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   新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 小雨が降る肌寒い上海から桜が開花した日本へ…
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 今朝の上海の街は小雨が降って肌寒いのです。

それでというわけじゃないのですが、中国はこれから春の旅行シーズンということで安い航空券が見つかりそうに無かったので、ちょっと帰国日を早めてフェリーに乗ることにしました。それで今朝は早起きして、昨晩は閉まっていた近くのスーパーでカップ麺を買って準備万端となりました。

フェリー会社のウェブサイトをチェックしてみたら、今回の2泊3日の船旅は2回の朝食のみが付いてるそうで、昼食2回と夕食2回は船内のレストランで食べるか、インスタントのカップ麺などでしのぐしかないのです。ウェブサイトに船内のレストランのメニューが載っていましたが、カツ丼で500円とそれほど高いわけじゃありません。しかし中国の物価に慣れているとムチャ高く感じてしまいます。4回の食事をすべてをカップ麺で済ませれば安上がりなのですが、それじゃちょっとツラいので2個にしておくことにしたのです。



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 小雨の中をバスでフェリーターミナルに向かいました。

フェリーターミナルは上海の初日に乗ることになるとは思わずに歩いて来たことがありましたので、まずチケット販売をやってそうな駐車場に面したオフィスに行ってみたら英語も日本語も理解しないおばさんが出てきて、中国語でターミナルの中でと身振りで教えてくれました。それでセキュリティとケミカルチェックを受けてから中に入ってみたら、ようやく日本語を理解するお兄さんがいて発券手続きをやってくれました。今回のフェリーは2等の安い大部屋の1年間オープンの往復チケットが1950元で、それに「燃料油価格変動調整金」が往復で200元かかりましたので合計は2150元(約30100円)でした。今日のヤフーファイナンスのレートで計算すると3万円を切っていますので、片道15000円ということになります。

30元(約420円)のターミナル使用料というのを払わされてからプラスチック製のボーディングパスを受け取って中国出国となるのですが、今回もまったくスムーズなものでした。なぜか2度目の荷物のX線のチェックを受けて、エレベーターで上に上がるようでしたから、歩行者用のブリッジを歩いて乗船になると思っていたらバスが待っていました。後で理解できたのですが、ターミナルの近くには豪華客船が2隻停泊していて、我々が乗るフェリーは離れた場所に泊められていたのでした。



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 フェリーの出航は予定よりも30分ほど遅れました。

コンテナなどの荷物の積み込み作業に時間がかかったのかもしれませんが、そのくらいの遅れは2泊3日の長旅の中では外洋でスピードを上げることで問題なく取り返すことができるのでしょう。フェリーは水先案内の小型船の後をゆっくりと追って狭い川を下り、広い揚子江に出ました。12時を過ぎましたのでランチにすることにしたのですが、まずは昨晩と今朝に買い込んでいた軽食で済ませることにしました。

今朝は気温が低かったので、昨晩コンビニで2.80元(約39円)で購入しておいたサントリーのビールはまだ飲み頃に冷えていましたし、宿の近くのパン屋で先ほど3元(約42円)で買ったトーストにベーコンと玉子が乗ったヤツは美味しゅうございました。しかし昨晩カルフールで買った中国風の中身が入っていない2元(約28円)の揚げパンは風味が落ちていてダメでした。船に電子レンジでもあれば加熱して少しはマシにできたかもですが、食堂に行って頼む気にはなれなかったので我慢してビールで胃袋に流し込んでしまいました。やはり無難にコンビニの2.50元(約35円)のおにぎりにしておけば良かったですよ。フェリーターミナルにはローソンもファミリーマートの支店もありましたのでね。



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 昼食後に数ヶ月ぶりに湯船に浸りました。

旅行中はほとんどシャワーばかりでしたので、海を見ながらの風呂は極楽気分でした。上海と関西を結ぶ船は今回の蘇州号という船と鑑真号と2隻が週に1便づつ就航しているのですが、蘇州号の方にだけ風呂があるということも私が帰国を早めて乗ることにした理由のひとつだったのです。

久しぶりに風呂に入ってリラックスできましたので風呂上りのビールでもと思いましたが、船内のレストランでは中国製の青島ビールの大瓶でさえ250円もしちゃいましたので止めておきました。日本の感覚だと高くないのでしょうが、カルフールあたりの安売りの時期だと3元?4元、つまり50円前後で買えるビールが5倍ほどになっていましたのでね。



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 船の夕食時間は17時から19時30分と早めでした。

あまり空腹じゃ無かったのですが、カップ麺という気分でも無かったので19時頃にレストランに行ってみました。440円の本日の定食はあまりそそられる内容じゃ無かったので400円の中華丼を注文してみたのですが、これがちょっと残念な味でした。中国人の料理人が作る中華丼ならマシかなと思ったのですが、昭和時代の大学の学食並みのチープな味だったのです。

船のレストランには中国人の客はほとんどやってこないのですが、その理由は値段の高さだけでは無いことを理解できました。おそらく口コミで悪い評判が知れ渡っているのでしょう。もちろん船酔いして食欲が無い乗客も多かったみたいですが、中国人の乗客は4食分の食料を持ち込んでいるのでしょう。400円の中華丼には40円のサービス料まで請求されちゃいましたし、私もそうすれば良かったかなと少し後悔をしちゃいました。



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 船の売店にも万博のキャラクターが並んでいました。

上海を出航して「これでようやく青いキャラクターともオサラバできる」と思っていたのですが、船の中にまで進入してくるとはしつこいヤツですね。明後日の朝に大阪に到着したら見かけることは無くなると思うのですが、4月末の海外ニュースあたりでは再び見ることになり、その時に初めて名前を知ることになるかもしれません。もちろん今までも検索さえすれば名前はすぐに見つけることができたはずですが、自分にとって価値が無いものを検索する気にはなれなかったのです。

食後にヒマでしたのでラウンジでDVDを見ていたのですが、ラインナップが酷くてガッカリでした。1日に6本ほどが上映されているのですが、見たいと思うものは皆無でした。日本語のヤツは「盲導犬クレール」でしたし。最後の「Mr.ビーン」の短編集はそれなりに面白かったのでブログの文章を打ちながら見ていたのですが、船の従業員が自分たちの就寝時間になったらしくて途中で切られてしまいました。中国時間では22時くらいでしたが、つい数時間前に「これから先は日本時間になります」と船内放送があり、23時ということで終了となったのです。


‐‐追加情報‐‐

先ほど上海に留学中の学生さんと世間話をしている内に青いキャラクターの名前がわかってしまいました。「海の宝」という意味で「ハイバオ」というそうです。彼らの間ではその見た目から「コンドーム君」と呼ばれてるそうでした。(笑)



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(2010/03/23(火) 07:56)

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