出てみたら、昔とあまり変わっていないような印象でした。もちろん駅前には見たことも無いビルがニョキニョキと建っていたのですが、他の街と比べると面影が残っていたのです。チケット売り場も昔のままでしたが、ブースの向こう側に液晶のモニターがあるところが変化といえば変化でしょう。

今回の最終地の上海行きの夜行列車のチケットを買ったのですが、意外とすんなりと購入できました。今回はさすがに安い方の寝台を選んだのですが、値段は256元(約3584円)でしたので財布から300元を出して渡しました。すると「1元ありませんか」と言われたので、「20元札が2枚と5元札を1枚返すつもりだろうな…」と思って渡したら46元が返ってきました。中国の駅でこんな単純な間違いは初めての経験でしたが、早朝でしたので眠たかったのでしょうか。(笑)



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 駅の間違いの2元は宿へのバス代に消えました。

15分ほどで湖南省博物館の近くの今夜の宿に辿り着き、宿の人がチェックインの手続きをしてる間に何気なく壁に貼ってある注意書きなどを読んでいたら、「ランチ10元(約140円)」と書いてありましたので試してみることにしました。夜汽車で疲れたので、午前中は出かける予定はありませんでしたのでね。

お昼になったら中華レストラン式の回転テーブルにできたての料理が次々と並べられました。それぞれがご飯の上におかずを少量づつ乗せて食べ始めましたので、私もマネにて美味しくいただきました。なるほどこれなら取り皿を使わずに済みますので合理的ですし、テーブルは誰かが1方向に回すことが多いので良いタイミングで次の料理を試すことができます。食事中に地元のことについても話を聞くことができましたので、なかなか楽しいランチでした。



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 午後は宿の自転車を借りて出かけました。

レンタル自転車は1日なら30元でしたが、午後からの半日なら15元(約210円)と割安感があったのです。まずは宿の人に教えていただいた街の中心部へ向かったのですが、その途中で早くもバブルっぽい建物を発見しました。2本の高層ビルの間がショップになってる「MAISON MODE 美美」というもので、左がルイ・ヴィトンで右にはエルメネジルド・ゼニアが入っていました。

上海の美美百貨の系列なのかもしれませんが、詳しい内容は不明です。自転車を停めてまで見るほどのものじゃ無さそうでしたので店内の様子はわかりませんが、まさか地下鉄もまだ走っていない長沙の街にまでこんなのができてるとは意外でした。日本の地方都市にブランドのショップが次々にオープンしたバブル初期と現代の中国じゃ所得水準はまだかなりの格差があると思うのですが、そんな状況下で出店を行うという裏には家賃が極端に安いとか何か理由がありそうです。例えばこのビルの場合は2本の高層ビルの部屋を高く売りたいために、ブランド側に低い売り上げの販売手数料だけをもらうという特別な好条件で誘致したというのも考えられます。



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 長沙の街の中心部の賑わいはさすがに省都のものでした。

滋賀県が本拠地の平和堂というスーパーの大型店などが建ち並ぶエリアが長沙でもっとも賑やかなエリアのようでしたが、中心部は明日の午後に上海行きの列車に乗る前にゆっくり歩いて回るとして、今日はせっかくの自転車ですから歩いては行けないエリアを回ることにしました。南に向けて走り出したら、浅草みたいな雰囲気の火宮殿を中心とした賑やかなエリアがありました。

ここには毛沢東が好んで食べたという臭豆腐というものがありましたので、私も長年やっていそうな屋台で2元(約28円)払ってひとつ試してみることにしました。ウィキペディアによりますと、「臭豆腐は豆腐で作られる加工食品で、植物の汁と石灰等を混合し、納豆菌と酪酸菌によって発酵させた漬け汁に豆腐を一晩程度つけ込んだ物…」ということでした。豆腐自体の発酵はほとんどしていないということでしたが、揚げてあっても色と臭いはけっこう気になりました。しかし口に入れてみたら美味しくて臭いも気にならなくなりました。



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 南部の郊外を走っていたら唐突に観覧車がありました。

大きなスタジアムがある神宮外苑のような雰囲気のエリアでしたが、なぜかこの広場の下は地下街になっていて、核テナントでカルフールが入居していました。いつものように荷物を無料のロッカーに入れて店内を物色してみたのですが、帰国の際に税関の検査を楽にするためにキレイな靴と服を物色しているのですが、田舎っぽいものしかありませんでした。やはり上海に行かないとダメみたいですね。

食品売り場に行ってみたらカルフール全店で共通らしい1,50元の菓子パンコーナーが3つで3元(約42円)になっていましたので、明日の朝食用に買っておきました。また中国西部が産地の梨の量り売りで6個で4.74元(約66円)、休憩用の缶ビール1.90元(約27円)、明日の夜行列車用のカップ麺2,40元(約34円)などが安かったので荷物になるのは覚悟の上で購入しました。明日も買い物する機会はあるのですけど、安いのを見かけると「明日は安くなくなってるかも…」とついつい反応してしまうのです。(笑)



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 最後に平和堂の新しい方の店もチェックしてみました。

日本の平和堂のウェブサイトによりますと、「中国湖南省と滋賀県との間に結ばれ姉妹都市提携をきっかけに、1998年11月に長沙市五一広場に海外第1号店をオープン。2007年9月に2号店がオープン…」とありましたが、やはり新しいだけにキレイでした。ここでも帰国用の靴や服の良さそうなものはありませんでしたので、地下の食品売り場に行ってロッカーに荷物を預けました。

夜行列車用の酒のつまみを少し物色して惣菜コーナーに行ってみたら、まだ17時を少し過ぎたばかりの早い時間でしたが寿司が半額になっていましたので手巻き寿司などいくつか買っておきました。全部で11元(約154円)と安くあがりましたが、まだ長沙あたりでは寿司の人気が無いためでしょうか。そういえば香港や深センで見かけた回転すし屋の行列も見かけませんでしたし。やはり長沙は大都市であっても、まだ少し田舎っぽさが残っているようでした。



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(2010/03/18(木) 23:59)

 2日続けて通った深センのイケアで試した5元の朝食の味は…
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 今朝も深センの空はどんよりとくもっていました。

湿度も高いので洗濯物も乾かないのが困りものですが、乾燥機を使うほどの量も無いので我慢するしかありません。もし乾かないようならカルフールあたりで新品を買えば済むことですから問題は無いのですが。今朝もなぜか早起きできてしまいましたので、先日のリベンジでイケアの朝食を試しに行くことにしました。宿の近くからは2元(約28円)の市バスで行くことができることは確認済みでしたから、今朝は5分ほど歩くだけで簡単にアクセスできました。

9時の開店直後にイケア2階のレストランに行ってみたら、既にイケアの社員たちが食べていました。5元の朝食は社員用のメニューみたいな意味も大きいみたいでした。トレイを持って誰も並んでいないカウンターに行ってみたら、先日は見なかった朝食メニューが並んでいました。5元のメニューは炒麺とお粥のセットで、その他に1.50元の目玉焼きや1.50元のソーセージ、2元の油条などを買ったらちょうど10元(約140円)でした。ちなみに今日も平日ですからファミリーカードを提示することで6元のコーヒーは無料でした。

イケアの朝食マニアとしては満足できたのですが、やはりコーヒーがインスタントであることと、お粥には最後に少し醤油を垂らして味を変えたかったのに置いてなかったというのが残念でした。ちなみにここのイケアのロッカーは大きなサイズもありましたので、私のような旅行者には便利そうです。つまり香港から40香港ドルのバスで入国して2元のバスで世界の窓まで行き、そこからイケアのシャトルバスでやってくれば荷物を無料で置けちゃうのです。シャトルバスは22時までやってますので、半日ほど観光してから夜汽車に乗るということだってできるわけです。シャトルバスの始発は10時ですから、9時から10時までの朝食メニューは食べることはできないのですが他にもいろいろとありますし、イケアの目の前にはKFCもありますので困らないでしょう。世界の窓の周辺にはショッピングモールやウォルマートなどもありますので便利ですし、火車駅までは地下鉄が5元で30分ほどで行くことももできます。



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 帰りは無料のシャトルバスで世界の窓まで戻りました。

朝食はボリュームたっぷりでしたし、最後にイケアのビストロで3元(約42円)のホットドッグと1元(約12円)のソフトクリームを食べましたのでランチタイムになっても空腹感は無かったので、今晩は列車内でカップ麺という夕食の定番を止めて、どこかで早めに食べてから列車に乗ることにしました。

それで世界の窓の周辺を歩き回ってみたのですが、この入り口あたりがひとつの観光地になっていたのが笑ってしまいました。お金持ちは120元(約1680円)の入場券を買って階段を登っていくのですが、ここで記念撮影だけして帰る人も多そうでした。ちなみにガラスのピラミッドは地下鉄の駅の入り口で、その文字は江沢民氏が書かれたようです。党のお墨付きもある国家的な観光施設というわけですね。(笑)



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 これは世界の窓の対面のショッピングモール前の様子です。

3月15日にこの益田暇日広場(HOLIDAY PLAZA)というショッピングモールは地下鉄の駅の真横なのに地下からのアクセス通路が見当たらないのが不思議だと書いていたのですが、それは間違いでこれから露天掘りして作るところでした。

ショッピングモールの方が新しいので、建設する時に地下通路も同時に作ってしまえば良かったのにと思いましたが、ここは香港風な雰囲気はしているものの、やはり中国ですから裏に何か特殊な理由でもあるのでしょう。モールの開発会社が申請しても許可が降りる気配が無かったとか、あるいはモール側はその気が無かったのに当局がゴリ押ししてきたとか…



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 宿の近くのLOFTというエリアをチェックしました。

その後に宿に戻ってシャワーを浴びて、しばらくネットをやりながら休憩しました。先日バスの中から見えたSEIBUとJUSCOのサインが気になったので調べてみたら科学館の駅から近かったので、夜行列車に乗る前にチェックしてみることにしました。宿から3元(約42円)を払って地下鉄に乗って15分ほどで到着したのですが、科学館のあたりから地下街が続いていたのは意外でした。

LOFTの後にSEIBUに行くというのも変な巡り合わせですが、どちらも日本の西武百貨店とは無関係なようです。このSEIBUは香港のランハム・スクエアでもSEIBUブランドでデパートを経営しているディックソンという会社がやってるみたいで、吹き抜けがあるモール形式の売り場に高級ブランドを並べていました。でも客より店員の方が多いような雰囲気でした。深センの金持ちのメンタリティは理解できないのですが、香港やマカオに遊びに行った時に買い物をするためなのかもしれませんね。



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 それに比べて地下のジャスコは賑わっていました。

無料のロッカーがあったので荷物を入れて、手ぶらで店内をゆっくり見てまわることができました。館内地図を見たら奥にフードコートらしきものがあったので行ってみたら、吉野屋を含めて5軒くらいが並んでいました。半年ぶりくらいに牛丼でもいいかなと思ったのですが、最後の韓国料理のブースで通常は22元(約308円)のイカの石焼ビビンバが15元(約210円)に特別に値下げされていましたので試してみることにしました。

キムチやスープ、そして炭酸飲料まで付いての値段でしたので割安感はあったのですが、欲を言わせてもらえればイカの量を増やしてもらいたいものでしたし、もう1分ほど火にかけておいてもらいたかった感じでした。少しご飯はコゲがあるくらいが美味しいですからね。またレンゲもぺらぺらのプラスチック製でしたが、人件費が上がってるとはいっても中国なんですから陶器製を使ってもらいたいものでした。



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 食後に夜食用にジャスコでおにぎりなどを買いました。

そろそろ駅に向かおうかとロッカーに行ったらトラブル発生!バーコードを読み取らせてもロッカーのドアが開かないのです。防犯のためなのか、もう一度試すためには3分待つ必要があるようでしたので3分後にトライしてもダメでした。列車の時間までは余裕があったのですが、ちょっと焦りました。サービスカウンターの人にお願いして開けてもらったのですが、時間が無かったらヤバいところでした。

ジャスコから2元(約28円)のバスに乗って出発の30分前に火車駅に到着して、いつものように荷物をX線でチェックした後に長沙行きの列車に乗り込みました。昨年は一気に上海まで乗ったのですが、今回は上海からの帰国を考えていますので余裕もありましたので、途中の街に寄っていくことにしたのです。いちばん安い硬座で147元(約2058円)でしたが、600kmほどの距離ですから高度成長中の中国でも庶民の足の列車はまだ安いですよね。



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(2010/03/17(水) 16:39)

 深センのイケアで5元の朝食の代わりに試したものは…
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 今朝の深センはあいにくの曇り空でした。

この街には何度も来たことはあるのですが、いつも通過するだけで宿泊したのは初めてでした。今朝は早起きできましたので郊外のイケアに朝食を食べに行くことにしました。中国のイケアのウェブサイトを見てみたら地下鉄の世界の窓駅から無料のシャトルバスが出てるということでしたので、始発の10時に間に合うように宿を出発しました。予定通りに10時少し前に到着してシャトルバス乗り場を探したのですが、それらしい看板が見当たりませんでした。それで中国語のウェブサイトを開いてショッピングモールの駐車場の係員に見せたら「対面!」と東側へ向かう道を指差して教えてくれました。グーグルマップで見たらイケアは地下鉄駅の西側にあったので、西に向かう道路で探していたのですが逆だったのです。

そのやり取りをしているうちに10時を過ぎてしまいましたし、交通量が多い道路のために地下通路を通らなくてはならず時間がかかってしまいました。時計を見たら10時8分でしたので、「次のシャトルバスは20分後か…」とあきらめていたら目の前をイケアのシャトルバスが通り過ぎました。なんとラッキーなことに始発のヤツが10分ほど遅れていたのです。「これで朝食に間に合うかも…」と期待していたのですが、イケアに到着してレストランまで駆け上がってみたらすでに終了していました。英語が少し理解できる店員に聞いてみたら、9時から10時まで5元(約70円)の中華風の朝食が提供されているとのことでした。それじゃどんなに急いでもシャトルバスに乗ってたら間に合わないということになります。「始発は9時にすべきだ!」と深セン店のマネージャーに文句を言いたくなりましたよ。

せっかく来たので何か朝食っぽいヤツを試そうと考えて13,50元(約189円)のエビと茹で玉子が食パンに乗ったヤツとクロワッサンなどを選んでみました。イケアのファミリーカードを提示することでコーヒーは無料でしたので、トータルで19元(約266円)でしたが、クロワッサンは見かけだけでダメでした。ここもやはりコーヒーはインスタントでしたが、所得が高い深センのお客さんに対しては失礼だと思いますよ。値段が安いですから文句は言いにくいのですけどね。(笑)



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 イケアの周辺には郊外店が勢揃いしていました。

スポーツ用品のデカトロンやドイツ系のホールセールのMETRO、そしてB&Qというホームセンターなどでしたが、深センで暮らす外国人には馴染みの店ばかりなのでしょう。それらをザッとチェックして、再びシャトルバスに乗って世界の窓に戻り、そこからは5元(約70円)の地下鉄のチケットを買って駅へ明日の夜行列車のチケットを買いに行きました。前回のように一気に上海まで行くのは止めて、今回は途中の街にも寄っていくことにしたのですが、いつものように売り切れが多くて苦労させられました。行列に2回並んでなんとか希望の席を確保したのですが、いつもながら時代遅れのシステムにイライラさせられました。LCCの航空会社のように座席の予約から支払いまで、すべてウエブサイトで行うことができるようにしてもらいたいものです。PCの操作ができない人たちだけが窓口で購入するようにすれば行列はすぐに無くなるはずですよ。

チケットを入手して駅前に出てみたら、そこには2011年の深センでのユニバーシアード大会開催を知らせるオブジェが置いてありました。上海万博の次は広州のアジアンゲームで、その後には深センでユニバーシアード大会が開催されるというわけですが、先日バスの中から見たモダンなデザインの体育館の工事現場はそのためのものだったのかと納得できました。



