新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 1000回以上は越えた中でかなりアホらしい部類の国境では…
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 いよいよ中国から脱出できる日になりました。

早朝に最後のメールチェックなどを済ませ、お世話になった二連の宿のおばさんに別れを告げてバスターミナルへと急ぎました。ネットの情報では二連の駅前から国境までは3kmほどしかないのに歩いての国境通過は認められていなく、100元のジープか40元のバスしか選択肢が無いということでしたし、モンゴルの出入国管理事務所はランチタイムは休みだということでしたので、9時前には二連駅から2ブロックほど北のバスターミナルに到着しました。

早朝でしたので荷物のX線検査も無く、行列に並ぶことなく2つの出入国管理事務所を通過してモンゴル側の鉄道駅まで行く国際バスのチケットを購入できたのですが、値段は50元に値上がりしていて出発は13:30でした。「そんなことなら宿でのんびりネットで参院選の様子でもチェックしてりゃ良かったな…」と後悔したのですが、後の祭りでした。バスターミナルの周辺の様子を見て回っても時間が余りますので、荷物を待合室に置いて二連の街を散策することにしました。ノートPCの入ったバッグを待合室に置いていくのは躊躇したのですが、モンゴル人たちはバスの乗り口に順番に荷物を並べていましたので安全そうでしたからね。




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 モンゴルに向かう前に少し買い物をしておくことに。

国土が日本の4倍もあるというのに人口は300万にも届かないという過疎の国ですので、自国で生産している製品は少なくて割高な状況に変わりは無いと思えたのです。ネットの情報によりますと韓国製品が増えているということでしたが、6月に行ってきたばかりですので食べたいものは無いですし。街の南寄りに値段表記があるわりと大きめのスーパーがありましたので、ビールとインスタントラーメンと真空パックのゆで卵などを購入しておきました。

上手い具合に中国元のコインを使い切って、早めにランチを食べて気がかりなバッグの様子を見に行こうとバスターミナルに向かって歩いていたら、二連でいちばん目立つ2棟の高層ビルの下層部分がモールになっているに気がつきました。モールマニアとしてはこんな田舎町でKFCがテナントになっているような商業施設に出会えたことに感謝したのですが、残念ながら中身は単なる田舎モールでしたのでガッカリでした。まあ国境の街を利用するモンゴル人が相手のモールですので、それで充分なのでしょうが。




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 モールの外に大型バイクが並んでいました。

KFCでランチを終えたらしいライダーたちが荷物のくくりつけ作業をやっていましたので声をかけてみたら、マレーシアから1ヶ月かけてやってきたということでした。その中の1人は英語以外に日本語も話すことができましたので話が盛り上がり、次はウランバートルで会えるかもねと言って記念撮影して別れました。

私は何時間も待ってバスに乗って国境を通過するわけですが、彼らは好きな時に「じゃあそろそろ越えちゃおうか!」と気分で決めることができるので羨ましい限りです。私は何度かアメリカとカナダの国境やヨーロッパに国境があった時代にレンタカーでそうやって気軽に越えたものですが、なんとも今日の国境はアホらしいと思えて仕方がありません。まあ中国もモンゴルも共産国の名残りが強い国ですから改善される可能性は少ないのでしょう。普通の日本人旅行者なら成田から5時間ほどで行くことができる国に北京から3泊4日で行くことなんて想像もできないでしょうけどね。(笑)




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 ランチを終えてバスターミナルへ急ぎました。

荷物が無事なことを確認して、なぜか国内用の待合室にしかなかった給湯器を利用してコーヒーを飲んでいたのですが、私の斜め前に座っていたモンゴル衣装のおばさんが日本の国民的な猫キャラのバッグを使っていることに驚かされました。娘か孫が使わなくなったバッグを「もったいないじゃないか…」と使っているのでしょうが、キティちゃんの世界的な人気を裏付けるものだと思います。

熊本では人気者のくまモンは韓国や中国では見かけることがありませんでしたし、おそらくモンゴルでは日本への留学経験者以外は誰も知らないでしょう。もちろんキティやドラえもんは海外で定着するまでに20年くらいはかかっているのでしょうが、くまモンは先輩たちと肩を並べるようになることは無いと思います。




