新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 10ポンドの朝食と15ポンドのランチ、そして7ポンドの夕食の勝者は…
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 イスラエルとの1時間の時差のため早起きできました。

欧米はもとより日本人のダイバーにも人気の観光地であるダハブの朝は遅いのですが、昨晩の内にパンを買っておくのを忘れてしまいましたので、今日は久しぶりに朝食を食べるためにシンガポール人と近所のレストランに行ってみることにしました。エジプトは反ムバラクの民主化運動が世界に報道されたために、ダハブの観光客数は通常よりもかなり少ないみたいでした。それで交渉次第では定価からかなり値切ることができるという話でしたので頑張ってみました。

詳しい経緯は省きますが、メニューにあった価格の半分以下の10ポンド(約140円)でリゾート地らしい見た目の朝食を試すことができました。飲み物はコーヒーか紅茶が付いてるものだと思っていたら別料金ということでしたので、それだけが残念でした。まあコーヒーは出かける前に飲んでいましたので、問題は無かったのですけどね。



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 ダハブでは多くの飲食店がキレイな海に面しています。

この土産物屋や飲食店が集中しているゾーンは砂浜は少ないのですが、シュノーケリングやダイビングには向いてるようで人気のようです。午前中で気温は十分に上がりきってはいなかったのですが、1組の早起き組の欧米人たちが潜りを楽しんでいるようでした。この観光地の物価は競争が激しいカイロに比べると高いようですが、日米欧の先進国の半分以下の割安な料金でダイブできるようなのですが、私はまったく試す気にはなれません。

それというのも人の指図を受けるのが大嫌いな私は、専門知識を持つインストラクターからのものであっても自分の行動を制限されることを好まないのです。また海に潜るのに特別なライセンスが必要という業界の常識に関しても懐疑的です。ダイビング業界は「事故を未然に防ぐためには不可欠…」と簡単に結論付けてしまいそうですが、私は海にライセンスなんてものは不要で、自己責任で楽しめば良いのではという考えの持ち主です。ダハブの料金は安いといっても私には十分過ぎるくらいに高いものですしね。



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 ダハブでは節約家の私もミネラルウォーターを買いました。

これまでの中東の国では喉が渇いたら水道水を沸かしてコーヒーを淹れて飲んでいたのですが、ダハブの水は海岸の近くの井戸水を水源にしているようで、塩分濃度が高くてコーヒーを濃く淹れても誤魔化せないレベルのものなのです。それで仕方なく近所のスーパーマーケットという名の小さな店で標準的な1,5リットルのヤツを購入したのですが、2,50ポンド(35円)と微妙な値段でした。カイロの郊外の大型店なら半額くらいの類似品を売っていそうですけどね。

ちなみにこの古そうな看板はダハブにやってきた観光客の半数が記念に撮影しているだろうと考えられるもので、ラクダと馬を海で洗うことを禁止しているようです。私はイスラエルとの国境近くの過疎地域のビーチでラクダを海に入れているのを見かけましたが、観光地に迷惑な「落し物」をしていきそうな大型動物はここには連れてくるなということなのでしょう。草食動物ですから落し物の匂いはヒドくないと思うのですが、量がムチャ多そうですからね。(笑)



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 ランチは今朝と同じ店で食べることになってしまいました。

魚が美味しいという評判を聞いて3軒先のレストランに行ってみたら値段交渉で折り合わず、次の店でも希望価格までは下げてくれなかったのです。それで朝食を試した店の前にやってきたら、店主が我々が2軒のライバル店で妥協しなかったのを遠くから見ていたためか、希望価格の15ポンド(約210円)で妥協してくれました。イスラエルのエイラットではピザ1切れの値段ですから、戦勝国と敗戦国の格差を思い知らされました。もちろんこの低価格の理由は民主化運動の影響で客数が少ないというのが最大の理由でしょうが。

値段交渉には成功したものの、メインディッシュが貧弱だったりしたら最初の店で妥協しておけば良かったと後悔しちゃうかもと心配していたのですが、うやうやしく運ばれてきた料理は質も量もまったく問題が無いものでした。簡単に説明しておくと、まずレモンたっぷりのウェルカムドリンク、そして6種類のホムスなどのディップ類とピタパン、メインの白身魚のグリルのプレート、そしてクレープとアイスクリームのデザートにハーブティーと文句の付けようが無いものだったのです。

また料理を食べ終える頃を見計らって数匹の猫がやってきて、「もうお腹いっぱいになったはずだから、そろそろ何かくれても良いのでは…」といった目でこちらを見つめていました。中東の猫は魚より鶏の方が好みだというのはわかっていましたので、同行したシンガポール人の皿からわずかに肉が残った骨の部分を差し出してみたら、バリバリと噛み砕いて全部食べてしまいました。日本の猫なら「骨にゃんか食べられにゃい!」と怒り出しそうですが、こちらの猫たちは敗戦後を生き抜いてきたためかワイルドです。(笑)



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 ダハブの町ではあちこちで猫たちを見かけます。

この黒猫は広場に面した土産物屋の「パピルス」という店の前を縄張りにしているようですが、これまでの中東各国の猫たちと違って人間を恐れていませんでした。ここは欧米人が多い観光地ですから、いろんな人の目があるのでいじめられることが無いので安全なのでしょう。ここに座っていれば観光客から頭や背中を撫でてもらえて、運が良ければ何か食べ物ももらえそうですしね。

私は久しぶりにシナイ半島にやってきて、この土産物屋のデザインのようにおバカな観光客にアピールするようなものが激増していたことにガッカリしていたのですが、この猫たちと割安な料金でかなり救われました。日本では自粛ムードが続いているようですし、エジプトは危ないのではと渡航先のリストから外される傾向が強いのかもしれませんが、私はその心配は無いと思っています。割高だったイスラエルからやってきて安く感じたためもあるのですが、エジプトはボラれさえされなければ基本的に悪くない国だと思います。



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 夕食は宿で作っていただいた親子丼をいただきました。

ダイビング目的で長期滞在されている旅行者は割安であっても外食に飽きてしまうというのもあるのでしょうが、あちこちの国に寄りながらファラフェルやシュワルマばかり食べてきて和食が恋しいというのもあるのでしょう。私やシンガポール人もキッチンがある宿では米を炊いたり、インドネシア製のインスタントラーメンを作って食べたりと工夫してきましたが、ダハブでは宿では材料費を払うだけで美味しい料理を出していただけるので助かります。

ちなみに今日の鶏肉たっぷりの親子丼は玉ねぎとピーマンとやや変わった組み合わせでしたが、キノコ類や絹さやなどは入手困難ですのであきらめるしかないのです。まあ材料費は1人あたり7ポンド(約98円)と安かったですし、近所の酒屋で買ったビールも5,50ポンド(約77円)でしたから不満があるはずないのですけどね。ちなみに日本人にとっては重要な米の品質なのですが、1kg4,50ポンド(約63円)で購入できるエジプト産の米が悪くないのです。宿の料理担当者が毎日のように鍋で炊いていて火加減を熟知されているということもあるのでしょうが、今日の勝者はいちばん安かった夕食というのが私とシンガポール人との共通意見でした。



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(2011/04/19(火) 23:59)

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