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 火車駅から2元(約28円)のバスで中心部へ移動しました。

深センの中心部にはPCの部品などを扱う店が密集したビルが何棟もあり、路上でバルクの基盤などを売ってたりします。日本の高度成長期に人件費が安い香港の工場街で様々なデジタル製品が作られるようになり、それが経済開放地区の深センに移っていった名残だと思うのですが、最近ではLED関係などの製造も盛んなようです。

1月に訪れたオーストラリアも「光通信元年」ということでしたが、中国でも銅線からオプティカル・ファイバー製のケーブルに次々と置き換わっているようで、こんなポスターを見かけたのですが、「秋葉原」という名前はいただけませんね。商標登録が本当にしてあるとなると尚更です。まあ日本でも欧米の地名のブランドはたくさんありますので、あまり批判もできないのですが…(笑)



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 中心部での遅いランチはパスタを選んでみました。

香港にたくさんある大家樂(Cafe de Coral)というファミレスが深センの中心部の地下街にもありましたので、人気の秘密は何なのかチェックしてみることにしたのです。まず入り口で食べたいものを選んで支払いを済ませたら番号札を渡されるというモスバーガーと似たシステムでした。私は16元(約224円)のパスタとオムレツのセットとコーヒーを頼んだら、セットにはコーヒーも付いてるみたいでした。

さほど待たされることもなく料理が運ばれてきたのですが、パスタは予想以上にマシでした。アルデンテというわけじゃありませんでしたが、まったく日本のファミレスと同水準でした。コーヒーも最初からミルクは入れてありましたが、砂糖は別でしたので問題なしでした。落ち着いた雰囲気の店でPCの電源も使えて、おまけにWiFiまで完備していましたので嬉しくなりましたが、それは秋葉原に似た深センの街だからなのかもしれません。総合的な水準が高いことが人気の理由のようでした。次回は中華メニューも試してみるつもりです。



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 中心部から30分ほど歩いて西側に移動しました。

1号線と4号線が交わる「会展中心」という地下鉄の駅がありましたので、そのあたりが盛り上がっているのではと予想して行ってみたのですが、そこでまさしく「バブルの現場」を目撃することになりました。モダンなデザインのコンベンションセンターの周りは工事だらけで、7?8階建てのビルが壊されて40階前後のビルに置き換えられている途中だったのです。この瓦礫の山は取り壊されたビルの名残ですが、おそらくまだ建てられてから25年程度のものだったと思います。

一昨年あたりに西新宿でも似たような光景を見かけましたが、ここは規模とスピードが違います。中国のバブルが崩壊しなければ3年後には西新宿みたいな高層ビル街が完成してしまうでしょう。先日のネットのニュースで中国の沿海部では人手不足が深刻化してるという話がありましたが、このエリアだけでも相当な数の労働者が働いていますから納得できる話です。広州駅前で寝てる人が少なくなった理由も理解できました。中国全土でビルを建て続けているわけですが、それは需要があるためでは無くてバブルに踊っているからです。そろそろ宴も終わりの時期を迎えそうな感じがするのですが、こんな現場を目の当たりにすると「もしかしたら中国の好景気は永遠に続くのかも…」と思えてきてしまうから不思議です。(笑)



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 それから「会展中心」から「購物公園」まで歩きました。

ネットで「購物公園」にはジャスコがあるということを見ていましたので、適当にブラブラしていたらCOCOPARKというショッピングモールの中に入っていました。都心型でしたから規模はさほど大きく無いものの、コンパクトにまとまりのあるモールでした。そこから車公廊という所まで歩いて、2元払って地下鉄で華僑城駅まで行くことにしたのは駅前にウォルマートがあることを知っていたからでした。

入り口のコインロッカーにノートPCを入れて手ぶらで買い物をしたのですが、今日はフィッシュボールでも買って1袋だけ残っていたシンガポール製のインスタント麺を食べてしまおうと考えていたのですが、持ち帰り寿司が2パックで14元(約196円)になっていましたので衝動買いしちゃいました。ビールは1,80元(約25円)で、ミニトマトは2,40元(約34円)、デザートのゴマ付きの薄い揚げパンは2.50元(約35円)でした。ワインは13,80元(約193円)と安かったのですが、今晩中に半分飲んで、残りはペットボトルに移し変えて明日の夜汽車の友とすることにしました。



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(2010/03/16(火) 23:59)

 香港から深せんへ、日本円にするとワンコインの旅の結果は…
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 最後になって香港はようやく晴れてくれました。

朝食とシャワーを済ませた後に、久しぶりにTシャツ1枚で足取りも軽く図書館に行ってみたら、月曜は12時からということでガッカリでした。宿でゆっくりと荷造りを済ませてから、再び開いたばかりの図書館でメールチェックなどを済ませて近くの旅行代理店に急ぎました。5分後に出るという13時発のバスのチケットを40香港ドル(約480円)で購入しての香港脱出となりました。

日本円にしてみるとワンコインの料金の国際バスは九龍駅に寄って追加の乗客を乗せた後に高速道路を順調にクルーズして1時間ほどで中国との国境に架かった新しい橋を渡りました。普通なら橋の手前で香港出国、そして渡ってから中国入国となるのですが、香港は既に中国という特殊事情があるためか、すべての手続きは橋を渡った中国側で行ってくれましたので合理的で便利でした。出国も入国も実にスムーズで、この国境はまだ利用者も少ないためか短時間にすべての手続きを終えることができました。

久しぶりに中国内へと入ってみたら、なんと観光案内所がありましたので驚きました。しかしいくら待っても人が帰ってくる気配はありませんでしたし、置いてあったパンフレット類も中国語のファミリー向けのものばかりで役に立ちそうなものは皆無でした。やはりまだまだ中国のホスピタリティってそんなレベルみたいですね。(笑)



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 国境から深せんの地下鉄の駅まではバスに乗りました。

バス代は2元(約28円)でしたが、前回マカオに入国する前に小銭はパンを購入してすべて使い切っていましたので手元には10元札しかありませんでした。それでバスを待ってる人に両替できないかを聞いたら香港と出入国を繰り返していそうな身なりが良いご婦人が2元を差し出して中国語で何か言ってました。どうやら「10元は崩すことができないけど、2元はあるから…」と私にくれるということのようでした。さすがに深せんは香港やマカオに次いで所得が高いエリアなんだなと実感させてくれました。現金で払ったのは私だけで、他の皆さんはICカードで乗っていましたしね。

バスは高層の郊外住宅やモダンな体育館などの建設現場を通り、15分ほどで終点の地下鉄の世界之窗駅前に到着したので再びご婦人にお礼を言って降りてみたら、そこには世界の窓らしきゲートとパリのエッフェル塔などの世界の有名な建築物がずらりと建ち並んでいました。このテーマパークは長崎のオランダ村みたいに海外には行ってみたいけど、外国は不安だとか面倒だと感じる中国の保守層にアピールしてるようで、それなりに人気施設らしいのです。入場料は100元以上もするみたいですからとても入る気にはなれないのですが、中国バブルが崩壊したらここが荒れ果てた様子が報道されると思いますので、本当は見ておきたいのですけどね。(笑)



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 世界の窓の対面に郊外型のショッピングモールがありました。

「益田暇日広場(HOLIDAY PLAZA)」という5層構造の香港にあってもおかしくない大型のショッピングモールで、地階にはアイススケートのリンクまでありました。地下鉄の駅の真横なのに地下からのアクセス通路が見当たらないのが不思議でしたが、ちょっと高級志向のようでしたので、自動車で来る客を相手にしてるということを無言でアピールするためなのかもしれません。

白い手袋をはめて立っていたコンシェルジェに今晩の宿へのアクセスを聞いてみたのですが、英語はほとんどわからないみたいでした。見た目にも雰囲気的にも深せんは香港と変わらなくなってきているようですが、やはりこのあたりで違いを感じてしまいます。香港やマカオで若い従業員が英語を理解しない場合も、深せんなど大陸から出稼ぎに来てる場合が多いのかもしれません。



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 中国元はまだありましたが、両替をしておきました。

高級ホテルで英語がわかる人間に宿の場所を聞いてみたら間違った場所を教えられて歩き回らせられたので、休憩も兼ねての両替だったのです。今日のレートは10000円が752.70元でしたから、2月25日に初めて海南島から中国入りした時よりずいぶんと良くなっていました。もう1元は13円に近いのですが、面倒なのでこれまでと同じ14円で計算はすることにします。5回目くらいに聞いたホテルでようやく正しい情報を得て宿にチェックインできたのですが、久しぶりにインドを旅行したような気分になりました。皆さんが自信たっぷりに間違った方向を教えてくれましたのでね。(笑)

宿のWiFiでメールチェックなどを済ませて、しばらく宿のメス猫と遊んでのんびり過ごしました。今日は午後にチェックインした後に深せん駅まで行って列車のチケットを購入する予定でしたが、暗くなってきたので近所の散歩だけにしておくことにしました。このあたりはLOFTという高級レストランなどが点在する田園調布のようなエリアみたいでしたが、いきなり「基本生活」というモダンなデザインの生活雑貨の店がありましたのでビックリしました。自由が丘あたりにあってもおかしくない品揃えと店の雰囲気でしたが、値段も中国ではかなり高価な部類のものでした。ただCO2削減のためのエコバックだけが9元(約126円)と買える値段だったのでエコバックをコレクションしている友人のために買っておこうかと悩みましたが、「emoi」という方のデザインでしたので止めておきました。


訂正:この日の両替率は1万円が726.77元の間違いでした。



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 地下鉄の駅の近くにこんなのがありました。

KONKA」といえば中国の大手家電メーカーですが、その事務所か工場が建設されていたのです。右の丸い建物の照明がゆっくりと変化してゆくのですが、どうやらLEDをコンピュータ制御することにより変えているみたいでした。家電メーカーとしての省エネ性や革新性を道路を行き交う自動車に向けてアピールしたいのでしょうが、それは上手くいってるみたいです。

中国の家電メーカー各社の売り上げはまだまだ右肩上がりのようですが、それほど遠くない将来にXデーを迎えることになると私は予想しています。それは私がいつも書いている中国経済のバブル崩壊だけが要因となるわけじゃないでしょう。中国よりも先に日本経済がアルゼンチン化して円の大暴落ということだってあり得る話ですからね。もしそんなことが起きたら高品質な日本製品が割安となり、中国の家電メーカーを脅かすことになりかねないのです。円高傾向を背景に割安に海外旅行を享受している身としては絶対に起きてはもらいたくない話ですが、もし東京や名古屋で大地震が発生したら大暴落の引き金となりかねないのです。



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 夕食は近くのスーパーで済ませることにしました。

まず左の丸いヤツは涼面という名前でしたが、注文したら店のお姉さんが白いきしめんみたいな麺と揚げをサイコロ状に切ったものとモヤシなどをボウルの中でゴマだれなどと共に混ぜ合わせてくれる中国版の冷やし中華といったような料理で、5元(約70円)という庶民的な値段でした。右のハンバーガー風のものは中華パンに青椒肉絲をはさんだもので3元(約42円)でした。

ビールは安いのが冷えてなかったので、3.50元(約49円)の中クラスのヤツを選んでみました。その後ろの大きな袋は丸い米のポン菓子なのですが、酒に合う塩味を期待していたのですが甘かったのでガッカリでした。まあたくさん入っていて7.50元(約105円)でしたので問題は無いのですが。総額で19元(約266円)でしたから中国に再びやってきたことを認識させられました。



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(2010/03/15(月) 23:59)

 香港の空が急に晴れてきたので予定を変更して向かった先は…
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 今朝も香港の空はどんよりとくもっていました。

晴れたら香港島の裏側に行くことにしていたのですが、この天気じゃ楽しめないだろうと判断してMTRに乗って沙田方面に行こうと考えました。まずは図書館のWiFiでネットしてから、近くのホテルの横の旅行代理店に明日からの中国行きのバスの時刻表を貰いに行きました。30分に1本のバスがあることを確認して、郊外に出かけるのは近場でランチを食べてからにすることにしました。

最近は歩いていなかったネーザン通りの裏を歩いていたらK11という知らない商業施設がありましたので、入ってみたらまあまあのテナントが揃っていて、雰囲気も悪くありませんでした。1階部分には南北に通り抜けることができるパサージュがあったのですが、そこにはアディダスとヨージ・ヤマモトのコラボブランドの「Y3」の店がありました。「Y3」は近くのネーザン通りにも小さな店がありましたが、香港の若い人にウケるのでしょうか。



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 ランチは日本風の打ちたてのうどんをいただきました。

重慶マンションの地下が改装したとネットで見かけたので行ってみたのですが、入り口には熊本の「岡田コーヒー」の支店があり、いちばん奥に「自家うどん」という店があり、最近はうどんを食べていなかったので後者を選んだのです。昨年も香港で赤丸製麺所という店でうどんを食べたのですが、うどんが流行ってるのかもしれません。何も入っていないぶっかけは15香港ドル(約180円)からあったのですが、メニューを見ていたら39香港ドル(約468円)でエビと竹輪の天ぷらのうどんがありましたので試してみることにしました。

けっこう待たされてから運ばれてきたものは、エビと竹輪の天ぷらが4個づつ乗っていてボリュームがありました。ただぶっかける出汁が薄味だったので少し物足りない感じがしました。うどんは打ちたてで文句は無いのですが、日本人用にテーブルに美味しい生醤油を用意しておいていただきたいものでした。この店の経営は板長寿司のチェーン店と同じみたいでしたが、もう少し日本の客の好みも把握しておいていただきたいものです。



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 食後に表に出てみたら晴れてきそうな雰囲気でした。

それで予定を元通りに変更して香港島の裏側に行くことにしました。まずは休日料金で3香港ドル(約36円)に値上がっていたスターフェリーでセントラルへ行き、それから6.90香港ドル(約83円)のバスにのってスタンレーに行きました。2階建てバスの前の方に陣取り、懐かしい景色を楽しもうと思っていたのですが、まず現れてきたのはレパルス・ベイのモダンなデザインのリゾートマンションでした。

「やっぱり香港じゃ仕方ないか…」とあきらめモードでスタンレーに着いてみたら、レパルス・ベイより少しマシでしたのでホッとしました。しかし海岸沿いの2階建ての古い建物で現存しているのはわずかで、ほとんどが少しでも儲けてやろうと高く建て直されていましたのでガッカリしてしまいましたが。奥の方には中途半端な規模のショッピングモールもできていましたが、レパルス・ベイを見た後でしたのでなんとか許容範囲でした。



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 レパルス・ベイはスルーして、アバディーンまで行きました。

中国語では「香港仔」と表記するアバディーンですが、かつては海上レストランで有名でしたし、船の上に住んでいる移民もたくさんいた、香港でもちょっと変わったエリアでした。しかし今では中高層のコンドミニアムが林立するようになっており、当時の面影を残すものは海と夕陽だけになってしまいました。

夕陽が沈むあたりにはビルが無いのと、海水の透明度がわりと高いのがせめてもの救いでしたが、もう香港に再訪したとしても香港島の裏側には行く意味は無いと思います。この現実を見てしまうと、マカオのコロアン島が良いコンディションで残っていることが奇跡に近いことだということが理解できます。かつてはアバディーンものどかだったのですが、大都市にあまりに近かったために熱海と同じような道を辿ったというわけでしょう。



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 夕食はアバディーンで済ませることにしました。

何か珍しいものはないかと街中を歩き回っていたら、壁に日本語の紹介記事が貼ってある店がありました。それによりますと、「潮苑」という店は牛肉を棍棒で叩いてのした27香港ドル(約324円)の手打鮮牛肉餅麺が名物だということでしたので、試しにひとつオーダーしてみました。さほど待たないうちに運ばれてきたものは店頭に貼ってあった写真とは違って牛肉のつみれとフィッシュボールがミックスされたものでした。