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 国際バスは定刻にバスターミナルを出発しました。

早朝には10個くらいだった荷物の列が長く伸びて乗客数の多さを実感できたのですが、結局バス4台に分かれて最初の中国国境に向かうことになりました。国際バスは最初にインテリア店が集まる郊外の卸売り団地の奥にあった検疫所みたいな建物に寄り、次は出入国管理事務所の手前で停めて事務手続きをしていたのですが、その度に運転手がエンジンを切るので窓が開かない構造のバスの中は蒸し風呂状態になってかなり不快でした。

これは運転手を待っている間に暑さに耐えかねて降りた時に北の中国の出入国管理事務所を撮影したのですが。反対側の南側を振り返ったら、先ほどマレーシア人たちと記念撮影した高層ビルが近くに見えました。この仰々しい建物の入り口には一度も使われたことが無さそうなバス停があったのですが、他の国境と同じように歩いて越えることができたらと考えてしまいました。

ようやく運転手が戻ってきたのでバスに乗り込み、500mほど走ってから建物の近くで降ろされたのですが、そこでなぜか5元を支払って領収書を受け取らなければなりませんでした。その用紙は中国を出る時のイミグレで回収されましたので何かの手数料なのでしょうが、中国側の悪い役人が海外旅行の時に空港使用税を払った時に「これって二連でも導入できるじゃないか!」と閃いたのでしょう。国境通過に割高なジープかバスを使わなければならないのもバックマージン目当てじゃないかと疑ってしまいました。




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 中国側もモンゴル側もイミグレは簡単でした。

時間だけはべらぼうにかかったのですが、バスの下部に入れておいた荷物を乗客たちが運んで審査を待つなんてこともなかったので楽でした。「モンゴルからの帰りは乗り換え無しの国際列車にしようかな…」と考えたのですが、出入国審査は楽になるはずですが、今度はレール幅が違うために車輪の交換で数時間待つことになりますのでアホらしいなと却下することに。ウランバートル空港にもLCCが飛んでくれれば良いのですけどねぇ…

モンゴル側のイミグレを何の質問も無く抜けたところに小さな両替所がありましたが、やはり田舎ですから日本円の両替はできませんでした。食料は二連で購入済みですので今晩の夜行列車に乗れる分だけあれば良いので200元だけ換えておくことにしたのですが、47800トゥグルグになりました。これだけあれば仮に今晩の列車が満席で乗れなくても安い宿に泊まることができますし、数回の食事にも困らないはずですので安心です。




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 国際バスは我々を駅前まで運んでくれました。

クラシックな雰囲気の駅舎は使われていなくて、隣の黒いカーテンウォールのビルの2階に列車のチケット売り場がありました。たまたま短い列に英語を理解するモンゴル人女性がいたので今晩の夜行列車の寝台チケットを購入するのは簡単でしたが、希望していた安い3段ベッドは売り切れでしたので2段ベッドのコンパートメントになりました。値段は27300トゥグルグ(約1833円)と安くはなかったのですが、17:30に出発して翌朝の9:30到着と長丁場ですのでガマンするしかありませんでした。

駅周辺には何も見るものも買うものも無かったので駅のホームで爪を切ったりしながら時間をつぶして長い列車に乗り込んだのですが、久しぶりのロシア製の列車は新鮮でした。私の個室の残りの3人は品が良いモンゴル人の親子でしたが、23歳だという息子が簡単な英単語を知ってた上に液晶が小さい携帯電話でも辞書機能が付いていましたので助かりました。父親は喫煙者でしたが、ちゃんと廊下に出てから吸ってくれましたしね。

モンゴル人たちにとっては見飽きた大草原の景色でも私にとっては久しぶりの大パノラマでしたので窓側に陣取らされもらって夕暮れの景色を楽しんだのですが、ちょうど地平線に太陽が沈む頃に検札がやってきたのにはガッカリさせられました。まあ今日は地平線に少し雲があったので絶景とはならなかったのですが、ちょうど満月でしたので日没と反対側からの月の出を見ることができてラッキーでした。東側の地平線にも少し雲があったのですが、満月の中の列車移動というのはなかなか趣きがありますからね。




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(2013/07/22(月) 23:59)

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