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   新タイトル模索中…(新・北海道田園生活)
   新宿から移り住んだ札幌近郊での様々な出来事のブログの続編だったのですが、それも2007年10月に引き上げたので4年で終わりとなりました。次の住処が決まるまでタイトルも決められない「流浪のブログ」となります。
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ワケあって2007年秋まで北海道でのんびりと暮らすことになりました。客観的に見た北海道の話題と、家庭菜園や料理などの個人的な興味、さらにテレビやネットについて気になってることなどをテキトーにアップして

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 4000トゥグルグ払ってウランバートルで久しぶりに観た映画は…
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 モンゴル滞在も残りわずかになりました。

街の中心部はほぼ見終えた感じがしましたので、昨年末に予告編を見てから楽しみにしていた「モンスターズ・ユニバーシティ」を観に行くことにしたのです。ネットで検索しても何時から始まるかわからなかったので、10時前にゲストハウスの近くのチンギス劇場に行ってみたのですが、11:40からでしたのでガッカリでした。それまでアホみたいに待ってる気になれませんでしたので、24日に時間が合わなくてあきらめたウルグー劇場に行ってみることに。

30分歩いて到着してみたら上手い具合に11時からの上映でしたので4000トゥグルグ(約272円)払って入場したのですが、金曜日の午前中だったためか恐れていた子供は少なくてホッとしました。入口でスーパーのレシートのような入場券を渡したら3Dグラスを手渡されたのですが、なんと3D版の上映でした。午前中なのに半額になってなかったのでガッカリしていたのですが、3D作品を300円以下で観ることができたのは喜ぶべきことかもしれません。

ピクサーの作品群の中で最も好きな「モンスターズ・インク」の続編で、マイクとサリーの大学時代を舞台にしたということでしたので期待していたのですが、本編の前の「ブルー・アンブレラ」という短編と共にたいへん楽しむことができました。前作で憎まれ役を好演していたランドール・ボッグスも良かったのですが、新キャラの厳格なハードスクラブル学長も素晴らしかったですし。声優さんは誰なのかエンドロールをチェックしてみたらヘレン・ミレンでした!




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 映画を観終えたら13時前になっていました。

モンゴル滞在も残りわずかですから何かまだ口にしていないローカルフードを探すことにしたのですが、安そうな店だと料理の写真がなかったりして店を決めるのに時間がかかりました。ようやく雰囲気がちょうど良さそうな食堂がありましたので、映画と同じ4000トゥグルグ(約272円)の焼きそば風なものを試してみることに。

レジでお金を払って待っていたら目の前に大盛りの料理が運ばれてきたのですが、ドッキリカメラかと疑うほどの量でした。懐かしい味で最初のうちはそれなりに美味しく食べることができたのですが、半分を過ぎたあたりから苦しくなってきました。私は自分が頼んだ料理は不味くても残さない主義ですので頑張って完食したのですが、今晩の夕食はいらないかなと思うほどでした。




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 食後に街の中心部でゲルを見かけました。

高層住宅がガンガン建設中のウランバートルですが、まだゲルに住んでいる人が多いという話は聞いていたのですが、街の中心部で見かけることは稀なのです。周辺は普通の住宅なのに1軒だけ広々とした敷地に特注と思われるゲルを連結したタイプのものが置いてあったのですが、この辺りの有力者の家なのかもしれません。自動車もトヨタのピックアップなどが3台ほど停まっていましたしね。

もし今後もモンゴルの経済成長が続くとすれば、この豪邸は分解されて郊外に移築されることになるのかもしれません。跡地にはあっという間に高層住宅が建ち並び、近所の人も街の中心部にゲルがあったことなどすぐに忘れてしまうのでしょう。もしも中国のバブルが崩壊してモンゴルがその影響を強く受けるようなことがあれば、この牧歌的な景色はしばらく残ることになるかもですが。




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 喉が渇いたのでアイスを食べることにしました。

ウランバートル中心部のスーパーでは韓国製のアイスクリームが幅を利かせているのですが、元々モンゴルはロシアの文化圏でしたので今回の旅行中に久しぶりにロシアっぽいアイスを食べることを楽しみにしていたのです。以前は30円もしなかったと思いますが、好景気のために値上がりしていて1000トゥグルグ(約68円)もしましたが誘惑に負けて購入しちゃいました。