スープはかなり淡白な薄味でしたが、牛肉を薄く延ばしたヤツは独特の歯ごたえがあって美味しゅうございました。半分ほどは普通に食べて、後半はテーブルの上の調味料で味を変えていただいたのですが、ネギを追加してポン酢を加えたら美味しそうでした。とろろ昆布などを入れても良かったと思うのですが、店の人に見つかると怪訝な顔をされてしまうかもですね。(笑)



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 夕食後にまた2階建てバスでセントラルへ戻りました。

昼に通った時にセントラルの古い建物の前でイベントが行われていましたので終点の少し前で降りてみたのですが、もうすべて終了していてゴミが残っているだけでした。その周辺にはちょっと雰囲気が違う女性たちが地面にダンボールなどを敷いて座っていましたので、最初はイベント関係者たちが終了後の打ち上げでもやってるのかと思ったのですが、会話がタガログ語のようでしたので出稼ぎに来ているフィリピン人のメイドさんたちであろうと推測できました。おそらく彼女たちは週に一度の休み毎にセントラルに集まって母国語での取りとめの無い会話を楽しんでいるのでしょう。その中でのいちばん多い話題は自分の雇い主である香港人の奥様の悪口じゃないかなという気がします。(笑)

ルイ・ヴィトンなどのブランドが立ち並ぶセントラルの中心部は丸の内に似てきたような気がするのですが、そこに毎週のようにフィリピン女性がたむろしているのでしょう。高級ブランド店の経営者からしてみますと邪魔な存在なのでしょうが、別に法を犯しているわけじゃありませんからどうしようもないのでしょう。フィリピン人たちが少数ならヤクザでも雇って追い払うのかもしれませんが、これほどの大人数ですから返り討ちにあってしまうのでダメなのでしょう。(笑)



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(2010/03/14(日) 23:59)

 香港で2度目のうなぎライスバーガーを試した後に向かった先は…
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 宿で朝食を済ませた後は久しぶりにのんびりしました。

帰国をマニラ経由にするか、あるいは中国を陸路で移動するかを資料を見ながら悩んでいたのですが、どちらもメリットとデメリットがあり、判断は明日に延ばすことにしました。シャワーを浴びて近所の図書館のWiFiでネットした後に向かったのはモンコックのランハム・スクエアというモールでした。これは西武が入った都市型のモールで、5階部分くらいに贅沢な広場があり、そこから一気に11階くらいまで昇り降りできる長いエスカレーターがあることが特徴なのです。

そこの広場部分にモスバーガーの支店があったので、先日もらった「3月12日はモスの日」記念のポテトの無料券を使うために、今日から香港地区で新発売のうなぎライスバーガーを再び試すことにしたのです。私は先行発売されていたシンガポールで一度試したことがあったのですが、香港でも20香港ドル(約240円)と割安感がありましたので、同じ値段のコーヒーとハッシュブラウンとのセットと共に優雅にテラス席でいただきました。ポテトは後から運ばれてきたので一緒には撮影できなかったのですが、揚げたてで美味しゅうございました。モスの本社はご近所さんなのですが、「モスの日」おめでとうございます。これからも新たな商品開発を期待しております。



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 モンコックからMTRで終点のチャイワンに移動しました。

そこから歩いて10分ほどのCITYWALKという郊外型のショッピングセンターに行ってみたのですが、香港ではありきたりの高層コンドミニアムに囲まれた中庭があるタイプのものでしたが新しくてキレイでした。ここにもユニクロはありましたがでした、いつも近くに見かける無印良品は見当たりませんでしたので不思議な感じがしました。「特に変わったものは無いな…」と思いながら歩いていたら、地下のフードコート風のエリアに「大阪 王将」の文字がありましたので驚きました。中華の本場に日本の餃子を売り物にした中華店が進出するとは意外な感じもしたのですが、美味しいものに国境は無いということでしょうか。

この他にも広場に面して「阿蘇火山」という和食の店があったりして面白かったのですが、公共の食品市場ともブリッジで結ばれたCITYWALK2の方は新しいようで、まだ空き店舗がかなり目立っていました。そこには「札幌らーめんみそNo.1」という不思議な名前の店があったのですが、香港人の北海道に対する憧れを現しているようで可笑しかったですよ。日本の地名や日本語を使う店は今後も増えそうな感じがしました。



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 CITYWALKの隣の商業施設にも行ってみました。

ジャスコも入居していたチャイワン・プラザというものでしたが、なぜかここのジャスコは生鮮食品類を扱っていませんでした。東京の郊外にでもありそうな普通のモールで退屈したのですが、何気なくエスカレーターで地下に降りてみたら無料のシャトルバスが出ていましたので、よく行き先のことはわからなかったのですが聞いたことがある地名の「青衣行き」のバス乗ってみることにしました。しばらく走って空港方面に向かう橋を渡ったら左手に青衣モールが見えてきましたので、「ここと結んでいたのか…」と降りる準備を始めたら通り過ぎてしまいました。「裏口にでも回るのかな…?」と思っていたら、そのまま走り続けて団地のような所の小さなバス停で終点となりました。

単に住民が多い団地と結んでいたことがわかったのですが、その同じシャトルバスでまた戻るのも面白くないので青衣モールまで歩いていってみることも考えました。とりあえずは団地内の様子でも見ておこうと歩き出したのですが、日本の団地と特に違いはありませんでした。ただ1棟毎に卓球台が備え付けられていたのが香港ぽいところなのでしょうか。最近は人気が無いのか、誰も使っていないみたいでしたが。



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 団地からはシャトルバスで元の場所に戻りました。

青衣モールは他と大差ないだろうと判断して、無駄な出費を抑えることにしたのです。それで元の計画通りに3駅分ほど歩いて次の郊外型の商業施設であるMETROPLAZAに行ってみたのですが、ここは大阪城近くの松下のビルのような2本の高層ビルの間に作られたモールで、中身はさほど特色は無いものでした。面白かったのはブリッジで結ばれた隣の古い商業施設の方で、間口も奥行きも小さな店がいっぱい入居していたのです。アジア的な混沌とした雰囲気の中で多種多様なものが売られていたのですが、通行客が多いわりには飲食店が少ないなと感じました。香港では道路上の屋台は当局の取り締まりによりほとんど消え去ってしまっていますので、もう少しビル内に店が多くてもと思ったのです。

宿に戻る前にMTRの駅前のスーパーでビールなどを買って帰ることにしたのですが、そこで煎餅の大袋が11.10香港ドル(約133円)という中途半端な値段で安売りされていましたので衝動買いしてしまいました。「雪の餅」というのもちょっと変な感じがするのですが、もっとおかしいのは隣の文字でした。「儚い」という意味なのかもしれませんが、普通の日本人には「危い」という風に取られてしまうと思います。まあ味の方は普通に美味しかったので問題は無いのですが。



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 日が暮れてからMTRに乗って宿に向かいました。

駅からの近道のために公園を抜けたら、中国将棋に熱中してるおじさんたちを見かけました。昼間の労働を終えて夕食後の楽しいひとときなのでしょうが、若い人は混じっていませんので、こういった光景は20年も経てば見られなくなるのかもしれません。もちろん若い人はネットで対戦している可能性もありますので、中国将棋が無くなるというわけではないのでしょうが、街角では見かけなくなる可能性が高いと思うのです。

今回も香港に来て時代の変化を感じたのですが、それはこのタイプの住人が減って、身なりが日本風の若い人が増えているのも理由でした。香港ではITという会社が日本のブランドを香港で展開していますが、取り扱い量がかなり増えているようなのです。面白い社会現象だとは思うのですが、ちょっと手放しでは歓迎できない気がします。日本の堕落した部分まで輸出しちゃう感じがしますのでね。



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 夕食は持ち帰りの炒飯にしてみました。

他の旅行者からの評判を聞いて昨年も試した「富成」という店の炒飯でしたが、今年も同じ23香港ドル(約276円)という値段で頑張っていました。昨年は予想外の美味しさに小さな感動を覚えたのですが、今年の正直な感想は「美味しいけれど、次回もまた買いに行きたくなるほどじゃないな」というものでした。

前回は旅行の初めに予備知識無しで試したのですが、今回はシンガポールなどの中華圏をあちこち旅行してきて、しかも頭の中に美味しかったという記憶がありましたのでハードルが上がっていたのでしょう。まあこの値段なら充分だったのですが、食べ物が美味しく感じられなくなってるということは、やはりそろそろ中華圏の旅は終えた方が良いということなのでしょうね。(笑)



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(2010/03/13(土) 23:58)

 香港のイケアには朝食が無かったので試したものは…?
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 香港はまたいつもの曇り空に戻ってしまいました。

今日は香港島側を歩き回ることにしていたのですが、2.50香港ドル(約30円)のスターフェリーが到着するワンチャイから歩いて行けるコーズウエイベイにイケアの支店があるということでしたのでチェックしてみました。グーグルマップのストリートビューで見たら街中タイプでしたのでレストランは無さそうだと思っていたら、やはり1階にビストロがあるだけでした。せっかく来たので何か朝食になりそうなものは無いかと思ったのですが、ホットドッグとミートボール、そしてこの8香港ドル(約96円)のピザしかありませんでした。

朝からピザもどうかと思ったのですが、そういえば最近は食べていないのでコーヒーと共に注文したら、「コーヒーは入り口に無料のものがありますので…」ということでした。おそらく朝の時間帯だけ早く来店した客のために用意してあったのでしょうが、6香港ドル(約72円)の節約ができました。しかし昨年のKowloon Bay店に続いて朝食メニューが無かったのにはマニアとしてはガッカリでした。



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 これはワンチャイのフェリーを降りた所で見かけたものです。

私は香港に最も似合わない乗り物がハーレーだと思いますし、今まで見たことが無いのですが、ついにハーレーの専門店がオープンするみたいでした。もう富裕層は充分にハーレーを買えるだけの資金は持っているはずですし、ごく稀に大陸のお金持ちが香港観光にやってきたついでに衝動買いするかもしれませんし、それよりかなり確率は低いでしょうが、マカオのカジノで大勝した成金が札束を懐ににてやってくるかもしれませんのでビジネスは成り立つのでしょう。

まだ日本人の中には香港の人間がハーレーを買うほど金を持ってるのかと疑う方がいらっしゃるかもですが、香港の若い連中は確実に私より良い服を着て、良いものを食べて幸せそうに暮らしています。もちろん平均を下げる人たちがまだまだ多いのは事実ですが、それも世代の交代と共に急速に変化してゆくことでしょう。

先日貰ってきて読んだフリーペーパーに日本と香港の間でワーキングホリデー制度が始まったことが報じられていましたが、日本で就職がキビシイ新卒者が香港で求職する時代を迎えていると思います。その記事の中には「北海道の牧場で働いてみたい」という香港の若い人のインタビューがありましたが、大都市の香港から十勝あたりの牧場に行ったらガッカリすることも多いのではと心配しています。もちろん北海道には素晴らしい自然と優しい牧場主の方が待ってると思うのですが、雪を映画などでしか見たことがない都会育ちの香港の若い人には耐えられないと思うのです。東京や大阪などの大都市周辺にしておくべきだと思うのですが、こちらの北海道人気はますます過熱してるみたいなのです。まあ何事も経験ですし、アッという間にインターネットを通じて北海道の良さと厳しさは香港人のワーホリ組の間で共有されてしまうでしょうから余計な心配かもしれません。涼しい夏の北海道で働いて、寒くなってきたら本州や沖縄に移動するのが定番となるかもですね。



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 MTR3駅分くらいを歩いて太古駅にやってきました。

駅前型の「吉之島」ことジャスコがありましたのでチェックしてみたら、惣菜売り場でちょうど39香港ドル(約468円)のとんかつ弁当が32香港ドル(約384円)に値下げが始まっていましたので、それをひとつ購入することにしました。本当は同じ値段のカツ丼の方を買いたかったのですが、それは値下げされなかったのです。ということは香港人にもカツ丼の方がウケるのかもしれませんね。

飲み物は3本で11香港ドル(約132円)の香港製のアイスビールというのを試してみましたが、コクが足りなくて好みじゃありませんでした。余談ですがこのジャスコではお弁当を自分でチンするタイプじゃなく、惣菜売り場の人にお願いするタイプでした。ちゃんと一度ふたを開けてミニトマトを外してから加熱してくれたのにちょっと驚かされました。またここで初めてセルフレジを見かけたのですが、あまり使われていないようでした。香港人は「金を払うんだから面倒な作業は店員に…」という考え方なのかもしれませんね。

どうでも良い情報かもですが、このジャスコの2階には日本全国のイオンモールで店舗展開しているビレッジバンガードが出店していました。雑貨が中心で、日本語の本と中国語の本が壁際に少し並んでいましたが、場所が良くないので日本の流行に敏感な層には上手くアピールできてないと思います。やはり1号店はもっと資金を投入してそれなりに良い場所を確保すべきだったんじゃないでしょうか。



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 それから太古城という大型の商業施設を探検しました。

ジャスコとは駅を挟んで反対側の海側に開発されたもので、名古屋が本拠地のアピタがテナントで入居していました。アピタのコーポレート・カラーは黄色とグレイだと思うのですが、ここではシックにモノトーンでまとめられていましたので意外な感じがしました。アピタは後発の進出企業ですから、入念なマーケティングの上でそういった戦略を選択されたのでしょうが、私は間違ってはいないと思います。しかし公式ウェブサイトとの乖離は感じますし、実店舗の方もどこの国の店かわからないので、もう少し工夫されるべきじゃないかなと思いました。

アピタは洋服や雑貨などは吹き抜けに面して数フロアに分けて展開してましたが、面白いなと思ったのが地下のスーパーマーケットや飲食があるフロアでした。上の方はボリュームが足りてないと感じたのですが、地下は吹き抜けの下の部分を含めてワンフロアをすべて使っていましたので迫力がありました。

その地下にミニフードコートみたいな飲食コーナーがあり、そこにモスバーガーの小さな店があったのですが、他の店では見たことが無い19香港ドル(約228円)のタコかつバーガーというのがありましたので、20香港ドル(約240円)のサラダとコーヒーのセットと共に試してみることにしました。タコかつバーガーはタコの風味があまりしなかったのが残念でしたが、それなりに美味しゅうございました。このタコかつバーガーは今年の新作の第2弾で、明日からは第3弾のうなぎライスバーガーに変わるそうでした。



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 それから2香港ドル(約24円)のトラムに乗りました。

MTRと違ってトラムは距離に関係なく定額料金ですし、2階のいちばん前に座ると景色も楽しむことができますので大好きなのですが、セントラルに行こうと思っていたのに行き先確認を怠ってしまいましたので競馬場の近くで終点になってしまったのです。それからまたトラムに乗り直すのも面倒でしたので歩くことにしたのですが、しばらく競馬場の周辺部を歩いていたら急に墓地が見えてきました。

「こんな街の中心に…?」とビックリしたのですが、かなり古そうな雰囲気でしたのでイギリス統治時代からのものなのでしょう。当時は街外れにあったものが香港の経済発展と共に郊外の住宅開発が進み、いつの間にか街中にぽつんと残る存在になってしまったのでしょう。ここに眠っている人たちは自分たちの希望とは相反して中国の国土になってしまったという人も少なくないんじゃないかと思うのですが、「死人に口なし」ですから実に静かなものでした。



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 墓地から30分ほど歩いてアドミラルに到着しました。

MTRで帰ろうかとも思ったのですが、スターフェリーからの夜景も見ておきたいと思い直して再び海に向かって歩き始めました。この画像はスターフェリーのターミナルが遠くに見え出してきたあたりの工事現場の様子なのですが、無人の資材置き場の向こうには大勢の人が行き交うオフィスビルやコンドミニアムの明かりがありましたので、なかなか絵になるなとデジカメのシャッターボタンを押したのです。

2香港ドル(約24円)のスターフェリーで到着した後に「iSQUERE」地下のマーケット・プレイスというスーパーに立ち寄って明日の朝用のパンを買うことにしました。6香港ドル(約72円)の食パンと10香港ドル(約120円)のバナナが半額に値下げされているヤツを見つけてレジに向かう途中に寿司コーナーがあったのですが、ここはまだ時間が早くて2割引でしたので迷いました。でもマレーシアの伊勢丹で中国正月に食べたのが最後だったのを思い出して32香港ドル(約384円)の握り寿司を1パック買ってしまいました。帰国する日も遠くないのですけどね…(笑)



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(2010/03/12(金) 23:59)

 他の選択肢も見つからず、いつものフェリーでマカオから香港へ…
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 今日はマカオから香港へ移動することにしました。

普通のフェリーで渡るのも芸が無いので朝から観光局に行って相談してみたのですが、「他はヘリコプターしかありません」ということでした。マカオ空港の北のタイパの港から発着するようになったフェリーは本数が少ないですし、陸路で中国を抜けるのは大回りになり時間もお金もかかるというわけで、香港・マカオ間の海上高速道路が完成するまでは私にはフェリーしか選択肢が無いことがハッキリしました。医者から「余命半年です…」と宣告されたらヘリに乗りますが。(笑)

天気も良かったので観光局から世界遺産のモンテ砦に昇って最近のマカオと珠海の変化を見渡してみたのですが、「よくこれだけ短期間に作ったものだな?」と驚かされてしまいました。また「これらのビルの原資の半分くらいはカジノで負けた客の金かも…」と想像しちゃいましたが、人間の欲望というのはスゴいなと改めて思わせてくれました。何も無かったネバダの砂漠を不夜城に変えたのも賭博ですし、リスボアが地味に営業してた田舎町だったマカオをラスベガスを抜くカジノの街に変えてしまったのもギャンブルの力ですからね。

そんなことを考えながら丘を降りてセントポール大聖堂に来てみたら、なにやら同じオレンジ色のウィンドブレーカーを来た宗教団体風のメンバーが小さなバッグを配布していましたので私もひとついただいたのですが、中身は布教関連のDVDや資料、そしてキーホルダーなどでした。布教活動もそんな時代になってるみたいですね。



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 ちょっと早めのランチを市民市場でいただきました。

エレベーターで4階に上がった所にシンガポールのホーカーのようなスタイルで数軒の店が並んでいるのですが、観光客も多いためか料理の写真を貼ってある店が多くて便利なのです。数日前に来た時に狙いをつけていた20MOP(約240円)のクレイポットの牛肉に玉子を落としたヤツを指差して頼んでみたのですが、ご飯が炊き上がるまでに少し時間がかかりました。

写真では牛肉と玉子だけだったのですが運ばれてきたのには青菜が乗っていて嬉しいサプライズでしたが、おじさんがちょっと火加減を間違えたみたいで焦げつき気味でした。お好みで甘めのタレをかけながらいただくもののようでしたが、熱々で美味しかったのです。これをいただきながら「どこかで食べたことがある料理だな…」と思ったら、昨年の3月12日に香港で食べたヤツと基本が同じだったのです。香港のヤツは生卵だったのが新鮮に感じたのですが、マカオのヤツはおコゲも美味しかったので甲乙がつけがたいのです。もう一度香港のヤツを食べてみて判断してみようかな…(笑)



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 食後に宿に戻ってチェックアウトしました。

今日も上手い具合に宿の前にカジノのシャトルバスが停まっていたので、一度タイパのカジノに行ってからフェリーターミナルへ行きました。無料ですから文句は言えないのですが、一度フェリーターミナルの真横を通ったのにぐるぐると回り道をしてF1用の監視ゲートみたいな所の近くの駐車場で降ろされたのには閉口しました。フェリーターミナル前の混雑を避けるための措置なのでしょうが、今後の改善を期待したいものです。

駐車場から地下道を通ってフェリーターミナルに着いたのが12時40分過ぎだったのですが、すぐに13時発の九龍行きのチケットを購入することができましたし、出国もスムーズで荷物検査も一切ありませんでした。スターフェリーで対岸に渡るような感じで、もはや国際航路といった感じはまったくありませんでした。まあ10年前からマカオも香港も中国ですから、国内移動をしてるわけなんですけどね。それを考えると片道140MOP(約1680円)はちょっと高過ぎるんじゃないかという気がします。



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 香港に着いて、まずは両替をすることにしました。

香港ドルと等価のマカオのパタカは余っていたのですが、香港では通用しないので香港ドルを入手する必要があったのです。九龍ターミナルから10分ほど歩いてサーディン駅の近くのいつもの銀行に到着したのですが、今日のレートは1万円が855.50香港ドルと悪くありませんでした。1香港ドルは約11,69円ということになりますので、これまで通り12円で計算することができて便利です。

いつもの宿に荷物を置いて出かけたのは、昨年はまだ工事中だった「iSQUERE」という大型の商業施設でした。ペニンシュラ・ホテルにも近いネーザン通りに面した一等地に完成したので期待していたのですが、低層階は工夫も無くてテナントもあまり良くなかったので退屈でした。しかし途中の階に開放感がある吹き抜けが容易されていて、そこからシネコンまでネーザン通り側がすべてガラス張りの4層ぶち抜きの長いエスカレーターが作られていたのには感心しました。香港ではモンコックのランハムセンターのエスカレーターも長いのですが、開発業者の間で流行っているのかもしれませんね。



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 次に向かったのはこの歴史がありそうな商業施設でした。

しかしこの「1881ヘリテージ」という高級ブランドを集めた施設も昨年はまだ工事中だったのです。こちらはYMCAのビルを挟んでペニンシュラの横のスターフェリー乗り場にも近い1等地にあるのですが、低層の物件でありながら広い中庭があるという贅沢な造りなのです。おまけにこの地を香港返還のずっと前から見つめてきた歴史ある古い樹木はそのまま残すように配慮されていますので、初めて香港にやって来た旅行者は昨年オープンしたばかりの商業施設だとは気が付かないかもしれません。

丸の内のブリック・スクエアのように、これまでの香港とは少し違ったタイプのテナントが入るのではと期待していたのですが、残念ながら隣のペニンシュラやハーバーシティと似たようなものしか見当たりませんでした。まあ普通の旅行者にしてみると充分なのでしょうが、もう九龍にはそんな高級ブランドはたくさんありますので私はもっと別のものを期待していたのですけどね。



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 夕食はDFS近くのフードコートで食べました。

ランチが早かったので夕方に空腹となりましたので、ハーバーシテのWiFiでネット接続した後で近くで済ませてしまうことにしたのです。今日はこれから行く予定が無い中国西部の雲南米線というものにしたみたのですが、最近は豚肉を食べていなかったので、そぼろ肉と青菜が入った30香港ドル(約360円)のものを選んでみました。味は普通に美味しかったのですが、このうどんを細くしたような麺はあまり私の好みではありませんでした。

中華料理は種類も豊富で美味しいのですが、2月4日にオーストラリアからマレーシアに飛んでからずっと中華圏が続いていますので、ちょっと飽きてきたのも事実です。マカオで少しヨーロッパテイストを感じるものをいただいたのですが、まだ体が変わったものを欲しているようです。もうそろそろ帰国する日が近づいているのですが、明日あたりは久しぶりに和食でも食べてみようかな…(笑)



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 最後に九龍駅と共に開発された商業施設に行ってみました。

駅の部分を取り囲むように「エレメント」という大型の商業施設が取り囲んでいるのですが、前回よりも認知度が増したためか客数は大幅にアップしていました。館内地図を見ていたら係員が「何かお探しでも?」と聞いてきたので、いろいろと質問してみたら、シャトルバスの効果もあって増えたみたいでした。この画像の部分はハーバーシティ側にいちばん近い方の入り口なのですが、ここにはアイススケートのリンクがあって親子連れで賑わっていました。

この上部に高層のコンドミニアム群を乗せた商業施設とMTRのオースチン駅の間には広大な空き地が広がっているのですが、そこには近い将来に中国本土へ発着する列車の駅ができるという話でした。私はホンハム駅や昔の空港跡地などの方に作られるのではと予想していましたので不思議な感じがしたのですが、どうやら本決まりのようでした。もちろん中国のバブルが崩壊したりすれば、話は無期限の延期とか消滅の恐れもあるのですけどね。



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(2010/03/11(木) 23:59)

 現在のマカオに「必要じゃないもの」と「必要なもの」とは…
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 ようやく4日目になってマカオは晴れてくれました。

今日こそはコロアン地区まで南下してみようと考えていた私には好都合だったのですが、かつてのコロアン島は島と島の間が埋め立てられる前は「あまり海もキレイじゃない高齢者向きの保養地」というイメージでしたので、私は一度も足を踏み入れたことが無かったのです。先日もタイパ地区からの南下を考えていたのですが、あいにくの天気に気持ちが萎えてしまったのですが、今日はお日様が隠れる心配は無さそうでしたから最高のタイミングとなりました。

「今日もカジノのバスを乗り継いで…」と考えていたら、上手い具合に宿の目の前にベネチアン行きのシャトルバスが停まっていましたのでラッキーでした。15分ほどで先日と同じベネチアンの裏手の駐車場に着いたのですが、他の乗客たちとは正反対の方向に歩いて行きました。今日は私はカジノにもショッピングモールにもまったく用はありませんでしたからね。

ベネチアンから歩き出して20分くらいのあたりで珠海の南部へとつながる蓮花大橋が見えてきました。この橋を通る観光客は少なく、建築資材や食料などの荷物を満載したトラックが行き交う産業用の「第2の陸路」のようでした。その橋のたもとに大陸からの密入国を監視するような小屋が残っていたのですが、さすがに中は無人でした。かつてはこの中にデカい無線機を持った国境警備隊員が24時間体制で常駐していたのでしょうが、10年前に必要が無くなったのです。撤去せずにそのまま放置してあるのは「経費がかかるから」じゃなくて、マカオ特別行政区の担当者が「もしかすると、また必要になるかもしれないから…」と思っているからかもしれませんね。(笑)



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 かつて海だった場所はこんな感じになっていました。

ベネチアンの敷地も既にタイパ島側の浅瀬だったところでしょうが、このコロアン島側の浅瀬だったと推測される場所にはゴルフコースが作られていたのです。正面に見える建物が今年中に開業しそうなシェラトンなどのカジノホテルで、右手のヤツはマカオドームです。この方向の先にはマカオ空港があり、たしか5月末からエア・マカオが関空だけじゃなく東京にも就航するということになっていたはずです。

マカオドームの南側には火力発電所などがあり、人はほとんど住んでいないと思うのですが、常識的に考えてマカオ空港へ降りる飛行機は南の海上からアプローチするでしょうから、飛行機の左の窓側に座ればカジノ群やこのゴルフコースを見ることができるはずです。エア・マカオは就航記念で割安なキャンペーンを打ち出すかもですから、東京近郊にお住まいの方は狙い目かもしれませんよ。



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 歩き出して2時間ほどで小さな町に辿り着きました。

歩いた距離は4kmも無かったので普通に歩けば1時間ほどで着いたはずですが、途中の子供向けの動物園で休憩したりしていたのです。かつてのコロアン島の中心部だった町の小さな広場には小さな市場がありましたが、住民の数が少ない上に今では陸続きで自動車でタイパに買い物に行く人も増えたためか、半分以上が空いていました。広場に面して食堂が数軒ありましたが、壁にメニューも貼ってない常連さん向けのものでしたので入る気になれませんでした。

お日様のおかげもあってポルトガルの田舎町に来たような雰囲気で悪くなかったのですが、他に何も無かったらランチ難民になってしまいそうでした。広場から少し歩いた所には英語のメニューが貼ってあったカフェレストランもあったのですが、白いテーブルクロスがかかった店でしたのであきらめました。「最悪の場合はポケットの中のヒマワリの種とレーズンでしのいで…」と覚悟を決めて歩いていたら、町が終わろうとしてる所にテラス席があるカジュアルな店がありましたのでホッとしました。

メニューにはたくさんの料理名が並んでいましたが、他のテーブルを見るとほとんどの人が似たような定食を食べているようでした。壁には5種類の料理名が書いてありましたので、「これが同一価格の昼の定食なんだろうな」と推測して、その中の魚の料理を指差して注文してみました。まずはスプーンがさしてあるお湯の入ったコップとお茶が乱暴に運ばれてきて、次に白身魚の料理がやってきたのですが、これがなかなか美味しかったのです。量もたっぷりありましたし、これで17MOP(約204円)でしたから近所に住んでみたくなりました。天気が良い日のテラス席というのも良かったのでしょうが、久しぶりに「のどかな島の食堂」の雰囲気を味わうことができて大満足でした。



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 食後に散歩しながらWiFiの接続を試してみました。

2010年ですから電波は少しは飛んでいましたが、住民の数が少ないのと高齢者が多そうでしたからネットの接続は無理でした。しかし自動車の往来ができなそうな狭くて曲がりくねった道なども多くてなかなか楽しい町でした。対岸に中国の陸地が見えるあたりはあまり景色が良くないのですが、町から離れて行くと広々とした水平線が見えるようになりましたので開放感がありました。海水の色は香港と大差ないもので透明度は低かったのですが、水面や海岸にゴミはほとんど見当たりませんでしたから気分は良かったですよ。

町から20分ほど歩いた海を見渡せる斜面にお墓のエリアがあり、そこを抜けてしばらく行ったところにポルトガル風の住宅が残っているエリアがありました。道路から見ると2階建てのタウンハウスなのですが、海側から見ると4?5階建てになるタイプの狭小住宅でしたが、「これで海に沈む夕陽を見ることができたら最高だろうなぁ…」と思ったのですが、残念ながら南向きでした。町から黒沙ビーチにかけてはバイパス的な道がありますので、この住宅エリアを通る自動車の台数はわずかですし集落の規模としても理想的なのですが、海水の透明度と海岸の向きが私の理想とはちょっと違うのです。しかしマカオ空港や巨大カジノから頑張れば歩いてやってくることもできる所にこんなのんびりとした集落が残っているとは奇跡的です。マカオ特別行政区により何か特別な配慮があるのかもですが、このまま良いコンディションで後世に残していただきたいものです。



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 集落から30分ほどで白い砂のビーチに辿り着きました。

ちょっと砂浜のボリュームが足りない感じでしたが、今の季節は人影もまばらでしたのでのんびりと散策することができました。海岸には魚介類を焼いてる屋台があり、美味しそうに焼けた秋刀魚も一匹10MOPで売っていましたが満腹でしたので衝動買いはしませんでした。公園のベンチでお日様を浴びながら昼寝をして、セントロに戻ることにしたのですが、さすがにベネチアンまで歩く気にはなれなかったのでバスに乗ることにしました。観光案内所でいただいた日本語の地図には5MOPと書いてあったのですが、実際は6.40MOP(約77円)でしたので焦りました。ほとんどの乗客はICカードを使っていますし、バスの運転手はお釣りを用意していないはずですから。

バスは上手い具合にリスボアホテルの北側まで行ってくれましたので、そこで降りて最近になって入場無料となったマカオグランプリの博物館に行ってみました。入口では半世紀以上前の赤い車体のF1カーが出迎えてくれたのですが、こんな時代もあったのかと驚かされました。現代の最速マシンはほんの数秒アクセルを踏み込むことで新幹線並みのスピードが出ちゃうみたいですが、この頃のF1カーは現在販売されている最速の軽自動車より遅いのでしょう。ちなみに同じ地下フロアのワイン博物館も無料でしたので行ってみたのですが、ワインには詳しくないので楽しむことはできませんでした。