剥がした紙を捨てる前に舐めてみて違和感があったのですが、どこか以前に毎日のように食べていたものと微妙に違いましたのでガッカリでした。美味しくないわけじゃないのですが、また食べたいと思うような味では無かったのです。私が過去の記憶を知らないうちに美化しちゃっているのかもしれませんが、原材料の入手先を変えたんじゃないでしょうか。アイスクリーム会社が韓国企業あたりに買収されて原料の質を落としてるということも考えられますけどね。




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 夕方から街の東側を探検してみることにしました。

まずは国会議事堂の横を北上して「METRO MALL」という中規模モールをチェックして、中国大使館の辺りから東に向かってひたすら歩き続けました。川を渡ろうとしたら「SKY」という名前のデパートが見えましたのでチェックしてみることに。概観はかなり巨大に見えましたので期待したのですが、残念ながら中身はスーパーに毛が生えた程度のものでしかありませんでした。

デパートの目の前には100万都市だとは信じられない自然の小川が流れていましたが、駐車場は奥に立体でも作って水辺のカフェを整備すれば良いのにと思いました。まあモンゴル人にとっては自然の小川はありきたりのもので、それをウリにすることはできないと考えているのでしょうけどね。小川にはゴミが不当投棄されていましたが、良い環境が末永く保存されることを期待したいものです。




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 帰りに何かの撮影現場に遭遇しました。

クレーンカメラで建物から出てくるマッチョな主人公が自動車に乗り込んで出発するまでのシーンを撮りたいようでしたが、監督さんがアングルを決めかねていたようです。人口300万規模の国のドラマの撮影ですから「適当でいいんじゃないの…」と見物していた私は思ったのですが、作品作りへの情熱はどこでも同じなのかもしれません。しかしスタイリストさんやケーブルさばきのアシスタントの動きなど日本の現場と雰囲気がソックリでしたが、もしかしたら日本の専門学校に留学経験があるのかもしれません。

かつての日本の高度成長期のように映像制作の仕事の依頼はたくさんあって忙しいと思いますが、その命運も中国が握っているということなのでしょう。もしも彼らが日本に留学経験があって日本語を流暢に喋ることができるとしても、中国バブルの崩壊の影響は日本だって大きいでしょうから期待できないでしょう。ロシア語を喋れた方が将来に活路を見出せるかもですが、最近の若いモンゴル人は欧米やアジア志向みたいですからどうなのでしょうね。




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 夏のモンゴルは夕暮れが遅いのです。

これは19時過ぎに撮影したものですが、まだ太陽が沈むまでには1時間以上ありそうでした。会社帰りのビジネスマンや夕食後の散歩の家族連れなどで高級ブランドが入った高層ビルの前の公園が賑わっていたのですが、私が面白いと思ったのが電動の子供用の遊具でした。乗った子供が自分で運転するのでは無く、同行してる親や兄弟がリモコンで追いかけて操縦しているのです。つまり田宮のプラモデルのラジコンカーを10倍くらいに大きくしたようなものでしたが、ウランバートルのあちこちの広場で見かけますので、専門のレンタル業者がいるのでしょう。

まだ何もわからないような幼児を乗せて親がスマートフォンで撮影して喜んでいる様子は見ていて微笑ましいのですが、リモコンの電波なんて周波数が限られるでしょうから混線してコントロールできなくなったりしないか気になりました。まあたいしてスピードは出ない乗り物ですから、正面衝突したって怪我はしないかもしれませんけどね。しかしラジオライフの愛読者ならリモコンの周波数を特定できて、より強力な電波で操縦の主導権を握ることができそうです。つまり高層ビルの2階のカフェあたりから操縦して幼児が乗った玩具の自動車を池に突き落とすことができちゃうわけですが、そうなると怪我じゃ済まないことだってあり得ます。証拠が残らないので完全犯罪が成功するでしょうが、まあそんな誰の得にもならないことをするような悪人はいないでしょうけどね。




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(2013/07/26(金) 23:59)

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