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 夕暮れにフィッシャーマンズ・ワーフに行ってみました。

去年も流行っていませんでしたから今年はもう他のものに変わっているかもと思ったのですが、なんとか細々と営業を続けているようでした。歩き疲れていましたので奥までチェックしたわけじゃないのですが、人はそれなりに歩いていましたので、そのように感じたのです。新しい発見は無かったので夕食を食べに行こうかとしたところ、入り口に「USマート」のサインが見えましたので、「そういえば場違いな所に流行っていないスーパーがあったな…」と思い出して明日のパンでも買っておこうかと考えて行ってみました。

残念ながらパン類は置いていなかったのですが、10MOP(約120円)の小さなサイズのポン菓子と同じ値段のザボンのようなフルーツ、そして3MOP(約36円)の中国製ビールを買ってみました。モールマニアの私は世界のイケアの朝食マニアでもあり、また世界のポン菓子もかなりの種類を試したことがあるマニアなのですが、これはなかなかの製品でした。蜂蜜系の味付けがしてあってほんのり甘いのですが、そのバランスが秀逸だったのです。パッケージに何も書いていなかったので、どこで作られているかはわかりませんが、大陸で大量に作られたものを大きな箱で運んできてマカオで少量の袋入りに加工されたのでしょうね。

余談ですが、このUSマートの奥の方には日本のフレッシュネス・バーガーが支店を出していました。「健康の主義」と変な日本語が書いてあるメニュー表を見たらハンバーガーは単品で28MOP(約336円)と高かったので試す気にはなれませんでした。まあ香港には6店舗ほどあるみたいですから、お得なセットメニューでもあれば試すこともあるかもですが。




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 今晩の夕食は炒麺にしようとずっと考えていました。

それで手頃な店を捜し歩いていたら、炒麺の両側に青菜炒めが配されている料理の写真を出してる店がありましたので即決しました。私は炒麺だけだとサミシイので青菜炒めを別に頼むことが多いのですが、単品だと8?10MOPと安くは無いですし量も多かったりするので躊躇することが多いのです。写真を見て「これなら見た目のバランスも良くて最高!」と楽しみに待っていたら、青菜炒めが片側だけにしか乗せられていないものが運ばれてきました。

味はなかなか良かったのですが、マカオでは見本の写真とちょっと違うのが出てくることが多いので困ってしまいます。料金は30MOP(約360円)でしたから文句を言うほどじゃありませんでしたけどね。マカオ特別行政区の食品衛生担当の方に衛生面だけでなく見た目の指導もついでにお願いしたいものですよ。ついにシンガポールもカジノ事業に乗り出してきたことですし、ラスベガスの物真似だけじゃない独創性と旅行者の満足を第一に考えるという姿勢が今のマカオには必要なのではないでしょうか。



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(2010/03/10(水) 23:59)

 マカオのカジノはどこまで進化、あるいは増殖を続けるのか…?
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 私としては珍しく、前夜にパンを買うのを忘れました。

マカオでは今朝も霧雨が降っていましたので午前中は外出したくなかったのですが、空腹には勝てそうにありませんでしたので近所まで出かけることにしました。マカオは香港と同じように朝食は店でという家庭が多いみたいで、選択肢はいろいろありました。お粥やトーストなどが一般的ですが、朝食の定番の末席くらいにこの腸粉という料理が位置していると思います。そのままでは淡白で味は無いのですが、茹でたてのものにゴマベースのタレやカラシなどをかけていただくというシンプルな料理です。料金も屋台に毛が生えたような店でしたので6.50MOP(約78円)と良心的なものでした。

10時くらいにこれを食べてマカオ市民の台所の市場などを探検していたら、急に雨が強く降りだしました。近くにマクドナルドがあったのでコーヒーでも飲もうと逃げ込んでみたら、朝食メニューが11時までサービスしてるということでした。しかも通常料金から割引もあったので、15MOP(約180円)のホットケーキとコーヒーのセットを頼みました。1日に2回の朝食はちょっと変な感じもしましたが、最近はホットケーキを口にしていなかったので我慢ができなかったのです。



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 食後に小雨になったのでダイソーに行ってみました。

傘を買うためではなく、何か和風なお菓子でも置いていないかなと考えたのです。しかし7MOP(約84円)の特価コーナーには食べたいものがありませんでしたので、我慢することにしました。レギュラープライスの12MOP(約144円)の棚にはいろいろとあったのですが、ちょっと高過ぎますからね。

ダイソーを出たところで「そういえば去年はこの近所で工事してる「GINZA PLAZA」という物件があったよな…」と思い出しましたので、どうなっているかチェックしてみました。名前に反して中野ブロードウェイみたいな感じになってるのではと予想していたのですが、まだシャッターが降りたままでした。とっくの昔にオープンしてると思っていたので不思議でしたが、消防設備の不備とか何かが原因でオープンが伸びているんじゃないでしょうか。



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 宿にPCを置いて、手ぶらでタイパ島に出かけました。

カジノによってはPCの持ち込みを禁止するところもあったからですが、長距離を歩くことになるかもと自衛の意味もあったのです。まずはピア16カジノのシャトルバスで中国国境まで行き、そこからはベネチアンのシャトルバスに乗りました。ちょっと面倒ですが、こうすれば無料でカジノ巡りができるのです。正確に書いておきますと、「誰かがカジノで負けたおかげで私が対価を支払うことなく…」ということになるのでしょうか。

ベネチアンに到着して驚かされたのが、西側に建設中の新しいカジノホテルでした。2011年に開業予定の「GALAXY」というものでしたが、そんなに作って大丈夫なのかと心配になりました。今日はベネチアンの東側に完成したハードロックホテルなどを見に来たのですが、その南側にも開業を控えているシェラトンなどのホテル群がありましたからね。それらの巨大ホテルが建っているのはコタイ地区という埋立地ですが、そこが海だった頃に釣りや漁をしたことがある地元の人で現在の姿を想像でいた人は1人もいないと思います。



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 ハードロックホテルなどはかなり見応えがありました。

これはグランドハイアット・マカオとクラウンタワーズなどの高層ホテルと共に一体的に開発されたもので、「シティーオブドリームズ」という総称で呼ばれ、シャトルバスの運行も個別ではなく共同運行していました。将来的には空港側の方にもうひとつのタワーホテルが建設されて完成となるようですが、最近になって香港に進出したWホテルあたりが投資家を探していたりするのかもですね。

3つのホテルの中心にはカジノがあり、周辺部がショッピングストリートになっているというもので、セントサ島のカジノと似ていました。あちらにもハードロックホテルがありましたが、私はマカオの方が良くできていると思います。もちろんセントサ島の方はまだ部分開業の段階でしたから、判断するのは早過ぎるのですが。私が面白いと思ったのが、1階のカジノから2階に上がるとハードロックのカジノになることでした。当然ながらあちこちに有名なミュージシャンたちの楽器や衣装が飾られていましたし、飲食テナントも「YO!NOODLE」と新鮮なイメージのものが選ばれていました。

この画像は2階の宝石店や高級時計店が集まるエリアの吹き抜けなのですが、カジノの入り口には表面に水が流れる巨大なスクリーンになっていて、水族館のような景色が映し出されているのです。そこに幻想的に泳ぐ人魚が現れて微笑んだりするのですが、なかなか良い導入部分だと思います。もちろんこの仕掛けには誰かがカジノで負ける資金が投入されているのですが、浮世離れした仕掛けはカジノ気分を盛り上げてくれるはずですからね。

昨年の夏に久しぶりにラスベガスに行って、やはりマカオのカジノ群は独創性が足りていないと再認識させられたのですが、この「シティーオブドリームズ」はかなり革新的な取り組みを行っていました。正面の入り口のクラウン側に楕円形の劇場が用意されていて、30分毎にCGのドラゴンが飛び回る無料のアトラクションがあるのですが、これがなかなか良く考えられているのです。ユニバーサル・スタジオの「BTTFライド」を大きくしたような感じなのですが、効果的に水やLEDなどの仕掛けも使われていて20分ほど夢の世界に連れて行ってくれるのです。オスカーが獲れなかったジェームズ・キャメロン監督ですが、もしこのアトラクションを見に来ていたら「この10倍くらいの規模でラスベガスにアバター専用劇場を作ろう!」と考えるかもしれません。資金はたんまり持ってるはずですし、CG素材は揃ってるわけですから監督さえその気になれば簡単なはずですからね。



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 タイパからシャトルバスを乗り継いでサンズに向かいました。

シティーオブドリームズからベネチアンに戻ればサンズ行きの直行便があったのですが、巨大なベネチアンの中を再び横断する気にはなれなかったのです。それにシティーオブドリームズのシャトルにも乗ってみたかったですしね。サンズでは夕方でしたのでダンサーによるショーが始まっていましたが、進化したアトラクションを見た後では古臭い演出としか感じませんでした。甘いコーヒーを1杯だけ飲んでオープンしたばかりのサイエンスセンターの方面に行ってみたのですが、I・M・ペイ氏がデザインしたそれも古臭く感じてしまいました。

今日は朝食が2回とカジノで無料のお菓子をつまんだくらいでしたので早めの夕食にすることにしたのですが、久しぶりにパスタをと考えていました。しかしなかなか安そうな店を見つけることができなくて苦労したのですが、なんとか粘って新しくオープンした凱旋門のカジノの近くで私の希望にピッタリの店を見つけました。中国語のメニューのパスタのラインナップはたくさんあったのですが、空腹でしたので時間をかけて解読してみる気にはなれず、写真にあるやつが看板メニューだろうと「これください」と指差して注文しました。

伝票を抜き忘れたまま運ばれてきたのは見た目にはナポリタン風でしたが、ちょっと甘めの不思議なソースでした。見本の写真ではもう少し大きな3枚の肉が平行に並べられていたのですが、少し小さいとガッカリしてたら4枚ありました。料理人が文句を言われないように配慮してくれたのでしょう。肉の正体は牛タンだったのですが、甘めのソースとは少しミスマッチでしたが、充分に美味しい一皿でした。もちろんパスタといってもイタリア人は全否定するタイプのものでしたが、「意麺」という別の種類だと思い込めば大丈夫でした。値段は29MOP(約348円)と少し高かったのですが、牛タン意麺なんて初めての面白い食体験でしたので文句はありませんでした。



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 今日はパンを忘れずに買って帰ることにしました。

シャトルバスの窓から見たことがあるグランド・リスボアの北側の庶民的なスーパーに行ってみたのですが、夕方でしたので帰宅前に買い物をするビジネスマンや共働きの主婦で盛況でした。今朝の市場とはまったく違う雰囲気でしたが、マカオの庶民生活の1面を見るかのようで面白かったのです。残念ながらパンの品揃えはあまり良くは無かったので宿の近所のベーカリーで買うことにして店を出ようとしたら、富士山が描かれた米を見かけました。

5kgで49MOP(約588円)でしたから、キロあたりだと120円位で安いなと思ったらタイ産のジャポニカ種の米でした。こちらの安い日本料理店などでは使ってるかもしれませんが、ちょっと試してみたいなと思いました。余談ですが、日本料理店といえばマカオにもたくさんあるのですが、先ほどのシティーオブドリームズの2階で日本のグローバル・ダイニングのフードコートを見かけました。那覇のDFSと同じ「フードコロシアム」という名前でしたが、開放的でカジュアルな雰囲気でした。グローバル・ダイニングは海外では大戸屋や牛角などとは違う展開を模索するようですが、なかなか面白くなりそうです。



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(2010/03/09(火) 23:59)

 休日明けのマカオの路地で両替後に食べたランチの味は…?
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 私の願いは天に届かず、今日も小雨が降っていました。

先週までは晴天続きでTシャツ1枚で快適に過ごしていたのですが、マカオに入る前から天気が崩れだして肌寒くなってしまいました。セブ・パシフィック航空でマニラへ飛べばTシャツ姿に戻ることができるのですが、そうした場合は関空に飛ぶしか選択肢が無くなりますので悩んでいるのです。中国に再入国して上海まで行けば日本各地のいろんな空港へ飛ぶこともできますし、去年のように韓国経由で帰国することも考えられますのでね。もちろんセブ・パシフィック航空は韓国の仁川空港にも飛んでいるのですが、マニラからだと遠回りすることになってしまうのです。セブ・パシフィック航空が昨年末のような激安価格を設定してくれれば香港からマニラへ飛んじゃうのですが、今のところはその気配が無いのです。

まあ帰国方法は今週中にその時の気分で決めることにして、先日はゆっくりと休養させてもらいましたので、今日からはまた頑張ってマカオの街を歩き回ることにしました。まずは手元に10MOPくらいしか残っていませんでしたから中心部のセナド広場の近所の銀行に向かっていたら先日の中国正月を祝うデコレーションの解体工事が進んでいました。「そうか、昨日の日曜が最終日で、今日から普通の広場に戻るのか…」と季節の節目に立ち会えて良かったという気持ちになりました。しかし長崎のランタンまつりのヤツは倉庫で保管して毎年使いまわしているようでしたが、マカオではすべて解体処理されているようでした。カジノの税収で財政が豊かなのか、あるいは狭い国土で保管代の方が高くつくためかわかりませんが、長崎の担当者が見たら「それ捨てるんならくれないかな…」と思いそうなヤツがグラインダーで豪快にぶった切られていました。



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 ちょっと円安方向ということで両替率が気になりました。

日曜日のセナド広場周辺の両替店の相場は1万円が830MOPくらいでしたが、このあたりの銀行のレートはヤフー・ファイナンスで表示された週末の相場より低いものの、両替店より良かったので「月曜まで粘って正解だったな」と自己満足することができました。日本だと牛丼1杯分くらいの差なのですが、物価が安い国を旅行した後ですから大金に思えてしまうのです。

「そろそろランチタイムだし、この銀行で換えてしまうおかな…」と妥協しかけたのですが、「次の角まで行ってみよう!」と考えて歩いていたら、最後の中国銀行の支店で香港ドルとマカオのパタカの2つの両替レートが出ているのを発見しました。「あれっ?香港ドルとパタカって等価のはずじゃ…」と思ったのですが、パタカの方がやや高いのです。結局1万円が878.20MOPになったのですが、両替店との差はビールを飲みながらディナーをいただけるくらいになりました。この電光表示のレートともランチ代くらいの差がありますので、あきらめなくて良かったですよ。

ちなみに今までは1香港ドル=1マカオ・パタカは12円で計算してきたのですが、今日の銀行のレートだと11.41円と中途半端な数字になります。円安傾向ですし、これまで使い慣れてきたこともあり12円のままで計算することにしました。本当は1香港ドルが10円になってくれると計算もしやすくて嬉しいのですが、ネットで日本のニュースを見ていると良い材料が無いみたいですから期待薄のようですね。



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 安心してランチが楽しめる状況になりました。

「今日は久しぶりに何かマカオ的なものを食べたいっ!」と考えながら裏路地歩いていたら、上手い具合に「葡式美食」と書かれた店がありました。ウィンドー越しに覗いてみたら学生さんたちがパスタやドリア風のものを美味しそうに食べていましたので、「ここならカジュアルにポルトガルの影響を受けたマカオの庶民料理が楽しめそうだな」と入ってみることにしました。

ランチタイムでしたから店内は混んでいて相席になりましたが、それも悪くありません。中国語のメニューと格闘していたら若い店員さんが注文を聞きにやってきたので、メニューのドリア風の写真を指差して「これは何が入ってるの?」と英語で聞いたら「35」と紙に値段だけを書きなぐりました。中身が何か知りたいと食い下がると他のテーブルに座っていたお兄さんが見かねて通訳をしてくれました。

それで私の希望通りの26MOP(約312円)のシーフードドリアに3MOP(約36円)のチーズを追加してもらうという料理を注文できたのですが、運ばれてきたのは使い込まれた鉄の皿の上のドリアに1枚のスライスチーズが乗せられてオーブンで焼かれたものでした。日本のファミレスみたいな見た目のものを想像してたのでギャップはありましたが、味の方はなかなか美味しかったのです。シーフードも冷凍じゃないヤツが数種類入っていましたし、観光客向けでない庶民の料理を味わうことができて大満足でした。



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 満腹になったところで、マカオの新顔のチェックに行ってみました。

入国時に観光館内所で聞いていたMGMグランドに隣接した「ワンセントラル(壹號湖畔)」という3層構造のショッピングモールに行ってみたのですが、12月6日にグランド・オープンしたばかりということでまだテナントはすべて埋まっていませんでした。定番の高級ブランドが勢ぞろいしていましたし、通路は広くて完成したばかりでキレイではありましたが、何も新しい工夫が無かったので退屈しちゃいました。

「マカオ最大のショッピングモール」ということでしたが、隣の香港に行けばこんなレベルのはたくさんありますし、高級ブランドだけというのは2010年にしてはあまりにも発想が貧弱だと思います。3階に何か目玉を用意しているのかもしれませんが、どうも期待薄のようです。ショッピングモールの上は高級コンドミニアムになっているのですが、大陸のバブル紳士たちが「マカオ出張」用に買っているのかもしれません。中国のバブルが崩壊したら、ここが空き家だらけになったところがニュースで報道されるのかな…(笑)



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 次は「海立方」という新しいカジノに行ってみました。

フェリー乗り場からはペデストリアン・デッキで結ばれていますのでMGMの無料シャトルバスに乗って行くという楽な方法もあったのですが、久しぶりでしたので歩いてみることにしたのです。この元はヤオハンだったという建物は昨年は廃墟みたいな感じだったのですが、大陸からの出稼ぎの人民たちが頑張ってくれたみたいで、北京オリンピックのスタジアムみたいな外観のカジノが出現していました。

近くで膨らんだ壁の部分を見てみたら北京オリンピックのヤツはポリカーボネート的な堅そうな素材でしたが、ここのは厚めのビニールといった感じで軟らかそうでした。壁面に空気穴が見えましたから、東京ドームみたいに常にポンプで空気を送り込んで膨らませているのかもしれません。壁面を空気幕で2重構造にすると断熱効果があるでしょうから真夏の冷房代を安く抑えることができるかもですが、この「泡」のデザインはマカオでは止めておくべきだったと私は思います。中国のバブルが崩壊して客が激減して営業停止となったら、ポンプも止まって情けない姿を晒すことになってしまいそうですからね。



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 フェリー乗り場の観光局でこんなのを見かけました。

マカオぴあ」の日本語版と中文版でしたが、日本語版の方は「定価500円」と書いてある立派なムックでしたがなぜか無料配布のコーナーに置かれているのです。ちょっと情報は古かったのですが、地図や基本情報などは今でも立派に役に立つものが無料ですから不思議なのです。マカオには京都の漬物屋みたいにガンガン試食をさせて売り上げを伸ばしているお菓子屋があるのですが、この無料のムックも似たような発想から企画されたものかもしれません。

つまり無料でいろんな情報を提供しておいて、「ホテルの予約やチケットの手配はぴあで…」ということなのかなと思ったのですが、何でもインターネットでダイレクトに手配できちゃう時代ですから大丈夫なのでしょうか。まあ広告収入も少しはあるみたいですし、マカオ政府の方からも優遇されていそうですから平気なのかもです。しかし景気が良い時期は続けてゆくこともできそうですが、これまた中国のバブルの崩壊と共に消えてしまうことになるのでしょうね。(笑)



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 夕食はちょっと変わった麺を試してみました。

宿の近くの裏通りの古そうな店の入り口にその店の名物らしい「招牌蝦子撈麺」を紹介する記事が貼ってあったのですが、なにやら竹を使って伸ばした細い麺の炒麺みたいでした。ビールと共にそれを注文してみたら、運ばれてきた料理の量が少なさに目が点になりました。基本的に量が少なめのシンガポールのホーカーの一皿のさらに半分くらいしかなかったのです。それが20MOP(約240円)もしたのに、肉などの具材が見当たらなかったのです。

困惑しながら一口食べてみたら、かなり歯ごたえがありましたのでビックリ。さらに独特のエビの風味がしましたので「この料理は只者じゃ無さそうだ…」と気がつきました。シンプルながら奥が深い一皿で、その理由を探しながら食べていたのですが、「エビの頭を煮詰めた旨味成分を麺に練り込んであるのでは?」という推論に行き着きました。「祥記麺家」という店名をデジカメで撮影しておいて検索してみたら、日本のガイドブックにも必ず紹介されている有名な店で、この麺料理の美味しさの秘密は海老の卵を振りかけてあるからということでした。そう言われてみると高いのも納得できる料理でしたが、何も知らずに試したので楽しいサプライズでした。予備知識があって食べていたら印象はずいぶんと変わっていたと思いますのでね。



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(2010/03/08(月) 23:59)

 珠海で朝マックをハシゴして、マカオに入って最初に見たものは…
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 珠海のバス停で雨宿りしながら朝を待ちました。

4時過ぎにようやく雨が止んでくれたので街の中心部に行ってみたら、昨晩の喧騒がウソのように静まり返っていて、開いてる店はほとんどありませんでした。24時間営業のマクドナルドの明かりに誘われるかのように店内に入って朝食メニューを聞いたら5時からでしたので、それまで少し待たせてもらうことにしました。トイレで洗顔を済ませてから試したのが10元(約140円)のチキンカツバーガーとコーヒーのセットでした。ここの店内にはコンセントが無くてノートPCの充電ができなかったのでトレイに敷いてある紙の裏をブログ用のメモとして使ったりして夜明けまで過ごしました。

時計は7時を回りましたが、まだマカオに渡るのは早過ぎると思って500mほど離れたもう1軒のマクドナルドへ行きました。コーヒーだけでも良かったのですが、6元(約84円)のエッグマフィンとのセットがありましたので注文しました。この店にはマレーシアのようにセルフ式のお代わり用のコーヒーポットが置いてありましたので、最初から2番目の店に来れば良かったですよ。10元も節約できたのに!(笑)



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 マカオ国境に向かう前に珠海の街を散策してみました。

私が初めてマカオから国境の長い橋を歩いて渡って珠海の街に来た時には、人通りは現在とさほど変わらず多かったのですが、街のサイズは10分の1くらいで高い建物なんてほんの少しでした。この政府機関のものらしい建物があったかどうかは定かではありませんが、このクラスの高さのビルしか無かったのです。マカオと珠海の格差はかなりのものがあったのですが、今では高層ビルがいくつも建設されていますので雰囲気はさほど変わらなくなっています。

2009年の12月20日はマカオ特別行政区の成立10周年の節目でしたが、この工事用の壁にはそれと中国人民政府の60周年を知らせる文字が並んでいました。1国2制度のマカオが中国のひとつの街になるまで40年を切ったわけですが、はたしてその年数の約束は守られるのでしょうか?また仮に守られたとして、すんなりとマカオが中国に移行できるのでしょうか?その時の珠海とマカオの街の様子はどうなっているのでしょうか?楽しみですが、生きてるかな…?



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 最後に小銭を使い切るためにパンを3個買いました。

それから国境を越える行列に並んだのですが、日曜のためかメチャメチャ混んでいました。なにせ中国は人口が多いですから、マカオに行ったことが無くて行ってみたいと考えている億単位の人民が残っているでしょうし、私と同じように「また新しい施設ができたらしいから…」と再訪する人も多いのでしょう。中国出国に30分、そしてマカオ入国に30分と合計1時間以上もかかってしまったのですが、「香港・マカオ市民用」と「中国人民用」とは別に「その他の国籍用」のレーンを作ってくれれば10分程度で抜けることができたはずです。

ようやく約1年ぶりにマカオに入って観光案内所で地図などをいただいたのですが、当然ながら印刷物は充実していましたし、係員の英語が流暢でしたので「西側」を実感しました。いつもの宿へ向かうべく無料のカジノのシャトルバス乗り場に向かっていたらセントサ島の大看板がありました。マカオに入ってすぐにライバルのシンガポールのカジノの広告を見ることになるとは予想していなかったので驚かされたのですが、マカオの余裕の表れでしょうか?それともマカオのカジノの元締めとシンガポールのそれは同じ系列なのかな?華僑財閥の裏を知る方がいらっしゃれば、コメントで教えてくださいませ?。



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 カジノのシャトルバスは10分ほどでセントロに着きました。

中心部のセナド広場にはポルトガルの植民地時代の古い建物がたくさん残っているのですが、そこにはまだ中国正月を祝うデコレーションが残されていました。曇天で少し肌寒い気温だったのですが、多くの観光客がこれらの前で記念撮影をしていました。香港ドルの現金はわずかなものでしたので広場の両替所で換金しておこうかと思ったのですが、レートが悪そうなので月曜まで待つことにしました。

いつもの宿には「明日両替したら払うから」と言ってチェックインしてみたら、偶然に前回と同じ部屋でしたので我が家に戻ったみたいでホッとしました。用意されているポットのお湯でコーヒーを淹れ、中国で最後に買ったアンパンを食べながら午前中はのんびりと過ごしました。広州ではけっこう苦労させられましたから、今日は久しぶりの「完全な休日」とすることに決定しました。



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 午後から近所に遅めのランチを食べに行きました。

マカオに戻ったら真っ先に食べたいと思っていたのは中華料理やポルトガル料理では無く、中東系のファストフードのファラフェルだったのです。香港ドルの現金がわずかしか無いというのも理由のひとつでしたが、今年も12MOP(約144円)と嬉しい値段で頑張っていてくれました。しかし昨年の中東系のお兄さんはいなくて中国系のおばさんでしたので、「ちゃんと作れるのかな…?」と心配したのですが、文句無い水準のものが出てきましたのでホッとしました。

食べてる時に奥に座っていたフィリピン系と思える夜のお仕事の女性が英語で「日本人?マカオに住んでるの?」と聞いてきたので、「先ほど到着したばかりだけど…」と答えました。わかりにくい路地裏の店でしたから普通の観光客じゃないと思われたのかもしれません。別に店の名刺を渡されるわけじゃなかったので、昔の彼氏に似ていたとかで声をかけてきただけだったのかもしれません。紅い口紅の笑顔で「バ?イ」と手を振られて、昔の酒をたくさん飲んでいた時代の事を少し思い出してしまいました。(笑)

食べ終えて勘定を払うのに20香港ドル札を出したら、お釣りはすべて細かいコインでした。1MOPコインが4枚と50センタボコインが4枚で6MOPしか無かったのでオバサンに「足りないよ」と広げて見せたら、「あれ、ごめんなさいね?」と2MOPを渡されました。日本人はお釣りを数えずにポケットに入れる場合が多いと知っていて誤魔化そうとしたのかもしれません。「先ほど到着したばかり」という会話も聞いていたはずですからね。10円単位の小銭のことは目くじらを立てる必要は無いのですが、「日本人は大雑把だから誤魔化せる」と思われるのはイヤですからちゃんと指摘しておきました。小額でも誤魔化されると気分が悪いですからね。



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 食後に近所だけを少し歩き回ってみました。

これは「インディアナ・ジョーンズ」のロケで使われた「広州大酒店」の廃墟をリノベーションした建物ですが、1年経ってもまだすべての工事は終了していないみたいでした。すべての窓が塞がれていましたので内装工事がどれくらい進んでいるのか不明ですし、看板類も一切ありませんので何に使われるのかもわからないのです。

あまり大きな建物じゃありませんから、レストランやバーになるんじゃないかなと思うのですが、もしかしたら政府系の博物館になるのかもです。奇抜なアイデアとしてはこの建物と巨大なカジノホテルの間には空き地がありますので、地下ですべてがつながるような大規模な再開発というのが考えられます。つまりセナド広場から自動車が行き交う道路を渡らずにカジノへ客を誘導できるというものです。はたして何になるのか、次回のお楽しみということになりました。



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 夜まで宿でブログを書きながらのんびりと過ごしました。

小雨が降ってきましたので外出はしたくなかったのですが、バッグの中には甘いお菓子類しかありませんでしたので近所の食堂に食べに行くことにしました。単品メニューもありましたが、6種類のセットメニューがありましたので、牛肉麺と水餃子とスープのセットにしてみました。これで15MOP(180円)もしますので中国よりも物価が高いのですが、マカオですから仕方が無いのです。帰国後の日本の物価に適応するための地ならしとしてはちょうど良いかもしれません。

今日は現金が乏しかったので節約ムードでビールは無しでしたが、明日は1万円を両替してビールを飲りながらちょっとポルトガル風の料理でも試してみたいと考えています。それにマカオではこの1年の間にいろんなものがオープンしているようですから、ちょっと楽しみでもあるのです。明日は晴れてくれると良いのですが…



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(2010/03/07(日) 23:59)

 約1年ぶりに早朝の広州駅に降り立ってはみたものの…
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 南寧からの列車は40分ほど遅れて広州に到着しました。

昨年の今の時期は駅前は地方からやってきた出稼ぎの労働者たちで溢れていましたが、今年はさほど混雑していませんでした。中国正月明けの土曜日ということもあるのでしょうが、バブル景気で仕事が増えて失業者数が減っているというのが理由かもしれません。今回もまずは7kmほど離れた広州東駅のイケアに行くつもりでしたので、駅前では何も食べずに昨年は満室で泊まれなかったテレビ塔の近くのホテルへ行ってみました。「今日は時間が早いから大丈夫だろう」と考えながら行ってみたら、なんとビル全体が改築工事中でした。

仕方なく昨年の3月10日に泊った三元里のホテルに行ってみたら、そこは更地になっていて新しいビルを建てるようでした。駅裏の宿も建物の枠組みだけを残してフル・リノベーション中でしたし、本命と予備の2軒もダメでしたので困ってしまいました。去年の3月9日のように高いホテルに泊るのはイヤでしたので、広州は昼間の間にサッと見てまわり、今晩は珠海に泊ることにしました。



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 それでまずは地下鉄で広州東駅前のイケアに行きました。

昨年は地下鉄代は5元(約70円)とブログに書いていたのですが、なぜか今年は4元(約56円)でした。無料のロッカーに荷物を入れて2階のレストランに行ったのですが、何を食べるべきか悩みました。他の国なら迷うことなくその国の朝食を選ぶのですが、中国のイケアではなぜか朝食が用意されていなかったからです。

それで他の国では高くて注文する気にはなれない13.50元(約189円)のシュリンプサラダとコーヒーにしてみることにしました。レジでコーヒーが無料になると思ってイケアのファミリーカードを出したら、土日はダメと言われてガッカリ。広州のイケアのコーヒーはインスタントなのですが、曜日のことをすっかり忘れていて、不本意ながら6元(約84円)も支払う羽目になってしまいました。

余談ですが、イケアの窓からは昨年は無かったジャスコ東方宝泰店とユニクロ広州2号店の看板が見えました。広州東駅から続いているビルの地下に仲良く入居していたのですが、ジャスコは自社の物販の売り場に他社のブランドを誘致していました。ユニクロは最近になって始めたばかりのUJブランドを早くも投入していましたが、急成長の中国市場にユニクロが賭ける意気込みの表れでしょうか。



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 その後にジャスコからジャスコにハシゴしました。

ネットに「10年に渡り広州市民に親しまれてきた中華広場ジャスコが12月25日に閉店…」とか、「太陽城ジャスコは2010年1月29日にオープン…」とありまして、私が昨年の同じ時期に見た店は撤退して、その代わりに広州東駅の北側の広州大道北沿いに新店舗がオープンしたという話が載っていたのです。私は一度も足を踏み入れたことが無いエリアでしたので、2元(約28円)のバスで出かけてみたのですが、これがちょっと風変わりなジャスコでした。

3階にシネコンもある郊外型のショッピングセンターの1階の半分ほどで衣料品などを扱い、地下は全フロアをスーパーマーケットやペッパーランチなどの飲食のテナントで構成してあったのです。マレーシアでは日本とほぼ似たようなイオンのショッピングセンターを見たばかりですから、海外店舗も今後は日本流のひな型を流用して行うのかなと予想していたのですが、まるで雰囲気が違うタイプでしたので意外でした。そうなったのには中国でのビジネスパートナーとの関係や外資の制限などの要因があるのでしょうが、私は日本で試行錯誤して築き上げたスタンダードを世界に広めてゆくべきだと思います。



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 太陽城ジャスコからの帰りのバスはわざと途中下車しました。

タイムズスクエアという商業施設の前で降りて、そこから広州東駅の南側のエリアの開発の様子をチェックするためだったのですが、しばらく歩いていたら本日3店舗目のジャスコが見えてきました。このジャスコ天河城店は既に見ていたのでサッと通り過ぎてしまったのですが、相変わらず多くの買い物客で賑わっていました。また昨年はうっかり見逃していたのですが、この商業施設の真横の地下街も真っ直ぐに歩くのが困難なほどの賑わいでした。広州の堅調な消費動向を再確認することになったのですが、日本のバブルの最盛期の光景を思い起こさせるものでした。

この商業施設の南口から出た所の歩行者専用道に数軒の屋台が出ていましたので数種類を試してみたのですが、今日は南寧での失敗を教訓として過剰な香辛料は「不要」と断って美味しくいただくことができました。やはり屋台では素材の持ち味を楽しむべきですよね。



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 広州東駅の南側のエリアはとんでもないことになっていました。

昨年も90階くらいありそうな高層ビルの建設など、工事現場マニアの私にとってはゾクゾクするような光景が広がっていたのですが、今回はその高層ビルの建設現場の横の広大な面積の空き地が露天掘りされていて、地下5階くらいの部分で大勢の出稼ぎの労働者たちがまるで働きアリのように動き回っていたのです。

イケアがある広州東駅の周辺はほぼ開発が終わっている感じなのですが、このあたりは今年の11月に開催予定のアジアンゲームというスポーツイベントに合わせてスタジアムや高層ビルの建設が進んでいるようでして、20階建て以上のビルなんてほとんど無かった昔の広州を知る者としては実に感慨深いものがあるのです。これほどの開発を短期間に行うとは自分の目で見ないと信じられないほどのものでしたが、広州も北京や上海に負けじと頑張っているのです。日本ではあまり話題になっていないと思うのですが、この動きは注目に価すると思います。



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 このタワーの周辺は昨年は瓦礫の山が広がっていました。

ブルトーザーが古い家をガンガン取り壊していたエリアで、モダンなデザインの都市公園にでもするのかなと思っていたら、なにやら巨大な観覧席のようなものが作られていました。スタジアムにしては最寄の地下鉄の駅からちょっと離れているような気がするのですが、これだけの巨大プロジェクトですから既存の地下鉄に新駅を追加するとか、広州東駅から南北に地下を往復する何らかの交通手段が予定されているのかもしれません。

今日は夜行列車で到着後に宿探しが難航して、3店舗のジャスコのハシゴ、そしてこの広州東駅の南側の再開発現場を欲張って歩き回りましたので、さすがにヘトヘトに疲れ果ててしまいました。広州はこれらの完成した姿も見たいので近いうちに再訪することになるのでしょうが、割安な宿が無くなってしまいそうな気配ですから困ってしまいました。今回こそは川を挟んだ南側の別の開発エリアにも足を延ばしてみようと考えていたのですが、想定外の宿の工事でまたしても先送りとなってしまいました。



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 16時過ぎに2元の地下鉄でイケアに戻りました。

いつものように5元(約70円)のホットドッグとソフトドリンクのセットでブレイクタイムとして、1元(約14円)のソフトクリームで糖分の補給もしておきました。ロッカーから荷物を取り出して珠海行きの高速バスに乗るために広州東駅の北側の長距離バスのターミナルに急ぎました。17時15分発のバスがあったので68元(約950円)を支払い、高速を快走するバスの中ではドロのように眠っていましたので、2時間ちょいが30分くらいに感じました。

珠海に到着して、中心部から少し離れたホテルに向かう前に何か食べて行くことにしたのですが、あまりお腹は空いていなかったのでシンガポールでも食べた牡蠣と玉子を炒めた料理とビールを注文しました。値段はどちらも10元(約140円)と少し高かったのですが、マカオに隣接しているからでしょうか。しかし歩き疲れた後のビールは体を内側から癒してくれる感じでしたし、この料理にはレタスみたいな葉が入っていて美味しかったですよ。

ほろ酔い気分で2,50元(約35円)のバスに乗って泊る予定の宿に行ってみたら、なんとここも改装中とのことでした。ホテルの人が5倍以上の値段の本館の部屋なら空いてるとか言ってましたが、どうも怪しい感じがしました。「そんな部屋には泊れないので、近所にもっと安いホテルはありませんか?」と聞いたら電話してくれたのですが、「あいにく満室でした」との答えでした。私は疑い深い性格なので「日本人なら遅い時間なら高い部屋でも妥協するだろう」と芝居をしてるんじゃないかなと考えちゃったのです。

そこのロビーはWiFiが拾えたので珠海の他の宿も検索してみたのですが、私の希望に合うものは見つかりませんでした。それでまたバスで中心部に戻って国境を越えてマカオに入ってしまうことも考えました。しかしその時点で22時を過ぎていたのでバスは終わっていたのです。ホテルの従業員はタクシーでと促してくれましたが、グーグルマップで見たら4kmほどでしたから歩いて行くことにしました。あちこちを旅行してるとたまにこんな日もあるのですが、今日はリストの4軒もダメで、ご丁寧にバスまで終わってしまうとは参りました。更に歩いていたら雨まで降ってきちゃいましたし…(笑)



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(2010/03/06(土) 23:59)

 朝から「第9地区」を観て午後から大学エリア、そして夜行列車で…
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 最終日の南寧は朝から晴れて、また初夏のようでした。

今日は夜行列車に乗る予定ですので、午前中はのんびりと宿のDVDを観て過ごしました。昨年メキシコでポスターを見かけて、「こりゃ面白そうだな」と期待していた「ディストリクト9」という作品でしたが、日本では「第9地区」というタイトルで4月10日から公開されることになってるようです。アメリカじゃ去年の夏に公開したらしいのですが、こんなに遅れたのは監督が無名で有名な俳優が出ていないためでしょうか。あるいはヨハネスブルグが舞台のSF作品なので、配給会社がワールドカップ前にぶつけようとしたとか…?

感想はネタばれしそうなので上手く書けないのですが、これなら300円くらいなら映画館で観たかったという、私としてはかなりの高評価でした。一昨日の夜に観た「The Book of Eli」(2010年6月14日、日本公開予定タイトル:ザ・ウォーカー)なんて100円だって払う価値が無い映画でしたからね。デンゼル・ワシントンもゲイリー・オールドマンも出演映画をもっと真剣に選べば良いのに…(笑)



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 午後から1元のバスで広西大学方面に出かけました。

地図を見たら南寧では駅の北側が学生街になってるようでしたので、ソウルの大学路みたいな雰囲気の街を想像していたのですが、あまり他と違わない印象でした。バスが終点の広西大学に向かう途中で道路の真ん中で工事が始まっていました。「この雰囲気はもしかして…」と思ったら、やはり地下鉄の工事でした。

まずは南寧市の東西を貫く赤い1号線が掘られているようですが、交通渋滞緩和が急務なのか、あるいはバブルで金が余っているためか、すでに6号線まで路線図はできているようでした。まあこれだけの大都市なのに地下鉄が無かったことの方がおかしいのですが、次回は地下鉄を試すことができそうです。ただしバブルが崩壊しちゃうと2?3路線しか完成しないこともあり得ると思いますが。



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 これは夜行列車のお供のウィスキーのボトルです。

ウォルマートで7.50元(約105円)で購入したのですが、ビールは重たいので旅行には不向きなので安いポケットサイズのウィスキーを買ってみたのです。味は昔の中国を思い起こさせる懐かしいものでしたが、飲み過ぎると悪酔いしそうなレベルでした。

夜行列車の消灯時間は22時頃と早いのですが、このウィスキーと列車の揺れが睡魔を呼び起こすのに一役買ってくれるのです。しかし隣で寝てる若い男のイビキが邪魔してくれちゃいましたので、何度か夜中に起こされてしまったのですが。バッグの中にはイヤー・ウィスパーみたいなヤツは入れておいたのですが、それを取り出すのも面倒なので布団を被って対処しました。



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 これは宿の近くの公園にいつもいる歯医者さんです。

昔のように路上の床屋は見かけなくなったのですが、歯医者はまだ頑張っているようでした。さすがに経済発展中の中国ですから、こんな路上で施術してもらおうとする人は少ないようで、一度も患者が座ってるのを見たことがありません。中国人の若い人は路上の歯医者にはお世話にならないでしょうから、昔から顔なじみの老人が相手なのでしょう。

中国人の世代間のギャップは相当なものがあるみたいでして、大都市の北京や上海だけでなく地方都市でもその傾向が顕著なようです。宿で私がコーヒーを淹れるためにカップにコイルヒーターを入れてお湯を沸かしていたら、中国人の若い女性が初めて見る光景に興味深げのようでした。コイルヒーターは火災の原因になることが多いので、ポット式の湯沸かし器に置き換わっているのですが、ついに中国でも知らない世代が登場してたのかと感慨深いものがありました。



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 夕方に駅前通りでカップ麺を買って駅に向かいました。

南寧も大きな街ですから多くの旅行者が行き交っていたのですが、やはりここにも上海万博のマスコットがありました。こいつの名前は知らないのですが、シンガポールから海南島に飛んだ時から何度も目にしているのです。オリンピックに続く国家事業ですから当然なのかもしれませんが、どうも私はこの全体的な雰囲気に嫌悪感を覚えてしまうのです。やはり中国ですからキャラクターは赤くなくちゃだめだと思うのですが、こいつを赤くしちゃうと悪魔っぽくなってしまうからNGなのでしょうか。

ちなみにキャラクターの後ろの建物は駅前の高級ホテルなんですが、名前が海格拉斯大酒店と書いてありました。長い名前で不思議だなと思っていたら「ハイクラス・ホテル」という名前の当て字でした。つまり「ハイクラス」という英単語くらいは知ってる富裕層向けの宿泊施設というわけでしょうが、ちょっと恥ずかしいネーミングですよね。



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 南寧から広州への列車は連結がかなり長いものでした。

最後の方の17号車でしたから、2階の待合室からホームに降りてから延々と10車両分くらいを歩く羽目になりました。入り口でコンダクターに切符を提示したら、それをファイルに仕舞ってからベッドの番号が印刷してあるプラスチック製のカードを渡されました。それでいちいち確認するようでしたが、2010年だというのに私にはまったく無駄な行為にしか思えませんでした。

今日は広州まで楽しようと思って安い3段ベッドのいちばん上を選んだのですが、それでも173元(約2420円)もしました。定刻の19時12分に出発して、しばらくは窓側の席が他の客に占領されていたのでベッドで寝転んでいました。1時間も経つと皆さんの夕食も終わり席が空いてきたので、私も夕食タイムとすることにしました。先ほど駅前の通りで3.50元(約49円)で購入したシーフード味のカップ麺でしたが、イラストのようなフリーズドライの魚介類はまったく入っていませんでした。日本のカップヌードルの小エビくらいのヤツは入っているかと期待していたのですけどね。(笑)



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(2010/03/05(金) 19:01)

 久しぶりの曇り空で長袖のシャツを着て出かけた先は…
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 今回の旅行で久しぶりに曇り空になりました。

午前中は宿で「2012」のDVDを観たのですが、なぜかロシア語版でした。私の勝手な推測ですが、モスクワのDVD製作会社から流出した原版に中国国内で中国語字幕と中国語の音声が付け加えられてコピーされまくったヤツが屋台で売られていたんじゃないかなと思います。日本では3月19日にDVDが出るみたいですが、これはCG以外は完成度が低過ぎるので借りる必要は無いと思います。2012年までにはテレビでやるでしょうから、それで充分だと思いますよ。

午後からランチに出かけたのですが、Tシャツでは少し肌寒い感じでしたので久しぶりに長袖のシャツを着て出かけました。宿の近くの市場の対面にあった安食堂を試してみたのですが、ここも客が多くて注文するタイミングを掴むのに苦労しました。8元(約112円)の「3肉1素」、つまりご飯に3種類のおかずを選ぶタイプにしてみたのですが、今日はサービスで4品を選ぶことができました。作り置きの料理ですから少し冷めていたのですが、それなりに美味しゅうございました。ただ肉が骨ごとぶつ切りにしてある中国的なものでしたので、ちょっと食べにくい感じではありましたが。



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 食後に1元のバスで川向うの住宅エリアに行ってみました。

地図に「南寧国家経済技術開発区」という文字が並んでいましたので、どんな感じなのか見ておこうと考えたのです。日本の郊外の住宅地みたいに似たような中層住宅が並んでいただけでしたが、今後も古い住宅のスクラップ&ビルドが繰り返されるのでしょう。この商業施設は駅前から続く星光大道が分岐する所にあったのですが、こんなところにまでアディダスの店があったことに驚かされました。

海口や南寧では北京や上海のように日本のチェーン店を見かけることは無く、味千ラーメンくらいしか無いのですが、アディダスの店はどこにでもあったのです。宿でもドイツ人旅行者を多く見かけましたし、中国がバブル化したことにより中国に興味を持つドイツ人が増えたんじゃないかなと思います。もちろん寒い時期のドイツから逃げ出したいということもあるのでしょうが、中国旅行はある種のキャリアアップにもなると考えていそうな雰囲気が感じられたのです。



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 アディダスの上の階には地元のスーパーが入っていました。

海口のカルフールでは万引き防止のために客は手荷物をロック付きの大きなバックに入れて持ち歩くシステムでしたが、ウォルマートではイケアと同じように1元コインを使うロッカーで、使用後にコインが戻るシステムでした。しかし今日のスーパーはロッカーの中心部のスイッチを押すとひとつのドアが開き、バーコードが印刷された紙が出てくるシステムでした。帰りにそのバーコードを読み取らせるとドアが開いて簡単に荷物を取り出すことができますので便利でした。

そのスーパーに大胆に米袋を積み上げて米の量り売りをやってるコーナーがあったのですが、驚いたのはその安さでした。通常の500gが2.90元(約41円)でも安いのですが、セールプライスで1.90元だったのです。つまり1kgが50円ほどしかしないのです。そのまま食べるには難がありそうでしたが、炒飯などにするには良さそうでした。「どこでもドア」があれば大瓶で1本3元くらいのビールと共に大量に日本に持ち帰りたいものでした。(笑)



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 またもや変な日本語の電動バイクを見かけました。

「小野」という日本風の名前の会社ですが、「おのうしゃ」とわけがわからない日本語が書いてあることから、社内には日本語がわかる人間がひとりもいないことがうかがえます。その表示の下には「デソキヅギソシ」とあったのですが、「デソキ」は電気の間違いであるとしても「ヅギソシ」はまったくわかりません。おそらく中国語の単語をネットの翻訳ソフトで変換して出てきた言葉を誰かが間違えたのでしょうが、4文字で電気の次に来る言葉を連想することができないのです。

しかしこのメーカーは車体に「日本小野」とたくさん表示してありますので問題だと思います。さすがに人民の皆さんもこれを日本製だとは思わないかもしれませんが、簡単に故障して「最近の日本製はダメだな…」と誤解する人も中にはいるかもしれませんからね。もう経済規模では日本を抜きそうな中国ですから、「小野」なんてブランドは止めて中国名で仕切り直ししていただきたいものです。



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 夕方にまた1元のバスで宿の近くに戻ってきました。

宿のWiFiが不調なので中心部で野良電波を拾っていたのですが、私以外に街中でノートPCを開いてる人間は皆無でしたから珍しそうに見ていく人もいました。しかし南米のように「ここでそんなことしてちゃ危ないわよ」と注意してくれるオバサマはいらっしゃいませんでしたし、太陽が出てる間は安全そうでした。

メールチェックなどを済ませて近くの路地を探検してみたら、今度は日本ではなく香港にシンパシーを感じていそうな店がありました。「地下鐵」という店名らしく、なぜか昔の空港や九龍城に近い牛頭角駅の名前が書いてあるのです。@MRTの@も意味不明ですし、地下鉄が無い街の人の憧れからのネーミングなのでしょうか。もしかしたらこの店のオーナーが香港に旅行した時に牛頭角駅で大金が入った財布を拾い、それを元手に開いた店なのかもしれませんね。(笑)



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 今日もウォルマートで缶ビールを買うことにしました。

売り場は2階ですし、荷物をコインロッカーに預けなきゃならないのは面倒なのですが、1.70元(約24円)で安売りされている冷えたヤツがありますので、ついつい足が向いてしまうのです。いつもは朝食用に1.50元くらいの菓子パンを2個くらい買っているのですが、今日は気分を変えて1.80元(約25円)のバケットを買ってみました。

明日の夜行列車用のカップ麺は荷物になるので明日にすることにしてレジに向かおうとしたら、惣菜売り場に行列ができていましたのでチェックしてみたら、小さなローストチキンが9.90元で安売りされていました。「1羽で140円くらいなら安いかな」と思って私も列に並んで10分ほどでゲットできました。宿に戻ってつまらないバンパイヤ物のDVDを観ながらいただいたのですが、味付けが中国風に少し甘いのが欠点でした。欧米風にあまり余計な味付けはせずに、チキンの持ち味を引き出すようなヤツだったら良かったのですけどね。ウォルマートの帰り道で屋台に毛が生えたような店で3.50元(約50円)のイカの串揚げも試したのですが、それにも余計な辛いタレを塗ってくれるのです。おそらく南寧の人たちは子供の頃からそんな味付けに馴染んでしまってるからなのでしょうが、次回からはタレを塗ろうとしたら「不要」と自衛するしかないみたいですね。



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(2010/03/04(木) 23:59)

 広西チワン族自治区の南寧に拍手を送る人たちは…
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 南寧の2日目も爽やかに晴れてくれました。

いつものように海南島のコーヒーと先日の夕方にウォルマートで買っておいたパンで朝食を済ませて、午前中はのんびりと過ごしました。宿のネット回線が不調だったのは想定外でしたが、周辺を合わせると600万人ほどが暮らす大都市ですので、街中でWiFiを拾うこともそれほど難しくはありませんでした。今日は1元(約14円)のバスに乗って郊外へと出かけたのですが、その途中でいかにも中国的なプロパガンダの大看板を見かけました。

歴代の3人の中国を代表する人物が合成されていて、「団結 奮闘 振興 南寧」と書いてありますが、江沢民氏のサインがありますので、彼が広西チワン族自治区を訪問した時に書き下ろした題字なのでしょう。大看板の手前には手入れが行き届いた花壇が、そして後方には工事中のビルと、現在の南寧を良く表していると思います。

広西チワン族自治区は広東省とベトナムの間にありますので、今後の中国とアセアン諸国との関係を考えますとなかなか重要な位置にあるように思えます。タイがタクシン元首相の呪縛から開放されて再び成長の軌道に戻るとか、あるいはベトナムに日本製の新幹線が走る時代になってマレーシアあたりを脅かす存在になったりすれば、広西チワン族自治区は西(広東省や香港・マカオ)と東(ベトナムやタイなど)の経済発展したエリアに挟まれることになりますからね。もちろん中国のバブルが崩壊した時点で話は違ってくるのですけど。おそらくこの花壇は荒れ果てて、大看板には反政府的な思想の人たちから落書きされてしまうことでしょう。



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 今日のランチは流行ってるチェーン店を試してみました。

黄色がコーポレートカラーの「三品王」というチェーン店でしたが、この支店は中心部にあったということもあって大賑わいだったのです。看板メニューはこの肉入りのうどんみたいな麺料理でしたので、私はそれと青菜と干し豆腐の6.80元(約95円)の3皿のセットを選びました。しかし出てきたものは2皿でしたから文句を言おうとしたら、干し豆腐は最初から麺の上に乗せてありました。チェーン店だから皿が足りなかったというわけじゃないと思うのですが、洗い場の人間がサボっていたのかもしれません。

日本のうどんに較べるとコシが無くてフニャフニャしていますので、また食べたいと思う店ではありませんでしたが、日本円で100円以下だと考えると悪口を書く気にはなれないランチでした。店の繁盛の理由もその安さだけのようで、特に味がライバル店より優れているというわけじゃないみたいでした。



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 今日の目的地のひとつはこのアドミラルモールでした。

バスターミナルから駅に向かうバスの中で見かけて楽しみにしていたのですが、これが珍しいくらいに大ハズレの商業施設だったのです。民族大路という政府機関も集まる幹線道路に面していて、4棟のタワーの下に横たわっているウォルマートも入居している新しめの商業施設でしたから、ある水準以上のものだと勝手に予想していたのですが、モールに関しては素人ばかりの建設会社が建てたのではと思えるほどの低水準だったのです。

まず変なのが東側にはアンカーテナントのデパートが入居していたのですが、西側には存在していなかったのです。ウォルマートは地下に入居していたのですが、普通なら西側のアンカーにするはずなのですが。またフードコートが無く、民族大路側には異常に薄い店を配置しているなど不可解なことばかりでした。そのせいもあって客の入りは少なく、久しぶりにヒマなモールを体験することになりました。1階の良い場所には味千ラーメンの支店もあったのですが、私がこれまで見た中ではいちばんヒマそうな店でした。



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 そこから20分ほど歩いて次の目的地に到着しました。

歴史的な意味を持つらしい玉象広場に面して建設されたバブルの象徴のような地王大廈という高層タワーでしたが、59階建てとかいうことでしたので、建設技術が発達した現代じゃそれほど高いわけじゃありません。しかしもしかすると中国国内では広州以西では最高層のビルなのかもしれません。ちなみに展望フロアの入場料は50元(約700円)と驚くほどの高さでしたが。

このタワー前の広場の下にはショッピングモールになっていたのですが、不思議なことに地下で地王大廈とはつながっていませんでした。地王大廈の裏にももうひとつ別の商業施設があったのですが、それともつながっていないのです。おそらくこの周辺の建物はそれほど間をあけない時期に建設されたものだと思うのですが、なぜそんなバカなことをするのか設計者に聞いてみたいものでした。南寧は大きな人口を抱えていますので地下鉄の建設も先の話じゃないと思うのですが、それを踏まえた地下通路というのも見当たらない感じだったので不思議でした。



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 南寧の行政府の前には新年の飾りが残っていました。

民族大路は人工湖の真ん中を横切るように走っているのですが、その周辺に行政の庁舎が集中して建てられていました。駅がある旧市街とバスターミナルや新興オフィス街などを結ぶ中心に行政施設があるというわかりやすい構造になっています。1958年にチワン族などの少数民族に配慮して、それまでの広西省から広西チワン族自治区に改編されたようですが、もちろん人口的には漢族の方が多数派なようです。

しかしこのエリアの真新しい集合住宅を見ても感じることなのですが、そんなにたくさんの住宅を供給して誰が住むというのでしょうか。共産主義で格安の賃料で入居できるというのなら問題ないのでしょうが、新築物件はどっぷりと資本主義に浸っているでしょうから、売れ残ったら会社が傾くでしょうに。5月からの上海万博のお祭りムードが続いている間は大丈夫かもですが、秋にまたインフルエンザ騒ぎなどが再燃したら「福」が去ってしまうかもしれません。



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 夕方近くになると椰子ジュースの屋台が現れます。

1杯1元(約14円)という手頃な値段設定というのもあるのですが、この椰子ジュースを噴水のように循環させて見せるという、ちょっとした工夫が道行く人の足を止めさせるのでしょう。今日も飛ぶように売れていましたが、おじさんはさほど嬉しそうでもなく、淡々とコップに椰子ジュースを注ぎ続けていました。

道路上には1元ビジネスが多いのですが、変わったものだと英語のサインの見本を1元で教えるというのがありました。中国の人名を書くと、それをスラスラと英語のサインにしてくれるというもので、それを手本に練習すればアルファベットを知らない人でも英語のサインができるという仕組みのようでした。道路上で1元で教えてもらうような人に英語のサインは使い道が無いと思うのですが、1元以上の満足感は得ることができそうでした。(笑)



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(2010/03/03(水) 23:59)

 夜明け前に北海に、そして昼過ぎに南寧に到着してみて…
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 海南島からのフェリーは夜明け前に北海に着きました。

着岸してターミナルに向かったら白タクのおじさんが声をかけてきました。「不要(プー・ヨウ)」を連発して表に出てみたら、ターミナルの上にはまだ月が輝いていました。始発のバスがやってくるまでには時間がありそうなので、ターミナルから見えていた20階建てくらいの高級ホテルの方へ歩いてみたのですが、その途中の新興住宅地はまだ居住者が少ないみたいでWiFiを拾うことはできませんでした。

ガッカリしてターミナル前のバス停に戻ってみたら空が少し明るくなり始めていて、駐車場は空っぽでターミナルのサインはすべて消されていました。先ほどまでは数百人がターミナル周辺を歩き回っていたわけですが、残っていたのは2元(約28円)のバスを待つ数人だけでしたので電気を点ける必要はありませんからね。



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 ターミナルからのバスは20分ほどで中心部に着きました。

グーグルマップで見ていちばんの繁華街じゃないかと予想して「北部湾広場」という停留所で降りてみたのですが、間違いなかったみたいです。北海は私は初めて訪れた街でしたが、やはりこの街もあちこちで工事だらけでした。これは日本で言うところのマンション・ギャラリーの隣のレンガ造りの古い建物を壊しているところですが、これでまた古い街の記憶を留めるものが消え去ります。驚いたのは手作業で壊していたことですが、なぜ機械を使わないのか謎でした。

北部湾広場の近くで5元(約70円)のピータン入りの粥を食べて駅まで歩いたのですが、9時過ぎの南寧行きの列車のチケットは売り切れということでしたのでガッカリでした。駅前で客引きから声がかかりましたが、まだ早朝なので自力でバスで行くことにしました。まずはバス停まで歩いて戻って2元のバスでターミナルへ。そこで長い行列に並んで57元(約800円)のチケットを購入しました。バスは15分間隔くらいで出ていたみたいですが、そんなに需要があるのなら列車の連結を増やすか、あるいは増発するべきじゃないかと思いましたよ。



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 バスが北海を出る前にミネラルウォーターが配られました。

金色のタスキをかけたフライトアテンダント風のお姉さんが配ってくれたのですが、水滴をばらまきながらの乱暴な配り方でしたので苦笑してしまいました。北京オリンピックを終えて、5月からは上海万博が控えている中国ですが、政府や大企業などではビジネスを広げる好機と捉えていろんな改善策を考えているようなのですが、現場の人民の皆さんは海外旅行なんてしたことが無いでしょうから乗客の満足度が重要だということに気がつかないのでしょう。

まあ日本でもバブル時代の寿司屋の兄ちゃんは勘違いしてたりしましたが、客が次々にやってくるのは永遠に続くと誤解しているのでしょう。日本の古い体質の寿司屋は回転すしや「すしざんまい」のような新興チェーン店に一部の高級店を除いて駆逐されようとしていますが、中国のバス会社もエアアジアのようなバス並みの低料金の飛行機会社が台頭してきたら、生まれて初めての事業の縮小を味わうことになり、その時に初めて「顧客の満足度の向上が優先順位の1位」という鉄則を思い知ることになるのでしょう。会社更生法が適用されて経営再建中のJALにも当てはまる話でしょうが、新しいトップが古臭い感じの人なので無理じゃないかなと思います。



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 バスは高速を快走して、13時前に南寧に到着しました。

混雑するターミナルでご飯とスープに3つのおかずを選べる8元(約112円)の定食を食べて、2元(約28円)のバスで中心部へと向かいました。その途中の風景は「ここがホントに南寧なの!?」と思わせるような変わりようでしたが、宿泊した駅前のあたりの雰囲気は昔とそれほど変わっていませんでした。これは公園で昼間から対局していた地元の雀士たちですが、昔みたいな木製の椅子ならもっと「絵になる光景」になったと思います。

駅前の通りの中国銀行で早くも2枚目の1万円札を両替して(今日は737.97元でした)、今回は失敗しないように早めに南寧脱出のチケットを買うべく駅に向かいました。駅のチケット売り場には長い行列ができていて、前方では何人もの客がチケットを買えずに帰っているようでしたから心配になりました。私が希望した明後日の夜行の安い寝台は売り切れでしたが、その次の夜のならあるということでしたので妥協しました。昼間の電車にして中国の農村部の景色を楽しむという選択肢もあったのですが、宿代が高いのと時間を有効に使うということで今回も夜行列車ということにしたのです。



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 移動の心配も無くなりましたので、街を散策することに。

歩道を歩いているとムチャクチャな運転をする電動バイクからクラクションを鳴らされることがあるのですが、ヘルメットの着用義務も無いようですし、ナンバープレートも要らないみたいなのです。一応はナンバープレートを取り付ける場所はあって、販売時にはメーカーの広告板が取り付けられているのですが、そのままの状態で走ってるバイクが多いのです。「小鳥」というブランドのを良く見かけるのですが、今日は天津の川松というブランドの不思議なプレートを見かけてしまいました。富士山をバックに扇子で口元を隠した和風(?)美女が佇んでいる構図でしたが、これって人民の皆さんが日本製品に対して抱いてるイメージを悪用したものなのでしょうか?

そんなメーカーの感覚の歪み具合は予想の範囲ではあったのですが、電動バイクのオーナー自身がちょっと歪んでしまってるのも見かけました。自分で板に切り文字を貼り付けて自作したようなのですが、「新宿区 モ3げ56」という意味不明なのがあったので首を傾げてしまいました。雑誌やネットなどで見てマネをするなら途中にひらがなを入れたりしないと思うのですが、何か暗号のようなものが潜んでいるのかもしれません。次に見かけたのは「東京56 バイク18?6」でしたが、「東京」なんてナンバーはありませんので作った人のイマジネーションの産物なのでしょうね。「バイク」というカタカナを入れたあたりにオーナーのアイデンティティが感じられるのですが、きっと日本のゲームが大好きな宅男(ジャイナン)なのでしょう。(笑) 



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 心地良い夕暮れの南寧の街を歩きまわりました。

以前に較べて屋台の数は減ってるみたいですが、生き残っていたエリアで1元や2元の焼肉の串を食べ、1元の半割のパイナップルも食べました。夕食は何にしようかと考えていたところにウォルマートがありましたので、入ってみたら海口のカルフールやRTマートとほとんど同じ感じの店でした。何かアメリカ資本的な特色があるのかもと予想していたのですが、中国のスタンダードに合わせるというのが長続きの秘訣なのかもしれません。

ここで海口のRTマートでも試した、好きな食材を選んでサラダ仕立てに仕上げてもらうというヤツを再挑戦してみました。1.70元の缶ビールや安売りされていたミニトマト、明日の朝のパンなどいろいろ買って25元(約350円)でした。余談ですが、ウォルマートの隣のシネコンでも上映作品はシャーロック・ホームズとアバター3Dと海口とまったく同じでした。それで宿に戻ったら1階でアバターのDVDをやっていましたので、ついつい観てしまいました。映画館の迫力はありませんでしたが、今回は違った視点から楽しむことができました。今度は日本で日本語版のDVDを観てみたいものです。



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(2010/03/02(火) 23:59)

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